2018年8月21日火曜日

さよなら、欅坂の今泉佑唯

今泉佑唯(19)が欅坂46から「卒業」することが8月7日公式にアナウンスされた。
休養とイベントの相次ぐ欠席。欅坂のファンはこの1年ずっともやもやしながら覚悟はできていたかと思う。2015年秋ごろから欅坂は始まってるので、今泉は3年にも満たない在籍で10代のうちに欅坂を去る。

自分、どちらかというと可愛らしい子より渡邊理佐や守屋茜や土生瑞穂みたいな大人っぽくてキレイな子に目がいくw 今泉ひとりに注目していたわけでもない。
だが、欅坂のメンバーにとっても卒業者を出すということは初めての事態。CDデビューからウォッチしてきた自分にとっても初めて発足メンバーの卒業というものを体験することになる。
なので今回の卒業は自分にとって特別な事態。ダメージは小さくない。
グループアイドルが脱退することを「卒業」と呼ぶことに自分は以前から違和感を感じている。そして「卒業おめでとう」ということも同じ。何もおめでたくない。

たぶんこのままいくとまっとうな卒業までのプロセスを経ないでフェードアウトしていく。メンバーもファンも悲しいし寂しい別れになる。
「卒業」と呼んでいいケースは乃木坂の深川や橋本や生駒のように正しい手順を踏んでセレモニーを経て、双方納得の上、さらなる高みに向かって去って行った場合のみでいい。
自分はこの言葉をぜったいに使わないが、ここでは慣例に従う。
「けやかけ」メインの自分にとって、メンバーの卒業は見る機会の激減を意味する。それは寂しい。3人でPerfumeなのと同じで21人で欅坂だと思っていた。
今泉というと2nd Anniversary での「再生する細胞」が印象的。あそこで見ておけて幸運だった。
7thでもソロ曲を用意して慰留に努めたものの本人の決意は固かったようだ。
さいわいなことに芸能界を引退するわけではないらしい。むしろこれから自分の居場所を見つけて活き活きと輝きだすかもしれない。ファンには希望が残された。

だが、秋元グループでそうなった子はまれ。しかし、SMAPやももクロのように離脱者を出してから、去った者と残った者がさらにブレイクする目もある。欅も今泉もこれからの活躍を祈ってる。
欅オタにとっては志田愛佳という懸念も残されている。今回の今泉ケースを見ていると、志田も欅を去る公算が高いように思える。平手も今後どうなるかわからない。
この世はすべて無常だが、とくにアイドルグループは無常。その一瞬の輝きを目撃することしかできない。
BABYMETALのYUIMETALもファンをずっと不安にさせている。
PS. なんと今泉のソロ写真集が発売になることも発表された。海外ロケまでしてんの?
今泉は優遇されてたイメージなのになぜ脱退?!
お渡し会イベントが欅坂の今泉と最後の接触イベントか?

2018年8月20日月曜日

ベルナルド・ベルトルッチ「ラストエンペラー」(1987)

「ラストエンペラー」という映画を学生のとき以来見返した。19日(日)昼1時からBS朝日でやるって知ってすぐ予約して。
これ、自分はまだたぶん後半しか見ていなかった。当時はよく意味のわからないシーンがあった。近年いろいろと日本近現代史を勉強してようやく再視聴。
自分に清国と清国人のイメージを具体化してくれたのはこの映画。たぶん日本人が支那人イメージを形成していった初期にそこにあったのが清国。なので「キン肉マン」のラーメンマンはあんな風貌になったのも必然。
紫禁城内部の宮廷シーンはグロいまでに絢爛豪華な歴史絵巻。衣装の量だけでとんでもない。
宦官だとか多数の側室だとか、20世紀まで存在していたことが脅威。日本は明治時代で側室とか第2夫人とかなくなってよかった。

皇帝溥儀の少年時代と青年時代を演じた俳優がスーパーハンサム。今日、日本人の我々の知っている溥儀の写真イメージと大違い。
自分、あんまり中国映画とか見ないけど、ジョン・ローンって今何を?
調べてみたら現在65歳になっているはず。もう引退したのかな。

この映画がいきなり人生最悪なシーンから始まる。戦犯として共産党軍に護送され収容所に入れられて自殺未遂。そして幼少時からの回想シーンが続く。
この皇帝は、辛亥革命、クーデター、内戦、満洲国建国、逮捕投獄、労働改造、文革…、庭師として生涯を終える。人生ハードモードすぎる。
溥儀の皇后(婉容)が一番不幸で見ていてつらい。紫禁城を追い出され早々に夫婦の関係は冷め切る。花食ってるシーンは哀れ。運転手との子どもは関東軍の甘粕に殺害。アヘン中毒を悪化させ気が狂って置き去り…。
第2夫人(文繍)は雨のなかふらっといなくなる。この人もかなり悲惨な末路をたどった…。この二人の心情的なつらさは大人にならないとわからない。

溥儀はダマされ流されどんどん顔面蒼白になっていく。最悪な生き地獄を味わう。清国皇帝一族の悲惨すぎる末路。
王朝の最期と言うのは記録に残ってないものも含めて毎回こんな感じだったかもしれない。

ベルトルッチ監督の演出があざやか。黄色いカーテン、白いカーテン、目の前で閉ざされる門、どのカットも色鮮やかですばらしい。すべてハッとさせられる。
元皇帝陛下を何の敬意もなくあそこまで粗雑に扱えるのは中国人ならでは。取り調べする検察官(?)が毛沢東のような髪型。三ツ矢雄二に似てる。今回さらに「未来少年コナン」のレプカ局長にも似てると感じた。

坂本教授の甘粕が活舌が悪すぎるw 「ぜんぶ日本のものだ!」と叫ぶのは日本人の感性からするとやりすぎな気がする。心の中ではそう言っていても日本人にはタテマエがある。教授は甘粕より近衛首相に見えた。
川島芳子はもっと美人女優にやってもらいたかった。嵯峨浩ももっと可憐な感じにしてほしかった。

飼っていたネズミを門にたたきつけて殺すシーンは目をそむけたくなる。あれは幼年期の終わりを示すために必要なシーン? ハムスター飼ってる人は見る時注意。
書庫に放火される夜、心細いとベッドにやってきた正室、そしてまた側室がやってくるのだが、皇帝は「キミも来なよ」ってなるシーンは、初めて見た当時「?!」ってなった。

オリジナルだと219分あるそうだ。今回の放送がどのシーンがとか確認してないけど、印象に残っていたものがいくつかなかったことはわかった。
今回放送された吹き替え版が地上波初のときのものかどうかも自分にはわからない。

2018年8月19日日曜日

長澤まさみ「古沢さんのセリフは覚えやすい」

プラスアクト2018年6月号を手に入れた。長澤まさみの「コンフィデンスマンJP」に関するインタビュー&グラビア記事があったから。250円でゲット。

グラビア4ページ、インタビュー2ページという内容。肝心のグラビアがこんな衣装にこんなヘアスタイルという、男ウケのまったくない新鮮さの何も感じられないグラビア。
顔のアップになってるか立ってるかしゃがんでるかの違いしかないというもの。これは買わないでもよかったかもしれない。

この雑誌はバックナンバーも販売されているようなので詳しくは紹介しないが、まさみが古沢良太脚本について語っているのが新鮮かと思う。
「歩きながらセリフを考えるっておっしゃっていました。だから、セリフが生きているんだなって。古沢さんの台詞は覚えやすいんですよ。」 
「それはたぶん、喋りやすい口語として、ちゃんと書かれているから。説明ゼリフだとしても、口語で考えないと、喋りにくい台詞ってあるんですね。でも、古沢さんの台詞はスッと入ってくる。難しい内容を話していたとしても喋りやすくなるんです。」
古沢脚本が俳優たちにっとっても人気がある秘密はそこにあった。

だが自分は、まさみが中堅女優として立派に対等に論理的にセリフというものへの考えを述べていることにも感心した。

あと、ダー子のキャラづくりのために現場ではテンションを高いままに保っていたのに、取材のとき小日向さんから「時々うるさいなって思う」と言われてた。
「誰よりもテンションが高いのは小日向さんだった」「英国紳士って設定はどこにいっちゃったんだよ」とまさみは反論。

その一方で「小日向さんは劇団で培ってきた、あらゆる技術を持っている方。盗むところがたくさんあるので、勉強になることが多かったですね。」ともフォロー。
まさみはベテラン俳優との共演を毎回こんな感じで自分のものにしていた。感心。
「(3人は)性格的に似ているなって思いました。つかず離れず、人のことは全然気にしない(笑)。それぞれがマイペースだったので、現場には、とても居やすかったです。」
そして、まさみが仕事を引き受けるオファーの基準は「脚本が面白いかどうか」だとも語る。そうすることで「自分がいいと思ったり、信じてやったと言える作品が出来るようになりました。」

まさみに仕事を選ぶ権利のなかった時期のドラマが不評なのは仕方がないことだった。キャストが先に決まってダラダラとアテ書きするようなドラマが面白いはずがなかった。
「意欲は増したかもしれません。とはいえ、お芝居に対しては仕事という感覚のほうが私は強いので、楽しいというよりは、疲れたなとか大変だなっていうほうが大きいです(笑)。」
女優としてのまさみは常に真面目。ここ数年、多くの若手からも慕われるようになってるし、なにより若い女性ファンが増えた。
とくに「コンフィデンスマンJP」(6月度ギャラクシー賞を受賞)が評価され、長澤まさみを再発見した人が多かったのは、まさみオタとして、自分にとっても喜び。
自分から言わせるとまさみは10代のころから信条は変わっていないわけだが。

PS. どうやら映画版「コンフィデンスマンJP」の撮影が始まっているようだ。

2018年8月18日土曜日

綾辻行人「迷路館の殺人」(1988)

綾辻行人「迷路館の殺人」(1988)の1992年講談社文庫(1998年第20刷)を手に入れた。100円。
こいつが自分にとって3冊目の綾辻行人。これまでに「時計館」「水車館」と読んできてそのどれもが面白かったので期待して読む。

引退した偏屈老推理作家が建てた迷路館。そこで誕生パーティーをするというので弟子の作家4人と編集者夫妻と評論家、そして島田が呼び寄せられる。
約束の時間にみんな集まると、執事から「主人は自殺しました」「莫大な遺産をかけて、今から迷路館を舞台にした推理小説を書いてもらいます」「被害者は自分という設定でワープロで書いてください」という遺言テープが公開される…。

これがまたしても「そんなバカな!」というリアリティ無視のクローズドサークル連続殺人。やっぱこれだなという雰囲気重視の本格推理もの!
邸内がややこしい迷路になってる。こんな建物って法令上建てていいの?知らんけど。

NEC文豪と富士通オアシスのワープロのキー入力の違いとか時代を感じるな。綾辻作品3作目だったけど、なんだかもうすでにマンネリでどれも同じかも…。こいつは江戸川乱歩や横溝正史っぽさのある古典的なサイコパス犯罪者ものか…、と思いきや、だがしかし!?

いやあ、こいつも参りました!w 大どんでん返し!最後の最後まで3回驚かされた。まさかの叙述トリックかよ!なんか、あの人物だけ描写が曖昧なのは序盤でちょっと疑問に思ったけど、流してそのままにして読んでいて、まんまと作者の術中に嵌った。

自分、初めて読んだ綾辻作品が「時計館」だったので、「鹿谷門実」という名前にはなんとなく記憶があったのだが、幸運なことにそいつの正体を忘れていたw なので、エピローグとプロローグでも叙述トリックに嵌められたw 

びっくり驚いて、それでいてサスペンスホラーとしてストーリーも面白いっていう。

綾辻行人ってすごい!w 大エンターテイナー。これからも読んでいく。改訂新版が出るたびに、分かりやすく一部を書き換えていたりするらしいので、これから読む人は最新のものを読むべきだろうと思う。
「十角館」もすでに旧版を100円で手に入れてしまっている…。いずれ読んで感想を書く。

2018年8月17日金曜日

橋本愛「美しい星」(2017)

昨年公開された「美しい星」(2017 GAGA)という映画があるので見てみる。橋本愛が出ているので見てみる。何も予備知識がない。

「美しい星」は三島由紀夫原作のSF小説。三島は格調高い美しい日本語の名人で文豪。だが、通俗的小説も書く。この本は以前から読みたいと思っているのだが未だに見つけられず読めないままでいた。映像で見れるなら先に映画で見ようか。

文学作品の映画化って近年あまりない。難しい挑戦だから?
今回、「桐島部活やめるってよ」「紙の月」などで巨匠の道を歩み始めている吉田大八監督脚本による映画化。それなりに期待していいはずだ。
主演はリリー・フランキー。そして橋本愛、亀梨和也、中嶋朋子、佐々木蔵之介というキャスト。話題にならないほうがおかしい。
だが、あんまり話題を聞かなかった。映画賞レースにも絡んでいない。なぜだ?

主人公は気象予報士リリーさん。微妙に嫌な大人。この映画、表向きは爽やかでも微妙に不快な人々が沢山出てくる。いやらしい大人、傲慢な大人、無礼な大人、今の日本社会そのものだ。そして微妙に嫌な映像の連続で嫌~な気分になっていく…。
自転車便フリーターの長男(亀梨)は路上でトラブった代議士の秘書を手伝うようになり、妻(中嶋)はマルチに引っ掛かる。
女子大生の娘(橋本)も周囲の人々とのストレスだらけ。「パークス」とはまるで真逆な暗さ。
ミスコン出場を強引に迫られたりとか、いきなりCD渡してお金を要求するストリートミュージシャンとかw
で、そのCD聴いて感動しちゃったりして金沢でのライブまで追っかけ。どんどんはまり込んでいく。

このミュージシャンがヤバイ目つきでUFO体験を語る。なんか、90年代に若者たちがオウムにはまり込んでいった過程を見せられてるかのよう。ヨガやったって「解脱」なんてできなかっただろ。呼びかけたってUFOが来るわけないだろ。ダメだこりゃ。
この幸薄い感じの橋本愛がやたら美しくて困る…。
この映画の中盤にある亀梨がエレベーターの中で悪夢を繰り返し見るシーンと、橋本愛がUFOを見るシーンが「なんじゃこりゃあ!」と叫びたくなるぐらいに凄まじい映像作品になっていてぶったまげた。
たぶんドラッグやったときの感覚ってこうだろうな…と思わせるテンション。この数分間が大興奮!凄すぎた。

撮影カメラマンが近藤龍人なのか!どうりでビシッと決まってる。なんか、映像が美しくて、BGMがコンテンポラリーっぽくてかっこよくて引き込まれる。音楽は渡邊琢磨という人だ。

やがてリリー一家それぞれが妄想に突き動かされて行く。リリーは生放送で天気予報そっちのけに迫りくる地球温暖化の脅威を説く。予測不能なトリッキーな発言に周囲がどんびき困惑。この人、狂ったの? こんなん1回でクビだろ。テレビのニュースショーの現場もリアルに描く。

内容が意味不明社会派議論系シュールSF。誇大妄想癖のある人同士の巻き起こす大放送事故。実はミステリー?
吉田脚本は「不都合な真実」的な地球温暖化議論をしていると見せかけて家族がテーマか? 戦後日本社会への批判か? 着地点が見えず、ずっと落ち着かない。意味が分からないw
橋本愛がとてつもなく美人。橋本が好きな人は必ず見るべき。
佐々木蔵之介の正体が何だったのか?最後までよくわからなかった。亀梨のIDが無効になってたの、どうゆうこと?秘書はどこ行った?

この映画、自分にはめちゃめちゃ面白かった!壮大でシュールなコメディとしてクオリティが高い。何が何だかわからないがスゴイと感じる映画。
映像と音楽と編集がハイセンス。自分の吉田大八の評価がさらに増した。もっと話題になっていい。もっと見られるべき作品だ。広くオススメ。
PS.佐々木蔵之介と亀梨の食事シーンに、2か月ほど前にたまたま行ったラーメン屋がロケ地に使われいてびっくりした。立川市の五日市街道沿いにある八王子ラーメン三番亭という店。

普通に美味しいラーメンで、ラーメン自体の写真を撮り忘れた。
八王子ラーメンって、しょうゆラーメンに刻んだタマネギが載ってるもの?自分、あんまりラーメンに詳しくないけど、今後は八王子ラーメンという謎ジャンルを専攻して行きたいと思った。
店内に「美しい星」ロケの状況を伝えるものは何もなかった。だが、私立恵比寿中の子のサインはあった。

2018年8月16日木曜日

ランドル・ギャレット「魔術師を探せ!」(1964, 1965)

ランドル・ギャレット「魔術師を探せ!」(新訳版)という文庫本を100円棚で見つけた。
とくに読みたいとリストアップしてた本でもなく、ただ1964、1965年の作品なのに「新訳版」ということは、よほど読み継がれる名作なんだろうと推測した。

自分が手に入れたものは公手成幸訳2015年版ハヤカワ・ミステリ文庫の第1刷。2015年に出たばかりなのに100円なら迷わず買っておく。
THE EYES HAVE IT AND OTHER STORIES by Randall Garrett 1964,1965
裏解説に「架空の欧州を舞台にした名作本格ミステリの新訳版」とあるから読んだのだが、これ、ミステリーじゃなかった。殺人事件が起こるファンタジーSFだった。

プランタジネット朝が8世紀に渡って現代まで続いている英仏が舞台。科学は発達せずに魔法が発達してしまったパラレルワールド。南北新大陸とヨーロッパの大半を支配するイングランド国王の弟、ノルマンディー公リチャード直属の捜査官ダーシー卿が魔術師マスター・ショーンと事件の捜査に乗り出す。
今日だと鑑識が科学的に証拠集めをするところが、魔法で証拠を得る。

「その眼は見た」「シェルブールの呪い」「青い死体」という短編3本を収録。

これ、どんな映像を思い浮かべて読んだらいいかわからなかった。中世がそのまま20世紀まで続いているという架空の世界を考えたこともなかった。
たぶん、「薔薇の名前」や「ハリー・ポッター」? 人々の服装や街並みは表紙イラストを参照にするべき?

困惑しながら慣れないままに1本目「その眼は見た」を読む。
魔法で捜査するとは言っても主人公ダーシー卿は魔法を使えない。そのタレントを持つ魔術師のみが使える。
その世界観に慣れたころに事件が解決。ふーん、とは思ったけど、それほど面白いとも思わなかった。

「シェルブールの呪い」はスパイ小説みたいな展開。ヨーロッパで英仏帝国と張り合える国はポーランドしかない。ダーシー卿はいちおう推理のようなことをして犯人を名指ししてるけど、ファンタジーなので、その推理過程がまったくどうでもいいw

残念ながらこの本は自分と合っていなかった。途中から耐える感じで読み進めた。
おそらく「ハリー・ポッター」とか読む大人なら楽しく読めるかもしれない。

だが、3本目の「青い死体」はわりと古典的短編ミステリーだったと言えるかもしれない。これが一番満足度が高い。あざやか名探偵だった。

2018年8月15日水曜日

Perfume Future Pop 特番

Perfume2年4か月ぶりのNew Album「Future Pop」が本日8月15日に発売されるのを記念して、12日にWOWOWさんでFuture Pop特番が放送された。Perfumeと関係者が曲の魅力を語り合うという番組。

まずは「TOKYO GIRL」
のっち「東京タラレバ娘、好きだったぁ~」
そしてMVに出演した吉高由里子のVTRコメント出演。
吉高「寒かったぁ~という記憶がある」Perfume「ちょっと上見てといわれただけで、画の完成度が高い。さすが女優!」
特筆すべきは30歳になった吉高が、今年30歳になる同じ年のPerfumeに「どこに衰えを感じる?」という質問をしたことw
のっち「マッサージに行くようになった。マッサージの大事さに気づいた。」
かしゆか「階段が苦手」あ~ちゃん「ダンスのために運動して筋肉痛w」
そして世界同時生配信のためにつくれらた「FUSION」について。のっちがニューヨーク、かしゆかがロンドン、あ~ちゃんが東京から配信した特別企画について回想。
結成17年にして初めて別の場所で同時にダンスという企画。5Gという技術で遅延のないデータ送信が可能になったらしい。詳しいことはわからないけど。
3人は緊張感をもってギリギリまで詰めながら挑んだらしい。
そして「If you wanna」
監督はライブ演出を手掛けてきたTAKCOMさん。のっち「TAKCOMさんの思うPerfumeはコレっしょ?という2分半w」かしゆか「衣装も好きだった」

ここでディーン・フジオカがVTR出演。あ~ちゃんママはディーンさんのファンらしい。この人は以前から中田ヤスタカの音楽が好きで、香港時代にcapsule「L.D.K. Lounge Designers Killer」をずっと聴いていたんだそうだ。Perfumeのコンサートにも行ったことがあるらしい。

ディーンさんから質問「一番広島に合うPerfumeソングは?」
かしゆか「STAR TRAIN」のっち「ねぇ」あ~ちゃん「Let Me Know」

そして「無限未来」
あ~ちゃん「PVで初めて海外グアムへ行った。うれしかった。」かしゆか「強行スケジュールだった」「朝焼けシーンのために3時からメイク」
ここで広瀬すず登場。「無限未来」を絶賛。家でもよく聴いてるらしい。
すずからの質問は「寝る直前に思い浮かべること」
かしゆか「明日着る服」のっち「仕事を考えると緊張するので、明日楽しみだなぁ~って」あ~ちゃん「考えると不安になっちゃう」
そして「Let Me Know」この曲は3人とも大好きらしい。
ここで関和亮氏登場。3人の子ども時代のメタファーということで子役を用意。
関「海外で撮影するならどこがいい?」
かしゆか「ヨーロッパ。街がそのまま絵になる」あ~ちゃん「遠くて飛行機大変」
そして「宝石の雨」
あ~ちゃん「Rainyで綺麗に 精錬の過程に って歌詞がすごいステキ」

いよいよアルバムについて。あ~ちゃん「ジャケ写は入り組んだことをした。グラフィックのように見えて実はアナログで撮ってる。」
スタイリスト三田真一登場。自分、この人の喋る映像を初めて見た。
あと「好きなCDジャケットは?」という質問。かしゆか「LEVEL3のジャケットが好き」のっち「椎名林檎の2018年アー写」あ~ちゃん「SPEED / Starting Over(1997)」

最後にNew Albumのみどころ
かしゆか「幸せ感」のっち「確実に名盤となるでしょう」あ~ちゃん「自分たちに自信がつく1枚」

PS. もうしわけないがNew Albumを1週間ぐらい経ってからでないと聴けない。発売週になんとか手に入れるけど。もう自分は初回盤CDにはこだわらなくなってるので、店頭にない場合ひょっとすると通常盤になってしまうかもしれない…。
PS. つづけて2017年6月4日幕張で開催されたAMUSE FES IN MAKUHARI 2017 rediscover を再放送。これ、昨年夏の放送時に見逃してた。
Perfumeは「TOKYO GIRL」、さくら学院と共演の「Spending all my time」、「FLASH」、「チョコレイト・ディスコ 」、出演アーティスト全員での「それを強さと呼びたい」の5曲がON AIR

2018年8月14日火曜日

半藤一利「日本国憲法の二〇〇日」(2003)

半藤一利「日本国憲法の二〇〇日」(2003)を文春文庫版で読んだ。友人の本棚から借りて。
これ、憲法学の学術書ではない。半藤氏が向島区で空襲の生死をさまよい長岡へ疎開していた中学生の時期、昭和20年3月から昭和21年2月までにあった終戦直後の歴史トピックの柔らかい総解説。

議事録、新聞記事、ラジオ、政治家や侍従といった人の日記だけでなく、著者の父親との会話や、大佛次郎、高見順、山田風太郎、斎藤茂吉、永井荷風といった多くの人々の日記を引用し、日本人たちがそのときどう感じたか?正直な気持ちを書き綴る。

教科書では教えてくれないリアルな終戦直後史。初めて知ることがたくさんあった。

この本の最大の山が新憲法成立の経緯。近衛公がマッカーサーから裏切られ、松本委員会の憲法改正試案に対してGHQ案が突きつけられる。ここ、白洲次郎の本でも読んだ日本史の劇的で重要な一場面。

ただ現在の憲法下で育った自分からすると、当事者たちが蒼白になるほどまでに国体護持にこだわったのか?がそれほどよくイメージできない。我々には旧体制の人々の感覚があまり理解できない。

半藤氏がこれを連載していた当時は日本国憲法がアメリカから押し付けられた憲法だから日本人の手で新憲法をつくろうという機運が高まった。それは現政権までつづく。
べつに憲法改正なんてほとんどの日本人が望んでいない。半藤氏も「押しつけ憲法」という主張を一笑に付す。

2018年8月13日月曜日

浜辺美波CM巡礼「小さな恋の歌」

暑くてどこへも出かけたくなかったのだが、浜辺美波のCMの場所へ行ってみることにした。浜辺が「小さな恋の歌」を歌うLINE MUSICのCMロケ地。
これは一体どこだろう?いつものようにささっと調べて行ってきた。
東京都日野市の山の斜面に張り付いた住宅地。この日もたぶん34℃ぐらいはあった。
この急カーブの道は山へ向かう…というわけでなく、住宅地をぐるっと周るだけの道。
見晴らしはいいかもしれないが、こんな高台にある場所は車がなければ生活していけない。年をとると買い物に行くのも困難になる。小さな商店すらない。豊田駅からバスは中腹までは来るようだ。
電動アシスト自転車とか老人が乗る電動カートとかないと生活していけない。
浜辺がいたガードレールもピンポイントで特定できたが、行ってみたところで別に楽しくなかった。
たぶん5分にも満たない滞在時間でその場を立ち去った。

2018年8月12日日曜日

POLYSICS 15th P(2012)初回盤を手に入れた

POLYSICS 15th P(Ki/oon Records 2012)もわりと中古で安価でよく見かけるのだが、DVDつき初回盤が280円で売られているのを見るにしのびなくて救出してきた。自分、これはデータのみでしかもってなかったので。たまにはいい音で聴こうかと。

2012年2月のバンド結成15周年を記念したアルバムだからもう6年以上昔。つい最近のアルバムだと思っていたらもうそんなに経つのか。そういえば自分は20周年のライブツアーも欠席してしまった。

このバンドが15年間ひたすら続けた無味乾燥な音楽の偉大さと楽しさに改めて驚くw

「Buggie Technica 2012」はキーボードのカヨ脱退後のリテイクだが、今になって久しぶりに聴いてみてもやっぱり旧版のほうが好き。あまりにライブで聴きすぎてカラダに染み込んでる。

「ありがTOISU!」はこれまでの総決算コラージュ的な楽曲。昨年出た「That's Fantastic!」はこれまでのすべてのMVのコラージュだったけど、こちらは15年分の音楽素材のコラージュ。自分はほぼすべて元がわかる。自分はかつてPOLYSICSを相当に聴き込んでいたんだなあ。

「Mix Juice」は10-FEETのTAKUMAとチャットモンチーの橋本絵莉子がゲストボーカルで参加してる楽しい曲。今まであんまり聴いてこなかったけど、今回魅力を再発見。

「ムチとホース」は競馬実況アナウンスが入るので、この曲だけ聴くとコミックバンドのように思われてしまうかもしれない。この曲はよくライブでやっていた。自分はわりと好きだった。

「明るい生活」はチュートリアル徳井のネタリーディングが入る謎曲。
「友達ケチャ」は親交のある多数のミュージシャンが参加したガチのケチャ。最大のツッコミどころ。何しとん?
「MECHA-MANIA BOY 」はDEVOのMark Mothersbaughのボーカルによる。演奏はPOLYの3人?歌詞ブックレットを開いてもこの曲がこのアルバムに入った詳しい経緯はわからない。たぶんバンドのルーツとしてリスペクトの意味合い。

「1.2.ダー!」は小島麻由美とユウ(GO!GO!7188)のふたりがボーカルで参加した曲。楽曲はポリだがボーカルがらしくないってゆう。

「783640」はキーボード三柴理をフィーチャーした楽曲。自分はこの人をよく知らないがFumiとふたりでボーカルを務めている。この曲はわりとすきでよく聴いていたが、たぶん自分はライブでは一度も聴いてない。
そしてDVDを見ていく。自分、実をいうとMVはあんまり見た記憶がない。「Rocket」「Pretty Good」「Shout Aloud!」「Young OH! OH!」は本当にライブでよく演奏されたし自分も飽きるほど聴いたw どれも懐かしい。カヨがいた最後の時期のPOLYSICSのMV集になっている。
「How are you?」から3人体制のポリになる。この曲と「Let's ダバダバ」あたりまでは本当にライブに頻繁に行っていた。すでに懐かしい。
「Moog is Love」にMVなんてあったっけ?と思っていたら、Studio Coast でのライブ映像を使ってるやつだ。これが収録されてるライブDVDは何度も繰り返し見たんだった。英語版Moog is Loveは海外ではあんまり評判がよくなかったんだよな。
「カジャカジャグー」のMVは以前見た記憶がまったくない。この年代の違う映像を敢えて入れてきたのは、今までどのパッケージソフトにも収録してこなかったから?オマケサービス? 

どの映像も久しぶりすぎて懐かしくてたまらない。だが、楽曲は今も完全に体に染みついている。それにしてもカヨの消息をまったく聞かないが元気だろうか。