昨日の14時過ぎにこいつが届いた。2010年11月3日の伝説のPerfume東京ドームライブの写真集だ。これはファンクラブPTAの会員しか買えない。一人2冊までしか買えないというもの。当初、「Perfumeを写真でみてもなあ」となかなかテンションがあがらず、締め切りぎりぎりに購入を決断しクリック。払い込み締め切りもぎりぎりにコンビニへ。送料込みで4500円。そしてようやく実物を目の当たりにしたのだが、・・・・。
もうこの世界にそれほど驚くことも残されていないと思っていた。この重く大きなパッケージに軽くショックを覚えたが、梱包のダンボールをあけ、フィルムをはがし、箱を開けたとたんにぷ~んと紙とインクのにおい。そして、まず1ページ目をめくったとたんに強い衝撃を受けた。瞳孔が開いた。紙面から風が吹いた。
オープニングのGISHIKIのかしゆかの後姿の見開きページに軽くめまいを覚え、そして最初の3人の見開きページで度肝を抜かれた。すごすぎる・・・。なんというクオリティの高さだ!ドームの照明と最新のカメラ機材のせいだろうか?まるでレオナール・フジタの乳白色のようだ!もう最新テクノロジーの芸術作品としかいいようがない。このカットで屏風を作りたい。ふすまにしたい。琳派と狩野派とラファエロと長谷川等伯と東山魁夷の絵画の持つパワーを合わせたような、イコンのような黄金の光線がどば~っと自分の網膜を被爆させて突き抜けていった。もうこの1冊は国宝に指定するべき。「ベリー公の時祷書」と並べて置かれるべき1冊! 皇室にも献上するべき!
まあ、何万人いるかわからないPerfumeオタのほとんど全員買ったようなので今が最高値だろうけど。いやあ、本当に驚いた一冊だった。ただ、座談会のページなんか読む気すら起こらない。たぶんこれからも見ない。これはいらない企画だった。
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