2017年1月10日火曜日

黒島結菜 「at Home アットホーム」(2015)

黒島結菜が出演していてまだ見てない映画があったので見てみる。
本多孝好の原作を映画化した 「at Home アットホーム」(2015 ファントムフィルム)という作品。
黒島が出てなければ見ていない。

一見ごく普通の一家団欒風景なのだが、父親が泥棒で母親が結婚詐欺師。丸山応挙の掛け軸を盗んできた父親を「現金だけにしとけよ!」と反省会。

実はこの家族全員が本当の家族を捨て、たまたま出会って一緒に暮らし、家族を演じてる。

この主人公の泥棒が簡単に他人を家に引き入れる。この家はちゃんと権利を持って住んでるのかも不明。

黒島は高校受験。内申書が必要だとか、住基カードが必要とか、リアルな現実。あたりまえだが、泥棒の家族はまともな学校生活もできるはずがない。

リアル?実はそれほどのリアルを感じないドラマだった。あんまりそのへんはこのドラマの本質じゃないらしい。

家って何?家族って何?って社会派テーマの作品のようでいて、人情ヒューマンドラマ。
小学生の父親参観での作文朗読で家族の役割が象徴的に語られる。
この映画は最初と最後で事件を扱う。中盤の大部分がそれぞれの以前の不幸な暗い過去の回想シーン。この独特の構造が効果があったのか?かなり疑問。

竹野内は盗みを働いて刑務所、そして離婚という過去があった。松雪はドメスティックバイオレンスでボロボロ、坂口健太郎は優秀な弟だけにかまう見栄と世間体家族に見捨てられ、黒島は…父親からの性的虐待。ひたすらお涙ちょうだい不幸シーン。

黒島結菜は街をさ迷い歩いて駅のホームで列車に飛び込もうとするところを松雪に制止される。そして二人で暮らす。そして竹野内と坂口と小さい男の子の一家に合流。

表現がテレビドラマなみにわかりやすい。そのぶん、そういう展開になるかなあってちょっと疑問。あんまりリアルを感じない。

パスポートの偽造はまだしも、偽札がそんな簡単にできる?あの性悪男(松雪も悪だが)を騙すには相当に高いクオリティが必要じゃないか?小学生が初めて扱う拳銃を撃てる?しかも相手即死?

社会的弱者がみんなで集まって暮らせばいいじゃんって話?子供もは優しい大人を親に選べばいいじゃんって話?やや薄っぺらい印象を受ける。ハートフルな涙を提供するドラマでそれほど重厚さはないホームドラマ映画。テレビでやれば十分だった。
黒島結菜は脇役なのでそれほど目立ってはいない。だが、どのシーンでもかんぺきにカワイイ。黒島目当てで見る人には薦められる。

PS. クラレの新CMが始まってる。
かわいすぎてつらい。笑顔の質がまさみに似ていてつらい。本当につらい。

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