2012年1月15日日曜日

今熊山と金剛の滝

Img_6066
久しぶりにT君と山へ出かけた。とはいっても、長年一緒に東京周辺のありとあらゆる低山へ行きまくったために、もうそれほど行く山がない。

今回は自分の提案で八王子の今熊山を選んだ。自分の都合のために朝8時55分拝島駅のホームで合流。朝9時03分に拝島を出る電車に乗り込み、武蔵五日市駅9時29分発のバスで今熊山登山口バス停で下車、210円 バス停から歩いて20分ほどで今熊神社到着。なんと立派な社殿だ
Img_6067
なんとこの神社は行方知れずの人に会えるようにしてくれる神様。安閑天皇の皇后が行方不明になったとき(大変すぎるだろそれ)、今熊神社に祈願したら会えたんだと。会いたい人に会わせてくれる神様

「毎日健康で楽しく過ごせますように」

「YUIに会いたい!」「ガッキーに会いたい!」「まさみに逢いたい!」(拡大解釈)
Img_6068
神社の右脇から奥宮へ登っていく石段がある。少し登るともう山道。久しぶりの山でT君も自分もヒーヒー大変。

でも、期待してなかった割に歩いていて楽しい道だった。かつては今熊講中登山があったようだが、今ではまったく廃れてしまったようだ。

参道のようで左脇には杉、モミの立派な木が植えられている。
Img_6069
最初の休憩ポイント 腰掛ける場所がある。ゆっくり登って30分ぐらいでこの場所。五日市町が見渡せる。
それにしても今日は暖かくてよかった。神社があって、歴史を感じて、寂れた感じがして、人とほとんど出会わない。
Img_6070
さらに10分ほどで広い場所へ出た。なんとトイレがある。さきほどの場所よりもさらにナイスビュー
Img_6071
今熊神社の奥宮。再び必死に祈願。それにしても予想外に奥宮も立派だ。
ここも広い場所。
椅子とテーブルがあるので、T君が用意してくれたコーヒーでランチにした。
Img_6072
今熊山 標高505メートル。まあ、地元の人しか知らない山だよね。そこそこ見晴らしもいいし、神社があってスピリチャル的にもいい。
神社の左脇を通り抜けていく道がある。標識によると金剛の滝にいけるらしい。

山頂から滝に行く道は荒れていて危ないので来た道を戻っていく予定だったのだが、標識が新しい感じだったので行ってみることに
Img_6074
通行不能な道とは別に、山頂から滝へ行く道は存在した。落ち葉ふかふかの急な下り。
心が折れそうなぐらいにひたすら急降下。これ、膝に悪い。

本当に心が折れそうなぐらいに下る。標識があまりない。
なんの予備知識もなくこの滝を選んだのだが、どうせショボい滝でしょ、と思っていたのが、

わお!
Img_6076
凍ってる!凍ってる滝を見るの初めて。
滝に倒木がかかっているのだが、その倒木に不思議なカタチのオブジェのような、天使のような氷ができている。こんなの初めて!なんで今までこれを知らなかったんだ?

この日は天気も良かったし、選んだ山も手ごろで疲労もなく、さらにこんなに素晴らしいものを見ることができた。
Img_6075
滝の右側にトンネルが開いている。クサリを伝って登るともう1本滝がある。
Img_6077
こっちも一部凍結している。
金剛の石造があった。空気もひんやり澄んでいる。
自分たち以外誰一人としてやってこない。滝、ひとりじめ。水も透明だ。
滝を見ながらコーヒーを飲むことに喜びを感じる男がここにふたり。誰にも教えたくない優雅な趣味だ。
Img_6086
どうしてこんなふうに凍るのか不思議だ。まるで生き物のようだ。
神社と見晴らしのいい山頂と美しい滝 それらすべてを一人占めした1日、プライスレス。

14時半には駅に戻ってきた。疲れないハイキングがいい。駅でお土産にそばを買った。

1 件のコメント:

  1. tyanmaru2012年1月15日 23:37

    SECRET: 0
    PASS:
    霊山で低山、ナイスな選択でした。
    五日市のあたり、低山やら滝やら鍾乳洞やらいろいろありますねえ。今のうちにちょろっとまた行きましょうか?。
    最近は、無性に旅したい病みたいです。

    返信削除