家へ帰ると地デジ化で発生したもう使えないレコーダ2台。CDプレーヤーとかで部屋に居場所がない。
2011年2月28日月曜日
池袋で食事会的な
家へ帰ると地デジ化で発生したもう使えないレコーダ2台。CDプレーヤーとかで部屋に居場所がない。
2011年2月27日日曜日
新垣結衣が沖縄っぽくない件について
その昔、自分も何を勘違いしたのか中版カメラなんぞを持ち歩いて街をスナップしたりしていたのだが、中版カメラでセルフポートレイトを撮ろうなどとは決して思わなかった。
ガッキーもおそらく困惑したことだろうと思われるが、さすがそこは表現者。いい写真が撮れているのでファンはみんな持っているのだろう。
もっと音楽活動にも力を入れてライブをやってフェスにも出て欲しいというのが自分の願い。「情熱大陸」で見せた意外にネガティヴなガッキーも魅力的。明るくおもしろいガッキーも魅力的。
ようやく我が家のテレビがすべて地デジになった。セッティングに疲れた。これからブルーレイレコーダのトリセツを読まなければならないが分厚すぎる。
PS. この雑誌のインタビューで新垣結衣は自身が「沖縄っぽくない」と言われることについて触れている。興味深いところなので以下引用する
新垣さんの中にある沖縄らしさってどんな部分ですか?
うちなーたいむ(沖縄時間)で過ごしちゃうところかな。東京の人と比べると、どうしてものんびりしちゃうんですよね。お休みの日も、外に出るより犬と家の中でのんびりすることが多いんです。それに不思議とそういうのんびりした友だちが多いんですよ。(のんびりは沖縄出身だから?それとも性格?)
沖縄出身だからだと思いたいです(笑)。やっぱり最終的に「なんくるないさ」というコトバに行き着くんですよね。せっぱ詰まってどうしようもなくなった時は、「なんとかなるさ」って。ただ、私はそこにたどり着くまで、結構考えるんです。それは沖縄の人とは違うような気もするし、結構沖縄のことも知らないんですよね。海に行くようになったのもグラビアの仕事を始めてからで、見た目もよく沖縄っぽくないって言われるから、あまり自身を持って沖縄出身ですって言えないんです。でも、地元だから大好きで、お休みには沖縄に戻りたいです
というように自身の容姿が沖縄っぽくないことは新垣本人も自覚していた。ただ、「気をつけないと眉毛がつながる」と本人が言うように、やはり眉毛は濃い。自分はどちらかというと眉毛が濃い女の子が好き。
そして性格は沖縄そのもの。自分も沖縄が合ってると思う。暑いのは苦手だけど、結衣と沖縄で家族を持って暮らしたい。
2011年2月26日土曜日
くるり / 言葉にならない、笑顔をみせてくれよ
ようやくこれを全部聴くことができた。くるり「言葉にならない、笑顔を見せてくれよ」(2010 ビクターエンタテインメント)。
ユーミンとのコラボ「シャツを洗えば」なんて一昨年のCDJに聴いて以来。あのとき自分は生まれて初めてユーミンを見た!時間って歳をとるとものすごく早く感じるようになっていく。
「ろぉくぅ~でぇなし~ア~メェリクヮ~ぬぉ~♪」で始まる、めずらしく政治色の強い「さよならアメリカ」は、佐野元春とも語っていたけど、このメロディーにはこの歌詞意外に考えられないわ。いいメロディーにはもう最初からぴったりくる言葉が決まっている。
昨年のRIJFとCDJで聴いた、強烈に変な曲「東京レレレのレ」、そして「温泉」「コンバット・ダンス」の音源もようやく手に入った。
「魔法のじゅうたん 」はすべてのくるりファンをうならせる名曲になるだろう。「目玉のおやじ 」「石、転がっといたらええやん 」「麦茶」の独特のわかるひとにしかわからないようなユーモアも強い印象を残した。岸田繁の音楽はすばらしい。武道館行きたかった。
ユーミンとのコラボ「シャツを洗えば」なんて一昨年のCDJに聴いて以来。あのとき自分は生まれて初めてユーミンを見た!時間って歳をとるとものすごく早く感じるようになっていく。
「ろぉくぅ~でぇなし~ア~メェリクヮ~ぬぉ~♪」で始まる、めずらしく政治色の強い「さよならアメリカ」は、佐野元春とも語っていたけど、このメロディーにはこの歌詞意外に考えられないわ。いいメロディーにはもう最初からぴったりくる言葉が決まっている。
昨年のRIJFとCDJで聴いた、強烈に変な曲「東京レレレのレ」、そして「温泉」「コンバット・ダンス」の音源もようやく手に入った。
「魔法のじゅうたん 」はすべてのくるりファンをうならせる名曲になるだろう。「目玉のおやじ 」「石、転がっといたらええやん 」「麦茶」の独特のわかるひとにしかわからないようなユーモアも強い印象を残した。岸田繁の音楽はすばらしい。武道館行きたかった。
2011年2月25日金曜日
CHE.R.RYの季節
BPASS2007年4月号を200円で手に入れた。CHE.R.RYについてのインタビュー
「確かこれは、別の曲のBメロを作っていた時に、一緒にできたんですよ。その頃は、こんな感じの曲っていうイメージ先行の曲作りをしていたんで、ちょっと自分の好き勝手に、肩の力を抜いて楽しんで作ってみようと思って。普段とは違うキーにしよう。FからAメロが入る曲は作ってなかったぞって。自分にイジワルじゃないけど、ちょっとしたチャレンジで作り出したら一気にメロディができて、スーッと流れもみえてきて。だから作ってる間はずっと〝ああ、爽やかな曲ができたな、気持ちいいなぁ〟みたいな感じでしたね」
「AメロからBメロにいくところの展開、歌ってる時のコードの進行も自分のツボというか、ワクワクするし。サビでもいろんな工夫をしていてですね。メロディが徐々に上がっていくっていうんですか?4パターンあるんですけど。今まであんまり作らなかったその感じも、かなりいいかも?!って。あとはこう、メロディだけの時は地元の新宮の海を思い出してたんですよね。海の清々しい感じを。ライヴではアコースティックでやってもいいよなぁと思ったり。ドライブに連れて来たい曲だなぁとか」
「イメージとしては、街中の駅や喫茶店でこう、ケータイを片手に誰かをまってるとか、好きな人からの連絡を待っているとか、好きな人からの連絡を待ってる、みたいなのを想像しながら書いたんですけど。何かを期待してるようなドキドキ感を」
「伝えることも大変だけど、そのあとに相手の言葉が来るっていうのもすごい重要ですもんね。そういう待ち遠しい気持ちが〝CHE.R.RY〟というタイトルに繋がってるんですけども。甘酸っぱい片思いっていうイメージで、〝CHE.R.RY〟って付けたんですよ。で、スペルの間にドット(点)が入ってるじゃないですか。実はこのドットにも甘酸っぱいっていう意味があって」「手紙とかに使われたりするんですって、外国では。あとはドットが付いてると、なんか見た目がサクランボみたいになるじゃないですか。その感じも気に入って、これにしたんです」
ああ、才能があってクリエイティブな仕事をしている人が本当にうらやましい。YUIをみると苦しくってたまらなくなる・・・。泣きたくなる・・・。
このインタビューを読んでからCHE.R.RYを聴いて見よう。また違った印象を受けるはず。サビメロディーから新宮の海がイメージできるだろうか?曲名にドットがある理由はYUIオタの常識。
2011年2月24日木曜日
Sheryl Crow / 100 MILES FROM MEMPHIS (2010)
なんだか今まで聴いてきたシェリル・クロウと違う印象のアルバムだ。なんだか音楽がどれも心地よく流れていく。それほど刺激とか引っかかるものがない。ソウル?ファンク?70年代?ええっ?!最大の驚きがJackson5のカバー I Want You Back (Bonus Track)だった。これ、iTunesで聴いていると、どこか別の場所に飛んだと勘違いする。シェリル・クロウの声だとはしばらく気が付かなかった。
らしいなと思ったのがOur Love Is Fading これはシェリルの期待に違わない。ボーカルの魅力を十分に伝える。Keith Richards とかJustin Timberlake とかレコーディングに参加しているらしいのだがよくはわからない・・。
もう、生きることがなにもかも嫌になってきた・・。なにか夢のある楽しいこと他に見つけないと、今後生きていけなくなってくる・・・。思い切って遠くへ行って農業をするとか、カフェをひらくとか、なにか・・・。
2011年2月23日水曜日
Perfume 「ねぇ」通常盤を手に入れた
ある意味、通常盤を買う人がいちばんのパフュオタ。そこそこのファンはDLか初回盤をかうのではないか?それにしてもジャケットが不思議なデザインだ。何を表現しているのか未だによくわからない。そして、この衣装がどうも好きになれない。どうしてこうなったのか説明してほしい。
おお、通常盤の裏はこんなことになっていたのか!なんだ?これ
久しぶりにCDで聴いてみたけど、「ねぇ」インストトラックに強い衝撃を受けた。こんなことが起こっていたんだ・・。全然聞こえていなかった音をいくつも再発見した。プロの仕事ってすっげぇ・・・。ヤスタカは自分にとって現代の楽聖。いつも予想をはるかに超えるものを聴かせてくれる。
2011年2月22日火曜日
BPASS 2009.10 Superfly !
今日、フォーマルな場所へ出かけるのにリュックはダメ!といううわさを聞いたのですかさず黒いビジネスかばんを3990円で買ってきた。ノートパソコンが入るぐらいの大きさ。これで今後はかばんに困らない。がっでむ!くっそ!せっかく2011年のSuperflyツアーが決まっているのに、今後の仕事が不透明すぎてFC先行抽選にも気が入らない。どうしたもんかのう・・。いちおう、土日の近場&東京で申し込んでおくか・・。
ちなみに、越智志帆がBox Emotionsでお気に入りの1曲は「春のまぼろし」。 アレンジがいいのだという。あと、越智はファーストで「詞がいい」という評価がなかったことをすごく悔しいと思っていたという・・。ファンとしてなんとか応援していかなくては!
2011年2月21日月曜日
八王子城山へ行ってきた
いつものように男二人で山へ歩き始める。今日の目的地は八王子城山。ここは手ごろな山だったので、それほどきつくない山が必要なときにとって置いたのだ。
でも、今日は曇りの予報だったけど晴れ間もあり明るくて空気が乾燥していて歩くのに最適だった。八王子市が力を入れて整備しているらしく、広い道を歩いてまず墓所を訪れる。江戸時代からこの地の悲劇はよく知られていたので、地元民が手厚く守り続けてきた場所。
びっくりした。男二人「なぜ人がもっと来ない!?」と絶賛
芝生と陽だまりの広い場所
ここで持参したスープなどで軽く食事した
ここもかなり重たい悲劇の場所
多くの婦女子が亡くなった場所と伝えられている
手をそっと合わせて目を閉じる
暖かくていいにおい
きてよかった
幸せになれますように
この裏にさらに高い場所があるので行って見ると本丸跡。とくに何かある場所ではない。見晴台で八王子方面と高尾山を見ながら菓子パンとコーヒー。プライスレス。
帰りは高尾駅まで歩いて17時には新宿へ戻ったのだった。
PS. 今回の写真はT君から借りました。
2011年2月20日日曜日
ストラヴィンスキー「結婚」 Les Noces
非西欧的な土俗的なロシアを表現した曲。もしこれがオーケストラ曲だったらもっと人気があったと思う。自分は昔からこんな曲ばかり聴いていた。昔からクラシックを聴く理由は「驚かしてほしい」というのが大きい。こういう曲なら若者にもウケると思うんだが…まあ、無理か。最近、また聴いてみた。
これはイギリスでのバッハフェスで実現した夢のようなキャストによる、この曲の録音を探すと真っ先に目に付くバーンスタイン盤。 なにせピアニストがマルタ・アルゲリッチとクリスティアン・ツィマーマンとシプリアン・カツァリスとホメロ・フランセシュ(自分はこのピアニストをこのレコード以外で見かけたことはない)による、どうして実現したのかわからない録音。
このレコードは10年ぐらい前に散歩していて出会った1枚。たぶん大型書店の片隅のレコード市で750円で購入した西ドイツ盤。はっきりいってレコードで聴くべきでない曲。ピアノと打楽器と合唱がバチバチと火花を散らす曲なのでCDで聴くほうが断然いいに決まっている。
この録音がそれほど気に入っていないのでCDは手に入れていない。ロシア語版なのだが、なんだか鈍重で冴えない感じ。ただ、ジャケットはおしゃれ。そして、長らくフランス語版の録音を探していた。そもそも自分が初めてこの曲を聴いたのはフランス語版だったのだ。
しかし、長年さがして某録音を聴いてみてちょっと失望。やっぱりロシア語版でいいと思うようになった。
B面のミサ曲はどこもいいところが見出せない曲だったが、最近ようやくおもしろいと思えるようになってきた。この2曲がカップリングされたCDにアンチェル盤がある。自分が持っている唯一この曲のCD。個人的にこちらのほうがいい演奏だと思っている。
2011年2月18日金曜日
宮崎あおいの可愛さは異常
デジカメなんて向こう10年買う気が起こらないが、欲しいなと思う唯一のカメラがOLYMPUS PEN Lite だ。デザインがいい。カタログもらってきた。宮崎あおいが首からかけているとすごくいいカメラに見えるから。
でも、今使っているカメラが壊れる気配がまったくない。フィルムカメラもある。だが、フィルムの値段を見てびっくりした。もう安いフィルムはないんだな。ブローニーなんて1000円ぐらいだ。
でも、今使っているカメラが壊れる気配がまったくない。フィルムカメラもある。だが、フィルムの値段を見てびっくりした。もう安いフィルムはないんだな。ブローニーなんて1000円ぐらいだ。
2011年2月17日木曜日
ゲルニカ「改造への躍動」(1982)
たぶん1000円ぐらいで手に入れたと思う。たまに思い出したように聴いている。自分はブックオフとかでCD棚の「か行」をいつもチェックするけど、ゲルニカはまったく見かけない。
初めてゲルニカを聴いたときの衝撃!といったらなかった。すごすぎる。こんな音楽だれもマネできない。世界のどこにもこんな音楽は存在しないのではないか?
太田螢一の詞とアートワーク、上野耕路のイっちゃってる楽曲、戸川純の誰もマネできない超絶歌唱。くだらないJ-POPとか聴いている高校生大学生にもっと聴いてもらいたいのだが。
再結成してフェスとかで一発かましてもらいたいねえ。
自分は気分がいいときに「夢の山獄地帯」を口ずさむことがある。「ワインをつめた水筒とぉ~♪リュックサックにチーズ入れぇ~今日は日曜山歩き 最新型のケーブルカー♪」 調子がいい!
「築こう明日を~ 焼け跡にぃ~♪」とか「ぎりぎりぎりぎり 回る歯車 ばちばちばちばち飛び散る火花 びゅんびゅんびゅんびゅん回るスプゥリングゥ~♪」 とか、ふと何気ない日常にふっと口をついて出てくるメロディーこそ価値がある!
ゲルニカの3枚のアルバムのうちでは、やっぱり「改造への躍動」が一番わかりやすくて聴きやすくて楽しくて好きだ。また再発してくれないかな。
2011年2月16日水曜日
中谷美紀 「私生活」
というのも坂本龍一のバレエ・メカニックという曲を聴いていて突然この曲の存在を思い出したのだった。
そして、この曲はPerfumeのラブワと最初の部分のリズムの感じが多少似ている。このことに気が付いたのは自分だけじゃなくて既に日本中の多くの人が気が付いているということにも今更ながら気が付いた。
一番最近中谷美紀を見たのは「JIN」のとき。ド迫力の花魁姿。顔が怖かった・・。もうシンガーとしての中谷美紀の存在感は希薄になってしまっている。自分もすっかり忘れていた。
90年代の中谷美紀は今でも某動画サイトなどでも見られるが、当時は教授もお気に入りのすっごい美少女歌手だったのだ。でも、あんまり中谷美紀が好きだという人をみたことがない。聞いたことがない。
このアルバムをJ-POPだと思って聴き始めると面食らう。衝撃的にイっちゃってる。アンビエントにしてコンテンポラリーっぽさがちりばめられている。ライヒのテープ・ループか?日常会話の一部が切り取られ繰り返される。中谷美紀に怒られている気分になる。ケージを連想させるプリペアド・ピアノっぽい響きがする箇所もある。
「クロニック・ラヴ」はこのアルバム用のリミックスだそうだが、かなりテクノ寄りのぶいぶいいった感じ。洗練された大人の聴くべき音楽になっている。
今聴いてもじゅうぶん刺激的。もっと聴かれるべき。女優として順調だが音楽活動は10年も中断している・・。「all this time 」なんかすばらしすぎる出来だ。もったいない。
2011年2月15日火曜日
砂原良徳 The Sound of '70s
パンナム(パンアメリカン航空)というかつてのUSAナショナル・フラッグ・キャリアの栄光とノスタルジーを感じるおしゃれなコンセプトアルバム(?)エレクトロ・ラウンジでの70年代の音を再現。 いまでもときどきPAN AMというロゴの入ったバッグを持っている人をたまに見かける。そんなバッグにぜひ入れておきたい架空のノベルティCD 発想と企画がおしゃれとしかいいようがない。音楽もけだるい午後にかけておきたい感じだ。ブックレットも凝ってる。PerfumeがPINO AIRLINESやったときもこのぐらいのことをystkにやってもらいたかった・・。
2011年2月14日月曜日
CUT2008年9月号のPerfumeインタビュー
この年の夏、Perfumeはアイドルでありながらロック・イン・ジャパン・フェスのレイク・ステージに初登場。独自の立ち居地と現象ともいえる盛り上がりをさぐるインタビュー。
3人が髪型を変えようとしない理由と、のっちが髪を染めようとしたときあ~ちゃんがやめるように説得したエピソードが面白い。以下引用
「最新型アイドル」と形容されることも多いですが、3人はPerfumeのことをアイドルだと思ってるんでしょうか? これまでアイドルとして活動してきたという実感ってあります?
かしゆか 「自分たちとしては、『あたしたちはアイドルです!』っていう枠組みは意識してなくて、PerfumeはPerfumeみたいな。ほかのたくさんのアイドルの方を見ればかわいいと思うし、アーティストの人を見ればカッコいいし、どっちもあったんですよ。でも、『Perfumeってどっちなんですか?』って言われたら、その時はアイドルっぽい楽曲をやってたからアイドルって答えてたんですよね。でも、自分たちで『私たちはアイドルだからこうなきやいけない』っていう意識は昔っからなかったですね。『自分たちは自分たち』みたいな感じで」アイドルって、「こうでなきやいけない」っていう偶像視を受け入れるシビアな存在だと思うんですよ。でも、確かにPerfumeにはそういうプレッシャーをあんまり感じませんよね。
のっち 「意識はしてなかったけど、アイドルっぽいこと、アイドル的な活動をしてましたよね。アイドルのほんとの意味はすごくいい言葉じゃないですか。『学園のアイドル』とかいうふうにたとえると。だからアイドルって言われるのはすごく嬉しいんです。だってあんなにかわいい子たちの中に混ぜてもらえるなんて」
あ~ちゃん 「アイドルとしてやっていきたいっていう思いもないてすし。もちろんアーティストっていうわけでもないですし。だから呼んでもらえるなら、どう呼んでいただいてもけっこうです(笑)。求められるものはなんでもやります(笑)」
のっち 「でもアイドルのイベントにも出られて、ロック・イン・ジャパン(フェス)とかにも出てる、今の立ち位置はすごくいい」
あ~ちゃん 「おいしい位置ですね」
3人「はははは」でも逆に、「Perfumeはこう見えてなきやいけない」っていう、Perfumeとしてのイメージはすごく大切にしているような気がしますよね。
あ~ちゃん 「うーん、『Perfumeって、近未来のイメージたよね』とか最近でも言われるんですけど(笑)、近未来でもなんでもないし、普通なんですよ。たけど、いろんなスタッフさんの手によって、近未来テクノポッブユニットみたいな位置付けにさせていただいているっていう感覚ですね。でも、たからといっていつも近未来でいようとは思わないですし、普通に食べるし、寝るし(笑)。でも、強いていえば、髪型を変えないってことは大きいかもしれないですね。色も染めない」誰にも言われてないけど、3人の中での自然なルールなんてすね。それはなんでなんですか?
のっち 『誰に言われてるでもないんですけど」
あ~ちゃん「それは昭和的なすごい固い考えだと思うんですよね。有名な方って、髪形を変えても、その人だって認識してもらえるじゃないですか。でも私たちはそういうふうに言っていただける立場では全然ないから、髪型は変えない。ていうのが、勝手なモットーになっちゃって。4年ぐらいずーっとそうなので、逆に変えられない感じになっちゃったんですよ」それを3人が頑なに守ってきたのはすごく意味のあることだと思うんですね。単純に髪型を変える以上の大きなことが変わってしまうという認識が3人の中にあるんじゃないですか?
あ~ちゃん 「それはあります!」ははは。
かしゆか 「なんだろ?バランスが崩れちゃう?実際似合わないと思うし(笑)」
あ~ちゃん 「これがPerfumeっていう証なのかもしれないですね。一回のっちが染めたいって言った時があったんですよ。私それすごい覚えてるんですけど」
のっち 「染めたいって思ったことはあります、たくさん(笑)」
あ~ちゃん 「バッチリ諭しましたもん。『絶対黒いほうが目大っきく見えるし、絶対かわいいし』」
あ~ちゃん 「『どういう色にしたいの?』『ちょっと茶色っていうか~、ちょっと黄色い感じにしたい』って言ってて」
のっち 「『ちょっとムラのある感じ』みたいな」
あ~ちゃん 「そうそう。『でも、のっちは目が大っきいから、まあ染めても大っきいと思うけど、多分今のままで黒いほうが絶対いいよ!髪もきれいだから!』みたいな」
のっち 「そういうこと言われたんですよ(笑)」
あ~ちゃん 「『やっぱり3人で同じ色のほうがいいし、背丈も同じぐらいだから-やっぱ今のまんまがいいよ』(笑)」
かしゆか 「『そっか、じゃあ変えないどく』(笑)」
あ~ちゃん 「『そうだね、切るだけでいっか』みたいな」
のっち 「ははは」
かしゆか 「あと、今までずっと覚えてもらえないっていうつらさかあったから。だから髪型は変えられなくて。それが徐々に、逆に変えると違和感があったり、しっくりこなくなってきて、『これでこそPerfume』みたいなところがあって。ここで変えたら調子に乗ってると思われちゃうかもしれないしっていう。変な怖さがあるんです」
今日、大雪に降られ家に帰るとPTAから青い封筒に入ったバレンタインカードが届いていた。ちょっとした小さい幸せ。心がほっと温まった。
2011年2月13日日曜日
Bonnie Pink * Heaven's Kitchen
昨年末から続いていた極私的な第1次初期Bonnie Pinkマイブームもこの1枚で一時的に幕をひくこととなる。アルバム「Heaven's Kitchen」1997 PONY CANYON だ。250円で手に入れた。これは今まで見かけることも多かったけど、ブックレットも完備していて分厚いCDで目を引いた。結論から言って、最初にコレを買うべきだった。帯にBonnie Pink meets Tore Johansson!!とあるようにトーレのプロデュースによるとてもおしゃれな1枚。若きBPの才能が開花した当時も今も衝撃的な1枚。本当に14年前かよ!自分はevil→#1→#2と聴いてしまったので、もう知ってる曲だけかな?と思ったけど、「ほほえみの糧」とか「Pendulum」とか「Farewell Alcohol River」とか初めて。この人が後のJ-POPに残したものの大きさをもっと世間は評価するべき。
2011年2月12日土曜日
近藤ひさしはYUIに何を教えているのか?
まあ、注目するところはそこじゃない。この記事では近藤ひさしがYUIとの楽曲制作が具体的にどのようなものか語っている場所がある!
その名も 制作担当が明かす、YUIのひらめきの生かし方 だ。YUIラジオでの茂蔵とのトークは楽しすぎて、この二人の仕事上の関係がなかなかイメージできない。貴重な証言 以下引用
デビュー当時からYUIのレコーディング現場を支えているソニー・ミュージックレコーズ(SMR)の近藤ひさしディレクターに、楽曲制作の舞台裏を聞いた。
僕がYUIによく話すのは、曲ができた瞬間のパワーを大切にしようね、ということ。だから彼女が曲を作ったらすぐに記録できるように、僕がパソコンとマイクをいつも持ち歩いています。曲としてまとまっていなくてもいいし、数小節とかワンフレーズとかでもいいから、勢いを記録したい。1stから2nd、1年での成長
YUIは、いろんな場面でひらめくように曲を生み出します。ライブの本番直前に録音したこともあるし、夜中に彼女から「すごいのができた」って電話がかかってくることもある。彼女がギターを弾きながら適当な英語(僕らやファンはYUI語って呼んでいます)で歌う曲を、パソコンのマイクで録音しながら、あとから分かるようにコード譜やリズム譜を記録しておくのも僕の仕事の1つです。
録音した曲には、あとから曲を組み立てるとき最初の気持ちを思い出しやすくするように、インパクトがあって、分かりやすい仮タイトルをつけます。普通は「○月×日Aメロ」みたいな名前の付け方ですが、YUIの場合には、例えば「鳥が羽ばたくイメージ」のメロディには鳥があがるわけだから「からあげ」と名づけておこうとか、「守るべきものがある」→「サラリーマンの背中」→「サラセナ」みたいな感じ(笑)。
ちなみに2ndアルバムのシングル曲でいうと『Rolling star」は「ガーチャリック」、『CHE.R.RY』は「サンシャイン」、『Good‐byedays』は「ミスターバラード」が仮タイトルでした。
曲作りは、こうしてためた曲とかフレーズを、ふくらませたり、組み合わせたりして、2人でスタジオに終日こもって進めます。
1stは若者ならではの生きることへの切迫感が詰まった作品で、自分のことを中心に歌っていました。これはYUIの音楽の本質ですが、2ndではほかの面も出てきた。ツアーを経験して変わったようです。ライブで盛り上がる曲が欲しいといって作ったのがダンス調のロック『Happy Birthday to you you』、他人を励ます曲といって作ったのが『Rolling star』です。
作曲方法にも変化があります。2年前まではギターのコード弾きが中心でしたが、それだけだと手ぐせが原因で似たような曲が多くなる。最近はわざとコードの1音を抜いて、ルートの1度と5度の音だけでメロディーを乗せていって最後にコードを起こしてキーを確認する方法もとっています。そうすることで曲のバリエーションも広げられたと思います。最近はピアノなどギター以外の楽器にも挑戦しています。

でも、この人と組んでYUIはブレイクしてヒット連発。合っていたんだな。「不完全な解答」でもスタジオでの製作中の様子が少しだけ見られる。お互いにぶつかりながらも楽しそうだ。いいなあ、クリエイティブな仕事は…。
YUIラジオ1時間かけてアナログな方法かましてiPodで聴けるようにした。はやくいい方法知りたい。
2011年2月11日金曜日
Perfume東京ドームLIVEのDVD
東京ドーム公演も「まあ、直前でも買えるだろう」と楽観していたのだが、友人がアリーナを当ててくれなかったら行けていなかった。想像しただけで恐ろしい。このDVDも直前だったら予約もできなかった。恐ろしい。すべてにおいて想像のレベルを超えている。21世紀のコメ騒動(笑)。
何がすごいって、もうこのジャケットのような「どっかーん!」というライブだった。WOWOWでも十分楽しめたが、このDVDで初めて「575」と「1 2 3 4 5 6 7 8 9 10」「Perfumeの掟」を見れたのだが、もう鳥肌が立ちっぱなし。驚くべき緻密さだ。完璧だ。ずっと目頭が熱いままだ。ここまでの高みに到達できるものなのか!
一方でMCが驚くべきノープランさだ。グダグダだ。ひょっとしたらMCもノーカットか?と期待していたが、さすがにそれはなかった。「客いじり」はすべてカット。「Lovefool」もカット。残念…。「GAME」の始まり方はWOWOWのほうが好きだ。暗闇にGAMEのロゴが浮かびあがる具合が。最後のスタッフロールが安っぽい。もうちょっと凝ってほしかった。
Perfumeが好きな人って本当にいろんな人がいるんだなあと改めて思い知らされたライブだった。てゆうか、Perfume党大会だった。オーディエンスの全体ファシスト映像に圧倒される。声援の音ズレに圧倒される。Perfumeのライブに行かない人は本当に哀れだ。2010年代を生きる喜びの半分は放棄しているに等しい。3食抜いてもライブへ行け! 奇跡を目撃しろ!
のっちの顔の汗の量が尋常じゃない。真ん中わけが好きじゃない。575のPVが衝撃的だった。
またあの日に戻りたい。
2011年2月10日木曜日
スガシカオとYUI
特筆すべきはスガシカオとの対談。まだ幼くてぼーっとした子供っぽい挙動不審なYUI。今のクールなYUIとは違うYUIが見れた。
YUIが他のアーティストの前でミーハー的な反応を見せたことはないが、このスガとの対談では終始YUIがにやけている!たぶんYUIはちょっとスガシカオが好き。ちょっと微笑ましい。スガもかわいい女の子と音楽の話ができてうれしそう。
父親を知らないYUIは40代ぐらいの男性に、子供のときから想像していた父親のことを想像して重ねているところがあるのかもしれない。音楽のことをいっぱい知っている大人の男性がYUIの理想。YUIの視線の先にはそんな誰かがいるのかもしれない。じゃなきゃ、「ばうばう!」とか「君に胸キュン!」とか突然口から出てこないだろう。
さて、そんなスガシカオとの対談についてYUIは雑誌(PATiPATi2005年6月号)のインタビューで感想を語っている。これがちょっとおもしろい。インタビュアーは前原雅子。以下引用。
-そういえば、その大阪で『僕らの音楽』のスガシカオさんとの対談部分を収録したんですよね。(4月8日放映済み)スガシカオさんが大阪でライブをやっていたので、そこの楽屋にお邪魔して。ぜひ会いたい人だったそうで。
CDを聴いてすごい興味があって。特に「Sweet」っていうアルバムが好きで。「黄金の月」とか、好きな曲もいっぱいあるんですよ、それで会ってみたかったんですけど、もう本当に何がなんだかわからないほど、会えてうれしかったです。しかも、なんだかんだいって1時間くらいお話することもできたし。
-緊張しました?
すっごい緊張しました。〝人〟っていう字を手のひらに書いて飲んでみたり(笑)。でもスガシカオさんに「よろしくねー」って手を出されて握手したら、また余計に緊張しちゃって、ガーッとテンション上がっちゃって大変でした。
-テレビで見る限り、落ち着いているように見えましたが。
いや、結構パニックでした。だって大先輩じゃないですか。曲を聴いて、CDを聴いて、テレビで見て、その後で会うって、こんなに緊張するものかと思って。だけどスガシカオさんの目がすごい優しいんですね。それがとっても印象的だったりもしました。
-だけど堂々としたインタビュアーぶりでしたねぇ。しかも質問が直球でいいところに入ってくなあと思って。
だったらよかったんですけど。あっ、でもこぼれ話で面白いことがあって。実際はオンエアされなかった部分なんですけど、最後にスガシカオさんが「頑張ってね」って言ってくれたんです。でも「頑張ってね」って返すのも変じゃないですか。だからとっさに考えて変かもしれないけど「頑張りましょう」って言ったんですね。そしたらスガシカオさんが、「どうせなら、頑張れよ!ぐらい言ったほうがカッコいいよ」って言って。だからそのまま言ったら、周りの人がみんな大爆笑しちゃって。
-まさかホントに言うとは思わなかったんでしょうね(笑)。
「頑張れよ」のくだりを放送して欲しかった・・。いつかすべてを放送して欲しい。スガ「最初に作った曲歌ってみて」に対して一瞬「は?」って顔するYUIに笑った。スガシカオはいい人だ。
あまりに言葉を慎重に選ぶ固いYUIに高島アナが「そんな丁寧にしゃべらなくていいと思う」と笑ってやさしく促すところもいいなと思った。みんないいひとだ。
さてと、富士山に登る準備をしようか(笑)。それより富士山の山小屋ってバイト募集してないのかな?
2011年2月9日水曜日
Your Heaven と「魔女の宅急便」
「ストックホルムやゴットランドという島の雰囲気は魔女の宅急便の舞台にもなったそうですが、街の色や形が可愛い感じでした。」というYUIの言葉を読んだとき、「あっ!」と声を上げそうになった。
なぜ「Your Heaven」はスウェーデンで生まれたのか?なぜスウェーデンだったのか?という疑問への答えを見つけた気がした。
YUI「スウェディッシュポップを意外によく聴いていたから、どんなところか見てみたい。」という発言もあった。休暇中にニューヨークで見た「マンマ・ミーア」でABBAに出会っているし。
しかし、それだけではないのではないか?さらりと「魔女の宅急便」に触れているだけだが、いやいやそんなもんじゃあないでしょうと。
というのもYUIにとって「魔女の宅急便」はとても大きな存在だということを示すインタビューがある。BACKSTAGE PASS2005年12月号の「赤いテレキャス」でYUIは映画について語っている。以下引用
■今回は好きな映画について聞いていきたいと思います。
「宮崎駿さんの作品、ジブリ系は小さい頃から好きで。この前も仕事でホテル泊まりを5日間した時に、『魔女の宅急便』をテレビでやるっていうのを新聞で見て、スタッフの人と“あるね~”みたいな話をしていて。
仕事が終わってギリギリ最後だけでも観れるかもってなったら、もういっしょに走って帰って、急いで部屋のテレビを付けて。でもホントに少ししか観れなかったんで、時間を見つけてDVDを借りてまた観ました。YUIはジブリ大好きっ子だったのだ。自分は「魔女の宅急便」をかろうじて1回見たことがあるだけでよく覚えていないのだが、「魔女の宅急便」をイメージしながら「Your Heaven」の歌詞を読むとどうだろう?
「魔女の宅急便」はすごい好きですね~。なんか名言があったんだけどな……絵描きの女の子とキキが夜一緒に話してて、絵を描く子が、えっと、“絵描く才能とか、魔女の血っていうのは誰かに与えられたもので、おかげで苦労もするけど”みたいな。ああ、今めちゃくちゃ観て確かめたい! とにかくその場面を観て、自分が思ってることと重なるなって思ったりとか。
小さい頃は「トトロ」ばっかり観てたんです。よくテレビでやってたから。だけどジブリ作品の主題歌とかできたらいいですよね。私「紅の豚」を観て、勝手に曲作ったりしたんですよ」
遠い昔 写真で見た 赤い屋根の続く街でla la la la 出逢う気がしていた「遠い昔写真で見た赤い屋根の続く街で」はもう完全に「魔女の宅急便」に出てきた街のことだと思われてくる。
それはきっと 偶然よりも もっと強い運命よ笑っていた 空の色彩もどうしてかな?初めてなのに不思議 懐かしいの
あなたの声 聴いていたわ
辛い夜を越えてゆけば いつかわかる そう歌っていた
だからアタシ 信じていたの
la la la la la la la…
YUIは家で一人、もしくは母親と二人でテレビで「魔女の宅急便」を見た可能性が高い。
「あなたの声聴いていたわ」は映画のヒロインの声のことで、このヒロインに励まされ孤独な夜を超えてきたことを思い出している。
「空の色彩もどうしてかな?初めてなのに不思議懐かしいの」 初めて見ているはずのスウェーデンが子供の頃にみた「魔女の宅急便」の風景みたいで懐かしい…。
映画をちゃんと見ていないので、なんともいえないのだが、「主人公のキキが親元を離れ、知らない町で魔女として一人立ちする姿を描いた」という「魔女の宅急便」とミュージシャンYUIの姿が大きく重なっていることはもう決定的ではないか?
YUIはキキに勇気付けられたことを「Your Heaven」で感謝しているのではないのか? 「忘れないわ来てよかった」スウェーデンでそのことを思い出したのではないか?
「Your Heaven」「スウェーデン」「魔女の宅急便」が子供時代のYUIにすべてつながった。もう一度この映画を見て確かめてみないといけない。
この曲はずっと聴いているのに全然飽きが来ないし、YUIのイメージを決定付けたし、MVもサイコー。
YUI本来の才能に神がかり的なインスピレーションが降りたとしかいいようがない。この写真のYUIもいい感じ。やっぱジーンズにパーカーでこのヘアスタイルが一番似合う。
「なんかの本に“人が歩みを止めるのは絶望じゃなく諦めで、その人が足を進めるのは希望じゃなく意志だ”って書いてあって。それを読んだのは私がへこんでる時で、すごい救われて。私もそういう曲を書きたいんですよね。だから希望とか夢そのものというよりは、”私はこうなりたい、見えないけど進みたいんだ”っていう気持ちを歌うことでみんなが、”ああ、私もこれでいいんだ”って感じてくれれば。ホントにそんな普通のことを歌っていきたいんですよね」
2011年2月8日火曜日
凛として時雨 moment A rhythm メジャーデビューシングル
これをブックオフで250円で見つけたときはわが目を疑った。ええぇー・・!? これってシングル1曲で3000円で発売されて話題を呼んだ1枚。TKがロンドンで撮影したフォトブックが付いている特別仕様、よほどのファンしか買わないコレクター向け。初めて見たわ~。アルバムjust A moment 収録のmoment A rhythmはshort version なので今回初めて全曲を聴きとおしたのだが・・・
普段からアルバムを聴いている人にとっては開始8分以後が未知の世界。宅録オタクTKの本領発揮の音いじり。うーん、・・・・ 。当時コレを買った人たちはどう思っただろうか?付属のTKがロンドンで撮ってきたフォトブックもパラパラとめくってみた。ああ、自分も昔写真を撮りながら街を歩いたなあ・・などと感慨に浸る。写真が誰にでも撮れる様になって写真に興味を失ったんだよね・・。
コレを聴いていなくても凛として時雨のライブはじゅうぶん楽しめる。さて、東京国際フォーラムでのライブが決定しているのだが、まだチケット買ってない・・・。ホールライブってどうなの?っていうのもあるけど、いけるかどうか今の段階ではさっぱりわからないから。
2011年2月7日月曜日
またしても大月・・高川山
意外に暖かくもう一度身支度を整える。
いたるところに熊出没注意の看板がある。
一昨年、北海道で買ってきた熊よけ鈴を初めてこっちで使ってみた。
冷たい風が吹く2月
道が乾燥しまくっていて、歩くと土ぼこりがすごい
冬枯れの山というと聞こえがいいけど、ぱっさぱさで何もない
男坂とはいうけど、それほど急でもなく、ロープを使わなくても登れる
我々だけかと思っていたが、山頂には3グループぐらいすでに居座っていた。
おお、さすがの名峰
こういう風景を見るためだけに男二人、山を登るのだ
でも、山頂はすごく暖かくて、もっと長居したかったけど他のグループがまったく動き出す気配がないので、コーヒーとカップめんをいただいたあと下山
下山のときもずっとこの風景が見えている。
岩がごろごろした急な尾根道を下る
何回もすべる
毎回毎回下山はすごく長く感じる
暖かいというより暑い
そこにある川が凍っている
里のほうがむしろ寒い
富士急田野倉駅から大月行きの電車に乗り込み、家へ帰り着いたのが18時30分ぐらい
そんな休日を過ごしたのであった
2011年2月6日日曜日
ジョン・ケージ / 16 のダンス(1951)
コンテンポラリーダンスのマース・カニンガムとのコラボによるケージがチャンス・オペレーションに到達する前の最後の作品だそうだ。別に全然欲しくなかったが250円で知的な好奇心が満たされてヒマがつぶせると思ったから購入。
しかし、陽気な踊れるダンスのような作品をイメージしてはいけない。ひたすら、プッ(トランペット)、 フーッ(フルート)、トン(スネア)、ジャッ(ピアノ)、ギィーッ(ヴァイオリン)という音の羅列。64のサウンドのテーブル、サウンドチャートを選択して作曲していくというダンスなしでCDで鑑賞するのは無理なコンテンポラリー。
東洋思想に傾倒したケージがヒンドゥーの人間の9つの感情を表すダンスとインターリュードという構成で作曲。まあ、普通の人なら聴かない曲だろう。でも、インターリュードは東洋を感じられるメロディーが一瞬現れたりして普通の人にも音楽に聞こえるかもしれない。しっかし、いったいどんな人がこんなCDを買ってブックオフに叩き売るんだろう?
訂正
日本はおろか海外のサイトを探してもこのCDの感想をみつけられない。つまり誰も聴いてない?後日、ジョン・ケージの絵画についていいろいろと調べてみたのだが、ケージが絵画に関心を持つようになったのはもっと後年であったことがわかった。しかもどれも抽象絵画で作風がまったく違う。こんなポップアートみたいな感じじゃない。悪戦苦闘の末、海外のジョン・ケージのデータベースからこのジャケットの下地になっている水彩画が判明。「New River Watercolor Series Ⅰ(1988)」からの1枚の一部分(右側、赤い円の11時の方向あたり)、しかも上下逆!CD解説書に書いてあることに惑わされた。それにしてもケージの絵画に触れているブログやサイトがほとんどまったくなかった……。
2011年2月5日土曜日
Perfume PTA限定東京ドーム写真集が届いた
昨日の14時過ぎにこいつが届いた。2010年11月3日の伝説のPerfume東京ドームライブの写真集だ。これはファンクラブPTAの会員しか買えない。一人2冊までしか買えないというもの。当初、「Perfumeを写真でみてもなあ」となかなかテンションがあがらず、締め切りぎりぎりに購入を決断しクリック。払い込み締め切りもぎりぎりにコンビニへ。送料込みで4500円。そしてようやく実物を目の当たりにしたのだが、・・・・。
もうこの世界にそれほど驚くことも残されていないと思っていた。この重く大きなパッケージに軽くショックを覚えたが、梱包のダンボールをあけ、フィルムをはがし、箱を開けたとたんにぷ~んと紙とインクのにおい。そして、まず1ページ目をめくったとたんに強い衝撃を受けた。瞳孔が開いた。紙面から風が吹いた。
オープニングのGISHIKIのかしゆかの後姿の見開きページに軽くめまいを覚え、そして最初の3人の見開きページで度肝を抜かれた。すごすぎる・・・。なんというクオリティの高さだ!ドームの照明と最新のカメラ機材のせいだろうか?まるでレオナール・フジタの乳白色のようだ!もう最新テクノロジーの芸術作品としかいいようがない。このカットで屏風を作りたい。ふすまにしたい。琳派と狩野派とラファエロと長谷川等伯と東山魁夷の絵画の持つパワーを合わせたような、イコンのような黄金の光線がどば~っと自分の網膜を被爆させて突き抜けていった。もうこの1冊は国宝に指定するべき。「ベリー公の時祷書」と並べて置かれるべき1冊! 皇室にも献上するべき!
まあ、何万人いるかわからないPerfumeオタのほとんど全員買ったようなので今が最高値だろうけど。いやあ、本当に驚いた一冊だった。ただ、座談会のページなんか読む気すら起こらない。たぶんこれからも見ない。これはいらない企画だった。
2011年2月4日金曜日
ROCKIN'ON JAPAN 2009年7月号 「あの中田様が私たちにまた曲をくださるのですね」
ああ!これは後に大問題になったアルバム⊿発表&代々木後のインタビューだ。
あ~ちゃんを人間不信にさせたやつ。ツアーMCで、言葉が思い通りに伝わらない苦しみを告白してたやつ。言葉の意味をまったく逆に捉えられてしまうという恐怖!以下引用
あ~ちゃん「あの中田様が私たちにまた曲をくださるのですね、見捨てないでいただいてどうもありがとうございます。またがんばりますって、普通にそういう気持ちです。こんないい曲をPerfumeに書いてくれた!っていう。capsuleではなくPerfumeにくださった!っていう」
かしゆか「歌ものを作らなきやいけないっていう観念が消えたんだなって思って、それがすごく嬉しかったです。女の子をやってるじゃないですか。鈴木亜美さんやMEGさんとか。でも「capsuleが一番遊べる」って言ってて、それはそうだろうなって思ったんですよ。だって『こしじま(としこ)さんどこ歌ってんの?』みたいなとこがよくあるし。『この声誰ですか?』って聞いたら、『いや、これ違う人なんだよね、知らない』っていうのがあるくらい、2人でやってるっていうことより、音楽を届けることのほうがメインになってるのがすごいなと思って。Perfumeを最初受け持ったときに、アイドルをやらなきやいけないって観念があって、歌ものを作ってとか、昔のピコピコの音を意識して作ってたらしいんですけど、その観念が消えてきて、Perfumeでも遊んでもらえるようになったのがすごい嬉しいです」
あ~ちゃん「でも。〝Speed of Sound〟みたいなやつばっかりになってくのもどうかと思いますね」
のっち「ライヴどうしようってなるね」
あ~ちゃん「しかもPerfumeが歌う意味あるのかなって。capsuleさんはそれでいいじゃないですか。ライヴが軸でもないし。こしじまさんすごいかわいくて、キレイで、だからちょっと揺れてるだけでかわいいし絵になるし、それでいい。それを求めてファンの人がくるし。でもPerfumeってそうじゃないから、そればっかりになっていくのは怖いけど。ほんとに素材としてしか考えられてないっていうのは。でもそうじゃないと信じてるから、ここまでいっても任せられるし、オッケーって思える。あと、3人の声が重なるとPerfumeなんですよね。だし、めっちゃいいって思わない? 3人の声が重なってるとこって」
のっち・かしゆか「うん」
これのどこが中田ヤスタカ批判なんだろう?あてつけ?皮肉?まあ、あ~ちゃんは独特の表現をするけど。
未だにロックフェスに出演する「アイドル(?)」はPerfumeだけ。「JAPAN」「音楽と人」などの音楽誌で取り上げられるのもPerfumeだけ。比較されるもののない唯一絶対の音楽ジャンル。やっぱり3月19日のGOFES行こうかな・・・。誰か行かないかな・・。
ついさっきアスマートから東京ドーム写真集が届いた。まだ開封していない。落ち着いてじっくり見たい。
2011年2月3日木曜日
ゲルギエフ&LSOのマーラー7
ゲルギエフのCDを買うのも初めてだ。自分の認識では現在世界最高のスター指揮者のひとりだと思っていたのだが、日本のクラシックオタたちはこの人に対してかなり辛らつだ。え?!そうなの?
マーラーの全11曲?の交響曲の中で一番の不人気曲が第7番らしい。自分もこれ以外CD1枚しか持っていない。誰もがこの曲のこととなると言葉をにごす。誰もこの曲をよくわかっていないらしい。ゲルギエフは全曲を快速72分で演奏してしまった。第5楽章なんか聴いたことがないぐらいにサクサク速い。なんだか頭が悪そうに聞こえる・・・・なんていわないよ。だってこの人が世界で最高のマエストロの一人なんだから絶対に意図があってのことに間違いない。音楽を大学で勉強もしていない一般素人が「ダメ!」とか言うのってどうなの?と思う。ロンドン響の技術がすごいので聴き応えがある。わかりやすく噛み砕いて整理して「エイッ!」って・・それでもいいじゃん。この指揮者はオケからも支持されているらしい。
職場で自分はクラシックに詳しいと思われている。全然そんなことない。オタとよばれる人たちにまったく太刀打ちできない。別にクラシックって好きでもなんでもない。ただなんとなく知的なイメージがあるから頑張って聴いているだけ。知的教養のために無理して聴いているのが実態。
2011年2月2日水曜日
ショルティの「アルプス交響曲」
今ならむしろおもしろく楽しく聴けるだろう。で、2枚目のショルティとなったのがこれ。R.シュトラウスの作品集2枚組み。ウィーンpo. シカゴso.との70年代のDecca録音。450円でたまたま見つけたのでレジへ。安い…。
自分の目当てはDisc2のバイエルン放送soとの「アルプス交響曲」だ。1年ほど前に一度これを聴いてけっこう強く印象に残っていたのだ。めずらしい組み合わせ。そんなにこの曲をよく知っているわけじゃないけど、なんだかテンポが速くてパワフルで豪腕でぐんぐん進んでいくさまが新鮮でおもしろかった。聴いたことのないようなリズムで進んでいく箇所もある。ユニーク。オケがいい。音もでかい。いい買い物だった。
自分もいつか、アルプスとまではいかなくても槍ヶ岳とか穂高とか登ってみたい。
2011年2月1日火曜日
プレヴィンのR.シュトラウス
プレヴィン指揮ウィーン・フィル R.シュトラウス 「ばらの騎士」組曲、「インテルメッツォ」から4つの間奏曲、「カプリッチョ」からイントロと月光、「サロメ」から7つのヴェールの踊り が収録された1枚。 なんと250円!こんなに安くていいのか?やっぱり洋楽250円~の棚から発掘。輸入盤は値段のつけ方がわかっていないようだ。クラシックの棚だと、国内盤のどうでもいいCDが1000円以上する。なにもわかっていない店が好き。
Richard Strauss : Rosenkavalier-Suite / Intermezzo / Salome / Capriccio : Orchestral Music André Previn cond. Wiener Philharmoniker 1993
まあ、そんなに欲しいCDでもなかったけど、プレヴィンのCDってあまり持ってないけど、迷わずレジへ。ああ、音がいい!各パートの音がくっきりと浮かんでくるよ。「ばら」と「サロメ」はよく聴くけど、あとの2曲は初めてだったけどすぐに気に入ったよ。いい曲だ。さすがプレヴィン!DGでウィーン・フィルとR.シュトラウスを任せられたのも納得。
でも、250円で買えて、わ~いって喜んでるけど逆に自分が高い金だして手に入れたヤツが250円だったりするとショック。まあ、何度もあるけど・・。
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