2017年3月31日金曜日

関裕二 「大化改新の謎」(2002)

またまた関裕二本を手に入れた。「大化改新の謎 闇に葬られた衝撃の真相」(PHP文庫 2002)。
これもこれまで出てる関裕二本の別編集でライトな一冊。ポケットに入れて電車で読む用に購入。108円。

大化の改新とはいったい何か? それはつまるところ中大兄皇子と中臣鎌足の正体を知ること。小学生中学生のころ習ったこと、日本書紀に書いてあることはすべて藤原一族による歴史改竄とデタラメ。日本書紀からおかしくね?って箇所をひたすらピックアップ。

この本を読むと大化の改新がなにもありがたいことでもなくなるし、中大兄皇子と中臣鎌足は古代の英雄でなくなる。
乙巳の変クーデタは鎌足と皇子の個人的朝鮮半島外交方針によるもの。そこになんら革新的な意味合いはない。蘇我入鹿は殺される理由は何もなかった。

ま、他の関裕二本とだいたい内容がかぶっているので、大化改新にだけ興味がある人にはオススメできる。

2017年3月30日木曜日

本田翼と鈴木えみ

日々、何か本田翼ネタを探しているのだが、もう何も新鮮な事実を発掘できない。
もう数か月はnon-noに目を通していない。ノンノでの近況はなんとなくインスタで得られるから。
本田翼はパリに行ってたらしい。詳しいことがまだ全然わからないのだが、映画やモデル仕事で海外に行くって、仕事が順調すぎて我が世の春だな。

かつては本田翼の写真自体が貴重で日々収集に励んでいたけど、もうその必要もない。ノンノ在籍は7年におよび、膨大な写真が本田翼フォルダに溜まった。そのどれもが大差ない衣服を見せる写真。もうこれ以上の収集するモチベーションはわかないw 
だが、何かないか…

本田翼の憧れのモデルといえば誰か?
ばっさーオタなら誰でも答えられるかと思うのだが、井川遥と鈴木えみ だ。
昨年末、鈴木えみ責任編集ガールズマガジンブック「s'eee」2nd issue (SDP 2012年4月)を手に入れた。200円の値札が付いていたけど、半額だったので108円で購入。

これ、TSUBASA X EMI CHANGE DRESSING!! 着回し番長・本田翼の普段コーデをえみ流にアレンジ!! という8ページの企画がある。
公式PV動画にもばっさーがほんの少し映ってるって今まで知らなかった。

事務所の後輩・本田翼からのラブコールで実現した企画。なんと鈴木がリサーチのために本田翼の自宅も訪れている。
鈴木「売れっ子のばっさ(翼)が出てくれるなんて♥っていうことで、このページ、作ったよ!!」 
本田「ホント、夢みたいでした!今までお仕事をご一緒したこともなかったし、モデルを始めた頃からずーっと憧れの方だったし……♥」
「インターホンに映った時点から緊張の連続でしたよ。慌ててコーヒーを出したり……。えみちゃんがうちに来るなんて信じられなくて!!」
本田宅のワードローブを見た鈴木、「ばっさは洋服の数が極端に少ない(笑)」という注目の発言を残している。スターダストはそんなに給料払ってなかったのか…な?って思ったけど、家でゲームとマンガ読むのにオシャレな服は何着も要らないだろうなあ。

鈴木が本田の持ってる服に合うアイテムをTOPSHOPで買い足し、撮影現場ではディレクション。で、こんな写真が6点掲載されている。
ちなみに、鈴木えみは伝説のSEVENTEENモデルだが、本田在籍時とはまったくかぶっていない。なにせ8歳差。
鈴木えみはかつて女優として「ギャルサー」で新垣結衣と共演していた。CDも出したことがある。だが、結局モデルに落ち着いた。自分が見たところ、この人はあまり男性人気は出なかったようだ。もうすでに一児の母。

10代なかごろから雑誌専属モデルとして、20世紀末からゼロ年代、2010年代、ひたすら一線で活躍。モデルとして一番の成功例。本田がモデルを開始したとき、そこにいた一番の大スターモデル。目標にしたのも当然。
ばっさーはx-girl 2012 fall complete book に1ページ登場。「GTO」で人気大爆発!のころ。今思うとこの時期が一番かわいい。こういう感じが一番好き。
で、x-girl 2013-14 winter complete book での本田翼。なんと10ページもあるので、本田翼オタならぜひとも古本屋を探して手に入れてほしい。non-noとはまるで違うテイストのばっさーが見れる。
PS. 本田翼はnon-no創刊45周年のイベントに登場。5人の中心に立っていたので、本田はそういうポジション。No.1エース。本田がえへらえへらしながら場を仕切ってた。

本田翼はnon-no最年長か?と思いきや、鈴木友菜は1992年生まれなので本田より1学年上。友菜も相変わらずかわいい。
新川優愛と本田はGTO同級生。ムチャぶりしあう間柄。なんか、仲良さそうで安心した。
そこに新たに欅坂46から渡邊理沙が加入。渡邊は本田の5歳年下。
お披露目イベントで渡邊理沙は超絶美少女だった。
だが…、ばっさーはまるで個性派女優のようだった。ヘアスタイルとメイクのせいだったかもしれないけど。

2017年3月29日水曜日

高山一実の「そこそこ高い山」に登る

乃木坂46「インフルエンサー」高山一実個人PV「そこそこ高い山」のロケ地である高尾山の稲荷山コースを、高山推しの友人と登ることになった。
朝の6時30分、稲荷山コース登山道から進み10分ぐらいの場所に旭稲荷社がある。「そこそこ高い山」の架空の山・豊浦岳の登山道はここがロケ地。
東京の高尾山はとにかく人気の山
土曜日の早朝、我々以外にも数多くのハイカーが山頂を目指して歩いていた。山頂から降りてくる人ともすれ違った。
高山が拾ったメッセージカードの場所
こんな場所ぜったいに特定は無理かと思ったのだが、特定してしまうのが我々
カードが散乱していた場所
そこすらも特定
高山がシカがついてくると言い出した場所
なんとなく特定
高山はこの場所でシカに許しを乞いに山の奥に消えた。
高山が翌朝ふたたび現れた場所は上の場所とは違う
こんな場所は通常ならぜったいに見落とすような場所
だが、我々は見つけてしまうんだなあ
ここでロケしたスタッフも、まさかこの場所が特定されるとは思ってもなかっただろうと思う。だって、コースから外れて脇に入った場所だから。
この場所の目印はこれ。稲荷山線1.0㎞を示す道標の茂みの中w
いったい高山はどこで着替えたのか?おそらく女性スタッフと茂みの中で着替えたのではないか?とプロファイルした。

おそらくロケ隊はそれほど高くまで登っていないと事前に予想していたのだが、ロケはすべて登山道から1.0キロ内で行われたようだ。

乃木オタにはロケ地特定を専門とするオタが多いのだが、我々は探検型ロケ地オタ。現地に行ってみないとわからない場所専門w
ここでロケ地特定ミッションをコンプリート。あとは気ままにマイペースに山頂を目指す。この日は3月下旬にしては寒かった。朝早かったので、さすがに人はそれほどいないと思いきや、50人ぐらいはいた。高尾山とはそんな山。
あとは、飯縄大権現、薬王院と参拝しながら下山。我々が参拝しているとき、ほら貝が吹かれ、僧侶たちが歩いていた。
十一丁目茶屋のある見晴らしのいい場所から琵琶滝に降りるルートを下った。この道は久しぶりで楽しかった。だが、人が多すぎると思った。100人ほどのハイカーとすれ違った。
なんと11時にはふもとのケーブル駅にたどり着いた。

2017年3月28日火曜日

新垣結衣 「絆 走れ奇跡の子馬」(2017)

3月23日24日にNHKで特集ドラマ「絆 走れ奇跡の子馬」が放送された。
福島県相馬の野馬追と、競走馬を生産する家族、そして震災を描いたドラマ。

自分は震災後まで「相馬の野馬追」の存在を知らなかった。いつかこの祭りを見に行きたい。

主演は役所広司と新垣結衣。新垣結衣は初のNHKドラマか?おそらく役所さんとの共演も初めて。昨年の夏から撮影開始。脚本は金子ありさ。
岡田将生は野馬追シーンの後の津波で死んでしまう。その後は回想シーンにのみ登場。新垣と岡田と言えば「リーガルハイ」では南会津にロケで来ているので、なにか福島には縁を感じているかもしれない。岡田、ガッキーから「お兄ちゃん!」って呼ばれるとか、役の上でもうらやましすぎだろ。
「このとき私は、来年も、再来年も、その先もずっと、兄や母、町の人々が野馬追祭りに心躍らせる日が必ず来る。そう思っていた。」
今やっていることが明日も必ずやってくるとはかぎらないことを3.11の震災は教えてくれた。
津波の後、自宅の泥とがれきの下から岡田の遺体を見つけた役所と新垣のシーンが悲しい。田中裕子の話しかけることすら憚られる沈みっぷりがリアル。あの震災では多くの人々が経験した悲しみ。
「あのときああしていれば」「あんなことさえ言わなければ」、身内や友人、仲間を亡くした多くの人が今も痛恨。

みんなイライラしてたと思うわ。そして人の心を傷つける。金田明夫、ひょっとしてガッキーと一緒のシーンは「ドラゴン桜」での英語教師以来か?
ガッキーはたぶん馬と接したのは「バラッド」以来だったと思う。
息子が命と引き換えに残していった子馬に未来を託す。父の夢はG1馬。家族の意識とのズレ、軋轢。
被災した馬の存在は自分にはまったく見えてなかったわ。相馬ではひとり行く当てもない馬がうろうろ歩いてる状況が続いていたんだな。原発周辺では今も動物たちがかつて人が住んでいた場所を自由に闊歩する。

競走馬でも被曝を気にする人がいたんだな。線量検査してても、「気にする人がいるから」とかバカなの?福島避難民イジメとか、この国の理科教育はどうなってる?
後編は見ていて怒りが湧いてきた。なんとかしてやれよ。
新垣結衣は基本ずっと暗い顔してる。そんなドラマ。

ラストは福島競馬場でのリアンのデビュー戦。他の馬よりも出遅れて走り始めたところでドラマは終わる。え、そこで終わり?って思った。

2017年3月27日月曜日

半分の月がのぼる空(2010)

「半分の月がのぼる空」 (2010)を見る。
これ、何も予備知識がないし、当時こんな映画が公開されていたことにまったく気づいていなかった。

池松壮亮が肝炎で入院中の高校生。忽那汐里が生まれついての心臓病で入院中の少女。いわゆる難病もの。三重県伊勢市が舞台。監督は深川栄洋

気の強い美少女に無理難題を命令される、この悦び!w
えっ、忽那汐里ってこんなに声低かったっけ? 

心臓病の子が病院内を走り回って大丈夫なのか?追いかける濱田マリ鬼看護婦ババアの執念が怖い。なぜそこまで?
池松少年は忽那少女が行きたいという山へ連れ出す。ええっ?!バイクで転倒。血、血!これ、最悪の結果じゃん…。
たどり着いた山頂だが、「違う、ここじゃない」。少女はお父さんとの想い出の場所を探していた。

「ひょっとして、そこって塔が立ってる場所?」背負ってやっとのことでたどり着くと、少女は自分の病気を打ち明ける。手術すると死ぬかも…。
あれ?女王様と奴隷みたいな関係だったのに、いつのまにかいい感じになってるじゃんw
この映画、映像が淡い。病院屋上の洗濯物干場での「銀河鉄道の夜」のセリフを言い合うシーンとかいい感じ。

少女の母親が中村久美。池松とは後に「海を感じる時」でもヒロインの嫌~な母親役で共演。
池松の高校の文化祭に忽那はセーラー服を借りて行く。そこで演劇部の出し物に飛び入りで主演するという、うそだろ展開。母親、口ぽかーんw
いろいろ都合がいいけど、こういった難病ものはそんな奇跡がないとな。

この劇中劇シーンが面白かった。台詞に詰まって口伝えして「私も」とか、アクシデントとアドリブ。ちょっと岩井俊二映画みたいだぞ。そしてヒロインは直後に倒れる。

えっ?!夜這い?忽那が窓から現れて「寒いよー」の言い方がかわいい。布団の中でのシーンが良い。
院長先生、西岡徳馬だったのかよ!この人、かなりの確率で病院長俳優だなw

あれ、内科医・大泉洋が廊下で話しかけた相手が最初の驚きポイント。「?!」
ええぇ~、このドラマ、そんな構造なの?びっくりしすぎて泣いたわw 
深川監督ってことで自分はたいして期待してなかったけど、終盤は衝撃的な転換だったわ。呆気にとられた。たぶん見た人全員騙されてる。参りました。

文庫本に残されたおまじない、いったい何年経って気づいとん?
この映画、忽那汐里が今まで見たどの映画よりもかわいかった。池松壮亮も最大限に褒められるべき。

爽やかな難病恋愛映画。「タイヨウのうた」が好きな人はこれも好きじゃないかな。もっと感動作の定番になってないとおかしい。広くオススメする。

主題歌は阿部真央「15の言葉」。

2017年3月26日日曜日

YUI 30歳のバースデー

3月26日でYUIは30歳を迎えた。まさかYUIが30歳になる日が本当にやってこようとは、日々YUIの情報を追いかけていたあの時代には想ってもみなかった。

YUIが20歳を迎えたあの日のことが今もイキイキと思い出せる。あれから10年経ったということは、あれから自分も10歳年をとった。
YUIの10周年も何もなかった。たぶん30歳バースデーも何もない。たぶんYUIはコメントすらしないだろうと予想。数年前から期待して妄想していても何もなかった時のガッカリ感と失望…。

失望?たぶん、多くの人がYUIに関しては失望なんて感覚も忘れてる。YUIの20代後半はほとんどで我々にとって不在。YUIファンはみんな想い出だけで生きている。本当に何も発言やニュースがない。
YUIファンだった多くの人がいつまでもウジウジとYUIに執着してはいないようだ。みんなそれぞれの楽しいことを見つけて過ごしてる。ただ待ってるなんてことをしていないぶん、YUIファンは賢明。
自分の見たところ、YUIファンだった人はmiwaや大原櫻子やらギタ女のファンになってるってことはあまりないような気がしてる。
自分はYUIをあまり聴かなくなってだいぶ経ってる。YUIを聴かなくなって、結果自分は邦楽ROCKを聴く時間がかなり減った。もうここ数年は音楽を聴くことで何か感動したというようなことがほとんどなくなった。
それはたぶんYUIのせい。もうこれからの自分に2007年から2008年の毎日が刺激でわくわくした日々はたぶんない。
YUIは今も何も発言しないし、恩師や友人たちのブログやツイッターにもまったく登場しない。このことがYUIを風化させていってる。すでに多くの人々にとってYUIはCHE.R.RYを歌ってた懐かしのシンガーぐらいでしかない。

YUIがYUIを忘れてほしいと思っているのなら、その望みは現在ほぼ達成された。YUIどころかFLOWER FLOWERもすでに遠いマボロシの存在。
YUIってやっぱもう引退してるつもりなのか?FLOWER FLOWERにはもう先がないのか?
YUIに不平や不満を言うつもりはない。ただほんのすこし心配しつつ風の便りを待つことのみが正しい対処。

ただ、SNSなんかでもっと「早く帰ってきて」みたいな発信をする人がもっとたくさんいていいはずだとも思う。
YUIは心の病気だから、双子の母だから世間の2倍以上子育てが大変だからと何も言わないのも、YUIファンって遠慮しすぎで物分かり良すぎ、達観しすぎてるように思う。
知らない場所で批評されたりすることにも耐えられないほど心神耗弱だとも思われない。なぜならそんな状態で結婚できると思われない。相手もそんな状態で結婚すると思われない。

YUIはこの業界が嫌なのかもしれない。だが勝手な期待をされるのもスターとして当然。テレビに出ることだって嫌々やっていたように思われない。人前に出て歌うことだけが音楽活動じゃない。待望しているということだけは伝えたい。

SMEの村松さんや今野さんは乃木坂ばっか構ってないで、少しはYUIのことも気にかけて心配してくれてるだろうか? でもまあ、本人が健康でやる気がないと何もしてやれない。みんな自分のことで忙しい。

YUIの誕生日ってことで何か書こうと思ったけど、もう何も生まれてこない…。次は何かリリースがないかぎり書かないつもり。

2017年3月25日土曜日

一ノ瀬泰造 「地雷を踏んだらサヨウナラ」(1985)

一ノ瀬泰造(1947-1973) 「地雷を踏んだらサヨウナラ」という本を読む。

そこにたまたま108円で置いてあったので手に取った。自分はカンボジア内戦に関心があったので、以前からいつか読もうと思っていた。

1999年に浅野忠信主演で同名映画が公開されて、若者たちの間でもこの人の名前は広まった。自分が手に入れたのも1999年の第12刷。数が多いので容易に見つけられる。

一ノ瀬は佐賀県武雄市出身で日大芸術学部写真学科卒。東京UPI支局に勤務した後フリーカメラマンに。バングラデシュから戦場を求めてカンボジア入り。
1972年から1973年までのカンボジアに滞在しているので、ロンノル将軍のクーデターからクメールルージュによるプノンペン陥落までの間の時期。

この本では政府軍と書かれているのがロンノル軍。共産軍(もしくはベトコン)と書かれているのがクメールルージュ。この時期、世界はまだポル・ポトの存在をまったく知らないし、クメールルージュの上部組織や幹部のことはまったく不明だったころ。

この本の前半は1972年2月から両親や親友や恩師やらに当てた手紙と日記で構成されている。ユーモアを交えて書き綴る。何度も何度も同じエピソードについて語っている箇所をなぞるように読むことになる。

友人にあてた手紙で「旨く撮れたら、東京まで持って行きます。もし、うまく地雷を踏んだら“サヨウナラ”!」と言い残しているように、生に淡泊な印象。
両親も息子を心配しつつ戦場カメラマンであることに異議はさしはさまない。ちょっと特異な関係。

この人は死と隣り合わせが日常の戦場において、とても危険で無謀なことやってる。戦闘中に足に怪我もしてる。クレイジーよばわりされる。やがて国外追放。

日本社会でサラリーマンなどとても務まらなかったであろうことは容易に想像できる。カンボジアの風土と人々を愛していたようでカンボジア語も学んでいた。シェムリアップで教師をやっている若者との友情など、人々の暮らしもいきいきと書き残している。

何度も女を買ったことが普通なことのように書かれている。娘を売るポン引きや、インド娘との情事中のやりとりなんかも書かれている。明日死ぬかもしれない危険な仕事をしている若者はどうやら性欲が強いようだ。
マラリアに罹って高熱出しても医者に診てもらわない。こんな生活してたらそら若死にするわ。

フリーの戦場カメラマンの生活がかつかつ。日々入ってくる金と出ていく金がぎりぎりの生活。
UPIは命がけで撮ってきた写真をネガにハサミを入れて安く買う?このへんのことがカメラマンにとって身を切るようにつらいということが語られる。
戦場ではタダメシにありつける?なのでスプーンをいつも持参w 
この本は後半になってようやく従軍記らしくなってくる。1973年にふたたび、こんどはボクシングのコーチということで入国。

国道4号線アンスヌールの泥田での戦闘は読んでいて自分もそこにいるかのような生々しさ。頭上数センチ上を銃弾が飛び交う状況で、従軍カメラマンであっても銃弾が当たって動けなくなった兵士を命からがら救助する。「自分には弾は当たらない」と信じないとやってられない。
コンポントム市街戦と市民たちについての記述も息が詰まる。死傷者でいっぱい。脱出する船も修羅場。

この人は何かにとり憑かれたかのようにアンコールワットを目指す。そして行方不明。1982年になって両親が泰造の遺体を確認している。クメールルージュに捕えられ処刑されたといわれている。享年26歳。

実は、カンボジアの本当の地獄はこの本に書かれたよりも数年後あとにやってくる。悪夢のような大虐殺の時代だ。この本に出てくる政府軍の兵士や司令官、教師やビルのオーナーが後にどうなったのか?知る由もないのだが、おそらく…、

この本、読んでよかった。高校生以上の若者たちにオススメする。

2017年3月24日金曜日

「ラフ」公開時のまさみインタビュー Invitation 2006年9月号

「ラフ」公開期のまさみインタビューが掲載されたInvitation 2006年9月号を見つけたので購入。108円でゲット。これ、今までまったく存在を知らなかった。

長澤まさみ18歳が演技について語ってる。一部だけ引用
「『タッチ』のときよりはちょっと成長した な、とは(自分で)見えましたね。ちゃんと演じ分けられているし。
いままでも、作品によって"違う自分"を見ることができていましたけど、"あー!"と目をそらしたいシーン も幾つかありました(笑)。わりと今回は亜美になれていて、ちょっと安心しました。
 
今年の初めに大河ドラマ(=『功名が辻』で主 人公、山内一豊を誘惑する忍者、小りんを演じた)をやったんですね。相手を色仕掛けで 誘惑したり、ちょっと猫かぶってみせたり、すごくキャラクターが立っている非常に個性 的な役柄を演じさせてもらって、そこからその作品、その作品の役柄のキャラクターを掴むのが、すごく楽になった。 
昔は"演じるな"とか言われた作品もあって。『ロボコン』ですけど (笑)。そういう意味で、クサイお芝居、大げさなお芝居っていうのが、すごくイヤだった時期があったんです。ものをハッキリ言うとか。 
でも、大河ドラマをやって、そういうことも大事だとやっと気づいた気はしますね。それまでは――もちろん違う役柄をやってはいるんだけど――あまりハッキリし た明確なお芝居をしたくない、という思いがすごく強かったから。
たとえそれが出来ても、やらなかった自分は確かにいたので。それを思うと、ちょっと"キャラクターを演じている"っていうふうに最近はなってきたのかな と思いますね。
 
自分が、これはクサイお芝居かも、と思っているぐらいは、意外とクサくないものなんですね。逆にそれぐらいがちょうどいいんだと思う。これ、言えないかも……、と思っていても、堂々と言えば言うほど様になるセリフってあると思うんですよ」
で、まさみはここから10年。築いた出演作リストの膨大さがすごい。一流の俳優たちと共演を重ね、現場で得た演技のスキルと知識。
まさみの演技になにか意見を言うことができる人は、まさみ以上にキャリアがあって、結果を残してきた人に限られる…と思う。自分はまさみを褒めたたえるしかない。
そしてもう1冊。Invitation 2006年6月号に「ラフ」撮影現場に密着という記事がある。だが、これはほとんど内容がなかった。
「あまり内面を見せない、マイペースな役です。自分とは違うマイペースさが、演じていて、いいなと思います」
あと、主演のもこみちについて
「私も背が高いので、お芝居しやすい」
という発言も残している。背が高いほうがやりやすい?ジャ○ーズはどうなる?

PS. 長澤まさみは「山田孝之のカンヌ映画祭」第10話にゲスト出演した。

この深夜ドラマは、山下敦弘カントクと芦田愛菜の協力を得て、山田孝之の「カンヌに行きたい」という夢に向かって奮闘していくという…てい。「東京都北区赤羽」でつかんだ手ごたえによって発展したオリジナルな企画か?
これ、ツイッターとかで他人の感想とか見てみると、何もわかっていない人がいて驚く。山下監督のフェイクドキュメンタリーという作風を知らないと、本当にドキュメンタリーだと思うかもしれない。実際はお笑いウルトラクイズのようなもの。だいたいの構成台本があっての、どうにでもなるアドリブ演技。おそらくこの現場では「カット!」の声が2回かかっている。

監督も山田もその場その場のテキトー会話をしているにすぎない。内容のなさに笑うのが正しい見方。
なので、このドラマでのまさみの発言からなにか真意のようなものを得ようとしても無駄な努力w

だが、女優として脱ぐ脱がないの件はまさみとしての考えを、多少なりの真実を含んだ言いようで伝えてはなかったか。
それにまさみはラジオで「自分はいつもテキトーなことしか言ってない」とも語る。それ、まるでクレタ人のパラドックス。まさみを理解することは難しい…。
山田孝之とは「そのときは彼によろしく」以来の共演。今までまったく共演がなかったのはちょっと不思議。
まさみは年下の子をカワイイとか褒めることがほとんどないが、芦田愛菜との初共演は嬉しかったっぽい。

山下敦弘との仕事もたぶん初めて。まさみは以前「天然コケッコー」のそよちゃんをやりたい!とも話してたので、山下監督には「なんで私じゃないのよ」って思ってたかもしれない。

2017年3月23日木曜日

乃木坂46 17枚目シングル「インフルエンサー」

というわけで、2017年最初のシングルが3月22日に発売。タイトルは「インフルエンサー」。
2月22日のさいたまスーパーアリーナでのタイトル発表で西野が「インフルって呼ばれそう」って心配してたインフルエンサー!

15枚目が次世代エース齋藤飛鳥の初センター、16枚目が橋本奈々未の最初で最後のセンターと話題になったのだが、今回は西野と白石のダブルセンター。13枚目と同じ展開なのでぶっちゃけ新鮮味はまったくない。
そしてTSUTAYAフラゲ。白石がジャケットのtypeA盤を選択。
西野盤も捨てがたい。今回のジャケットも気に入っている。

自分はインフルエンサーの楽曲がぜんぜん気に入っていない。MVも振付も何度も見たくなるほどには気に入っていない。(生駒だけがいい状態に仕上がっていて良い)
CDで聴くと音がいい。スパニッシュギターイントロはかっこいい。これから何度も聴いていけばいい曲に聴こえてくる可能性はある。

Track2は「人生を考えたくなる」ピアノイントロのしっとりバラード。
秋元、桜井、中田、若月の4人による楽曲だが、ユニット名が「女子高カルテット」
1期メンバーに女子高出身者が4人しかいないというのは意外に少ない。

2期、3期は? 乃木坂では高校名が明かされることはないのだが、「女子高出身なんで」って積極的に言ってもいいはずなので、言わないってことは女子高じゃないんだろうな。
飛鳥、純奈、蘭世、琴子、絢音、みんな卒業のはずなのだが何もニュースになってない。高校がどこなのか手がかりすらつかめない。メンバーから高校の友だちの話とか聞いたことないので、ひょっとして、通信制?

Track3は「意外BREAK」 90年代の懐かしい曲調?MVは入間のカートレース場で撮影。
衛藤、白石、高山、松村の4人ユニット曲。なんとユニット名が「姉御坂」

うーん、どの曲もあんまり印象に残らないな…。

今回はさすがに買わなくていいかな~と躊躇したのだが、買わないといけない理由がひとつあった。それは、高山一実の個人PV「そこそこ高い山」だった。
日々次に行くべきロケ地を探しまくっている我々にとって、この映像が必要だったのだ。

で、「そこそこ高い山」を見た。なにこれ、く、くだらねぇ~。だが、面白れぇ~w

旅番組レポーター風の高山、千葉県館山市にあるという豊浦岳という山を登る…という設定。男子禁制の聖なる山だった…というような会話をしつつ、番組スタッフADが置いていったメッセージカードの質問に答えていくという、よくあるアイドルバラエティだったのだが。

途中からブレアウィッチ的クソC級ホラー展開へw そして、シュールなコント的アニメパロディへと着地w 
で、さあ友人とロケ地特定に挑もうと思いきや、豊浦岳なんて山は実在しなかったw やってくれたなあ~。
だが、高山が登山開始するシーンで右手に稲荷が見えた。あれ? 自分、この山知ってるかも…。なんかどこかで見たことある気がする。

なんと、高尾山稲荷山コースだったw 調べて1分でロケ地判明w ひょっとして…とググって画像検索してみたら一発ビンゴ!
自分、過去何度も高尾山に登っている。たぶんもうすべてのルートで登ってる。稲荷山コースは過去3回登ってるw なのでロケ地巡礼には今回はわざわざ出かけないと思う。

今回の個人PVは一部しか見てないけど、松村の「教習所で見せられる保険加入のビデオ」も笑えた。傑作!作ったスタッフたちに拍手。(寺田蘭世の個人PVもよかった)
今回のTypeA盤の裏は琴子、能條、山﨑、かりんの4人。歌詞ブックレットの各個人ポートレートは白石、生田、若月、北野、かりん、純奈、山下、りりあん、坂口。

山下美月伊藤理々杏のポートレートが超絶美少女!
どうやって撮ってどう加工すればこんな色合いになるんだろうか? これ、引き延ばしてポスターにしたい。はぁ、つらい。美しすぎてため息しか出ない。

あと、伊藤かりんもよく仕上がってるなって思った。だが、北野は史上最低顔だったかもしれんw