YUIがまたまた武道館に帰ってきた。一昨年11月2日以来の東京公演だ。YUI4度目の武道館へ!東西線で九段下に着いたのが17時35分ごろ。毎度毎度のことだが、これほど多くの若者たちが吸い寄せられるように坂を上り、田安門をくぐり、物販列に並ぶ光景は東京ならではの光景だ。武道館の物販列は他とはスケールが違う。
今回のチケットも2階スタンド席の、自分よりも後ろの人は片手で数えられるほどという座席だ。長年YUIを追いかけても、いいチケットを得られるようになることは一切ない。今ツアーはずっとこんな感じだ。外にいても寒いのでさっさと座席について開演を待つ。武道館9000人は毎回度肝を抜かれるスケールだ。制服姿の高校生から、スーツ姿の仕事終わりのサラリーマン、家族連れ、様々な人々が集まっている。
平日の東京なので15分ぐらいは押すのかな、と思ったが、この日も6分ほどで客電が落ちてアナウンス‥。以下、ネタバレMAX、要注意
ついに制服姿のキャプテン・ルーが姿を現した!暑苦しいEnglishでネタ披露の後、YUIとバンドメンバーを呼び込む。HELLOのイントロが流れ手拍子でライブスタート!
no Reason のイントロで「ぶどうかぁーーん!」のシャウト。毎回毎回、この曲ではバッキーさんと96ちゃんが曲に合わせてジャンプしているのだが、どの会場もオーディエンスのリアクション・ナッシング‥。秘かに武道館だけは違うんじゃないか、と期待していたのだが、リアクションまったくなし。誰ひとりとしてジャンプするものなし‥。ここまで完全無視か?ちょっと酷い。
この日のYUIのヘアスタイルは千歳で見たのとほとんど同じ。ソバージュっぽく真ん中わけ。★柄スカートに赤白ボーダーのTシャツの上に紺のベストのような上着。Nobody Knows が終わると会場から大歓声。「こんばんわっ。本日はみなさん、乗船いただきありがとうございます。ルー船長が来てくれてうれしかった。トゥギャザーしていきましょう!楽しいHappy cruisingにしていきましょう!」
ライブ中はずっと真剣な表情のYUIだが、It's My Lifeでは笑顔がみられた。I'll beが終わると再び大歓声。YUIが何か言うたびに、周囲の女子たちから「かわいい‥」というため息が聞こえた。「ありがとう、広いよねぇ、武道館。ここはアリーナ?半地下?あってる?」と探りながらのMC。「後ろのほうも良く見えてるので、鼻とかほじったりしてたらツッこみますよ(笑)。」とYUI
ここでメンバー紹介。なぜかクリスのときだけ「おぉ‥。」と歓声がでかい。お前ら、外人がめずらしいんかい!?96ちゃんとバッキーさんの紹介の時はなぜか「こんばんわっ」と挨拶してから。「ごめんね、絡みずらくて」 U-niform Separation と続いて、この日の最初のサプライズが訪れた
なんと、ついにセトリ変更!Good-bye days だ!武道館でこの曲をやらないわけにはいかないだろう。この曲だけは固まったように聴き入ってしまう。YUIの歌唱は毎回必ず魔法を起こすが、回を重ねるたびに安定度が増している。武道館に集った若者たちは幸運だ。ここでオーディエンスに落ち着いて聴いてほしいと、座ることを促して、ふたたびMCへ。
ビーチボールを投げたりしてMCの間合いを計るYUI 「波の音がきこえますね。」「おはようございます。今は朝の6時です」となぜかウィスパーボイス。何がしたいんだ?
「2012年ですね。もう18日ですよ。うん。」と探り探りMCを始める。「昨年はいろいろあって、でも最終的には前向きな気持ちを持って生きていこうって。」ここで、オーディエンスに「新しく挑戦したいこととかってある?」と質問するYUI すかさず「カメ飼うー!」という客に、「リクガメですか?」と天然トーク。そこ?「一人前になる?おとうさん、おかあさん喜びますね」「アラサー!アラサーがんばる?」とYUI 「ちなみに、私は乗馬ですね。でも、ロデオボーイだけで筋肉痛」
ツアー中に誕生日があったバッキーさんは、「水曜どうでしょう」の鈴木さんから電話があった話を初披露。「テンションあがっちゃって、96ちゃんに録音!録音!って。」96ちゃん「バッキーさんの声しか入りません!」というやりとりがあったことも。YUI「えー、しらなかったぁ。」YUIが覚えていたのは「ケーキがおいしかったこと」だけ。クリス「ケーキいっぱい食べました。今、ヤバいです。これから毎日運動しないといけない」 なぜかクリスに話が振られると歓声が大きいのはなぜ?
Good-bye daysがあったので、Winter Hot Musicはないのかな、と思ったけど、ちゃんとやってくれた。再びMCで、今ツアーを振り返る
サクラさんは松山のとき「自分だけ遅れて、温泉間違いしてみんなと同じ温泉にいけなかった。悔しい。」 ここで、バッキーさんが夏フェスのときのエピソードを思い出した。「男3人で大浴場の温泉へ行った。ぬるいお湯なのに、クリスは熱いっていって入れなかった」という話を披露。YUI「スウェーデンの人には日本の温泉は熱かったかもしれないですね。カワイイ」
アリサは「ライブ前、どこかへ行く約束を2回ぐらい破った。温泉もいけなかった。長崎の出島だけはチョー行きたくて、起きれた。」と
96ちゃんは「琵琶湖見てテンション上って、39度の熱を出して救急病院へ行った」そうだ。YUI「寒かったので、必ず誰かが体調を崩していたが、メンバー同志助け合いやってきた。素敵だなって」
ここで、今ツアー注目のCHE.R.RY おそらく次のシングルのTRACK3になると予想。Good nightでは場内に星空出現!「おぉ‥。」とどよめく観客。to Mother とAcousticセットが終わると、無線混線タイム。「CQ CQ‥」
なんと、まさかの悪寒適中、チャラメガネ藤森 慎吾 「女の子たちぃ~、キミ かわうぃ~ネ!」 「お時間よろしいでしょうか?」に、なぜかYUI「うーん、どうしよっかな」と拒否感。「ツアーのお話聞いていきまーす」というコーナーに
鳥取ではホワイトクリスマスに雪合戦、北海道でも雪合戦。96ちゃんはテンションあがって雪に飛び込んだら、ガードレール!鳥取では指輪を無くした人も。仙台ではご飯抜きダイエット中も、牛タン弁当があまりにおいしそうで、こっそり食べたというYUI 「具が牛タンしかないんですよ」 やはり、YUIは夏よりもちょっとふっくらしてきたかもしれない。
福井では、メンバー全員が越前そばなのに、YUIひとり、うどん(笑)。「どうしても食べたかったんですよ!」 これには店員も目が点に。福岡では「ずっと行きたかったラーソーメンに」 そして、ヘアメークのヨージさんが「ラ~ラ~ラ~ラ~、セプテンバー」と歌っていることをネタにしていた。そして、マネージャーに子供が生まれたことも。いろいろなことがあったんだねえ。「まだまだ盛り上がっていっちゃってショーターイム!YUIちゃん キミ かわうぃ~ネ」 いやー、藤森がんばってた。各地でずっと微妙だったこのコーナーが初めて楽しかった。
Lock On の手旗ダンスがあたりまえだが圧巻だった。「まだまだいくよっ!」とRolling star
スポットライトがイントロを弾くYUIのギターを抜いてNo way そして、LIFE そして、es.car エスカーダンス率は2%ぐらいだったな。ハーティーロック出現!「平和な日本、日本がまた元気になりますように」とGreen a.live そして、Get Back Home ちなみにスライド1枚目に映る山は秩父の武甲山だ。そして、Your Heaven で本編終了~
ふたたび、キャプテン・ルー登場。「港にリターン」「藪からスティックにごめんなさい」などネタ披露。「もうちょっと笑っていただきたい」 最近の高校生たちはルーさんをしらないんじゃないのか?と思った。アンコールをうながす。でも、これ明日はないかも。音頭をとったものの1回静かになって手拍子になったし。あと、今の高校生はリズム感というものがないのか?となりの高校生の2拍4泊手拍子のリズムのSwing感が異常。
アンコールではYUIはぴっちりとオールバックに髪を後ろで縛り、縛った髪を肩の前にもってきたゴージャスなボンバったヘアスタイル。YUIには似合ってないと思ったけど、初めてYUIの顔が端整だな、と思った。Sea そして、「みなさんは好きなひとはいますか?」「ゆーいー!」というお約束のCooking そして、Laugh away そして、大サプライズ!頭の2発の音を聴いただけでわかったわ!
まさかの、Happy Birthday to you you だ!今ツアーのロゴの入った巨大風船がいくつも客席を舞う!なんだか目玉みたいだった。ステージを右へ左へ、手を振り、風船をつつき、ハンドマイクで歌う。なんという多幸感だ。祝祭だ。ハッピーダンス率は1%にも満たない感じだった。ステージ前、A5のエリアでやっていた人がいたが、ということはやはり、あの辺りはオタが金に糸目をつけずに買いあさっているのかもしれないと思った。
「今日すっごく楽しかったなー。あっという間だった。ありがとう」 最後の曲 YOU へ。曲終わりに特効金テープがとんだ。
「たくさんのパワーをもらって、元気に過ごせています。ありがとうございます。もう1曲歌ってもいいですか?」と弾き語りでIt's happy line 大きな拍手に包まれ、イツハピのオーケストラバージョンが流れ、客電がついて舞台の右左と手を振り挨拶して回るYUI ああ、もう終わりだな、と思ったのもつかの間‥
舞台中央のマイクスタンドあたりで立ち止まり、下を向いて考える様子のYUI
「東京ということで、もう1曲いいですか?」 割れんばかりの大歓声 TOKYOも弾き語り。ストロークでリズムを刻むいつものTOKYOではなく、アルペジオ中心のしっとりした弾き語りだ。ずっと練習してきたのかもしれない。とてもいい雰囲気だ。この日は映像収録カメラが入っていたそうなので、これは何としても映像作品としてリリースを希望。
武道館はやはり音がいまひとつで不満だった。自分の位置では高音成分が反射してきてキンキン耳障りだった。しかし、それ以外の不満はない。YUIの歌唱が武道館に奇跡を起こしていた。これほどの感動を安定した歌唱で聴かせてくれた。オーディエンスの「ありがとぉー!」がすごかった。本当に感謝だ。やはり武道館は特別な場所だった。
明日、行くのを迷っている人は、チケットがなくても行け!って言いたい。武道館は違う!
■2012年1月18日 日本武道館 セットリスト
01. HELLO
02. no Reason
03. Nobody Knows
04. It's My Life
05. I'll be
06. U-niform
07. Separation
08. Good-bye days
09. Winter Hot Music
10. CHE.R.RY
11. Good night
12. to Mother
13. Lock On
14. Rolling star
15. No way
16. LIFE
17. es.car
18. Green a.live
19. Get Back Home
20. Your Heaven
アンコール
01. Sea
02. Cooking
03. Laugh away
04. Happy Birthday to you you
05. YOU
06. It's happy line
07. TOKYO
以上27曲!さすが日本武道館だ。特別な祝祭だ。
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藤森きたんですか?
最悪
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↑声だけの出演だけどね。楽屋で「どうもでぇ~す」とやってる可能性もあるけど