というのも坂本龍一のバレエ・メカニックという曲を聴いていて突然この曲の存在を思い出したのだった。
そして、この曲はPerfumeのラブワと最初の部分のリズムの感じが多少似ている。このことに気が付いたのは自分だけじゃなくて既に日本中の多くの人が気が付いているということにも今更ながら気が付いた。
一番最近中谷美紀を見たのは「JIN」のとき。ド迫力の花魁姿。顔が怖かった・・。もうシンガーとしての中谷美紀の存在感は希薄になってしまっている。自分もすっかり忘れていた。
90年代の中谷美紀は今でも某動画サイトなどでも見られるが、当時は教授もお気に入りのすっごい美少女歌手だったのだ。でも、あんまり中谷美紀が好きだという人をみたことがない。聞いたことがない。
このアルバムをJ-POPだと思って聴き始めると面食らう。衝撃的にイっちゃってる。アンビエントにしてコンテンポラリーっぽさがちりばめられている。ライヒのテープ・ループか?日常会話の一部が切り取られ繰り返される。中谷美紀に怒られている気分になる。ケージを連想させるプリペアド・ピアノっぽい響きがする箇所もある。
「クロニック・ラヴ」はこのアルバム用のリミックスだそうだが、かなりテクノ寄りのぶいぶいいった感じ。洗練された大人の聴くべき音楽になっている。
今聴いてもじゅうぶん刺激的。もっと聴かれるべき。女優として順調だが音楽活動は10年も中断している・・。「all this time 」なんかすばらしすぎる出来だ。もったいない。
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