乃木坂46のシングル通常盤が、「ぐるぐるカーテン」から「太陽ノック」まで、HOのレジ横の段ボールに各20枚ぐらいずつ、未開封のまま詰め込まれた状態で置かれていた。
握手会に行くオタならみんな大量に部屋にあるものなんだろう。
1枚54円だったので、まだ持っていなかった 「君の名は希望」通常盤を連れ帰った。
この盤を手に入れたことで「サイコキネシスの可能性」という楽曲の音源が手に入った。
初めて聴いてみた。杉山勝彦氏による楽曲なのだが、ぶっちゃけ、この曲にはあまり乃木坂らしさを感じられなかった。それほど気に行ってない。
歌詞ブックレットのメンバーポートレートでは井上がダントツにカワイイ!w
このシングルはどのタイプもジャケットが楽しそうで良い写真。
PS. この春に出る17枚目シングルの選抜発表が1月29日にあった。
白石と西野のWセンターって、13枚目に戻った感じ。白石、西野は単独でセンターはできないというのか?
自分はセンターは齋藤飛鳥しか考えられないと予想していたので、今野さん、何やってんの?って思った。
それに21人は多いなと感じた。欅坂の成功のおかげで今野さんも考え直した結果なのかもしれない。
2017年1月31日火曜日
2017年1月30日月曜日
塚本晋也 「双生児~GEMINI~」(1999)
原作は読んだことあるけど、この映画に関しては何も予備知識がない。
登場人物の眉毛が消してあって雰囲気が異常。なんか、明治大正時代の写真をそのまま立体に起こしたような質感で人々が存在する。生気のない感じがとても不気味である意味リアル。日本のようで異世界のようでもある。
主人公(本木雅弘)は軍医として日露戦争に従軍。帰還し勲章を貰っているという設定なので明治末という設定らしい。
原作にない前段のようなストーリーが足してある。男女の物語が盛ってある。
原作にない貧民窟という舞台が登場。自由にやりたい放題の別世界。これ、海外映画祭にも出品されたそうだが、日本が誤解される。当時の日本スラム街はあんなカブキっぽい感じ?
あんな短編小説でどうやって84分の映画にするんだろう?と思っていた。原作とまるで違った前衛的な映画になっていた。
乞食僧侶(石橋蓮司)はどういう関係?最後のシーンは何を見た?時系列はどうなってる?
見ていて混乱した。
とても前衛的な芸術作品のような映画なのでストーリーどうこう言うべきでない作品かもしれない。寺山修司の舞台作品のようなノリで仕上げたホラー作品でもあった。
乱歩の「双生児」とはまったく別物だった。乱歩作品はレトロ表現にすぎない映像化が多い中、まったく独特な世界観で新鮮だった。
2017年1月29日日曜日
浜辺美波
浜辺美波(はまべみなみ)がゲスト出演するということで「スーパーサラリーマン左江内氏」(日本テレビ 土曜9時枠)を急きょ初めて見た。
これ、藤子・F・不二雄による同名の原作があるらしいけど、そんな作品、存在すら知らないw 堤真一が冴えない中年サラリーマン役。気の進まないままに、たまにスーパーマンに変身する。それ、「女子ーズ」と同じノリ。
浜辺美波って、なんとまだ16歳なのかよ!2000年の生まれなのかよ。
この子は長澤まさみと同じ東宝芸能なので、まさみオタの4割ぐらいは名前と顔を知っているかもしれない。世間の知名度はたぶんもっと低い。
2015年の「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」が最初の注目作だったのだが、自分は見逃した。
見ていてなんだか自分的にざわざわし始めた。ま、まさか、この脱力感って…。
またしても佐藤二朗のクソテキトーアドリブ演技を見た段階で気づいて、ムロツヨシ刑事を見た段階で確信。福田雄一の脚本・監督作か!やっぱりか!日テレ土曜9時枠をまかされるような監督なのか!?
「アオイホノオ」に出てた中村倫也も警官役。
で、今回初めて浜辺美波の演技を見た。えっ、業界慣れしすぎたスレまくったアイドル役w 裏表はっきりしすぎ。ぶっちゃけすぎ。乃木坂や欅坂にこんな子はいないと信じたいw
16歳にしてすでに女優になっていた。嫌な女の子をしっかり演じていた。16歳のころのまさみはようやくセカチューにたどりついたころだったので、この演技は立派。まさみ以来の女優として有望な人材が現れた。
もう、広瀬すずを最後の恋にしようと思ってたのに、またまた注目の女優が出現して困ってる…。
マネージャー役の俳優を見てあっ!と思った。「夜のピクニック」や岩井俊二映画に出てた郭智博だ。まだちゃんと俳優をやっていたんだ。
コメディエンヌぱるるは堤の娘役。いや~、まったく可愛くないw アイドル目指してオーディションを受ける。AKBオタに向けたパロディネタを提供。
だが、この子は女優として野心を持っていそう。これからドラマでの活躍に期待したい。
今年の1月クールで見てたドラマはなかったのだが、これから毎回見ようと思う。毎週予約した。
これ、藤子・F・不二雄による同名の原作があるらしいけど、そんな作品、存在すら知らないw 堤真一が冴えない中年サラリーマン役。気の進まないままに、たまにスーパーマンに変身する。それ、「女子ーズ」と同じノリ。
浜辺美波って、なんとまだ16歳なのかよ!2000年の生まれなのかよ。
この子は長澤まさみと同じ東宝芸能なので、まさみオタの4割ぐらいは名前と顔を知っているかもしれない。世間の知名度はたぶんもっと低い。
2015年の「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」が最初の注目作だったのだが、自分は見逃した。
見ていてなんだか自分的にざわざわし始めた。ま、まさか、この脱力感って…。
またしても佐藤二朗のクソテキトーアドリブ演技を見た段階で気づいて、ムロツヨシ刑事を見た段階で確信。福田雄一の脚本・監督作か!やっぱりか!日テレ土曜9時枠をまかされるような監督なのか!?
「アオイホノオ」に出てた中村倫也も警官役。
で、今回初めて浜辺美波の演技を見た。えっ、業界慣れしすぎたスレまくったアイドル役w 裏表はっきりしすぎ。ぶっちゃけすぎ。乃木坂や欅坂にこんな子はいないと信じたいw
16歳にしてすでに女優になっていた。嫌な女の子をしっかり演じていた。16歳のころのまさみはようやくセカチューにたどりついたころだったので、この演技は立派。まさみ以来の女優として有望な人材が現れた。
もう、広瀬すずを最後の恋にしようと思ってたのに、またまた注目の女優が出現して困ってる…。
マネージャー役の俳優を見てあっ!と思った。「夜のピクニック」や岩井俊二映画に出てた郭智博だ。まだちゃんと俳優をやっていたんだ。
コメディエンヌぱるるは堤の娘役。いや~、まったく可愛くないw アイドル目指してオーディションを受ける。AKBオタに向けたパロディネタを提供。
だが、この子は女優として野心を持っていそう。これからドラマでの活躍に期待したい。
今年の1月クールで見てたドラマはなかったのだが、これから毎回見ようと思う。毎週予約した。
志田未来にそっくりに見えるので、このヘアスタイルは変えたほうがいいかもしれない。
ドラマ終わり主題歌での全員ダンスシーンは「女王の教室」を思い出した。
PS. 「咲‐Saki‐」の浜辺美波は最強!w
こっちのヘアスタイルのほうがいいわ。
2017年1月28日土曜日
新田次郎 「梅雨将軍信長」
この本は初めてその存在を知った。「梅雨将軍信長」(新潮文庫 1979)。
新田次郎は好きな作家でいつも本棚を探してるのだが、あまり100円だと見かけない。
自分が手に入れたのは平成22年の第27刷。あれ、そんな昔からあった本なのか。時代小説の棚をチェックするようになったのは最近だからな。
時代小説9本を収録。どの作品も気象観測技術者だった新田次郎らしい、科学と技術で時代を先駆けた人々への想いを感じることのできる面白くて爽やかな傑作。
「梅雨将軍信長」(昭和39年 小説新潮)
気象予報士サムライが信長にアドバイスして桶狭間、長篠の合戦に勝利するというまさかの1本。本能寺の不吉な予言もする…という、ウソだろっ!?展開w
「鳥人伝」(昭和31年 オール読物)
生まれる時代を間違えた人の悲劇。哀れな男女に涙する。
「算士秘伝」(昭和32年 オール読物)
江戸時代の「和算」数学者たちは流派ごとに閉鎖的で、その知識が外部に知られることはまったくなかった。お家の名誉にかかわるような一匹狼数学者は命を狙われる…という、ウソだろっ!話パート2
これはドラマ化しても面白いかと思う。
「燈明堂物語」(昭和32年 講談倶楽部)
薩摩の軍船が航行するのを妨害するために、御前崎の灯台を消すように命じられた先祖代々灯台に灯をともす仕事に誇りを持ってきた人々と代官の闘い。
悲劇で終わるのか…と見せかけてハッピーエンド。老人たちは若者の恋を成就させるべきだなって話。これもドラマにするべき。
「時の日」(昭和36年 オール読物)
蘇我入鹿と中大兄皇子の日本最初の水時計「漏刻をめぐる争いを描く。気象観測エンジニアでもあった新田自身の権力者批判。
「二十一万石の数学者」(昭和38年 オール読物)
久留米藩主・有馬頼徸を描いた短編。この本の中で一番短い。「算士秘伝」と表裏をなす1本。江戸時代って進歩的な人がほんの一握りしかいなかったんだな。
「女人禁制」(昭和42年 小説現代)
大奥の勢力争いと意地の張り合いで、女人には禁じられていた富士山へ登る羽目になってしまった17歳少女の執念。これ、本当に新田次郎の作品か?って思うほどに軽いし笑いに満ちている。
広瀬すず、もしくは北野日奈子主演でドラマ化きぼんぬ。
「赤毛の司天台」(昭和42年 小説現代)
幕府内の勢力争いで「天気予報」もさせられる牛込の司天台、近所によく天気を当てられる浪人が住んでいるというので探ってみる…という話。空想と想像力による1本。これも脳内でドラマがいきいきとイメージできる。
「隠密海を渡る」(昭和35年~36年 週刊公論に連載)
この作品が一番長い。「絵島事件」を捜査側から想像を膨らませて書いた時代小説。陰謀とロマンス巨編w
離島を舞台に悪をあばく潜入捜査って「燃えよドラゴン」とか映画やドラマでよく見えるパターン。「TRICK」もこんな感じだな。江戸時代の流人制度は酷い。
いやあ、どの作品も新田次郎が自由に好き放題に書いていて爽快。
PS. なので、自分も「梅雨将軍信長」のドラマキャストを自由に欅坂で考えた。誰か、実現してくれないか。
新田次郎は好きな作家でいつも本棚を探してるのだが、あまり100円だと見かけない。
自分が手に入れたのは平成22年の第27刷。あれ、そんな昔からあった本なのか。時代小説の棚をチェックするようになったのは最近だからな。
時代小説9本を収録。どの作品も気象観測技術者だった新田次郎らしい、科学と技術で時代を先駆けた人々への想いを感じることのできる面白くて爽やかな傑作。
「梅雨将軍信長」(昭和39年 小説新潮)
気象予報士サムライが信長にアドバイスして桶狭間、長篠の合戦に勝利するというまさかの1本。本能寺の不吉な予言もする…という、ウソだろっ!?展開w
「鳥人伝」(昭和31年 オール読物)
生まれる時代を間違えた人の悲劇。哀れな男女に涙する。
「算士秘伝」(昭和32年 オール読物)
江戸時代の「和算」数学者たちは流派ごとに閉鎖的で、その知識が外部に知られることはまったくなかった。お家の名誉にかかわるような一匹狼数学者は命を狙われる…という、ウソだろっ!話パート2
これはドラマ化しても面白いかと思う。
「燈明堂物語」(昭和32年 講談倶楽部)
薩摩の軍船が航行するのを妨害するために、御前崎の灯台を消すように命じられた先祖代々灯台に灯をともす仕事に誇りを持ってきた人々と代官の闘い。
悲劇で終わるのか…と見せかけてハッピーエンド。老人たちは若者の恋を成就させるべきだなって話。これもドラマにするべき。
「時の日」(昭和36年 オール読物)
蘇我入鹿と中大兄皇子の日本最初の水時計「漏刻をめぐる争いを描く。気象観測エンジニアでもあった新田自身の権力者批判。
「二十一万石の数学者」(昭和38年 オール読物)
久留米藩主・有馬頼徸を描いた短編。この本の中で一番短い。「算士秘伝」と表裏をなす1本。江戸時代って進歩的な人がほんの一握りしかいなかったんだな。
「女人禁制」(昭和42年 小説現代)
大奥の勢力争いと意地の張り合いで、女人には禁じられていた富士山へ登る羽目になってしまった17歳少女の執念。これ、本当に新田次郎の作品か?って思うほどに軽いし笑いに満ちている。
広瀬すず、もしくは北野日奈子主演でドラマ化きぼんぬ。
「赤毛の司天台」(昭和42年 小説現代)
幕府内の勢力争いで「天気予報」もさせられる牛込の司天台、近所によく天気を当てられる浪人が住んでいるというので探ってみる…という話。空想と想像力による1本。これも脳内でドラマがいきいきとイメージできる。
「隠密海を渡る」(昭和35年~36年 週刊公論に連載)
この作品が一番長い。「絵島事件」を捜査側から想像を膨らませて書いた時代小説。陰謀とロマンス巨編w
離島を舞台に悪をあばく潜入捜査って「燃えよドラゴン」とか映画やドラマでよく見えるパターン。「TRICK」もこんな感じだな。江戸時代の流人制度は酷い。
いやあ、どの作品も新田次郎が自由に好き放題に書いていて爽快。
PS. なので、自分も「梅雨将軍信長」のドラマキャストを自由に欅坂で考えた。誰か、実現してくれないか。
- 平手左京亮 (平手友梨奈)
- 織田信長 (織田奈那)
- 佐久間信盛 (守屋茜)
- 林佐渡守 (渡邉理佐)
- 柴田勝家 (志田愛佳)
- 今川義元 (尾関梨香)
- 徳川家康 (米谷奈々未)
- 武田勝頼 (土生瑞穂)
- 明智光秀 (渡辺梨加)
2017年1月27日金曜日
新垣結衣は「ずっと彼氏がいなくて」とは発言していない
新垣結衣は現在28歳。13歳でモデルデビューして以来、スキャンダルとは無縁の真面目女優。
昨年は主演したドラマが大ヒットし、テレビドラマ界で屈指の人気女優であることをさらに証明した。ちなみに、自分はあのドラマを1回も見てないけどw
そんな新垣結衣が「ずっと彼氏がいなくて…」と発言している…と称したこのキャプ画像が広く出回ってる。
だが、このテロップは新垣結衣本人の発言ではない。
この画像は、TOKIOがホストを務めるバラエティ番組「5LDK」(2012年2月2日放送)に、新垣結衣が当時公開中の映画「麒麟の翼」宣伝のために出演したときのものだ。
新垣結衣は昔から相当にビビリな性格で、若手女優屈指のインドア派。唯一無二の親友・川島海荷によればほとんど外食もせず、家呑みしながら料理をつくってばかりだという。
で、問題の「ずっと彼氏がいなくて…」というシーンは、仲のいいスタッフ3人と家呑みガールズトークをしているという話題になった箇所。
「ずっと彼氏がいなくて」「いいかもと思える人と出会った」という友人の恋の相談話をしているシーンだった。
実はガッキーは中学時代につきあった男子はいたのだが、その後は強度のインドア派で、たまに共演した若手俳優と仲良くなってファンが焼餅ということはあっても、ずっとNOスキャンダル。決定的な写真を撮られたこともない。
ちなみに、ガッキーは昔から「一目惚れをしたことは1回もない」「絶対しない」と言っている。ファンはこれからもガッキーを信用していい。このままずっと婚期を逃してほしいw
あと、ガッキーがヒョウモントカゲモドキを飼っているという事実はファンにはおなじみだが、餌は「生きたコオロギ」だということはあまり知られていないかもしれない。
ガッキーは18歳ぐらいのころからほとんど見た目も雰囲気も変わっていない。2017年に29歳になってアラサーになるわけだが、すっごく若く見える。まだまだ清純派女優として人気は高止まりしたままだろうと思う。
2017年1月26日木曜日
Fatboy Slim / Palookaville (2004)
Fatboy Slim / Palookaville (2004)のSony Music国内盤が280円だったのでカゴに入れた。年末に何枚か買った安いCDのうちのひとつ。
これ、かれこれ10年はデータで聴いてるけど、280円ならCDでも持ってていいかと。
「Don't Let the Man Get You Down」「Slash Dot Dash」「Wonderful Night」あたりは誰でも一度は聴いたことあるのでは?というぐらいに昔よくかかっていた。
だが、さすがに12年以上昔の曲…。もうさすがに聴いてる人はいないかも。
国内盤なので歌詞カードと解説がある。ぶっちゃけ今まで歌詞なんて気にしたこともないけど、解説がありがたい。
SNOOZERの田中宗一郎氏によれば、「パルーカヴィル」とはヴィンセント・ギャロ主演のコメディ映画からの引用だそうだ。なんでも「ダメ人間村」というようなニュアンスらしい。勉強になったw
これ、かれこれ10年はデータで聴いてるけど、280円ならCDでも持ってていいかと。
「Don't Let the Man Get You Down」「Slash Dot Dash」「Wonderful Night」あたりは誰でも一度は聴いたことあるのでは?というぐらいに昔よくかかっていた。
だが、さすがに12年以上昔の曲…。もうさすがに聴いてる人はいないかも。
国内盤なので歌詞カードと解説がある。ぶっちゃけ今まで歌詞なんて気にしたこともないけど、解説がありがたい。
SNOOZERの田中宗一郎氏によれば、「パルーカヴィル」とはヴィンセント・ギャロ主演のコメディ映画からの引用だそうだ。なんでも「ダメ人間村」というようなニュアンスらしい。勉強になったw
2017年1月25日水曜日
長澤まさみ 「私は恥ずかしがり屋」
「曲がれ!スプーン」期の長澤まさみをインタビューしたBARFOUT! 2009年12月号Vol.172がそこに108円であったので連れ帰った。これ、発売当時も買ったので2冊目w
まさみフィーチャーページが4ページ。グラビアは3カットある。
このグラビアでの長澤まさみのポートレートは美しい。この長澤まさみに勝る美ってほかにある?自分は10年前から日本で一番の美人女優は長澤まさみって周囲に言っていた。今もまさみに替わる存在は現れていない。
現在「キャバレー」で初のミュージカル挑戦中のまさみ。舞台を初めて意識し始めたのはこの「曲がれ!スプーン」だった。
インタビュアーは「舞台」への興味について質問してみた。このインタビューには(9月24日/日比谷)という記録がある。
ワーク・ショップで、エチュードっていうのをやったんですよ。寸劇というか、その場のアドリブでお芝居をしたり。それを役者さん同士が遊び心をもってやっていらして、そういう作り方もあるんだなあって。だから、私も、もっと自分の想像力で、思った通りに、動ければいいなと思って。
だから機会があれば、やりたいですね。でも、ドラマも好きだし、映画も好きなので……。私、特にこだわりがないんです。役者さんでこだわりの多い人って多いと思うんですけど、いい意味で、「これじゃなきゃ自分は嫌だ」というプライドがないんです。自分で制限を作っちゃうと、つまらないなぁって思うしこの映画に出たことで、余計なくなりました。
現在29歳のまさみ、すでに舞台は4作のキャリアを積んだ。長澤まさみは日本を代表する女優であることに疑問の余地はない。
あと、まさみはインタビューであまりプライベートでハマっていることについて話すことがあまりないが、「お芝居以外でリフレッシュできるものはありますか?」という質問にこう答えている。
昔はよくやってたんですけど、いつしかやらなくなったんですよね、1人遊び。子供の頃は、自分1人でモノを作ったりしているのが大好きだったんですけどね。
だから今後はやれたらとは思いますけど、飽きが早い(笑)。あとやっぱり、私は相当恥ずかしがり屋なので、自分が何をやってるか、言わないんです(苦笑)。だって、言ったら、「じゃあやってみる?見せて」ってなるでしょ?それが凄く恥ずかしいから。
2007年ごろ、ラジオ番組であれだけ編み物の話題をしておいて、この時点でもう飽きていた!w
ほんとうに「恥ずかしがり屋」であれば、こんな下着みたいな衣装で、男性の視線を一身に浴びるような舞台に立てないと思うのだがw まさみは以後一気に女優らしくなっていった。
「キャバレー」見にいけないけど、舞台映像は収録しておいてほしい。
2017年1月24日火曜日
皇帝のかぎ煙草入れ(1942)
ディクスン・カー「皇帝のかぎ煙草入れ」(1942)の創元推理文庫(井上一夫訳)版(1961年初版の2005年の第51刷)がそこに108円であったので連れて帰った。
この本も15歳ぐらいのとき手に取りかけたのだが未読だった。今年の夏は乱歩横溝を数冊読んで、さらに乱歩横溝に影響を与えたであろう海外の名作も読んだ。カーというミステリ作家は名前だけなんとなく知っていたけど、読むのは初めて。
離婚してフランスのリゾート地で独り暮らしの28歳資産家女性、狭い路地を挟んだ向かいの銀行勤めの息子と婚約。
婚約者家族と芝居から帰ってきた真夜中、部屋に元夫がよりを戻そうと侵入。
真向かいの部屋で婚約者の父が骨董趣味に没頭しているのだが、誤解を怖れて助けを求められない。
やがて、向かいの窓から父親が殺されているらしいことに気づく…、という話。
古臭いのかな?とそれほど期待せずに読み始めたのだが、なにこれ、面白い。ひと晩で読んでしまった。表紙絵からイメージしたのと内容が違う。
乱歩や横溝にでてくる女性は時代を感じることが多いのだが、この作品のヒロインは現代でも十分許容可能。序盤はなんだかドタバタ感がするw
後半はやや退屈したけど、ラスト付近のある一語で驚く。え?!ページを戻って確認する。ああ、そうか!
当時はアガサ・クリスティも絶賛したそうだが、このパターンは今となっては映画やドラマでみたことあるような気がする。なのでそれほど新鮮ということもなかった。犯人はたぶんこいつだな、ってなんとなく思ってた。
THE EMPEROR'S SNUFF-BOX, by John Dickson Carr 1942海外ミステリの古典中の古典として知られる名作らしい。
この本も15歳ぐらいのとき手に取りかけたのだが未読だった。今年の夏は乱歩横溝を数冊読んで、さらに乱歩横溝に影響を与えたであろう海外の名作も読んだ。カーというミステリ作家は名前だけなんとなく知っていたけど、読むのは初めて。
離婚してフランスのリゾート地で独り暮らしの28歳資産家女性、狭い路地を挟んだ向かいの銀行勤めの息子と婚約。
婚約者家族と芝居から帰ってきた真夜中、部屋に元夫がよりを戻そうと侵入。
真向かいの部屋で婚約者の父が骨董趣味に没頭しているのだが、誤解を怖れて助けを求められない。
やがて、向かいの窓から父親が殺されているらしいことに気づく…、という話。
古臭いのかな?とそれほど期待せずに読み始めたのだが、なにこれ、面白い。ひと晩で読んでしまった。表紙絵からイメージしたのと内容が違う。
乱歩や横溝にでてくる女性は時代を感じることが多いのだが、この作品のヒロインは現代でも十分許容可能。序盤はなんだかドタバタ感がするw
後半はやや退屈したけど、ラスト付近のある一語で驚く。え?!ページを戻って確認する。ああ、そうか!
当時はアガサ・クリスティも絶賛したそうだが、このパターンは今となっては映画やドラマでみたことあるような気がする。なのでそれほど新鮮ということもなかった。犯人はたぶんこいつだな、ってなんとなく思ってた。
2017年1月23日月曜日
島崎遥香 「劇場霊」(2015)
2015年にAKB島崎遥香主演、中田秀夫のメガホンで製作された「劇場霊」(2015)を見た。
これ、東京国際映画祭でレッドカーペットを歩くぱるるの映像とか見た覚えがあって、それなりにちゃんと作られた映画だと思っていた。
開始数分、意味のわからない映像で「劇中劇?」って思いながら見る。中村育二が人形をナタで破壊。何しとん?この時点でこの映画、ちょっとおかしい。
そして、島崎遥香の初登場シーンは川原での死体役w
役に不満なぱるる、事務所社長に「演技がしたいんです!」と訴えるも、「じゃあ、セクシー水着とかやる?」。どこも芸能事務所ってこんな社長だらけなんだろうな。酷すぎる事務所あるある。
おお、俺の高田里穂が出てる!♥ 気の強いイジワル美人のスぺシャリストになりつつあるな。
舞台女優オーディション会場で足立梨花から「ひょっとして、『ガチで怖い動画2』に出てました?」と話しかけられる。このシーンが最初の爆笑ポイント。困り顔アイドルの第一人者ぱるるの十八番。
どのシーンでもすごく不味いものを食べた直後のような顔。
舞台演出家(小市慢太郎)が出オチ?ってぐらいにスカしたヤツすぎて笑う。こんな演出家って本当にいるの?それらしいことを言って女優を言いなりにさせる呆れたエロオヤジw
あれ?ホラー映画だと聞いていたのだが、開始から相当に長い時間つきあってるのに、まったく怖い要素がないw
あの人形が滑稽にしか見えない。これってこども向け?まるで「ウルトラQ」「怪奇大作戦」の時代のテレビドラマか?
人形の目が動いて女優をビビらすシーンが3回ともまったく同じ繰り返しで映画としておかしい。新鮮さが微塵もない。人形の首から血が流れ続けるシーンも長く映しすぎ。
見ていていろいろと大丈夫か?って中田監督が心配になってきた。もう映画を撮る情熱も気力も失ってるのでは?
撮影現場もホラー映画として何も手ごたえを感じていなかったはずだ。
ラストの劇場ホールで人形に追いかけられるシーンも、これ、一体どうやって終えるのか?不安を感じつつ見ていたのだが、本当に何もアイデアのないショボすぎる決着。脚本が酷い。
中田秀夫ってカントクは本当に終わってる…って思ったのだが、企画が秋元康だったことを考えるとクリエイターとして致し方ないかも。
まるで事故のような映画だった。これを怖いと感じるとすればたぶん小学生までだと思う。
塩対応アイドルという新しいジャンルを創造し時代を築いた島崎遥香の主演作がこの出来では惜しい。
まだ22歳、女優としてはこれからはもうちょっとマシな面白い作品を選んでほしい。
2017年1月22日日曜日
新山詩織 「ファインダーの向こう」 ツアーファイナル@O-EAST 1月21日
昨年12月から始まっている全国7か所を回る新山詩織のツアーファイナルを渋谷のO-EASTで見てきた。整理番号は270番台だったのでそこそこいい場所で見た。
客電が消えると今ツアーで撮影したムービーがスクリーンに投射。バンドメンバーに続いて新山登場。
白いシャツに赤い袴のようなスカート(?)、そして黒いハイカットブーツという、いつもの新山らしい衣装。そしてサンバースト色のフェンダーのアコギ。
オーディエンスにクラップを要求し「あたしはあたしのままで」でライブスタート。
ステージと最前柵の間にカメラレールがある。映像を収録してた。ステージの上手下手にお立ち台があった。「気まぐれ」では台の上に乗ってクラップ。
「もう行かなくちゃ」が終わると、スタンドマイクを握り「東京!盛り上がってますかあ!」と絶叫する新山。場内からすこし笑いが漏れたw どうした、新山?!
「楽しんでますか?」「盛り上がってますか?」何度も念を押す。
「ファイナルだけど初日のつもりでしっかり歌を届けたい。最後までよろしく!」
「体調崩してないですかあ?体調崩してたら来てないですよね…w」
「福岡で折り返してやっと東京でファイナル。2017年もこうしてライブでステージに立てて幸せ」「2016年はシングルとアルバムを出して、まったく予想してなかったドラマにも出させていただいて、挑戦というテーマで駆け抜けた1年でした」
「福山さんのステキな曲にも巡り合えた。これからも大切に歌っていきたい1曲」だと紹介して「恋の中」。
ハンドマイクで「午後3時」を、ときに台の上に乗って歌う。ボサノバ調?こんなの初めて。
さらにもう1曲ハンドマイクで「絶対」。これがソロでサビ始まり。スローバラードのような「絶対」も初めて。
再びギターを構えて中島みゆきカバー「糸」をしっとり歌う。
「四丁目の交差点」が終わると場内に「今ここにいる」の音源が流れ、スクリーンに映像。こんなのも初めてでちょっと戸惑う。どうやらこれは衣装チェンジタイムだったようだ。続けてバンドメンバーたちによる間奏。
つづいて、黒いタイツ、チェックのワンピースに黒い皮ジャンに着替えた新山登場。手拍子を要求しつつメンバー紹介へ。
この衣装ということは後半はロックで盛り上がるのか…と思いきや肩透かし。「Sweet Road」「Snow Smile」という曲が続く。
「Dear friend」でのタオル回しが今までで一番育ってたw グッズのタオルがだいぶ行き渡っていた。
「Don't Cry」では聴衆に歌うことを要求。どお~んくらあ~い♪w
アンコールでは再びあの赤い袴のようなスカートのようなズボンに物販グッズの白いTシャツ。まるでジャージ姿のJKのようだ。
ここで新山、バンドメンバーたちに今回のツアーの想い出トークなどを振る。こういう楽しいトークの時間も初めてだったのではないか。
最後に、今回のツアー恒例のカバー曲。渋谷はツアーファイナルということで「ありったけの愛」「現在地」の2曲が来た。
自分は新山版「現在地」が大好物。この曲は一度「終わった?」ってなる曲なのだが、その箇所で拍手と歓声が起こっていた。こんなのも初めてだったけど、前からそのほうがいいと思っていた。
今回、ハンドマイクお立ち台、ツアーの想い出楽屋ムービー投射、衣装チェンジなど、これまでの新山ライブにない要素が多くて戸惑った。あと、もっと盛り上がれる曲があるといいなと思った。
だが、スモーキーな新山ボイス、普段から走って筋トレして鍛えているストイックに痩せてる新山にさらに魅力を感じた。2017年、さらなる発展とブレイクに期待したい。
新山詩織 2016-2017ツアー TSUTAYA O-EAST 1月21日セットリスト
客電が消えると今ツアーで撮影したムービーがスクリーンに投射。バンドメンバーに続いて新山登場。
白いシャツに赤い袴のようなスカート(?)、そして黒いハイカットブーツという、いつもの新山らしい衣装。そしてサンバースト色のフェンダーのアコギ。
オーディエンスにクラップを要求し「あたしはあたしのままで」でライブスタート。
ステージと最前柵の間にカメラレールがある。映像を収録してた。ステージの上手下手にお立ち台があった。「気まぐれ」では台の上に乗ってクラップ。
「もう行かなくちゃ」が終わると、スタンドマイクを握り「東京!盛り上がってますかあ!」と絶叫する新山。場内からすこし笑いが漏れたw どうした、新山?!
「楽しんでますか?」「盛り上がってますか?」何度も念を押す。
「ファイナルだけど初日のつもりでしっかり歌を届けたい。最後までよろしく!」
「体調崩してないですかあ?体調崩してたら来てないですよね…w」
「福岡で折り返してやっと東京でファイナル。2017年もこうしてライブでステージに立てて幸せ」「2016年はシングルとアルバムを出して、まったく予想してなかったドラマにも出させていただいて、挑戦というテーマで駆け抜けた1年でした」
「福山さんのステキな曲にも巡り合えた。これからも大切に歌っていきたい1曲」だと紹介して「恋の中」。
ハンドマイクで「午後3時」を、ときに台の上に乗って歌う。ボサノバ調?こんなの初めて。
さらにもう1曲ハンドマイクで「絶対」。これがソロでサビ始まり。スローバラードのような「絶対」も初めて。
再びギターを構えて中島みゆきカバー「糸」をしっとり歌う。
「四丁目の交差点」が終わると場内に「今ここにいる」の音源が流れ、スクリーンに映像。こんなのも初めてでちょっと戸惑う。どうやらこれは衣装チェンジタイムだったようだ。続けてバンドメンバーたちによる間奏。
つづいて、黒いタイツ、チェックのワンピースに黒い皮ジャンに着替えた新山登場。手拍子を要求しつつメンバー紹介へ。
この衣装ということは後半はロックで盛り上がるのか…と思いきや肩透かし。「Sweet Road」「Snow Smile」という曲が続く。
「Dear friend」でのタオル回しが今までで一番育ってたw グッズのタオルがだいぶ行き渡っていた。
「Don't Cry」では聴衆に歌うことを要求。どお~んくらあ~い♪w
アンコールでは再びあの赤い袴のようなスカートのようなズボンに物販グッズの白いTシャツ。まるでジャージ姿のJKのようだ。
ここで新山、バンドメンバーたちに今回のツアーの想い出トークなどを振る。こういう楽しいトークの時間も初めてだったのではないか。
最後に、今回のツアー恒例のカバー曲。渋谷はツアーファイナルということで「ありったけの愛」「現在地」の2曲が来た。
自分は新山版「現在地」が大好物。この曲は一度「終わった?」ってなる曲なのだが、その箇所で拍手と歓声が起こっていた。こんなのも初めてだったけど、前からそのほうがいいと思っていた。
今回、ハンドマイクお立ち台、ツアーの想い出楽屋ムービー投射、衣装チェンジなど、これまでの新山ライブにない要素が多くて戸惑った。あと、もっと盛り上がれる曲があるといいなと思った。
だが、スモーキーな新山ボイス、普段から走って筋トレして鍛えているストイックに痩せてる新山にさらに魅力を感じた。2017年、さらなる発展とブレイクに期待したい。
新山詩織 2016-2017ツアー TSUTAYA O-EAST 1月21日セットリスト
01.あたしはあたしのままで
02.部屋でのはなし。
03.気まぐれ
04.もう、行かなくちゃ。
05.恋の中
06.午後3時
07.絶対
08.糸
09.四丁目の交差点
10.Sweet Road
11.Snow Smile
12.Everybody say yeah
13.Dear friend
14.Don't Cry
15.LIFE
16.隣の行方
アンコール
01.名前のない手紙
02.ありったけの愛
03.現在地
04.ゆれるユレル
2017年1月21日土曜日
長澤まさみ 「君に捧げるエンブレム」(2017)
1月3日にフジテレビ系で放送された新春スペシャルドラマ「君に捧げるエンブレム」をようやく見た。
まさみのキャリアでこういった2時間スペシャルドラマが一体何本目なのか?もう自分にはわからない。2時間スペシャルドラマの主役が張れる女優は本当の人気女優。まさみが出てなければ見ていない。
事前に番宣などでなんとなく「愛が地球を救う」的なドラマじゃないか?まさみは献身的な愛で障害の夫を支えるんじゃないか?という内容は想像がついていた。自分はほとんどこういうドラマは見たことがない。
Jリーガー櫻井と付き合ってるヒロインまさみ。冒頭からプリプリ怒ってるまさみが見れる。やっぱまさみはこうでなくちゃ。
気の強いワガママ娘が一番まさみに似合う。実際のまさみもこんな感じでずっと婚期を逃してほしいw
「日本代表に選ばれた!」、急に笑顔になるまさみ。だが、事故に遭って人生暗転。身内が障害者になる現実が描かれる。
駅員の父親は小林薫だが、小林は「阿修羅のごとく」で中学生の娘役が長澤まさみだったことを覚えているだろうか?
チームのエース市原隼人とは「黄泉がえり」以来か?市の相談職員が田中哲司だ。「ラスト・フレンズ」「親父の一番長い日」でもまさみと共演してるな。
主人公・鷹匠の母は倍賞美津子だ。こちらも「ラスト・フレンズ」ではまさみの母親役。
ライバル選手役の安藤政信とは「シャレードがいっぱい」、追っかけ記者・香川照之とは「功名が辻」以来?このふたりとは一緒のシーンはなかった。
記者役の香川が役者として爪痕を残していたw それにしても同僚記者たちの障害者への認識が酷い。こんな人いる?って思ったけど、90年代の日本社会ってその程度だったのかもしれない。
真実に基づくストーリーらしい。だが、脚がもう動かないという現実を受け入れられない主人公が、たまたま妻の日記を読んで改心しリハビリを決意する件…とかはドラマ脚色だろうな。
リハビリがひと段落。別れを切り出されるシーンのまさみは役に入り込んだ迫真の演技。
まさみの演技を評価してない人が世間には多いようだが、演技力がなければ10年以上ゴールデンで主役を張る国民的女優でいられるわけがない。まさみはすごい。
番宣で見たとき、「年齢のわりにしわがめだつな」「肌にうるおいが足りないな」と正直感じていた。まさみは10代のころから笑いジワが魅力ではあったけど、なにか体質に合っていない美容と健康法をしてるんじゃないかと気になる。
マイナー競技を扱った映画だと、もう少しその競技のルールや戦術やトレーニングなんかに深く切り込んでいく競技愛ほしくなるけど、これはお正月に家族で見るドラマだから。そのへんのバランスは適切。障害の度合いによってチームのメンバーに点数がある…とか初めて知った。
この主人公、車いすバスケにのめり込むにしたがって周囲から浮き上がる。なにせ元日本代表の俺様Jリーガー。チームメイトや家族と意識の違いが浮き彫り。このへんは競技者でないとよくわからないだろう。
子供はいつからいた?って気になった。最初のほうに鷹匠の日本代表ユニを着たこどものシーン、役所の窓口でまさみが「子供が…」っていうシーン、「いまさら結婚式」という台詞もあった、このふたりには前から子供がいたの?! 下半身が麻痺したという設定だけに、結婚後に突然子供がいることになっていて混乱した。
このドラマ、事故のシーンもまったく描いてない。香川記者が持ってたケーキとか何の伏線?とてもわかりずらい。
主人公夫妻が住んでるマンションが豪邸すぎないか?高価な競技用車いす、あんなにガシガシぶつけあって壊れないのか?きっと生活がキツキツだけどそんな感じがあまりしない。
あと、ウェディング姿のまさみが美しすぎてつらい。自分はドラマだとしてもまさみが結婚するとか考えたくもない。なので「プロポーズ大作戦」もちゃんと見たことがない。
髪を後ろで縛った飾り気のないまさみは清楚で美しかった。かつ、いい女感をだしまくってた。
後半はあまり出番がなかったが、120分ドラマとして見ていて飽きなかった。
2017年1月20日金曜日
永井路子 「相模のもののふたち」(1978)
ここ数年、ずっと鎌倉や三浦半島、相模の各地を旅していてだいぶ地理がわかってきた。だが、歴史がよくわからない。
日本が今のカタチになったのは戦国時代だなってここ数年でようやくわかってきた。だが、戦国時代は鎌倉時代にだいたいカタチがつくられていた。
関東各地を歩いていると、地名と同じ名前の鎌倉武士たちが存在したことに気づく。
自分は高校日本史を真剣に聴いてなかったので、平安末期から鎌倉時代、吾妻鏡の世界がまったくよくわかっていない。
何か自分にちょうどいい入門的な1冊がないかな~って思ってたところ、永井路子のこの本に出会った。
「相模のもののふたち 〈中世史を歩く〉」(1986年 文春文庫)
自分は数年前に古河にある永井路子旧宅を訪れたことがあった。だが、まだ1冊も手に取ったことがなかった。
この本は三浦、佐原、和田、土肥、土屋、岡崎、曽我、二宮、大庭、懐島、波多野、河村、梶原、飯田、長尾、渋谷、海老名、愛甲といった鎌倉武士たちの吾妻鏡での活躍ぶりの解説し、城址、居館址、本拠地を訪ね中世鎌倉武士に思いをはせる紀行エッセイ的な一冊。
面白かった。この本を読んだことで、今後神奈川県各地を通るときに、かつてその地に根ざしてた開発領主とサムライたち一族のことを思い浮かべるだろうと思う。
日本が今のカタチになったのは戦国時代だなってここ数年でようやくわかってきた。だが、戦国時代は鎌倉時代にだいたいカタチがつくられていた。
関東各地を歩いていると、地名と同じ名前の鎌倉武士たちが存在したことに気づく。
自分は高校日本史を真剣に聴いてなかったので、平安末期から鎌倉時代、吾妻鏡の世界がまったくよくわかっていない。
何か自分にちょうどいい入門的な1冊がないかな~って思ってたところ、永井路子のこの本に出会った。
「相模のもののふたち 〈中世史を歩く〉」(1986年 文春文庫)
自分は数年前に古河にある永井路子旧宅を訪れたことがあった。だが、まだ1冊も手に取ったことがなかった。
この本は三浦、佐原、和田、土肥、土屋、岡崎、曽我、二宮、大庭、懐島、波多野、河村、梶原、飯田、長尾、渋谷、海老名、愛甲といった鎌倉武士たちの吾妻鏡での活躍ぶりの解説し、城址、居館址、本拠地を訪ね中世鎌倉武士に思いをはせる紀行エッセイ的な一冊。
面白かった。この本を読んだことで、今後神奈川県各地を通るときに、かつてその地に根ざしてた開発領主とサムライたち一族のことを思い浮かべるだろうと思う。
2017年1月19日木曜日
渡辺梨加の個人PVが撮影された古民家カフェ
欅坂46の3枚目シングル「二人セゾン」タイプA収録の渡辺梨加個人PV「私の好きな人」撮影場所の古民家カフェ・ラムピリカさんへ、友人に誘われて出かけてきた。ここに来るの昨年のロケ地捜索以来2度目。
そこは藤沢市片瀬3丁目の住宅地のなかにある。日曜日のお昼、人通りもまばら。車が通るにも困難な細い路地に面した古民家。
前回来た時は開店してなかった。この店、不定期に開店。週に1回程度しかやってないらしい。
ツイッターやブログをフォローしていないかぎり店の開店を知るよしもない。表通りに面していないし、知ってる人以外誰もやってこない。
12時に開店すると告知されていたものの、時間になっても開店しない。(一番上の店の全景は店を去るときに撮影した)
友人が引き戸を開けて奥に呼び掛けてみたらOKが出たので中にお邪魔した。玄関で普通に靴を脱いであがる。なので穴の開いた靴下をはいて出かけないように注意w
現場を見て初めて気づいた。べりかが恋文を書いているテーブル、実はミシン台だった。
実はこの店、営利目的でやっていないようだ。なので普通のカフェだと思って行くと戸惑う。
メニューはない。だいたいその日の気分で決めてるっぽい。
しかも価格がない。「お気持ち」を入れるガラス瓶が置いてあるw お水はセルフサービス、クッキーは「自由にどうぞ」。こういうの、一体いくら置いていけばいいのか戸惑う。
大学生みたいな女の子(オーナー?)から今日のメニューを口頭で教えてもらう。こだわりのコーヒーは6種類ぐらいある。
べりかが座っている同じ場所に座った。店内はうっすら音楽が流れている。
たぶん、店内は3組ぐらいしか入れないw 注文してからコーヒーをじっくり入れてくれる。パンケーキを焼いてくれる。
そこにギターが置いてある。待ってる間、なんとなくギターを手に取ってポロポロとつまびく。
我々が席について注文して5分後ぐらいにもう一人、20代後半ぐらいの女性が一人やってきた。この人もブログを見て初めて来たっぽい。店の人と若い女性同士でずっとおしゃべりしてた。
我々が席について注文して5分後ぐらいにもう一人、20代後半ぐらいの女性が一人やってきた。この人もブログを見て初めて来たっぽい。店の人と若い女性同士でずっとおしゃべりしてた。
この店を手伝ってる中学生の女の子が運んできたコーヒー、そしてこのパンケーキのおいしさは異常。小さなフライパンで焼きたてジュウジュウのまま出てくる。
中にチーズが!塩味とマッチ。たっぷりメープルシロップ、味の変化を楽しむためのくるみとレーズン、そしてラズベリー。こんなの初めて。
部屋の内部にべりか個人PV撮影時の様子を伝えるようなものは残されていなかった。
だが、絵本やらレコードなど、PVに映っていたものはそのままあった。
オタバレしない程度にこっそりと写真を撮って、コーヒーとパンケーキのおいしさに満足して、1時間ほどの滞在で帰ることにした。
なにせ不定期にしかやってないし、普通のカフェでないし、大勢来られても対応できないだろうし広くオススメもできないのだが、湘南に来た時にはこれからもお邪魔したい。
PS. 店の向かいにはかつて一遍上人が念仏を唱えていたお堂があった。
信じられないかもしれないが、一遍はここで奇跡を起こしていた。そこにあった藤沢市による立て札によれば、
一遍上人地藏堂跡
鎌倉時代の僧で時宗を開いた一遍(1239-1289)は1282年(弘安5)3月1日全国を遊行中に鎌倉へ入ろうとし、小袋坂において執権北条時宗によって拒まれます。
そのため翌二日片瀬の館の御堂で念仏 を行い、さらに片瀬の浜の地蔵堂でも念仏を行ったとき、あらゆる階層の人々が 多く集まった様子が『一遍聖絵』に描写されております。
また、このとき道場には「紫雲たちて 花降りけり」と記録されております。奇跡が起こったのです。
しかし一遍聖は「花のことは花にとへ 紫雲のことは紫雲にとへ 一遍しらす」と言われたそうです。
一遍聖は同年7月16日に片瀬を立つて都の方へ、向かわれました。ここ片瀬の地は、一遍聖の遊行の旅で一番長く滞在 されたところでもあります。
なんと、念仏を唱えたら「紫の雲が立ち、花が降った」というのだ。すごい!w
そんな場所で渡辺梨加個人PVは撮影された。134号線の江の島付近、龍口寺あたりの観光客の喧騒とは無縁の、片瀬3丁目ののどかな雰囲気がよい。
このあと、「さよならドビュッシー」のロケ地を求めて、横須賀市芦名へと移動。
2017年1月18日水曜日
capsule / Lounge Designers Killer (2005)
capsule 「Lounge Designers Killer」 (2005 YAMAHA MUSIC COMUNICATIONS)も手に入れた。これも86円でジャンク箱の中から救出。
自分はPerfumeを知ってから中田ヤスタカの音楽をさかのぼって聴いていった。これはまだ持ってなかった。ヤスタカ25歳の時のアルバム。
10年以上前のアルバムなのでわりと安価で売られている。
カプセルの中古CDはどれも安く売られていて、ちゃんと聴かれてるのか心配。
「do do pi do」は桐谷美玲のラジオ番組のオープニングテーマ曲だった。
自分はPerfumeを知ってから中田ヤスタカの音楽をさかのぼって聴いていった。これはまだ持ってなかった。ヤスタカ25歳の時のアルバム。
10年以上前のアルバムなのでわりと安価で売られている。
カプセルの中古CDはどれも安く売られていて、ちゃんと聴かれてるのか心配。
01. 空飛ぶ都市計画という10曲を収録。ベスト盤に入ってる曲も多いが初めて聴いた曲もあった。mixが違うので、こちらのオリジナルも音源が手に入ってよかった。
02. テレポテーション
03. Lounge Designers Killer
04. twinkle twinkle poppp!
05. tiC taC
06. アンテナ
07. グライダー
08. 人類の進歩と調和
09. do do pi do
10. fin.
「tiC taC」はヤスタカ流ボサノバだ。
「do do pi do」は桐谷美玲のラジオ番組のオープニングテーマ曲だった。
2017年1月17日火曜日
西野七瀬PV「待ってるガール」のロケ地
「さよならドビュッシー」のロケ地・横須賀市芦名の十二所神社は、乃木坂46「ハルジオンが咲く頃」の西野七瀬個人PV「待ってるガール」のロケ地でもあった!
ホンマや!昨年の3月に「海街」ロケ地めぐってここに来たことあったのに知らなかった。
次にこの場所を目指す。134号線を葉山方面へ行くと円乗院というお寺の角を曲がると久留和という漁港がある。
なんと、なあちゃんが腰かけていた梶友丸がそのままそこにあるとは予想外だった。
FBI超能力捜査官のごとく、なあちゃんが腰かけていた場所に手をあてて何かを感じ取ろうとしたのだが…、
自分にはそんな能力はなかった。
次に円乗院まで歩いて戻り、134号線を挟んで向かいにある葉山インターナショナルスクールの隣にある公園を目指す。
なあちゃんが腰かけていたすべり台が目当て。
ほんとうにあるのかよ。
ほとんど何も変わっていない。
なあちゃんが座っていた場所に手を当てて何かを感じ取ろうと試みる。
特に何かひらめいたこともなかった。そして帰ることにした。
それをやって何か楽しいのか?いや、ほかに何か楽しいことがあるなら教えてくれ。
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