2012年1月31日火曜日

新垣結衣、聖地巡礼~大里村編

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最新映画も公開中。今現在、沖縄が生んだ最大のスターはガッキーこと新垣結衣であると言って間違いない。

先日、10年ぶりに沖縄に行かなきゃならない用事ができた。東京は寒いだけなのですぐに帰ってもしょうがない。2泊3日の予定を組んだのだが、自分はそれほど観光というものに関心がない。
でもせっかく来たんだし、沖縄にもお金を落とさないとと考え、自分が沖縄でただ1箇所、「行ってみたい」と思った場所へ行ってきた。その場所とは、新垣結衣が中学3年間をすごした大里村である。

新垣結衣の出身校はウィキ等で簡単に調べられる。ところが、この場所まで行く方法がなかなか分からなかった。というのも、大里村は現在、周辺自治体と合併し南城市となってしまっていた。
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そして沖縄には鉄道がない。バスがたよりなのだが、どうも調べてもよくわからない。
土地カンがないために悪戦苦闘の末、沖縄には琉球バスのほかに沖縄バスという会社があって、そこへ行くには仲程というバス停が近いらしいという事が1時間の調査でようやく判明。
大里村とは「おおさとむら」ではなく、「おおざとそん」と読むのが正しい。う~ん、いろいろと難しい。

ネットで調べてみたのだが、自分はほとんど他人のブログというものを見ることがないのだが、いろいろと見てみても、実際にこの場所へ巡礼したという記事にたどり着けなかった。
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まず那覇のバスターミナルでバスについて調べてみた。その前に、2階の食堂で何か食べよう。沖縄で普段の食卓で食べられているものを食べたかったのだ。

新垣結衣は天使だ。その天使を作った食べ物も体験したかった。魚の揚げ物がついた定食をいただいた。昼休み時間で地元のおっちゃんたちがごはんに来ていた。周囲の会話が「ああ、沖縄のイントネーションだ!」と感動。

バス路線図を手に入れた。そしてバス乗り場へ
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那覇市は沖縄の中心で人口78万人の大都市だ。中心部は活気がある。だが、この沖縄の公共交通の拠点である那覇バスターミナルはどこか寂れた感じがする。
沖縄の人々は移動手段を車に頼っていて、バスにはあまり乗らないらしい。割高だという声もある。バス会社はどこも苦しいのかもしれない。

時刻表を確認。40系統大里線は1時間にだいたい2,3本はある。よし、この時間のバスに乗ろうと決めて、まず出かける場所があった。
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バスターミナルからすぐ近く、ガッキーの母校・那覇市立開南小学校だ。

新垣結衣は那覇で生まれ育ち、中学生になるとき大里村へ移り住んだのだ。ガッキーは都会っ子だったのだ。ぐるっと周囲を歩いてみた。なんとなくだが、東京でいうと上野浅草的な雰囲気の場所だ。どの建物も古い感じがする。

この日は平日でもちろん学校もやっているので、さっと1枚撮ったらすぐに立ち去る。ウロウロしてたら不審者と思われる。

沖縄って、毎年荒れた成人式のニュースを見ていて、若者が荒れてるイメージがあったが、じっさい行ってみるとそんな不良とかは見なかった。
でもひょっとすると、新垣結衣の両親は娘を育てるのに、環境のいい那覇郊外の田園を選んだのかもしれないなと思った。となると、これほどの天使をはぐくんだ大里村とはいかなる楽園なのか?なんとしても行って見てみないといけないと思った。
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観光地へ行くことには関心がない。沖縄の典型的な人々の暮らしを感じたい。
どんな場所で育ったのか?どのような風景があるのか?

期待してバスを待つ。ただし、自分は具体的な場所を知ってはいない。唯一思いつく場所が、代表的写真集ちゅらちゅらにも登場する大里中学校だ。
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バスに揺られること40分。440円。普通の観光客が絶対に目にしない普通の風景。人通りもほとんどない昼下がり。
たどり着いた場所はとくに田舎というわけでもない、典型的な地方都市の郊外の住宅地だ。サトウキビ畑もあるが、ファミマもある。ちょっと意外だった。

当初、あまりに田舎だと、「よそ者が来た!」と警戒されるんじゃないかと心配してた。思っていたより古民家がすくない。てか、ほとんどない。それほど歴史ある古い集落ではないのかもしれない。新興住宅地かもしれない。なるべく怪しまれないようにさっさと歩く。
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はいこれ。今回の旅の唯一の具体的な場所、大里村立大里中学校。ガッキーの母校だ。
ただし、ガッキーはローティーン向けファッション誌ニコラでモデルデビューするやいなや即人気モデルになってしまったので、どの程度通ったのかは不明。しかし、地元の友人は皆ここの生徒だろう。
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2006年の南城市誕生に伴い、南城市立 大里中学校に名前を変えた。
村立と市立では印象がだいぶ違う。田舎をイメージしていたけど、実際は車で、バスで那覇から40分の住宅地だ。
この日はもちろん平日で授業中。写真をとって風景を眺めるのもそこそこに現場を立ち去る。
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ここが、天使・新垣結衣を育てた学び舎。なかなか味のある校舎だ。
ああ、自分もガッキーと同じ年にこの中学に入って出会っていたら‥‥ と悔やんでみた。
足早にその場所を立ち去る。
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大里の団地から風景のいい場所へ出た。こういう風景の中で新垣結衣は中学時代を過ごした。
そして、あっという間に人気モデルになり、東京へ出て人気女優になり、スターになった
自分にはこの街がどことなく中部イタリアに見えた。塔のようなものもあるし。
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中学校の校庭の裏道。
実は、これ以降の写真がiPhoneからPCに移動する際の事故ですべて失われてしまった。こんなことは初めてでちょっとショック。

まあ、30分ちょっと歩いて、またバス停に戻り帰ってきた。とくに観光するものもないし。
ファミマでシークアーサードリンクを買った。帰りのバスは3,4人しか客がいなかった。終点のバスターミナルまで乗ったのは自分だけだった。バス会社にすこしはお金をおとしてきた。

ガッキーも一度は乗ったかもしれないが、ほとんど車で那覇まで通ったのかもしれない。とすると、やはりガッキーが通った同じ道を通ったことになる。同じ風景を見ているのだ。ただ、本土とそれほどの差を感じなかった。実際に行って見ないとわからないことを知った。やはりムダではなかったと思う。
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学校の中にはどうやったって入れないわな。そんな昼下がり、プライスレス。
以上、大里村編 完


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PS. 後日、これを手に入れた。「マイボスマイヒーロー」への出演も決定し、人気に火がつき始めた2006年のBOMB 8月号を、だいぶ暖かくなった3月某日に行きつけのブックオフで105円で見つけた。

疑問への答えは全てこの中にあった。ガッキーオタには常識かもしれないが、初めて知ることだらけだった。

1988年6月11日、那覇市の病院で3人姉妹の末っ子として生まれた新垣結衣は、小学生時代にSPEEDに憧れアクターズスクールを4~6年生の間3回受けて3回とも落ちたと語られている。そして、
「私、6年生の夏休みに那覇の街中から村のほうへ引っ越したんですね。でも卒業までは同じ学校へ、ということで、高校生のお姉ちゃんと一緒に通ったんですよ。だから教室に着くのがいちばん早くて、その間みんなが来るのを待ちながらクラスで飼ってたハムスターと遊んでて。ハム太郎っていう名前だったんですけど、ホント可愛くて‥朝のその時間は本当に幸せだったなぁ☆」
姉と一緒という事は、どうやらバス通学だったと考えていいようだ。親の車で那覇へ通学した可能性もあったが、これでその線はなくなった。小学生を送り迎えしていた高校生のお姉ちゃんも大変だったろう。
まあ、それほど本数がない路線バスで40分の道のりを通っていた姿が、実際に行って見たことで、いきいきと想像できる。

そして中1の夏休みに転機は起こった。2番目の姉の読んでいたnicolaのオーディションに応募して、受かったのだ。
「お母さんから“受かったよ”って聞かされたときには本当に嬉しくて泣きました☆」
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中2では女子バスケのマネージャーを始めるなどの青春を過ごす。そして、恋。
「しましたね~。同じクラスの子で、一度席替えのときにおまじないをしたんですよ。そしたら本当に隣の席になって‥あのときはHAPPYだったなあ(^_^) でも結局一緒に帰ったり、電話や文通をするぐらいで‥。あれって付き合ったうちに入るのかなぁ(笑)。」
お、落ち着け、俺!こ、これってつまりデートとかへは行っていないってことだな?つまり、これはつきあってないに等しい‥ハズ‥。そうだ、そうに違いない!そして卒業を期に上京
「相当悩みましたよー。中学がすごく楽しかったからみんなと同じ高校へ行きたかったし。でも東京へ来たほうがオーディションも受けやすいし、という話をもらって‥推薦入学届けを出すギリギリまで気持ちが揺れてました」
中学生でみんなキツい決断してるんだなぁ‥。モデルの仕事を頑張るつもりだったんだ。上京してあっというまに「Shibuya15」で女優の仕事も始めてしまう。快進撃が始まる。運命を切り開いたんだなあ。

上京の日は15人ぐらい友人が集まって見送ってくれたという。生ゴーヤーをもらったという。東京のスーパーでもフツーにゴーヤー買えるけどね。そして東京ではマネージャー(女)と石田未来との3人での寮生活が高校卒業までつづく。

2012年1月30日月曜日

KARL BARTOS / COMMUNICATION (2003)

Comunication カール・バルトスの「COMMUNICATION」(2003 Sony Music) も昨年末にネットで買ってしまった。これもなかなか出会えないので。こちらも送料込みで1000円ぐらいだった。英国の中古CD業者から購入。届くまで2週間以上かかった。おぉ、‥凝ったつくりのCDケースだ。どう取り扱っていいのかよくわからない。CDを引き出すと解説書が収まったケースも飛び出てくる。ジャケットデザインもおしゃれ。


どこか80年代を感じさせるテクノポップ&ロボ声炸裂!まさにクラフトワーク!いいね!ただ、健康的にPOPさが突出してるかな。サラサラと聴き流せてしまう。かっこよくてユニークな音であふれている。

2012年1月29日日曜日

Perfume@さいたまスーパーアリーナ2日目

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今日もさいたまスーパーアリーナへはるばる出かけた。北風が冷たくさらに寒い。こんな真冬にツアーって何もいいことないなと思った。数少ないコスプレ部の人たちも大変だ。前日の京浜東北線の混みように懲りて、今度は埼京線北与野駅から行った。こちらのほうが快適。

で、今日は200レベルのチケットだったのでAゲートから14時40分ごろ入場。203扉から入って12列目。前日のアリーナE6もまあ悪くなかったけど、自分としてはこの座席もかなりよかった。メインステージとセンターステージの中間ぐらいで全体を俯瞰できてちょうどいい。ただ、この会場のスタンドは震度4ぐらいに揺れている。盛り上がりを揺れ加減で知ることができる。

さて、開演だ。前日のアリーナの盛り上がり方がいまひとつに感じていたけど、レベル200のほうが周囲の盛り上がりがすごかった。重度のパフュオタたちだらけ。最初のMCで、のっちの口から「スタジアムバージョンでのコンサートは国内アーティストでは14組目」という事実を教えてもらった。

今まで何度も感じてきたことだが、Perfumeは特別な存在になりつつある。前日の公演にはきゃりーぱみゅぱみゅが来ていたそうだ。これを噛まずにいうコツは「ドラえもん」の口調でいう事。「きゃり~ぱみゅぱみゅぅ~」 そうか、ドラえもんのモノマネってゆっくり言ってるだけだったんだ。

シクシクで始まるメドレーはまだ名前が決まっていないそうだ。JPNスペシャルとか呼んでいるそうだ。ディレクターの指示には「のっち 行きまーす!(アムロ風)」

ジョジョオタかしゆかが帰ってきた。「ジョジョリオン読んでるひとー!」の呼びかけに対して、会場の反応がとても薄かった。これには落胆を隠せない様子のかしゆか。今度はあ~ちゃんが「うなぎ好きなひと~!」 事前にさいたまは「うなぎ」が名産だという情報を仕入れておいたものの、これにも会場の反応がさらに薄い。

さいたまの名産にうなぎは確かにあるが、それは小川町とかの方だろう。県民にも浸透していない。埼玉県民は他の市の事をほとんど知らない。余談だが、小川町には「アーチャン」という精肉店、デリカがある。また、奥田民生が厳島神社で「レーザービーム」を歌ってくれたことにもコメントした。「広島といったらパフュームじゃろ」とか言ってくれたんです!うれしい!

埼玉の想い出として、むかし玉テレに出演したことにも言及。そのときの視聴者プレゼント選びの買い物シーンのかしゆかとのっちを、あ~ちゃんが憑依芸。この子は何やっても天才だわ。そして驚くべき記憶力。今日は開演が16時という事で余裕があるのか、客いじりが前日よりグダグダ感が増して長かった。以前のPerfumeが帰ってきた!

この日の曲目の構成は前日と同じ。ただ、昨日とは見え方が違うので新鮮だ。中田ヤスタカが新たに作ってくれたという音楽に、3人がカポエイラ風の映像がバックで流れるのがかっこよすぎる。ちょっとしたダメージを覚えるほどの音楽と映像だ。

この日はクライマックス前に詳細な振り付け指導とかなかった。なのにオーディエンスの手振りはカンペキと言っていい精度にまで向上。どうして?驚くべき学習能力と臨機応変さだ。話は変わるが、この会場のトイレの行列はすさまじいのに、交通整理する係員がいない。誰の指示もないのに通路ではかさばらないように2列に並び、狭い入り口では自然と1列になる。この群集の空気と流れを読む臨機応変さを見ていると、どうしてこの国は経済状態も政治もなにもかも上手くいってないのか不思議だ。

MY COLOR を聴くと泣きそうになる。昨日もそうだった。なぜかわからない。最後のクライマックスでこの曲をきくと、何て楽しいんだろうって思う。これ以上の幸せはないように思えてくる。そしてPerfumeのライブが終わってしまうという寂しさがこみ上がってくる。この日の客は前日も来ている人がほとんどなのか?あんなに難解だった振り付けがほぼできている‥。Perfumeファンは優秀すぎる。今日は映像収録が入っていた。いい画が撮れたはずだ。

Dream Fighterも3人がまるで天使だった。あ~ちゃんが「会いたかったよー!」と西野カナを歌ってこれも喝采。運動会は2日連続あ~ちゃんが制した。ステージの階段を上る時点ではのっちがリードしていたようだったのだが、今日はあ~ちゃんが譲るかと思われたが容赦なった。勝ち誇るあ~ちゃん。その場にうなだれ崩れ落ちるのっち。呼吸を乱しわき腹を押さえるかしゆか。

今回のツアー参戦は予定では、この日で最後になる。あまりに楽しかったのでもうひとつかふたつ行きたい気もしてきた。Perfumeのライブは何もかもあまりにすばらしい。

■2012年1月29日 さいたまスーパーアリーナ2日目 セットリスト
01. The Opening
02. レーザービーム
03. VOICE
04. ワンルーム・ディスコ
05. エレクトロ・ワールド
06. Have a Stroll
07. 時の針
08. 微かなカオリ
09. スパイス
10. music by 中田ヤスタカ 「JPN 今私たちにできること」
11. GLITTER
12. JPN-mix [シークレットシークレット→不自然なガール→Take me Take me→Baby cruising Love→575→I still love U→love the world→シークレットシークレット]メドレー
13. ポリリズム
14. FAKE IT
15. ねぇ
16. ジェニーはご機嫌ななめ
17. チョコレイト・ディスコ
18. MY COLOR
アンコール
01. Dream Fighter
02. Puppy love
03. 心のスポーツ
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2012年1月28日土曜日

Perfume@さいたまスーパーアリーナ1日目

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キリンチューハイ氷結Presents Perfume 3rd Tour「JPN」の2公演目、さいたまスーパーアリーナ1日目を見てきた。いや、ライブをしにいってきた。まず、Perfumeはやはりすごかった!この3人は毎回毎回、カンペキなパフォーマンスで観客の胸に熱い何かを残していく。泣いた。さいたまスーパーアリーナにとってもスタジアムモードでのライブは久しぶりらしい。さあ、Perfume長年の念願だった場所でのワンマンだ。

この日はアリーナE6というチケットだった。Twitterで一緒に行く人を募ったら手をあげてきた唯一のKさん(人妻、初Perfume)と2人、尋常じゃない寒さの中、さいたま新都心駅の尋常じゃない大混雑の中、待ち合わせしてアリーナ入り口に向かった。ツアーグッズの物販は一目見て並ぶ気をなくすレベル。人が多すぎる!東京ドーム並みに人が多い!トイレの行列、飲み物を買う行列、会場から退出する行列‥、運営に問題を残した気がする。氷結を買いたかったけど売り切れ。がっでむ!明日は酒と料理は自前でもっていこう!いい席じゃないのでぐでんぐでんに酔ってやる!

↓ 以下、完全ネタバレ全開モード ↓


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毎回毎回、チームPerfumeの緻密に用意周到に準備してくるアイディアには度肝を抜かされる。レーザービームのものすごさに唖然。そんな冒頭の激アゲ4曲後、今年初PerfumeのMC 覚えているのは、のっち「西脇さんちは家族全体で涙の量がハンパないですもんね」とあ~ちゃんをツッこんだこと。そして、「さいたまー!元気かー!まあ見てやろうとか、そんな心持じゃあ、身が持ちませんぞー!」「ライブは見に来たのではなく、しに来たのである!」男のっち塾長、いきなり噛む。オーディエンス大喜び。かしゆか「そこで噛んじゃダメでしょ」 早くも来たー!3人のトライアングル話芸。「ゆかちゃんが優しい言葉をかけてあげて」「こわがらなくてもいいからぁ~」と客いじりスタート。毎回Perfumeのライブにはいろんな人が来る。

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「掟」のコーナーといってもいいかわからないが、music by 中田ヤスタカ「JPN」のとこが悶絶するぐらいにかっこよすぎた。どうしてこう毎回こうすごいものを用意できるんだ!メドレーにも心を打ちぬかれた。はやくDVDで確認したい。GLITTERでは、キラキラの夢の中で僕たちはPerfumeの3人と約束をしたね。

MC2ではあ~ちゃんが震災後の気持ちを語りかけた。あふれる気持ちを言葉で整理して伝えられない。もどかしい。でも、気持ちを伝えたいというあ~ちゃんの優しく熱い想いだけでも受け止めよう。この日この時刻、あ~ちゃん妹ちゃあぽんも品川でライブ中だという、西脇家胸熱告知。PTAのコーナーでは衝撃!早見優「夏色のナンシー」だ!WHY? これ、すかさず隣のKさんに「なんていう曲?」って聞いた。Kさん知ってた。あ~ちゃんも曲名を教えてくれた。このツアー最大のパフュオタお待ちかね「FAKE IT」! 「ジャーンプ!」 もうちょっと周囲に盛り上がってほしかった。最後の曲「MY COLOR」、これも楽しみだったが、振り付けがとても1回じゃ覚えきれない(>_<) これは最低3回は参加しないと覚えられない複雑さだ。自分の好きなようにノリたかった。

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この日はずっと目の前の二人が背が高くて、Perfumeの3人を見るのにツラかったが、アンコールでサプライズ!Dream Fighterを初めて、こんな近いななめ後方から見あげるという幸運がやってきた。脚が美しすぎた!感動で泣きそうなDream Fighterだった。3人が輝いていた。ここで「氷結1年分」がかかった謎の運動会。あ~ちゃんガチ!のっちとかしゆかはダメダメ。Puppy loveは以前、「もう飽きたな‥」などと言ってしまったけど、後悔していた。もう一生やり続けてほしい。こちらも一生付き合って行きたい。

3人から多くの幸せをもらった。初PerfumeのKさんも、いろいろと高いハードルがあったものの、みごとに乗り切って楽しんでくれたようだ。つきあってくれてありがとうとお礼をいいたい。Perfumeのライブに参加しないなんて、生きていないのと同じこと!

前回の⊿Tourは全部で6公演参加してしまったが、今回は2公演。明日も思いっきり楽しみたい。と思っていたら、‥ なんと追加公演決定!まじかーー!?なんと武道館4DAYS! それはすごすぎる。全部行きたいけどなぁ。たぶん無理だよなぁ。そして沖縄初ワンマン!しかも初野外ワンマン!こちらも行きたい!え?しかも一昨日まで行ってた宜野湾海浜公園‥orz またあそこへ行くんかい!

■2012年1月28日 さいたまスーパーアリーナ1日目 セットリスト
01. The Opening
02. レーザービーム
03. VOICE
04. ワンルーム・ディスコ
05. エレクトロ・ワールド
06. Have a Stroll
07. 時の針
08. 微かなカオリ
09. スパイス
10. music by 中田ヤスタカ 「JPN 今私たちにできること」
11. GLITTER
12. JPN-mix [シークレットシークレット→不自然なガール→Take me Take me→Baby cruising Love→575→I still love U→love the world→シークレットシークレット]メドレー
13. ポリリズム
14. FAKE IT
15. ねぇ
16. ジェニーはご機嫌ななめ
17. チョコレイト・ディスコ
18. MY COLOR
アンコール
01. Dream Fighter
02. Puppy love
03. 心のスポーツ

2012年1月27日金曜日

那覇を歩き回った

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沖縄3日目は9時30分にホテルをチェックアウト。おもろまち駅へ歩いて向かった。自分は知らなかったのだが、「おもろまち」は那覇の新都心といわれている新しく大規模に開発が進められている地域で巨大ショッピング街が形成されつつある。ホテルも新規で開店している。まあ、今回の沖縄旅行は5日前に急遽決まっての一人旅だったが、多くのことを知り学んだ。

Img_6366 ゆいレール開業後初めて那覇を訪れた。鉄道をしらない沖縄の人にとって、とんでもないものが出現した感じかもしれない。まるで近未来の光景だった。3日目にして初めてゆいレールに乗ってみたが、まず料金の高さにびっくりした。東京が安すぎるのかもしれないが、この価格設定は那覇の市民にとってどうなのだろうか?10分ぐらいの距離でも260円とかする。バスも安くはなかった。1区間220円はする。車体も古いものが走っていた。



Img_6367 空港から首里のほうまで走っているのだが、だんだんと坂を上ってきたイメージだ。

沖縄に来て一度もスカッと晴れなかった。この日も雨が降りそうな空模様。ちょっと降ったけど。

来る前は暑くて歩き回れないことをイメージしてたけど実際は14度ぐらいが一番歩いていて快適。



Img_6369 こういう車窓

やはり沖縄は家が独特だ。

高温多湿で日差しが強い風土に適した家なのかもしれない。

そして本土と決定的に違うのが、どの家の門にもたいていシーサーが飾ってあった。マジでほとんどあった。



Img_6399 儀保駅で降りることにした。

ホームからの風景。

この風景を見ただけで、那覇の人口密度の高さがわかる気がする。

遠くに首里城が見えてきた。





Img_6371 iPhoneのマップを使って、おもろまちから首里城でルートガイドしてもらったのだが、坂道がきつい。この駅で降りた人はあまりいなかったのはそういうことか。

しかし、いろいろと那覇の町並みを見ながら歩いていくことができた。

見慣れないものがある道は楽しい。





Img_6372 東京なら神社とか稲荷とかあるような場所に、こんなものがたくさんあるのが那覇だ。

多分神聖な場所。せつめい書きがあったはずだが忘れた。









Img_6373 ゆっくり歩いて10分もかからなかったかな。首里城公園に着いた。

ああ、アジアな風景だ。

10年ぶりの首里城







Img_6374 適当に、たぶんこっちだろうと歩き始める。

猫がたくさんいた。











Img_6375 あまり見たことのない鳥がたくさんいた。













Img_6376 誰もいないが、こっちであってるのかな?

不安になってきた。











Img_6378 あ、この場所は前回来たとき写真を撮ったことある!

まさか、また来る日がこようとは。

その間自分は何も進歩していないが。







Img_6381 さあ、世界遺産の首里城だ。

さすがにここまで来ると観光客と修学旅行の高校生と、中国韓国からの人たちでいっぱいだった。

中韓の人にはあまり新鮮じゃないんじゃないかなって思った。

それでも、この石垣と石段は壮大だ。



Img_6382 中国っぽい。

この傾斜のついた石段が歩きにくい。











Img_6385 入場券大人800円を払って、

わお!

10年ぶりに首里城へやって来た。

まあ、自分はこの10年を生き抜いたわけだ。





Img_6388 前回来た時はこんな場所あったのかなぁ?

さんぴん茶と琉球の伝統的なお菓子が300円でいただけます。鎖之間という部屋に入れます。庭園も見れます。お菓子についてガイドさんから説明があります。

自分は時間が有り余るほどあるのでゆっくり過ごしました。



Img_6391 前回来た時、これは見ていないはず。

国王が座っていた場所

中国に倣ったもの

展示品は撮影できないけど、この場所はOK





Img_6393 都というからには、こんな壮大な中心となるものが必要だ。

今回、展示品をひとつひとつ目を通して様々なことを学んだ。

仲間由紀恵主演の映画を推してた。







Img_6395 ちがうルートで帰ろうと検討したけど、バスがよくわからないので結局、儀保駅へ戻ることにした。

途中に県立芸術大学があって、その向かいにこんな店を発見した。

入ってみた。





Img_6396 沖縄に来て3日目にしてようやく初ソーキそば。炊き込みご飯のついた定食にしてみた。940円。

お昼時だったのでテーブル席もお座敷も、庭が見れる外の席も混みあっていた。

韓国の人もいたからガイドブックとかに載っていたのかもしれない。

ちなみに、店の名前は「琉球茶房 あしびうなぁ」だ。

Img_6397 那覇だけしか見てないけど、それなりに見るものはある。歩いてみないと見えてこないものを見てきた。

その後、時間が余ったのでバス代かけてブックオフに行ってみたけど、なにも掘り出し物に出会わなかった。沖縄まで行って何やってんだ?バス停で「おばぁ」にバスは行ってしまったか?とたずねられたが、「初めてバスに乗るのでわからない」と答えた。「内地の人ネ」といわれた。親切にいろいろとバスのことを教えてくれたようだが、よく聞き取れなかった。

あと、おきなわのおじさんはみんな声がいいことに気がついた。みんな優しくいい声でゆっくりしゃべる。湿度が喉をまもっているのかもしれない。東京に戻って電車内のサラリーマンたちのしゃべり声が騒音にしか聞こえなかった。沖縄は自分に合っていると思った。住んでもいいなと思った。暑いの苦手だけど。

2012年1月26日木曜日

宜野湾から那覇へ

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那覇空港から宜野湾市の沖縄コンベンションセンターまでは路線バスで約50分550円かかる。リムジンバスに乗るつもりだったのに間違ってたまたま、いいタイミングでやって来た路線バスに乗り込んでしまった。

ここ最近の沖縄はとても寒くて気温が14度ぐらい。風も強くて街行く人はみんなコートやら防寒着をしている。自分はこの年まで沖縄には冬がないんだと思っていた。実は沖縄は10年ぶり3回目で、10月と2月に来たことがあったのだが、どちらもとても暑かった。
だから沖縄の人は1年中アロハシャツみたいな姿なんだと勘違いしていた。今回、沖縄でようやく間違いを正すことができた。
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コンベンションセンターの裏手にはこのようなビーチがある。遊泳できるのは4月から10月。つまりその期間が夏。それ以外は夏じゃない季節。

沖縄の人は時間にルーズだという話を聞くが、どうやらそれは公共交通がバスだからじゃないかと思った。東京のようにどこも地下鉄やら私鉄やらくまなく走っているほうが異常。数分おきに正確に電車が来るほうがおかしい。
「時間厳守」なんて、人類の歴史上ほんのつい最近の概念なのに、ドヤ顔で威張られても。時間なんか守らなくていい!と思う。
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移動が公共交通に頼れないとなると、若者も老人も車を運転することになる。車は多いと感じた。けっこうどの道も混んでいる。バス代は高い気がする。今回沖縄でよくバスに乗ったけど、どの運転手さんもとても丁寧な言葉遣いをしていた。バス会社も大変だ。

そして、10年ぶりに沖縄(那覇周辺のみ)へ来てみて、日本という国はどこへ行っても大して変わらない均質な風景になっているなあとも思った。郊外型ロードサイド店ばかりの風景だ。10年前は「ああ、沖縄って建物も風景も違っていて異国だなあ」って感じたけど、今回まったく思わなかった。普通に東京郊外にいるような気分だった。
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車に乗る人が増えるとそうなってしまうのも当然か。コンベンションセンター近くのホテルから那覇の中心へとりあえず戻ることにする。バスの中にはカップルと韓国人観光客がいた。

実は那覇は大都会だ。これ、今回強く思った。日本の中でも有数の人口密度が高い都市。中心部を歩いていると、かなり活気を感じた。でも、これでも地元経済状態は良くないという。
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バスターミナルの2階に食堂があったので入ってみた。まだ沖縄っぽいものを何も食べていなかったので、なんとなく「魚のから揚げ定食 700円」と手書きの張ってある模造紙をみて、それを選らんだ。

イメージと違うものが出てきた。さすが沖縄だ。この魚は一体何?大根の千切りの上に乗っかってる。にんじんと大根のおでんのようなものと、かき揚げもついている。味噌汁のように見えるものは沖縄そばだ。自分は魚をあまり食べないので、ありがたくいただいた。11時25分ごろだったので、だんだんと店に客がやって来た。わりと盛況なようだ。周囲の会話を聞いていると、「ああ、映画とかドラマで聞く沖縄のおじさんたちだ!」と思った。言葉のイントネーションに異国情緒を感じた。
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ここが那覇の交通の要所だ。各地へ路線バスが走る。平日の昼だったけど、年寄りと観光客しか見なかった。10年前もここへきたはずだが、印象がまったく違う。寒さのせいかもしれない。

寒いと歩いていて快適だ。実はここからちょっとした旅をしてきたのだが、それはまた次の機会に。マニアックな話に誰もついてこれないだろうから。
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バスターミナルから国際通りまで歩いてきた。なんとなくiPhone見ながら。そう遠くない。迷路のような商店街を歩いてみる。東京でいったら上野とアメ横だろうけど、それほど混雑していない。売っている物が、ああ、沖縄だと感じるものばかりだ。

実はこのとき撮った写真のうち7枚が、iPhoneからPCに移動する際に、あとかたもなく消えてしまった。バスで出かけた場所から国際通りにかけて撮影した写真が消失。なんということだ。たいした写真でもないが、裏技で復旧しようとしたものの、できなかった。iPhoneから消去するとき、ちゃんとバックアップを取れたかどうか、枚数を確認しないといけなくなった。純正のケーブルじゃなかったからかも。
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前夜、PCからつぎのホテルを予約した。LANが使える快適なところという条件で、自分としては贅沢な料金だが、ダイワロイネットホテルを選んだ。他が空室がなかったから。

最近のホテルはこうなのか!と驚いた。料金の払い方、エレベータの乗り方、部屋の鍵がすべてカード1枚。今回、会員カード的なものを作ってしまったが、まだ仕組みがよくわかっていない。チェックアウトは?次回の利用は?なんだかいろいろと悩んでしまう。
自分でもこうなのだから、年寄りとか目を回すと思う。とんでもない時代になったものだ。次はいつ使うかわからないが。

そして今回、那覇の「おもろまち」という場所に泊る。初めて耳にする名前だ。

今回の旅で、沖縄と那覇について多くのことを学んだ。そう考えるとここへ来るために犠牲にしたものも無駄じゃなかったと思える。