ラベル 橋本愛 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 橋本愛 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2025年9月19日金曜日

橋本愛「早乙女カナコの場合は」(2025)

「早乙女カナコの場合は」(2025)を見る。これも劇場公開からアマプラで見れるまでがあっという間。
原作は柚木麻子「早稲女、女、男」(祥伝社文庫)。監督は矢崎仁司。脚本は朝西真砂と知愛。主演は橋本愛。murmur、ss工房の制作で配給は日活/KDDI。

カナコ(橋本愛)は長津田(中川大志、演劇サークルで脚本家を目指す)と校門くぐって即出会い、そのまま付き合うこととなり、以後10におよぶ腐れ縁。
女は希望通り出版社にインターン後に就職しやがて好きな作家の編集担当者へ。だが長津田は脚本を書くといいながらも一向に書く気配がなく、大学を卒業もせず就職もせずのダメ男。
女一代記のようなストーリーだが、登場するふたりの男、長津田啓士(中川大志)と内定先出版社の吉沢(中村蒼)は女の前を通り過ぎて行った男たちというような質感。

しかし、恋のライバル本田麻衣子(山田杏奈 )や営業職先輩慶野亜依子( 臼田あさ美 )はむしろ準主役という質感。女性作家が女性を描く小説という感じの映画。
この映画、橋本愛と山田杏奈、橋本愛と臼田あさ美という、主に映画を主戦場にしてる女優たち同士の競演が見れて良い。

映像も演技の間合いもテンポも平成初期のような質感。てか、大学の雰囲気も昭和から平成にかけてのころの質感。卒業しない大学生という存在もその時代しか許されない。

登場人物たちがスマホを持っているので2010年代が舞台に違いないのだが、登場人物たちの思考と価値観は平成初期どころか昭和末期のバブル時代だったかもしれない。山田杏奈が最初入部しようとしたサークルとかほぼスーパーフリーだしバブル時代のよう。大学の食堂の風景があえて昭和ぽく撮っていたように感じた。服装や小道具も。
なによりほぼBGMがない状態で、ひたすら舞台上演芝居かのような会話が延々と長回し。数年後というテロップが出る。静かに季節が遷ろう。役者たちが喋るだけの紙芝居。見ていて寝落ちしてしまいそうになる退屈文芸映画。予告編の何やらPOPな雰囲気は皆無。なんだか古い映画を見ているかのように錯覚する。

矢崎仁司監督の過去作に何があるのか調べたら、「ストロベリーショートケイクス」「さくら」とかどれも自分とまったく合ってなかった退屈な文芸映画だった。

ヒロインカナコはかなりしっかりしてて大人。上昇志向が強い。男からすると勘弁してほしい女。という描き方。橋本愛がかなり美人に撮れていて良い。Tシャツ姿の似合う女の子はかわいいし美しい。
本作と同じく柚木麻子による「私にふさわしいホテル」に登場した作家有森樹李(のん)がそのまま登場するのだが、あれは80年代だった。有森がそこから30年以上年をとってるのかもしれないが、たぶんほぼパラレルワールド。

なんか期待してたのとぜんぜん違った。道理で何も話題になってなかったわけだ。

2025年8月7日木曜日

橋本愛、土スタに登場

現在大河ドラマ「べらぼう」に主人公蔦屋重三郎の妻てい役で出演中の橋本愛(29)「土曜にスターがやってくる!」(7月26日放送回)に登場。
大胆に胸元に穴の開いた全身黒の衣装に驚いたし、ウェストの細さに驚いたし、ヘアスタイルと雰囲気の的野美青感にも驚いたw それにもう29歳になってたのか。
なんと大河で主人公の妻役は今回で3回目。「飽きられないかと悩んだ」「今回で最後と思いながら演じてる」大河ドラマは反響がでかいらしく今回の役も褒められることが多いらしい。

今は海が大好きという橋本。先週は泳ぎに行ったとのこと。なんだか終始すごくニコニコハキハキ笑顔。すっかり大人の女性。
ていという役を橋本なりに解説。夫が吉原で放蕩し店が傾いたという恨みを持つていは、蔦重に対してネガティブ。さらに「一緒にならないか?」で怒り頂点w 橋本が「私怨」という言葉を知っていて驚いた。いやもう少女という年でもないから当然か。
ていさんと言ったらメガネが印象的だが、台本では「分厚い眼鏡をかけている」としか書かれていなくて、レンズが分厚いんだろうと思ってたら、縁が分厚くて衣装合わせのときに驚いたらしい。あのメガネは「ソフトなかけ心地」でスタジオMCたちを驚かす。
みの吉役の中川翼がVTR出演。橋本は常に笑顔を絶やさない人とのこと。そして現場で「日光を浴びている」ことが多いらしい。「太陽が大好きすぎてずっと浴びていたいw」橋本は今まであまり日焼けを機にしたことがなかったらしい。

蔦重の元を去ったていを蔦重が追いかけてくるシーンの現場は朝3時入りだった?!
そして高岡早紀がVTR出演。高岡さんも橋本愛のメガネに驚いたらしい。「橋本愛ちゃんはよく笑う可愛らしい女の子」
今回の「つよ」という役は蔦重から何度も「ババア」と呼ばれる役。高岡さんがババアと呼ばれるのは自身初めてのことだったらしい。横浜は台本にある以上に「ババア」と言ってるという橋本の証言w

さらに、長年の盟友・染谷将太もVTR出演。「橋本愛の好きな食べ物がまったく見えてこないので教えてほしい」橋本「一緒にごはん行ったことはない」「好きなものは桃」
橋本愛といったら「あまちゃん」(2013)。なんと橋本は「私、アイドルになるの」のユイちゃんを恥ずかしくて見てられないらしい。だが、グレてしまったユイちゃんは見れるらしい。
そして橋本の友人として木龍麻生がVTR出演。なんと橋本は普段まったく変装しないで現れるとのこと。オーラをまったく隠せてなくて周囲が気づいてチラチラ見ていると証言。
橋本「この夏はプールに行ってウォータースライダーやりたい」「今いろんなダンスに手を出してる」「スパイスカレー大好き。大好きなお店がいっぱいある。」

橋本愛ってこんなにニコニコ笑う人だったのかと改めて驚いた。とても良いトーク番組。

2025年1月16日木曜日

私にふさわしいホテル(2024)

昨年末から劇場公開中ののん主演映画「私にふさわしいホテル」を見てきた。
原作は柚木麻子。監督は堤幸彦、脚本は川尻恵太。音楽は野崎良太(Jazztronik)。配給は日活。
成人の日の午後、15時からの回で観客は友人と自分を入れて12人ほどだった。

のん(能年玲奈)の女優としての活躍は劇場映画でしか見れないし、昨年2月から全館改修中で休業中の「山の上ホテル」でロケ撮影した話題の映画。
文学新人賞でデビューしたペンネーム相田大樹こと中島加代子(のん)は、大御所作家の東十条(滝藤賢一)から酷評されたことで後に鳴かず飛ばず。
大手出版社文芸誌編集にいる大学の先輩遠藤(田中圭)に「助けてください」と土下座までするも、対応が薄情だしドライだし冷たい…。

以後、中島は東十条への恨みを晴らすために、自身が作家として売れるためにあらゆる手段で攻めに出る。…というストーリー。
劇場で見る映画は毎回軽いものを選びたいのが自分。これも軽いコメディだからと選んだのだが、予想通りの内容。
「半年後…」「二週間後…」などと場面転換していく映画なので、脚本として雑な印象も受ける。それはあまり繋がりを考えながら見る必要がない。真剣に見る必要もない。

東十条の家族に接近していく場面がまったくなかったのには閉口。おかげで、話題の若手女優髙石あかり(父東十条をエロ小説作家と蔑み嫌う)のシーンがワンシーンしかなくて逆にびっくりした。
あと、別のホテル支配人光石研の出演シーンがワンシーンだったのにも驚いた。
さらに、カリスマ書店員橋本愛の初登場シーンでその風貌にちょっと笑ってしまった。こんな目立つ格好した書店員なんて見たことがない。なぜにベレー帽?
作家としての自分を卑下しへりくだって愛想笑いで追従する中島に、初対面の瞬間から徹底的にドライすぎておかしかった。なのに、新刊本万引き犯を捕まえた中島に急に眼の色変えて感謝するシーンは軽くて安いコメディだなと感じた。

編集者田中圭がドライすぎて、まったくコメディ要素がない。このキャラにはほとんど共感できなかった。
冒頭からずっと怒りブチギレっぱなしのチェゲバラみたいな能年と、ずっと困惑の滝藤賢一だけがコメディを引っぱる。
80年代とはいえ、あんな川端康成みたいな和服姿の文豪っていたのか?
面白かったと言えるが、それは能年と滝藤の熱量の高いやりとりのみ。編集者遠藤の家族にサンタ凸シーンはスベってたようにも感じた。他の客席からまったく笑い声が起こらなかった。脚本として練り込みが足りないようにも感じた。
てか、なんでこの線で「あまちゃん2」として連続ドラマ化できなかったのか?

山の上ホテルもスウィートルームとその下の階の部屋とロビーぐらいしか映らないのは意外だった。

主題歌は奇妙礼太郎「夢暴ダンス」

2023年10月6日金曜日

あまちゃん 第157回「おら、紅白出るど」

2013年はずっとあまちゃんフィーバーが年末まで続いて、遂に天野アキこと能年玲奈がこの年のほぼ主役として紅白歌合戦にも出演。当時見ていて「すげえな」と想ってた。

今年の10周年記念再放送は残念ながらBSでの放送で、多くの日本人で感動を共有し合うまでに至らなかった。だが、マボロシの第157回「おら、紅白出るど」がオンデマンド(有料)コンテンツとして配信。ま、現場の人がせいいっぱいがんばった結果。

お金払って見た人もいっぱいいたと思うのだが、実際は多くの人が当時録画したものを見て気持ちを浄化。

北三陸のスナックリアスに集まったあまちゃん出演者たちが忘年会をやっているというていの台本やりとり。これはまあドラマでもあった茶番。司会者嵐の仕切りが典型的なNHK紅白ならではノリ。
だが、足立ユイこと橋本愛がいつのまにか「潮騒のメモリーズ」衣装に着替えてて、「アキちゃん、すぐ行くから待ってて!」の後にあまちゃんのテーマ曲演奏が始まり、第157話と表示されたときの列島歓喜といったらなかった。ものすごくテンションあがった。
どうしたって北三陸から出られなかったユイちゃんがついに東京へ!軽快な音楽に乗せて、鉄拳による手書きアニメーションによって、きたてつが、アキちゃんパパ黒川正宗(尾美としのり)さんの個人タクシーが、ユイちゃんを東京渋谷のNHKホールへ運ぶ。なんという粋な演出。
自分、あまちゃん本編の最終週ではとくに感動もしなかったのだが、この一連の流れに泣いた。今回録画したブルーレイを取り出して見て泣いた。なんなら今も思い出して泣いてる。ふと思い出すだけで涙ぐむ。

「え、夏ばっぱ」「似てるけど別人だw」あの日あの時、このふたりが日本の中心にいた。主役だった。
橋本愛の貧弱で震え声の歌唱が緊張感を伝えてる。なにせ当時17歳高校3年生だったのだからそれも当然。
そして天野春子こと小泉今日子登場。
そして鈴鹿ひろ美こと薬師丸ひろ子登場。たたみかけるようなサプライズの連続。

「あまちゃん」を見ていなかった視聴者からしたら意味がわからなかったと思う。まるで「あまオタにあらずんば人にあらず」といった扱い。それぐらい当時のあまちゃんフィーバーはすごかった。
そして最後はあまちゃんファミリーが一堂に会して「地元に帰ろう」を歌う。NHKならではのノリと演出。(157話の前パートではアメ横女学園による「暦の上ではディセンバー」GMT48によってパフォーマンス)
審査員席の夏ばっぱこと宮本信子。この年の夏、夏フェス会場でもノートパソコンで脚本を書いていた宮藤官九郎。そしてその背後にヒビキ一郎(村杉蝉之介)が!という小ネタも仕込む。NHKの粋な演出に感心。

「あまちゃん」はスターウォーズ並みかそれ以上の伝説サーガ。放送中から続編を期待する声があったのだが、このあまちゃん紅白の素晴らしさによって、すべてのあまオタが成仏。
この時は能年玲奈も橋本愛も人気絶頂だった。国民的人気ドラマを引き当てたことは幸運だった。
日本も震災復興と東京五輪招致決定により、国民の気分も高揚へ向かっていた。あのころは今より良かった。まだマシだった。
後にすべて徒労に終わる10年だった。旧態依然の日本はどんどん没落を止められなかった。

クドカンが2019年の「いだてん」で「あまちゃん」のような仕事ができなかったことは残念だった。
さらに東京オリンピック開会式が「あまちゃん紅白」のような粋な演出と感動が皆無だったことはもっと残念。むしろ日本経済にトドメを刺した。
そして同じシステムのもうけ話「大阪万博」もさらなる責め苦。

2023年10月5日木曜日

あまちゃん2023再放送

2023月年4月よりBSプレミアムで始まった「あまちゃん」再放送がこの9月で最終回を迎えてツイッター(X)トレンド入り。今もこの伝説的朝ドラが人気であることを証明した。
自分も放送開始からずっと録画して見てたのだが、実はこの当時の朝ドラは月-土の週6回放送だったことを失念していて、第120話あたりまで月-金で録画していたために、各週の最後が見れなかったw
本放送のときはヒロイン天野アキとその親友足立ユイの友情を軸に見ていた。
だがこのドラマ、全世代であらゆる階層の人々が感情移入して楽しめる。
朝ドラはどちらかというと若手俳優たちが主要キャストなのだが、このドラマの出演者はほぼ全員クセの強い達者な俳優。
ほぼ内容のない井戸端会議だけの回もベテラン俳優たちのやりとりだけで視聴者を惹きつけられる。とにかく脚本家と演出に感心。こんな朝ドラ他にあったか?!と思わずにいられない回が多数。
主演の能年玲奈の演技力は未知数だったのだが、結果、全世代の視聴者を魅了。とにかく可愛らしく面白い。圧倒的魅力。
そして橋本愛。今回の再放送を見て、この十代の若手女優の演技力がとてつもなく上手かったことに気づいた。感心しかない。圧倒的美少女だったのにグレてしまったユイちゃんには全日本が泣いたw 
ヒロインの母天野春子の18~20歳を演じた有村架純(当時20歳)の演技力もすごく高いと感じた。十代の苦悩を時にコミカルに、適切に演じてて感心。

膨大な登場人物とチョイ出演の意外な人々。東京で女優を始めた天野アキというシーンでAD役が太賀だったことに初めて気づいたw あと、海女カフェ従業員に山谷花純がいたことにも初めて気づいた。
能年玲奈と橋本愛、たぶん普通だとこの二人は仲良くなることはない。まるで性格の異なるふたりのやりとりが見てて楽しかった。
しかし、今回とくに感心したのが第131回。天野アキが映画主題歌レコーディングという場面で、荒巻が天野春子に歌わせて、そのタイミングで鈴鹿ひろ美を呼び出して目撃させ、かつて歌唱を差し替えたことを打ち明けて謝罪するシーン。脚本も演出も役者たちの演技も完璧でため息がでた。

あと、震災後の北三陸編が正直中だるみで退屈もした。このあたりは見ていてぜんぜん覚えていなかった。本放送時もたぶんしっかり見てなかったのかもしれない。
アイドルになりたい!と強く願った足立ユイが結局最後まで北三陸から出られなかったという現実にげんなりもしたのだが、希望に満ちた爽やかラスト。

このドラマの翌年にロケ地に行って以来、東北に行ってない。また行きたい。

2023年3月16日木曜日

橋本愛「ワンダフルワールドエンド」(2015)

2015年に公開された「ワンダフルワールドエンド」をやっと見る。主演が橋本愛だから。

橋本愛蒼波純のダブル主演。監督脚本編集は松居大悟。音楽はシンガーソングライター大森靖子が担当。製作はavex music creative inc.で配給はSPOTTED PRODUCTIONS。
蒼波純についてはあまり知らないけど、2015年ごろに松井玲奈が「乃木坂工事中」において推してるアイドルとして紹介してたと記憶してる。

17歳の女子高生の早野詩織(橋本愛)は事務所に所属して芸能活動をしてるのだが、それは動画ネット配信など。
この動画配信が坂道アイドルとかでもよく見るヤツ。ああ、テンションとノリが同じだって思った。

河川敷で撮影会など地道な活動。なぜか詩織ひとりだけゴスロリ衣装。必死のビラくばり。
カメラを首から提げたオタクファンが太ってたり異常にダサイ。
事務所社長が利重剛。この人は「管制塔」では中学生橋本愛のだらしない父親を演じていた。「さよならドビュッシー」では監督として橋本愛と仕事。

撮影会現場で詩織の唯一の女の子ファン木下亜弓(蒼波純)が黙って自分を見てる。この子がファンなの?って疑問に思えるテンションなのだが、動画見たりコメントしたりしてくる。
売れない劇団男の浩平(稲葉友)と同棲。ファンからのコメントに返信してるのに彼氏が布団の中でいちゃついて邪魔してくる。自撮り写真を撮ろうとするとき、男に「頭が映るからどいて!」アイドルにありがち状況。

ドラマの仕事が来た…と思ったら、下着みたいな水着でバラエティ?
ちょい落ち込んで部屋に帰ると、同棲男と亜弓ちゃんがゲームしてる?!これってファンに彼氏バレってやつか。
男を問い詰めると「家出してきたっていうし…」男が劇場から連れてきてた。中学生女子だぞ。この男とはあまり話が合わない。

詩織はミュージシャン大森靖子が大好き。亜弓といっしょにライブに行く。もう個人的に親密なつきあい。詩織はしゃべりが上手い。けど、亜弓ちゃんが無口で暗い。考えてることがわからない。
亜弓を住まわせる3人の生活に詩織が壊れていく。詩織は男にキレちらかす。そういうの女子中学生に見せるな。

女の子のことは女の子にしかわからないという映画だった。演出の意図もよくわからない。
その感情はLINE会話と大森靖子が歌詞で説明してくれてる気がする。
中学生にスマホ持たせるとやっぱりいろいろ良くない。スマホや動画配信とか高校生であってもいろいろ問題。

この映画、あまりセリフで説明しない。動画配信コメントとかもしっかり読まないと内容と展開を理解できないっぽい。たぶんおじさん世代はほぼ理解不能。どう見ていいのかわからない文法でつくられている。
レイトショーで見るような映画だ。それはめんどくさい前衛映画だ。

このアイドルはスマホだけの展開だった。活動休止もスマホで報告。アイドルの実態ってほぼこんな感じなのかもしれないなって思った。
アイドルを演じる制服姿の橋本愛が異常にかわいい。ああ、これが十代の肌の質感か。他に得難い存在。
ラストシーンの撮影場所が「さくらん」と同じ有名スポット。「さくらん」とほぼ同じようなシーンだったのはなぜなのか。

主題歌は大森靖子「呪いは水色」(avex music creative)。

2023年1月18日水曜日

西野七瀬「ホリック xxxHOLiC」(2022)

ホリック xxxHOLiC(2022)を見る。原作はCLAMP「XXXHOLiC」ですでにアニメ化もされてるらしい。監督は蜷川実花。脚本は吉田恵里香。制作と配給は松竹、アスミック・エース。

主演は神木隆之介くんのようだ。冒頭から何か邪悪そうな魔物に追いかけられている。都心の街を全速力で逃げている。どすんと人とぶつかる。それは迷惑。
もう死のう…と思ってると異界のような店に迷い込む。

柴咲コウが何か女王様のよう。煙管からピンクの煙を吐く。「あなたの願いは?」「何かを得るには対価が必要。いちばん大切なものを差し出さないとだめ」
神木はおとなしい家政婦のようなもの。

するとお客様2号趣里が登場。妬まれやすいモデルとのこと。柴咲から与えられた指輪を小指にはめると邪悪な煙が消えた。

四月一日と書いてわたぬきと読ませる神木は学校の廊下の角で他生徒百目鬼(松村北斗)と衝突。ツインテール玉城ティナ登場。
放課後、渋谷の街で趣里を発見し観察。約束を破って指輪を外すと気が狂ったようになる。なにこれ怖い。
するとそこに金髪でスケスケ衣装の女郎蜘蛛(吉岡里帆)が登場。なんだか舞台の芝居を見てるよう。どうやらこの映画は妖怪変化もの?ひたすら妖しい幻想。
猫娘西野七瀬の登場は開始38分過ぎごろ。金魚鉢持って微笑みながら金魚を飲み込むシーンのみの出演。柴咲とセリフを交わすのはひとことだけ。

橋本愛もワンシーン。西野から続くコミカルなシークエンスのワンシーン。橋本と神木というと「桐島部活」を思い出す。神木くんはあまり変わってないけど橋本はだいぶ変わった。

いやまったく映画らしくない。たぶんアニメや漫画を見る層に向けた映像。ストーリーというものが大してない。これは大人が見るのはキツいかもしれない。

ひまわりちゃん(玉城ティナ)が何か邪悪なものを抱えてる。助けてやりたい!柴咲の力を頼らずに神木はひまわりのために身代わり。
吉岡が登場し「死んじゃうんなら目をもらう」なんだこれ。吉岡里帆にこういう役は合ってないんじゃないか。おっ〇いと谷間を見せつける衣装は似合ってると思うが。吉岡が戦隊ヒーローもの敵ボスキャラを演じたらこうなるというショウケース。

途中から「時をかける少女」のような展開。自己犠牲もテーマか?見ていてもう何がなんだか。ビジュアル重視の映画なのでどうこう言うつもりはないけど。
主題歌はSEKAI NO OWARI「Habit」(ユニバーサル ミュージック)

2022年1月1日土曜日

橋本愛「青天を衝け」(2021)

NHK大河ドラマ「青天を衝け」はなんとなく全体の7割ぐらい見た。橋本愛が出てるので。
「青天を衝け」は大森美香脚本による幕末明治の財界人渋沢栄一を描いたもの。
本大河ドラマの主人公が渋沢栄一(吉沢亮)だと聞いたとき、観なくていいと思ったw 巨万の富を得た成功者のサクセスストーリーなど誰が見たい?と思った。竹中平蔵に顔が似てるのもよくない。
ちなみに自分が最も集中して見た大河は「真田丸」。日本の歴史は敗者の歴史のほうが興味深い。

この主人公は武蔵国血洗島の農民。喋り口調がかなりべらんめえ。今も埼玉の田舎の人はみんなこんな口調。関西の上品な階層の人々は「品がない」と感じたことだろうと思う。
もともと大河ドラマはナレーションつき歴史紙芝居。歴史的重要場面を人気役者が演じるものを見るという娯楽。ちょっと豪華な歴史秘話ヒストリア再現映像。近年の大河は視聴者を飽きさせないためにやたらアッサリしててテンポがいい。
90年代以前の大河を今見るととても叙情シーンが多くて長い。自分としては今の大河スタイルのほうが良い。
天璋院上白石萌音。幕末の女性として重要キャストだが、あまり出番はなかった。
静寛院宮(和宮内親王)は元乃木坂深川麻衣。これも思ってた以上に出演時間が短くて失望。
日本の歴史において女性が重要な役割を担ったことはほとんどない。その他有名俳優キャストも短い歴史再現シーンに駆り出されただけ感がする。
主人公の妻千代だった橋本愛もあまり出演時間は長くない。パリから送られて来た夫の断髪タキシード正装写真を見て「あさましい…」というシーンは面白かった。それが明治維新。

幕末明治期の重要人物たちも多く登場するのだが、やはり扱いは同じ。名乗ってそれらしいシーンを演じてナレーションで死ぬ。
渋沢の主君で上司の徳川慶喜(草彅剛)は目立ってた。この俳優は昨年の「ミッドナイトスワン」から時流に乗っている。キャリア史上いちばん評価が上がってる。
慶喜の弟民部公子こと徳川昭武(板垣李光人)は今までまったく印象のなかった人だが、今回の大河でわりと輝いた人物。
パリ万博編では皇帝ナポレオン3世の前で将軍名代として国書を読み上げるという大役。今までまったく映像で見たことのなかったシーン。本来であればパリロケで撮影したかったシーン。残念ながらクロマキー合成感が少なからずやっぱりある。
栄一の従兄渋沢喜作高良健吾。家族だし重要キャスト。函館戦争後も登場してる。
栄一パリ出張時に尾高家から渋沢家に養子として入った渋沢平九郎(岡田健史)は飯能戦争で敗れ自決。後に栄華を極めた渋沢家の人々もこのような最期を迎えた人もいたのかと。
飯能はよくハイキングに行った場所。あの峠も歩いた。だが、平九郎という人物について以前はまったく知識がなくスルーしてしまった。またあの峠のあたりに行きたい。
土方歳三町田啓太。たぶん女子たちからは高得点。函館で戦死。

明治維新後はかなりハイテンポ歴史名場面再現映像紙芝居。教科書で習う人々総出演。歴史の転換点。社会の変革に戸惑う人々をユーモラスに描いて笑おうっていう。明治以降はそれほど集中して見てなかった。
橋本愛は「あまちゃん」から8年。すっかり大人の女性。もう気安く愛ちゃんとか呼べない。

前作「麒麟がくる」はコロナ厳戒態勢撮影で大変だった。「青天を衝け」も撮影現場で誰か感染者が出れば撮影スケジュールが大幅に狂ってしまうという厳しい現場が長期間続いた。撮影スタッフの気苦労を労いたい。