特筆すべきはスガシカオとの対談。まだ幼くてぼーっとした子供っぽい挙動不審なYUI。今のクールなYUIとは違うYUIが見れた。
YUIが他のアーティストの前でミーハー的な反応を見せたことはないが、このスガとの対談では終始YUIがにやけている!たぶんYUIはちょっとスガシカオが好き。ちょっと微笑ましい。スガもかわいい女の子と音楽の話ができてうれしそう。
父親を知らないYUIは40代ぐらいの男性に、子供のときから想像していた父親のことを想像して重ねているところがあるのかもしれない。音楽のことをいっぱい知っている大人の男性がYUIの理想。YUIの視線の先にはそんな誰かがいるのかもしれない。じゃなきゃ、「ばうばう!」とか「君に胸キュン!」とか突然口から出てこないだろう。
さて、そんなスガシカオとの対談についてYUIは雑誌(PATiPATi2005年6月号)のインタビューで感想を語っている。これがちょっとおもしろい。インタビュアーは前原雅子。以下引用。
-そういえば、その大阪で『僕らの音楽』のスガシカオさんとの対談部分を収録したんですよね。(4月8日放映済み)スガシカオさんが大阪でライブをやっていたので、そこの楽屋にお邪魔して。ぜひ会いたい人だったそうで。
CDを聴いてすごい興味があって。特に「Sweet」っていうアルバムが好きで。「黄金の月」とか、好きな曲もいっぱいあるんですよ、それで会ってみたかったんですけど、もう本当に何がなんだかわからないほど、会えてうれしかったです。しかも、なんだかんだいって1時間くらいお話することもできたし。
-緊張しました?
すっごい緊張しました。〝人〟っていう字を手のひらに書いて飲んでみたり(笑)。でもスガシカオさんに「よろしくねー」って手を出されて握手したら、また余計に緊張しちゃって、ガーッとテンション上がっちゃって大変でした。
-テレビで見る限り、落ち着いているように見えましたが。
いや、結構パニックでした。だって大先輩じゃないですか。曲を聴いて、CDを聴いて、テレビで見て、その後で会うって、こんなに緊張するものかと思って。だけどスガシカオさんの目がすごい優しいんですね。それがとっても印象的だったりもしました。
-だけど堂々としたインタビュアーぶりでしたねぇ。しかも質問が直球でいいところに入ってくなあと思って。
だったらよかったんですけど。あっ、でもこぼれ話で面白いことがあって。実際はオンエアされなかった部分なんですけど、最後にスガシカオさんが「頑張ってね」って言ってくれたんです。でも「頑張ってね」って返すのも変じゃないですか。だからとっさに考えて変かもしれないけど「頑張りましょう」って言ったんですね。そしたらスガシカオさんが、「どうせなら、頑張れよ!ぐらい言ったほうがカッコいいよ」って言って。だからそのまま言ったら、周りの人がみんな大爆笑しちゃって。
-まさかホントに言うとは思わなかったんでしょうね(笑)。
「頑張れよ」のくだりを放送して欲しかった・・。いつかすべてを放送して欲しい。スガ「最初に作った曲歌ってみて」に対して一瞬「は?」って顔するYUIに笑った。スガシカオはいい人だ。
あまりに言葉を慎重に選ぶ固いYUIに高島アナが「そんな丁寧にしゃべらなくていいと思う」と笑ってやさしく促すところもいいなと思った。みんないいひとだ。
さてと、富士山に登る準備をしようか(笑)。それより富士山の山小屋ってバイト募集してないのかな?
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