あの暑い日からもうひと月ちかく経つ。WOWOWさんのDAY1ダイジェスト放送で、BABYMETALのGRASS STAGEでの熱いパフォーマンスを再確認できた。
ちなみに、自分が見ていた場所はPAの下手側の真横、このあたりw すぐそばで一番巨大なサークルピットが出現してしまったので外側にはじき出されたw もうもうと土煙が立ち上るw
それにしてもこの日のこの時刻は暑かった。ロッキン4日間で一番暑かったと思う。肌を刺すような日差しにSUさんもキツそう。
真っ黒なステージに寝そべったりしないといけない。YUIMOAもさぞかし熱かっただろうと思う。
MOAMETALが以前よりもなんだかふっくらして見える。
今回の放送を見て、上手側の前のほうにはかなり余裕があったことに気づいた。もっと前で見ればサークルピットを避けて快適に見れたのかもしれない。次回への反省点w
PS. BABYMETALの真裏、LAKE STAGEではBaseBallBearが出演していた。今回の放送で初めてどんな様子だったのかを確認できたのだが、超満員じゃないか!
BABYMETALにごっそり客が流れるって予想してたけど、ロキノン客にはBABYMETALに興味ないって人も多かったみたいだな。
小出がすごく暑くて辛そうに見えた。ドルオタ小出はBABYMETALのステージを見たかったんじゃないのかな。
サポートギターがひょっとして元ナンバーガールでbloodthirsty butchersの田渕ひさ子?!
調べてみたらやっぱり田渕ひさ子だった。
BaseBallBearは今年の春、リードギターの湯浅将平がツアー直前に失踪脱退。フルカワユタカがサポートに参加して急場をしのいでた…って聞いていた。
もう10年以上にわたってBBBを見て来たけど、今年は激動の年になってしまったな。
あと余談だが、ひょっとするとこのオーディエンスの中に本田翼がまぎれていた可能性がある。というのもインスタで今年も夏フェスに行っていたことを報告していたから。
たぶんロッキンじゃないかと。たぶんBBBじゃないかと。だが、手がかりがなさすぎて詳細は不明なまま。
2016年8月31日水曜日
2016年8月30日火曜日
くるくる鮨 Quruli Video Clips 1998-2004
2004年7月に出た「Quruli くるくる鮨 Video Clips 1998-2004 」DVD(ビクターエンタテインメント)を手に入れた。発売から12年、そこに250円であったので買ってしまった。
ゼロ年代、自分はスーパーカー、ナンバーガール、POLYSICSの音楽を聴き続けたわけだが、くるりが一番付き合いが長い気がする。
この1998年から2004年までのくるりMVを集めたDVDは今となってはキャリアのごく一部のMV集なわけだが、250円は安すぎる。見てやらないともったいない。
今回、「東京」から「花の水鉄砲」まで15曲のMVを通して見てみた。あれほどくるりを聴いていた自分だが、「ワールズエンド スーパーノヴァ」と「ロックンロール」を除いて、ほとんどが初めて見る映像だった。
楽曲は価値を失ってないが、2000年の「春風」はとても古く感じた。まるでカラオケ映像か空耳アワーのクオリティだった。赤羽の岩淵水門付近の風景が出てきて驚いた。
「東京」(1998)「虹」(1999)の岸田は若い。「青い空」(1999)では水着姿を披露してるのかよ!
「リバー」(2001)のMVは池のカメの映像が続いて「え?」って思った。
「ワンダーフォーゲル」(2000)のMVってこんなんだったのか!手作り感あふれすぎ。狙ったにしても、楽曲の価値に対して不釣合いにチープすぎ。
一転して「ばらの花」(2001)はMVっぽくて見ていて安心するw
まさみの好きな「ハイウェイ」(2003)には妻夫木聡が出演。
最後に切り貼りしたレコーディング風景がドキュメンタリーとして漫然と収められている。
PS. ちなみに、岸田繁は京都人にしてカープファン。
ゼロ年代、自分はスーパーカー、ナンバーガール、POLYSICSの音楽を聴き続けたわけだが、くるりが一番付き合いが長い気がする。
この1998年から2004年までのくるりMVを集めたDVDは今となってはキャリアのごく一部のMV集なわけだが、250円は安すぎる。見てやらないともったいない。
今回、「東京」から「花の水鉄砲」まで15曲のMVを通して見てみた。あれほどくるりを聴いていた自分だが、「ワールズエンド スーパーノヴァ」と「ロックンロール」を除いて、ほとんどが初めて見る映像だった。
楽曲は価値を失ってないが、2000年の「春風」はとても古く感じた。まるでカラオケ映像か空耳アワーのクオリティだった。赤羽の岩淵水門付近の風景が出てきて驚いた。
「東京」(1998)「虹」(1999)の岸田は若い。「青い空」(1999)では水着姿を披露してるのかよ!
「リバー」(2001)のMVは池のカメの映像が続いて「え?」って思った。
「ワンダーフォーゲル」(2000)のMVってこんなんだったのか!手作り感あふれすぎ。狙ったにしても、楽曲の価値に対して不釣合いにチープすぎ。
一転して「ばらの花」(2001)はMVっぽくて見ていて安心するw
まさみの好きな「ハイウェイ」(2003)には妻夫木聡が出演。
最後に切り貼りしたレコーディング風景がドキュメンタリーとして漫然と収められている。
PS. ちなみに、岸田繁は京都人にしてカープファン。
自分はここ数年まったく野球を見たことないけど、今年は広島カープが優勝を狙えるほど好調らしい。
2016年8月29日月曜日
乃木坂46 「真夏の全国ツアー2016 ~4th YEAR BIRTHDAY LIVE~」DAY1
というわけで、今年に入ってずっと自分の中で話題の中心だった乃木坂46の神宮球場ライブに出かけてしまった。
もちろん自分にとって初めての乃木坂。
これまで握手に行ったこともないし、CDもまともに買ったことがない。ライブ映像すらろくに見たことないままライブコンサートに参加w
自分は友人を通じて手に入れたのでそのへんはよくわからないのだが、モバイル会員に登録して取ったっぽい。 熱心なファンでもいけない人が多いというのに、こんな新参な自分が行ってしまって申し訳ない。
おそらくコンサートでやる楽曲の半分はわかるのではないか?と考えていた。実際その通りだった。乃木坂はまだまだ知らない曲が多い。そして、いろんなことに驚いた!
自分はアイドルコンサートっていうと、これまでPerfume、ベイビーレイズしか行ったことがない。どちらかというとROCKばかりに偏重していたので、大人数アイドルのライブコンサートは完全アウェイ。
自分がまったく見たことのないタイプのオーディエンスが大集結していた。女の子も予想よりも多かった。「君の名は希望」コス、「さゆりんご軍団」コスの女の子を見たw
物販には興味がなかったので並ばない。絵画館の大行列を横目に見てさっさと神宮球場へ。自分たちは何も乃木坂グッズを持っていない。まったくの普段着で行った。
入場で金属探知検査もするって聞いていて、事前にどれくらい時間がかかるか不明だったので2時ちょっとすぎには入場。
神宮球場に行くの、10年ぶりぐらい。たぶんヤクルト-広島戦以来。
台風10号接近中の関東。自分はなるべく雨具の準備をしない性質。一か八かでまったく雨具を用意していかなったw 結果、帰りにわりと強い雨に降られた。ま、この季節は雨に降られて濡れようが大したことにはならない。
では、ライブの感想。乃木坂って本当にいたんだ!って感動したw
影アナで白石と松村が諸注意。「松村、お誕生日おめでとう!」
開演16時を前にカウントダウンがスタート。ずっと体調不良で今年の夏のツアーを欠席していた桜井が元気に復帰。舞台裏でひとりずつマイクを取ってステージへ向かっていく映像が良い。桜井の「はじまるよー」でOVERTUREが流れる。
デビュー曲「ぐるぐるカーテン」を、生田、生駒、星野が当時の衣装で愛らしく歌う。生田「じんぐうー!盛り上がっていくぞー!」 黒髪の生田さんがキレイ。
ライブだとみんなアイラインが濃くて、照明のせいもあるかもしれないけど、巨大スクリーンに映し出されるアップの顔がみんな悉く美人!
生駒が凛々しい!やっぱり生駒は人と何かが違う存在感。
曲のタイトルと歌詞が映し出されるのってわかりやすくていい!
だが、大人数がそれぞれのメインステージ、センターステージ、バックネットステージ、花道でそれぞれわさわさと動いて歌ってると、一体どこを見ていいのかわからん!
「白い雲に乗って」が終わると「幕張宣言」のときの映像、中田花奈のインタビュー映像VTRが流れる。初めて1位をとった曲ということで想い出深い1曲。「話が長い」とつっこみテロップが出て笑いが起こる。
「おいでシャンプー」の衣装はスタジアムの観衆に対して保護色みたいになっていた。なんかミノカサゴみたいに見えた。
橋本奈々未は今回の神宮ファイナルの直前にぎっくり腰をやってしまったことについて語った。「なんとか間に合うように仕上げた」とのこと。「今日はトロい動きしかできない」らしい。
桜井「復活しましたー!」には大声援が飛んだ。「生駒ちゃんのいい仕切り」を褒める。「3日間で112曲やる!楽しんでいきましょう~!」
「狼に口笛を」ではセンターステージがドーナツのようになったりウェディングケーキのように変化し回転。真ん中に生駒が浮上。生駒にソロ曲があったって知らなかった。なんか80年代っぽい歌謡曲。「時をかける少女」っぽかった。正直いってそれほど上手ってわけじゃ…。
中田の仕切りでMC。2ndシングルの思い出話へ。
ひめたんは「狼に口笛を」が初めていただいたMVだったので強い印象に残っているそうだ。今日の衣装もそのとき着ていたものだという。
飛鳥は「4年前の当時は中学生だったのでよく覚えていない」とのこと。「ハウス!はすげえアイドルアイドルしてんな…」と思ったそうだが、今では「こんな盛り上がる曲が2ndシングルにあるんだ。ハウス!結構好き。」ってフォロー。「しょうがないから言ってあげるけど、好き♥」w
3rdシングルに突入する前に、大分での名刺くばりの映像VTRが流れた。
「走れ!Bicycle」のときに時計は17時になっていた。山車がバックスクリーン側から動き出した。
「人はなぜ走るのか」では「!?」っていう一人乗りの山車が登場。こんなの初めて見た!まるで紫色のキン斗雲みたいだった。
事前に予想できていたことだが、周囲の若い男たちのコールと盛り上がりっぷりがすごかった。完全にアウェイだった。
この時間はまだ雨が降り出してなくて蒸し暑かった。斎藤ちはるが汗びっしょりで美人だった。まりかもひなちまもすごい美少女だった。「音が出ないギター」で映し出された桜井が美人すぎた。
4thシングル突入前VTRでは秋元真夏の初選抜→八福神のときの違和感に触れるw
白石と高山が「WHITE HIGH」として登場。自分はこんなユニットがあったって初めて知った。松村がアコギを持って登場するときに何かをぶつけたらしくてやりなおしw 松村とろってぃーがギターを弾いた。松村がリードギター。ろってぃーがリズムギター?!
この「渋谷ブルース」のとき雨が強く降り出した。とはいっても1mm~3mm程度。会場全体がわさわさとカッパの準備の追われて少し集中力を欠いた時間になってしまった。
「ここじゃないどこか」「やさしさなら間に合ってる」でメンバーが雨に打たれているというのに、ファンがかっぱを着ている光景はROCKじゃないな…って感じてた。自分は雨に対してなにも対処しなかった。高山と伊藤純奈がとても美人に見えた。
「制服のマネキン」の前にセーラー服ダンスを披露するダンステクノ、エレクトロニカっぽい曲が流れた。この曲は何?自分にはよくわからない。
「制服のマネキン」ではこの日初めて花火爆破!炎が上がった!
新内は「制服のマネキン」のときが就職活動中。「乃木坂のオーディションにもエントリー」したという。
鈴木絢音は「自分って普通だなって思ってた」「人生を刺激とリスクにさらしたい」と思ったという。
ゆったんは「専門学校に行こうとしてた前日が乃木坂オーディション」、れなちは「母が勝手に応募」。
ろってぃーは「子どもの頃から人前で歌いたかった」「自分から受けました!」。
中田は「アイドルオタクなんですよ。これからアイドルになる子を見に行くつもりだった」「自分がアイドルになるってのもアリなんだなって」気づいたという。それが乃木坂に入った少女たちそれぞれの理由。
次に新人アイドルが登場!ということだったのだが、これはソフトバンクのCMに登場したGIGA200という白いモコモコした衣装のアイドルグループだった。自分はこのCMがあまり好きじゃなくてそれほどチェックしなかった。
ちなみに、GIGA200が登場するときに流れたクラシック音楽はR.Strauss作曲の「Also sprach Zarathustra」w
「なぞの落書き」でのあしゅのセーラー服が天使すぎた。眩しすぎた。
生田ピアノでの「あなたのために弾きたい」では場内が黄色に、西野の「ひとりよがり」では緑に染まった。
乃木坂ペンライトはほぼ100%の普及率だったように見えた。自分たちは買ってないし持ってないけど。このグッズはアイドルコンサートには欠かせないアイテムのようだ。
初代センター生駒里奈のVTRが流れた。ナレーションは情熱大陸の人w 「生駒には予想できなかった。この曲で紅白に初出場することを」で初日最後の曲「君の名は希望」。
この曲こそが自分が乃木坂を発見した曲。映画「悲しみの忘れ方」と同じように、あの箇所でパウゼして花火が上がる。絶句した。感動のあまり泣いた。歌ってるメンバーたちの目も潤んでいたように見えた。
この日は雨の中で美少女たちが歌い踊るという、かなり良い映像が収録できたのでは?と思う。
アンコール1曲目「ガールズルール」では、我々のいた三塁側スタンド通路12ゲート付近から一人乗り用山車がスタート。おかげで飛鳥と西野を1.5メートルぐらいの距離で見れた。ふたりともどんでもないレベルの美少女だった。天使だった。白い肌がマイセンの陶磁器のようだったし、白桃のような瑞々しさだったw 西野「じんぐぅー、雨なんかに負けんなー!」w
「夏のFree&Easy」では一塁側から回ってきた山車が到着。まいやんと生田さんが至近距離で見れた。完全に天使だった。超絶カワイイとはこのことだと思った。
「太陽ノック」で、生田「ここに来て大量の雨ですが、楽しんじゃってください!」。高山「雨ですね…、アメージング!」
橋本は腰の具合が心配したほどには悪くなかった様子。「この分だと明日、明後日も出られそう。」
そして、佐々木琴子のバースデーをオーディエンス全員で祝う。琴子はもう18歳になったのか!
松村の誕生日も祝う。松村は24歳になった!
雨に濡れた齋藤飛鳥が美しかった。「野外ライブっぽさが出てよかった!」「やっぱり私はアノ曲をやらないと」ということで最後を最新シングル「裸足でSummer」で締めくくった。ほとんどの客がネームタオル掲げてる風景は壮観。
終演後はさらに雨が強くなった。規制退場中だったのだが雨具を持ってこなかった自分は通路に逃げ込んで、そのまま帰路についた。
いやあ、ずっと動画と写真の中にしか存在しないと思っていた乃木坂46が本当にそこにいるって感じられて感動した。このライブコンサートはずっと忘れないのではないかと思う。
自分は今年の2月ごろから乃木坂ファンだが、今回の神宮公演に行けたことで初めて乃木坂の活動支援のようなことができたかと思う。まだまだ乃木坂への興味は尽きない。
乃木坂46「乃木坂46 真夏の全国ツアー2016 ~4th YEAR BIRTHDAY LIVE~」DAY1 8月28日(日)セットリスト
00.overture
01.ぐるぐるカーテン
02.会いたかったかもしれない
03.左胸の勇気
04.失いたくないから
05.乃木坂の詩
06.白い雲に乗って
07.おいでシャンプー
08.ハウス!
09.心の薬
10.偶然を言い訳にして
11.狼に口笛を
12.水玉模様(生駒里奈)
13.走れ!Bicycle
14.人はなぜ走るのか
15.涙がまだ悲しみだった頃
16.音が出ないギター
17.海流の島よ
18.せっかちなかたつむり
19.渋谷ブルース
20.ここじゃないどこか
21.やさしさなら間に合ってる
22.制服のマネキン
23.指望遠鏡
24.春のメロディー
25.200ギガあげちゃう(GIGA200)
26.なぞの落書き
27.傾斜する
28.誰かは味方
29.僕がいる場所
30. あなたのために弾きたい(生田絵梨花)
31.革命の馬
32.ひとりよがり(西野七瀬)
33.自由の彼方
34.ロマンティックいか焼き
35.シャキイズム
36.サイコキネシスの可能性
37.でこぴん
38.13日の金曜日
39.君の名は希望
アンコール
01.ガールズルール
02.夏のFree&Easy
03.太陽ノック
04.裸足でSummer
PS. 台風10号関東上陸の心配もあった今回のバースデーライブ。多くのファンの願いが叶って3日間開催できた。
だが、DAY2はステージに水たまりができるほどの土砂降り。脚にテーピングをしたメンバーもいたというから、いつも以上に体力を消耗したことだろうと思う。
雨に濡れる乃木坂の美少女たちが美しい~。西野が美しい。
生駒が思っていた以上に可愛い!
桜井が思っていた以上に美人!
白石は女神のレベル!
でもやっぱり自分は生田さん
衛藤さんも好き。衛藤さんといえば、乃木坂のラーメン店「まる彦」さんはこの3日間、特別体制で全国からやってくる乃木坂オタに対応。連日大盛況だった様子。
齋藤飛鳥の美しい涙にこちらももらい泣き。
あと、深川卒業後初の「ハルジオンが咲く頃」のセンターはなんと川後だったという話を聞いて、それだけで泣いた。
2016年8月28日日曜日
江戸川乱歩 「ペテン師と空気男」(昭和34年)
またまた江戸川乱歩を読んでみる。こんな本を見つけた。
「ペテン師と空気男」昭和30年代の作品5編を集めた1987年に春陽文庫から出た1冊。
自分の手に入れたものは1995年の第10刷。
「ペテン師と空気男」(桃源社 昭和34年11月)
登場人物は着物姿なので昭和初年以前が舞台っぽい。
「空気男」って何だ?
プラクティカル・ジョークって何だ?ようはつまり、いたずら。この男、今で言う「どっきり」みたいなことを見ず知らずの人に試して反応を見て楽しむことを趣味とする、有閑迷惑男w
友人として親しく接しているうちに、伊東の美しい妻・美耶子との関係が深まっていき、やがて…、というストーリー。
ユーモアとミステリー要素からなる作品だが、それほど有名でないのはあまり面白くもないからかもしれない。
「ペテン師と空気男」昭和30年代の作品5編を集めた1987年に春陽文庫から出た1冊。
自分の手に入れたものは1995年の第10刷。
「ペテン師と空気男」(桃源社 昭和34年11月)
登場人物は着物姿なので昭和初年以前が舞台っぽい。
「空気男」って何だ?
「私、野間五郎は青年時代から物忘れの大名であり、友人から、空気のようにたよりない男といわれ、そこから空気男というあだなが生まれていた。」毎日ブラブラと母親からの仕送りで暮らすブサイクで愚鈍なダメ男が、ある日きまぐれで静岡行きの汽車に目的もなく乗ってみると、そこでメフィストじみた黒服紳士と出会う。この男がプラクティカル・ジョークの名手・伊東錬太郎だった!
プラクティカル・ジョークって何だ?ようはつまり、いたずら。この男、今で言う「どっきり」みたいなことを見ず知らずの人に試して反応を見て楽しむことを趣味とする、有閑迷惑男w
友人として親しく接しているうちに、伊東の美しい妻・美耶子との関係が深まっていき、やがて…、というストーリー。
ユーモアとミステリー要素からなる作品だが、それほど有名でないのはあまり面白くもないからかもしれない。
まあぶっちゃけると、たいしてプランもないままダラダラと書き始めたらやっぱり駄作になってしまった…って感じがぴったりかもしれないw
ヒマつぶしに読んでもてもいいけど、展開にそれほど驚きや関心することもない。
「堀越捜査一課長殿」(オール読み物 昭和31年4月)
「実は私が犯人でした」という、独白手紙形式による現金強奪事件の顛末記。
わりと古典的に感じる作風。なんと作品中にテレビが登場する。
この時代、テレビというものがまだめずらしかった…という点がトリックになっている。その点で今の映像化はあまり期待できない。
「防空壕」(文芸 昭和30年7月号)
空襲でとある個人宅の防空壕に逃げ込んだ男女の独白エロ話w ミステリー要素はまったくない文芸作品。自分は何も評価しないが、空襲の描写は実際に火の海を逃げ惑った人でないと書けないものかと思う。
「妻に失恋した男」(サンケイ新聞 昭和32年10月より5回連載)
これは短編ミステリーといってもいいかもしれないが、事件顛末記といった感じ。それほど面白いものでもない。
「指」(ヒッチコック・マガジン 昭和35年1月号)
これは以前に他の版で読んだ。わずか3ページの超短編。ホラーショートムービー的。
「ビブリア古書堂」を読んだことで始まった一連の江戸川乱歩読書は今回をもって一旦終了~。もう、しばらくは江戸川乱歩を見つけても買わないようにしようと思う。
PS. ちなみにロックバンド人間椅子の初のベストアルバムのタイトルが「ペテン師と空気男」w この本を読んでみた理由のひとつw
ヒマつぶしに読んでもてもいいけど、展開にそれほど驚きや関心することもない。
「堀越捜査一課長殿」(オール読み物 昭和31年4月)
「実は私が犯人でした」という、独白手紙形式による現金強奪事件の顛末記。
わりと古典的に感じる作風。なんと作品中にテレビが登場する。
この時代、テレビというものがまだめずらしかった…という点がトリックになっている。その点で今の映像化はあまり期待できない。
「防空壕」(文芸 昭和30年7月号)
空襲でとある個人宅の防空壕に逃げ込んだ男女の独白エロ話w ミステリー要素はまったくない文芸作品。自分は何も評価しないが、空襲の描写は実際に火の海を逃げ惑った人でないと書けないものかと思う。
「妻に失恋した男」(サンケイ新聞 昭和32年10月より5回連載)
これは短編ミステリーといってもいいかもしれないが、事件顛末記といった感じ。それほど面白いものでもない。
「指」(ヒッチコック・マガジン 昭和35年1月号)
これは以前に他の版で読んだ。わずか3ページの超短編。ホラーショートムービー的。
「ビブリア古書堂」を読んだことで始まった一連の江戸川乱歩読書は今回をもって一旦終了~。もう、しばらくは江戸川乱歩を見つけても買わないようにしようと思う。
PS. ちなみにロックバンド人間椅子の初のベストアルバムのタイトルが「ペテン師と空気男」w この本を読んでみた理由のひとつw
2016年8月27日土曜日
BABYMETAL 「META! メタ太郎」~CD&DLでーた2016年3-4月号~
「METAL RESISTANCE」が出たときBABYMETALは音楽各誌にも登場しまくったのだが、自分はロキノンしか買ってない。どれもこれも目を通していない。だが、CD&DLでーた2016年3-4月号だけはそこに108円であったので手に入れた。
6ページのBABYMETALページがある。ワールドツアーを終えて変わったこと、「METAL RESISTANCE」のことを語っているのだが、他と変わらない優等生的な発言ばかりで、特に人に知らせたいようなことは書かれていない。
けどまあ、3人が好きな曲についてぐらいは引用したい。
あと、KOBAMETALの「METAL RESISITANCE」についてのインタビューがこれを手に入れた理由。
「META! メタ太郎」について語っている箇所のみ引用
あと、この3人の立ち姿の写真はどこか密教を感じさせる。
それに、YUIMOAはもうこんな身長バランスになってたのか!って驚いた。それに体型がもうオトナになってる!wって思った。
あと、衣装が毎回毎回まったく同じだと思ってたけど、素材とか細かいところで少しずつ改良マイナーチェンジがあるって気づいた。だんだんと洗練されてきている。
ちなみに、「メギツネ」のころの3人はこんなにもこどもw たった3年でレディって呼んでもいい感じになってる…。
こんなにもかわいかったSU-METALがすっかりたくましく、いい感じに成長していてつらい。
6ページのBABYMETALページがある。ワールドツアーを終えて変わったこと、「METAL RESISTANCE」のことを語っているのだが、他と変わらない優等生的な発言ばかりで、特に人に知らせたいようなことは書かれていない。
けどまあ、3人が好きな曲についてぐらいは引用したい。
MOAMETAL 私は「KARATE」が一番好きで。空手は〝礼に始まり礼に終わる〟と言うじゃないですか。それは私たちが生きていく上で必要だと思うし、あの3人で戦ってる感じも好きですね
YUIMETAL 「Road~」、「ヤバッ!」は神バンドさんと一緒にやったときに、音とダンスがリンクした瞬間があるんですよ。そのまま身を任せてもいいと思えるくらい気持ちよくて。この2曲はパワーをもらえますね
SU-METAL まだ披露してないですけど「META! メタ太郎」が一番好きですね。みんなで一緒に歌えるし、マネしたくなる振付なので、みなさんの反応が楽しみです。あと、「NO RAIN, NO RAINBOW」はバラードで、2年前だったらハードルが高かったけど、今だから歌えた曲だとおもいますあと、「Tales of The Destinies」を
SU-METAL 「レコーディングは大変でした。ライブでできる自信がないです(笑)。多分、これからさらに苦労する曲ですね」
MOAMETAL 「今から振付も怖いもん」と語っている。この曲が披露されるとき、3人は緊張につつまれるはず。そのへんに注目したい。
あと、KOBAMETALの「METAL RESISITANCE」についてのインタビューがこれを手に入れた理由。
「META! メタ太郎」について語っている箇所のみ引用
「META! メタ太郎」はいろんな要素が混ざり合ってるんですけど、まずメタル解釈的にはバイキングメタルなんですよ。そして、日本的なアプローチとしては日本古来のヒーローの歌だったり、サビにはスポーツの応援歌みたいなノリもあったり、いろんな要素が合わさってます。最近ファン層も幅広くなってきたので、BABYMETALの次の世代を担う、BABYMETALのイデオロギーを受け継いでくれそうなチビッ子BABYMETALチルドレンにむけた歌という感じです(笑)。この曲は一体どの層に向けられた曲なんだ?と疑問に思っていたらそういうことだったのか。狂ったメタル野郎ばかりでなく、ファミリー層も狙った1曲だった。
あと、この3人の立ち姿の写真はどこか密教を感じさせる。
それに、YUIMOAはもうこんな身長バランスになってたのか!って驚いた。それに体型がもうオトナになってる!wって思った。
あと、衣装が毎回毎回まったく同じだと思ってたけど、素材とか細かいところで少しずつ改良マイナーチェンジがあるって気づいた。だんだんと洗練されてきている。
ちなみに、「メギツネ」のころの3人はこんなにもこどもw たった3年でレディって呼んでもいい感じになってる…。
こんなにもかわいかったSU-METALがすっかりたくましく、いい感じに成長していてつらい。
2016年8月26日金曜日
スメナ CMEHA 35 で撮る
1990年代につくられたロシア・トイカメ GOMZ-LOMO SMENA 35(CMEHA 35)を108円でジャンク箱から拾い上げた。
LOMO製品にはあんまり興味がなかったのだが、なんとこのカメラは絞りが5段階、シャッター速度がバルブを含めて6速選べるという、トイカメにしては硬派で真面目につきあえるカメラ。セルフコッキングでないので注意しないと多重露光になってしまうのだが、それはそれで多様な使いかたができそうだ。フィルムカメラの基礎が学べそうだ。
108円なので自分で修理して写真を撮ってみて話のタネにしようって連れ帰った。
このカメラは日本でも大量に存在するチープなプラスチックトイカメ。ボディはとにかく作りが粗い。
自分が手に入れた個体はシャッターが正常に動いていないようなので、レンズ前面の飾り板をはがして様子を見てみる。
1/60以下のスローも1/125も1/250もみんなシャッター速度が同じように思えるし、B(バルブ)を選ぶとシャッターから指を離しても引っかかったままになるっていう…。
何度もシャッターを切ってみて原因を探る。このカメラのシャッター機構はトイカメにしては真面目でしっかりした作り。レンズもなかなか立派。
8時の位置にある金属部品が干渉して引っかかっていた。
これ、盲腸みたいでとくに必要性を感じなかったのでニッパーで切断してやろうかと思った。だが、質量が変わるとシャッター速度に影響が出そうだったので、他の部品と干渉しないようにラジオペンチでぐいっと水平にしてやった。たぶんこれで上手くいくのでは?
あと、右側の多くのスペースを占めるスローガバナーも一回外してみる。
どうやら本来あるべき位置からピンの先端がはずれてるっぽいのも直した。このカメラ、最初から不良だったのではないか?
シャッターを何度も切ってみた。もう、何も問題なさそうだ。Bも上手く作動する。
レンズを取り外してしまったので自力で調整する。自分がいつも使うCDケースを切り取ってコンビニ袋を貼り付けた簡易すりガラスで、無限遠にピッタリあってる位置で固定。最短距離にしてもだいたい合ってる状態なのを確認して組み立て。
いちおう光センサーを使ってシャッター速度の精度を測定。
スロー部はわりと正確だったのだが、1/250が約1/180、1/125が1/90ほどしか出ていない。
ま、そこはトイカメ精度。これ以上こだわってもしかたないのでそのまま。ネガフィルムしか使わないわけだし、撮影のときにそのことだけ頭の片隅で覚えていればいいかと。
ではいつものようにテスト。今回は手元にこれしかなかったので、Kodak GOLD200を使用。
ええぇっ?!何、ちゃんと撮れるカメラじゃん!びっくり。近距離の撮影でもピントが合ってくれた。
3月の暗い曇りの午後に撮影。こういう写真がいかにもスメナなのかもしれない。
これは散歩に適した楽しいカメラだ。ロシアンレンズをナメてた。
2016年8月25日木曜日
乃木坂46 おいでシャンプー
2012年5月2日発売、乃木坂46の2枚目のシングル「おいでシャンプー」通常盤(Sony Music Records)を手に入れた。いつものようにBOで未開封品108円でゲット。
これが出た当時はまったく乃木坂を知らず、この曲もまったく聴いたことがない。ジャケットに写っている橋本、松村、白石、高山は「おいでシャンプー」選抜の2列目メンバー。
「おいでシャンプー」はイントロから好き。MVは今見るとメンバーがみんなフルスロットルでアイドル顔やってて恥ずかしくて見てらんないw
この曲のフロント3人は生駒、桜井、中田という、今なら驚きの選抜。
「乃木どこ」「乃木中」動画メインで乃木坂に触れてきたので、3列目に岩瀬と宮澤を確認できたのは自分にとって初めて。
抱きつきながらラインを作ってるダンスは好きなのだが、スカートをたくし上げるフレンチ・カンカン的振り付けが「えっ?!まさか…」って思うほどに、あまりに下品で好きじゃない…って思ってたら、この振り付けは後に変更されたようだ。不評だったんだろうな。
Track2は「心の薬」、Track3は「ハウス!」。
「ハウス!」という曲が気になってた。ハウスじゃないじゃん!
文化放送のラジオ番組「乃木坂のの」のOP曲。イントロ部でのグロッケンの入りが好き。だが、「好き!」の合いの手があんまり好きになれない。
CD&DLでーた2012年5月6月号に「おいでシャンプー」リリース期のインタビューを見つけた。
中田、桜井、生駒、白石という4人がインタビューに登場。
キャプテン桜井玲香、生駒と同じぐらいに小柄。役職とキャリアが人を作ると言われるが、桜井に関してはぜんぜんそうなっていない。ずっとポンコツのまま。むしろそこが好感が持てる。
育ちは良さそうなのに軽くてアホっぽいキャラは貴重。自分も「軽いバカ」なところがあるので、桜井の性格と人となりは自分と合いそうだ。
さて、このインタビューでは「おいでシャンプー」MVについて語っている箇所だけを引用したい。
生駒 「今回はダンスがそんなに難しくなかったんですよ。だから、次はこうしなくちゃって考えず、スキップ感覚で楽しめました(笑)」
白石 「みんな本気で楽しみながら撮っていたので、メンバーの自然な笑顔がいっぱい出ていると思います。ただ、ななみん(橋本奈々未)だけが、生ちゃん(生田絵梨花)に脚を踏まれて、一瞬ちょっと〝イタッ〟っていう顔をしてるんですよ(笑)。だから、じっくり見て、そこを探して欲しいですね(笑)」
中田 「でも、ななみんがそういう顔をしちゃったのも、表情をつくることとか気にせずに、思いきり楽しんでいたからだと思います」
桜井 「私も完成したのを見て、爆笑していた場面があったのでビックリしました(笑)。でも、それくらい楽しめたおかげで、より仲よくなれた気がします」
白石の言う「足を踏まれたななみん」の箇所が動画サイトのshort ver.では確認できなかった。
MONで放送されたものを録画したので、そっちを見てみてもよくわからなかった。
生田さんのブログによれば「最後に一列で踊ってるとき」「ゆったん→私→ななみんの順になってる」ってことだが、その足を踏んでる決定的場面は映っていないようでよくわからなかった。
2016年8月24日水曜日
つぐみ TUGUMI オリジナル・サウンドトラック(1990)
このCDを拾ってきた。市川準監督、牧瀬里穂主演の映画「つぐみ TUGUMI」オリジナル・サウンドトラック(1990 EPIC/SONY RECORDS)を108円でゲット。
HOの青い箱に乱雑に収まってる数千枚の中から発掘w CDケースが破損してぼろぼろ、ジャケットもだいぶ日焼けしているようだ。でもまあ「つぐみ」は好きな映画だし108円だし連れて帰った。
音楽担当の板倉文は80年代から90年代にかけて市川準作品のCMや映画で音楽を担当した人だが、2000年代以降どんな音楽活動をしているのかは調べてみても不明だった。
1曲目から映画のラスト「元気か?ブス!」とともに流れるエンドロール主題歌「おかしな午後」。
自分としてはそれほど好きな曲でもないヘンテコな曲。
映画主題歌を歌った小川美潮は現在でも地道に音楽活動を続けている様子だが、くわしいことはよく知らない。
2曲目「Overture」は、つぐみの従姉妹まりあが母親と銀座で、高峰秀子の映画を見て外へ出ると、ふと潮の香りを感じて強い郷愁を感じるシーンから始まるあの音楽。ホルンのぷお~という素朴なメロディーが頭から離れない。
自分にとってこの曲は西伊豆松崎のテーマソングのようなもの。久しぶりにこの曲を聴いてこっちも強烈なノスタルジア。
3曲目「Titleback」は、朝目覚めたつぐみが部屋のカーテンを開くと松崎の港から漁船が出航していくシーンで流れ始める音楽。この映画を代表するテーマ。
つぐみが病院へ通うシーンもこの音楽がつづくので、この曲も自分にとっては松崎のテーマ。
4曲目以降は濃厚なうねるストリングスやシンセによる心理描写的な音楽。
この映画が好きで何度も見ている人なら、あの場面だ!って分かるかと思う。BGMとして流しておくぶんには使える美しい音楽。
7曲目は突然異なる曲調で、80年代後半っぽいシンセ音が流れ始めてちょっとびっくりする。
HOの青い箱に乱雑に収まってる数千枚の中から発掘w CDケースが破損してぼろぼろ、ジャケットもだいぶ日焼けしているようだ。でもまあ「つぐみ」は好きな映画だし108円だし連れて帰った。
音楽担当の板倉文は80年代から90年代にかけて市川準作品のCMや映画で音楽を担当した人だが、2000年代以降どんな音楽活動をしているのかは調べてみても不明だった。
1曲目から映画のラスト「元気か?ブス!」とともに流れるエンドロール主題歌「おかしな午後」。
自分としてはそれほど好きな曲でもないヘンテコな曲。
映画主題歌を歌った小川美潮は現在でも地道に音楽活動を続けている様子だが、くわしいことはよく知らない。
2曲目「Overture」は、つぐみの従姉妹まりあが母親と銀座で、高峰秀子の映画を見て外へ出ると、ふと潮の香りを感じて強い郷愁を感じるシーンから始まるあの音楽。ホルンのぷお~という素朴なメロディーが頭から離れない。
自分にとってこの曲は西伊豆松崎のテーマソングのようなもの。久しぶりにこの曲を聴いてこっちも強烈なノスタルジア。
3曲目「Titleback」は、朝目覚めたつぐみが部屋のカーテンを開くと松崎の港から漁船が出航していくシーンで流れ始める音楽。この映画を代表するテーマ。
つぐみが病院へ通うシーンもこの音楽がつづくので、この曲も自分にとっては松崎のテーマ。
4曲目以降は濃厚なうねるストリングスやシンセによる心理描写的な音楽。
この映画が好きで何度も見ている人なら、あの場面だ!って分かるかと思う。BGMとして流しておくぶんには使える美しい音楽。
7曲目は突然異なる曲調で、80年代後半っぽいシンセ音が流れ始めてちょっとびっくりする。
108円でラッキーな買い物だった。これを聴きながらまた松崎へ行きたい。
2016年8月23日火曜日
まさみ映画のパンフ
自分は映画館へ行くことがほとんどない。なので、まさみオタでありながらまさみ映画パンフをほとんど持っていなかった。
だが、この1年の間にまだ持ってなかったまさみ映画パンフを4つ手に入れた。すべてBOで108円。
単独では記事にするまでもなくて紹介してなかったので、今回取り上げた。これは「タッチ」の映画パンフレットから。
そして「ラフ」のパンフ。
簡単なロケ地ガイドが掲載されていた。この映画のロケ地は新潟にあるのだがまだ未踏。デートした喫茶店とか、おそらくもうそこにない。
まさみのインタビューページもある。飛び込み選手としての役作りについて語っている。
「初めはぜんぜん怖いと思わなかったし、余裕だと思ってたんですよ(笑)。でも、練習をしているうちに、とても集中力の必要な、自分自身と闘うシビアなスポーツだなと。
飛び込み台は、3.5、7.5、10メートルの高さが段階的にあるんです。飛ぶスタイルは、脚から入る棒飛びと、頭からイルカのように入る入水というのがあって。練習の時は、最初はプールサイドにある小さな台の上から棒飛びで始めて、5メートルまで飛びました。
でも、入水のスタイルで、3メートルから挑戦したんですが、そこでちょっと……。入水は、そのままのフォームで固まって水に入らないと、ちょっとでも崩れると痛い思いをするんです。体にアザができるほど。で、私もバランスを崩して、頭から入ってしまって。首と背中を打って、すごく痛い思いをしました。
でも、練習をしたことで、水に慣れて、キレイに泳げるようになりましたから。タイトルが出る前に、私がプールに入って泳いで出てくるシーンが映し出されますが、あれは自分でやってて。とてもキレイに映っていたので、練習が役にたったなぁと……。」
ええぇっ?!まさみの飛び込みのシーンはてっきりすべて代役がやってたって思ってた。そこ、何でドキュメンタリーとして練習風景を撮ってない?
「そのときは彼によろしく」のパンフ。まさみのインタビューページもある。これも読んでみても特に新たに得た知識はなかった。「撮影現場ではよく水草をぼーっと眺めていた」そうだ。
この映画で共演した小日向文世とは現在放送中の「真田丸」でも共演してる。
「涙そうそう」のパンフ
これも特に新しい知識もなかったのだが、インタビューによれば15才のカオルを演じるにあたって、
「全然子供っぽくなくて、土井監督に『そこは子供っぽく!』と檄を飛ばされるということも何度かありました」
とのこと。
まさみのカチャーシー。まさみは踊りが好き。
「王様のブランチ」でインタビューが放送されたのだが、まさみがまるでスペイン女、アルゼンチン女みたいだ。
台本をもらった段階ではまさみの役は「ギャル」だったのだが、その後、まさみのイメージに擦り寄った役へと変化したそうだ。まさみは「ギャルの練習」をしていたというw
監督がまさみの清楚なイメージに合わせてキャラをつくっていく。29歳まさみはそんな女優。
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