B-PASS 2012 ALL RIGHT!! from "Holidays" to "Cruising"

今年の春、B-PASS 2012 ALL RIGHT!! をTSUTAYAで見つけてパラパラとめくって読んでみると、グラビア自体は前回登場のときの別カットだがインタビューは読んだ覚えがない箇所がある。1000円もしたので相当に悩んだが、ポイント倍キャンペーン中に購入。ところが、数日後にブックオフで250円で見つけてしまった……。インタビュアーは山本祥子。まずは2011年「HELLO」のときのインタビューを一部引用

■どうですか。最近のYUIさんは。

とにかく時間が経つのが早くて。感覚としては、年を越したかなぁくらいの感じなのに、もう4月ですよ（驚）。年齢を重ねると早いですねぇ。

■いや、30超えたらその倍速だから。

マジですか？！そっか。どんどん楽しくなっていくってことですね

■ザ･ポジティブシンキング！

相変わらずライヴも見に行って刺激を受けてるし、このフルーツのガムがお気に入りで。他にもそう、最近スカートが履きたくって。雑誌を見たり、スタイリストさんにアドバイスをもらったり、ファッションを勉強してるんです。

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30歳になることを楽しみにできるポジティブさ！毎日YUIが楽しいならそれでいい。次に、Green a.live 　自身が「大事なことを忘れてしまってないか？」という確認も含んでいることについて

福岡から出てきて、いろんな人に会って、キラキラした世界を見たりもして、自分は何か変わったかな？って不安になるというか。忘れたくないものがあるから。海で育ったこと、そこで交わしたおっちゃんとの〝タコ釣ったで！〟みたいな会話、そういう小さくて大切なことを、この曲でいっぱい思い出しましたね

そして、思い、願い、信念を言葉にしていく難しさについても語っている

大変でした。これでホントに合ってるかな？って何度も考えたし。でも愛情だったり、最終的に〝それでも生きてゆかなくちゃ〟ってことだったり、とにかく聴いてくれた人の背中を押す曲にしたい。徐々に勇気になり、希望になり、やさしく支える歌が歌いたいって思えたから。まぁそれでも自分に問いかけながら、やっと書けたんですけど。たぶん私はずっと守ってもらってたんですよね。けど今は子供たちを守ってあげたい。乗り越えようとする大人の助けになりたいって思う。

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ここ読んで泣いた。YUIは特別な人だと思った。そして‥タコ釣った話は本人にとって忘れられない思い出なんだなって（笑）。さて、YUIより年上の女性ライターは誰でもYUIに「恋の話はないのか？」と質問せずにはいられない

■YUIの恋の歌って夢物語じゃないから〝夢中にさせる〟ってフレーズひとつとっても、ぶきっちょながら必死に強がってるのが伝わってくるの。

（照）。それは理想の自分というか、そうありたいという願いでもあって

■やさしい悪魔、冷たい悪魔、カワイイ悪魔。この表現もすごく面白いし。

なんかこう、2人の距離感でもあるし、自分の成長具合でもあるんだけど、お互いが少しずつ近づいていく感じかな。やさしい悪魔の前につけた〝惑わせる〟もね、それだけ好きにさせる魅力をもってるっていう意味で

■〝いっそ出会わなかったら良かったのに〟みたいな恋のひとつやふたつ、YUIさんももう24歳ですからね。

ないほうがおかしいですよね、うん

■フフフ。切ないよね。

切ないですよねぇ

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なんだこれ？「姉さん早くYUIの恋の話聞きたいわ」と急かすライター‥。ＹＵＩはとぼけているのか、そろそろ何とかと思っているのか‥。　

ここ読む限り、まだ安心してよさそうだ。

PS. そして現在発売中のBPASS 2012年11月号でまたまた2人は対談している。今年は全世界のYUIファンが後に「退屈だった年」と回顧することになることはほぼ確定だが、山本も「沖縄以後の消息が掴めてない！」「もう9月！」と突っ込みを入れている。YUIは沖縄ファイナル後は疲れるまで沖縄を「端から端まで」観光し、「fight」つくって、MV撮って、NHKの番組で福島、八丈島行って、取材して、「3月はほぼオフ」で、「仕事っぽい感じはない」とゆる～い感じで告白……。何だこれ？！買ったばかりの手帳がスケジュールが埋まっていないと不安になる、と告白していたYUIがどうなった？

もうちょっと前からうすうす感じてはいたが‥、YUIはもう悩んではいない！

おもしろいインタビューなのでぜひ11月号を読んでほしいが、大人になったYUIは「まぁ、いいっか」と何でも思えるようになってきた様子‥。これって、アーティストとしてどうなんだろうか？ツアーのない年はこんな感じでいくんだろうか……。

北乃きい サクラサク（2010）

こんなCDもそこにあったので買ってしまった。缶コーヒーよりも安い105円。しかも初回限定のフォトブックレットつき。どれどれ聴いてみるか。CDジャケットを眺めブックレットをめくりながら再生。あぁ、この曲聴いたことある。

北乃きい はアルファベット表記だとKITANO KIE　だということを初めて知った。自分は２，３の映画で見て知ってるだけだったけど、意外に音楽活動をしているんだな。ライブDVDも出てるし。

うーん、でもそう何回も再生する気にならないな。それほど印象に残らなかった。

米軍基地 ゲート前のランチ

先週の休みは雨でどこにも出かけられなかったので友人を「丸亀製麺へ行こう」と誘ったのだが、なりゆきで横田基地第2ゲート（福生側）の前にこじゃれたカフェらしきものが出来たから行ってみようってなった。この場所はちょっと前までしばらく空き店舗だった。店の裏に4台ぐらい駐車場がある。

なんとカフェじゃなく、おしゃれなレストランだった！えぇ～‥。

男2人でなりゆきでランチ。こっちはジャージ姿で頭ボサボサ‥。浮いた。



店の名前は「Fuccha」

名前から言っててっきり紅茶かなにかの店かと思っていた。

横田基地第2ゲートから八高線の踏み切りのあたりの短いストリートは、福生で指折りのおしゃれストリート

よく女性ファッション誌で撮影場所になっている。

気を取り直して1200円ぐらいのランチセット

オサレすぎ。贅沢すぎ。でも、うどんの3倍ぐらいの値段なので休日のちょっとした冒険。

「鶏」の料理だが、名前忘れた。

う、うめぇ！

こんなソースは近所のスーパーで買える食材じゃ作れないと思った。

お替りできるパンも食べたことないぐらい旨い！

お酒やデザートも勧められたけど、「行くとこあるんで」と断った。でもきっと美味しいにちがいない。

という普段あまりしない「美味しい」体験。

WHAT's IN?ﾜｯﾂｲﾝ 2008年5月号 3rdアルバムリリース

WHAT's IN?ﾜｯﾂｲﾝ 2008年5月号を5月に出先の群馬のブックオフで手に入れたので紹介しておきたい。300円でゲット。
3rd アルバム「I LOVED YESTERDAY」リリース時期には他誌でもYUIによる楽曲全曲解説はあったので、どれかひとつあればいいのだが、今回初めてワッツインでの特集ページを読んで、この号の重要性も知ったところだ。見ごたえ読み応えたっぷりの10ページに及ぶグラビア＆インタビューを掲載。

なお、このインタビューが収録されたのはYUIの21歳の誕生日の前日、つまり20歳最後の日。インタビュアーはこの雑誌の場合だと藤井美保だ。では「I LOVED YESTERDAY」収録曲についてのやりとりで面白いもの、まだ自分の理解が不十分だと感じるものを一部分だけ引用
03. Find me 　

■ 〝早く見つけてほしい〟という歌詞には書いてない追っかけのコーラスが印象的ですね。

YUI　前作での「How crazy」で初めてその手法を取り入れて、すごくいい感じだったんです。この曲にも似合いそうだなと思ってやってみました。

■どんな思いで作ったものですか？

YUI　新しい扉を見つけて、次のステップに行きたいときに、〝早く見つけて〟と心の中で願ったりするんじゃないかと思うんです。私自身も音楽の道に入る前、音楽に携わりたいという思いが募るばかりで、どうしたらいいかわかなくて心の中で叫んでた。だから、“私を見つけて”と今思っている人に、あきらめないでいてほしいという思いを伝えたかったんです。それだけじゃなくて、私もいまだに様々な場面で同じような気持ちになることも言いたかった。

■〝早く見つけて〟と、神様に願っている感じですか？

YUI　いや、もっと現実的なことをイメージしての言葉ですね。環境が変わっていく春、聴いてくれる人たちの心境とリンクする曲になったらいいなと。

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04. No way

■2ndアルバムでの「RUIDO」に近いパンキッシュなにおいがありますね。

YUI　そうですね。ちょっとした場面転換をするのにピッタリの曲を選びました。ライブをイメージしたら面白そうだなとも思ったし。歌詞には「No way」というタイトルをそのままに、〝やってられないよ〟というちょっとした瞬間を切り取ってみました。

■実際YUIちゃんも、面と向かって話してる相手が〝うわの空で ケータイを ずっと気にしてる〟という場面に、遭遇したことがあるんですか？

YUI　この曲のような恋愛のシチュエーションかどうかは別として、人が話してるときになんの断りもなしに携帯ピッとかやられると、なんかイヤだなと思うことはありますよ。みんな経験してることなんじゃないですか？

■そうですね。あるあるって激しくうなずいちゃいました。それにしても、嵐のように去っていく曲（笑）。

YUI　インパクトもパワーもあるので、1コーラスだけで十分だなというか、むしろ1コーラスで終わったほうがしっくりするなと思ったんです。

■まさに〝やってられないよ〟な終わり方だと思いました。

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06. Daydreamer

■この曲はまたパンチの効いた仕上がりで。

YUI　そうですね。スピード感もすごくあるし、かなりロック色の強いものになったなと思いますね。「夢想家」ということで、まず最初は、テーブルに頬杖をつきながら〝あのときこうしとけばよかったなぁ〟とクヨクヨ考えたりしてるところを思い浮かべたんです。その人が、どんどん決心してゆくというか、次は本気で戦うぞというモードになっていく、その変化を書こうと。

■思ってるだけじゃなくて‥‥‥。

YUI　行動して現実に変えてゆこうという気持ちですよね。

■それが、〝I change me!!〟という言葉に象徴されてるんですね。

YUI　〝私は私を変える〟という強い決意の現れた言葉になりました。

■ファイターなYUIちゃんにお尻を叩かれてる感じになりました。

YUI　自分で自分のお尻を叩く曲でもあるんですよ。

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07. Love is all

■タイトルからラブ・ソングを想像してたんですよ。まさかこんな辛辣な曲だとは思いませんでした（笑）。

YUI　こういう曲はアルバムの中でしかやれないので、書きたいことをビシッと書こうと。そういう意味で満足してます。

■歌詞のきっかけになったのは？

YUI　ちゃんと曲を聴いてくれてないなと思う取材が何度かあって、〝もうちょっとちゃんと聴いてよ〟という感情が爆発しちゃいました。心を込めて作った曲なので、愛を持って聴いてほしいなという気持ちはすごくあります。愛のない言葉は、すごく冷たくて悲しいものだと思うし。

■例えばどんな言葉？

YUI　「今回はあんまり良くなかったね」っていうような、ホントに意味のない言葉だったり。

■〝そんなんに 負けんなって　言ってんだ〟と自分を励ますようなフレーズがありますが、実際、そういった言葉に負けそうになったことも？

YUI　いろんな言葉にいちいち影響は受けてると思いますね。でも、ちゃんと受け止めますよ。だからちゃんと「Love is all」＝愛がすべて、という曲にすることができたと思うんです。〝で、あなたはどうなの？〟という問いかけが、愛のないことを言った人に何か変化をもたらしたらいいなと。

■実は最初にこの曲を聴いたとき、私はこの曲について質問する勇気があるのだろうかと思ったんですよ。

YUI　「ドキッとしたよ」と言ってくれるライターさんは多いんですよ。

■それを聞いて、なんかホッとしました（笑）。

YUI　なかには「これ、僕のことじゃないよね？」と聞く人もいたりして。「違いますよ」と言っても、何度も確認するので、何か心当たりでもあるのかな、なんて思っちゃったり（笑）。

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10. OH YEAH

■これは「めざにゅ～」というお題をもらって作ったものですか？

YUI　はい。当初アルバムの中から選んでくださるということだったですが、朝をイメージしてたら新しい明るい曲が出来ちゃいました。ちょっとコミカルな味も出したかったので、希望を〝キボー〟というふうにカタカナにしてみたり、コーラスもなんか面白い形にしたいなと思って、いろいろろ工夫したんですよ。朝は毎日来るものだから、やっぱり楽しい曲にしたいなと。ホント、カラッとした、〝よし、行こう！〟って曲になりましたね。

■電車に乗り遅れそうなときの反省と挽回の気持ちが、すごく面白く描かれてますね。

YUI　〝ああ、もう今日は全部うまくいかないかも〟って半分思う側から、〝いや取り戻すぞ〟と駅に向かって走る。そんなこともありますよね。

■YUIちゃん自身が〝キボーの朝だ〟と思えるのは、どんな日ですか？

YUI　薄いカーテン越しに太陽の光を浴びただけで、元気になれるような気がしますね。

■早起きは三文の徳ということわざもありますが。

YUI　早起きすると一日が長くてうれしいですよね。自分の時間が出来て、全体を見渡す余裕が出来るというか。

■ちなみに担当編集さんも私も早寝早起きなんですよ。

YUI　えっ、何時ですか？

■6時とか6時半とかですね。

YUI　6時って、寝てから3時間しかたってない感じですよ（笑）。でも、そっちのほうが体の調子はいいって言いますよね。

■午前中にほとんどのことが片づいちゃうと、すっごい余裕（笑）。

YUI　いいなぁ。次、何しよう？って感じですよね。でも、6時は無理だなぁ。早く起きようと心がけて頑張ったこともありましたけど、すごいクマができちゃって（笑）。やっぱり適度な睡眠は取らないとダメですね。

■周りに夜型が多いでしょうし。

YUI　そうですね。なかなかリズムが変えられませんね。でも絶対、そのうち。

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面白い箇所はまだまだあるのだが、このぐらいにしないとどんどん長くなってしまうので、このへんで。あと、「LOVE & TRUTH」の「翼をくださいと　信じて歌うように」というDメロ部は、登校拒否の女の子が「翼をください」を歌うシーンから強い印象を受けてできたものだと語られている。「クローズド・ノート」を見た時に、そうじゃないかと感じたことはやはりそうだったのだ。そして最後に、21歳のバースデーということで21の質問に答えている箇所があるので、その部分も紹介したい

Q1.21歳の自分にテーマを設けるとしたら？　→　楽しむ　Q2.今年こそ自分の〇〇を直したい。さて〇〇は？　→　寝起きの悪さ‥　Q3.最近のマイブームは？　→　散歩　Q4.アルバム曲でいちばん苦労した曲は？その理由は？　→　苦労という感じはありませんでした　Q5.理想の休日の過ごし方は？　→　リラックスできることをやります　Q6.好きなお菓子は？　→　ポッキー　Q7.携帯の着信音は？　→　「クロック・ストライクス」／ティンバランド＆マグー　Q8.YUIちゃんにとっての〝大人〟とは？　→　人の痛みがわかる人　Q9.歳を取っても〝なくしたくないもの〟とは？　→　仲間　Q10.何をしてるときがいちばん落ち着く？　→　ギターを触っているとき　Q11.最近感動したのはなんのとき？　→　アルバムが完成したとき　Q12.ひとつ自慢をしてください　→　（笑）アルバムが自信作になりました！　Q13.最近よく聴いている曲は？　→　ビー・ストロング・ナウ／ジェイムス・イハ　Q14.これからチャレンジしてみたいことは？　→　サーフィン　Q15.最近泣いたのはなんのとき？　→　小説を読んでいて‥　Q16.旅行に行ってみたい場所は？　→　イギリス？かな　Q17.最近困っていることといったら？　→　レンタルDVDを返せないままでいます　Q18.今いちばん欲しいものは？　→　クレジット・カード　Q19.会ってみたい人は？　→　スティング　Q20.愛読書は？　→　雑貨が乗っている「Best Gear」　Q21.ファンの皆さんにひと言　→　これからも応援よろしくお願いいたします！

この雑誌のYUIの写真はすべて口をきゅっときつくむすんでいるが、スタッフの用意したケーキと、笑わせようという努力の結果撮られた1枚がこれ。ちなみに「サーフィン」も「イギリス」も4年間まだ実現していないはず。

ベル・アンド・セバスチャン

ベル・アンド・セバスチャンのCDを初めて買ってみた。belle & sebastian / THE BOY WITH THE ARAB STRAP (1998) のUK盤。250円ぐらいでないかな～、って探してたけど500円でそこにあったので連れ帰った。

数年前に、このバンドで一番有名なThe Life Pursuit を聴いたときは、「ふーん、まあこういう音楽が好きな人もいるだろう」ぐらいの感想で放置していた。音を聴く限り「昔のバンド」だと勘違いをしてしまっていた。どの曲もポップな感じ。グラスゴーの空の色のような曇った感じ。ちょっと暗くて美しいメロディー、もっと日本で好まれそうな感じもないわけでないのだが、それほどこの名前が周囲であがることもない。

Arab Strap って何だ？って思っていたが、こういう名前のバンドがグラスゴーにいたらしい。ほとんどよくわからない。

古今亭志ん朝 「百年目」を聴く

落語のCDを初めて買った。ソニーから出ている古今亭志ん朝 特選・独演会11「百年目」を250円棚から見つけてしまって即カゴに入れてレジへ。

自分は6,7年前のブームのとき落語CDを聴いていた。それも志ん朝オンリー（笑）。この人のCDはほとんど借りて聴いたはず。志ん朝の古典落語にしか興味がなかった。どれを聴いてもこの人の噺は格調が高い一級品だ。

「百年目」も聴いたことあるけど、250円で手元に置いておけるのは価値があることだと信じた。失われつつある「江戸言葉」のドキュメントでもある。かなりの技量と体力の必要とされる演目らしい。志ん朝42歳時の圧巻の名人芸。

「百年目」はあまり高座にかからない人情噺の大ネタだという。自分もこのCDでしか聴いたことがない。人情噺はちょっと苦手だけど、カタブツ大番頭がハメを外している最中に大旦那とばったり出会ってしまう場面とか、クヨクヨ考えてるところとか十分面白い。

そして実はもう1枚買ってしまった。特選・独演会17「火事息子 / 厩火事」だ。これも250円だったのでラッキー！ひさしぶりに聴いたけど、志ん朝の厩火事はサイコーだ。落語のサゲって分かりづらいものが少なくないけど、この面白さは中学生でもわかるんじゃないかな。一方、人情噺の火事息子は自分は聴いていてツラい。火事の現場での父と子の再会だが、リアル自分もこんな感じだ。

それにしても志ん朝が63歳で亡くなってしまったのは惜しいことだ。この人の芸は自分の中でますます輝きを増している。ときどき年配の方でみごとな江戸言葉を話す人と出会うと「あ、志ん朝と話し方が同じ！」って思う。

まさみの酒

昨年の大ヒット映画「モテキ」で長澤まさみ演じるヒロインが、Twitterで知り合った主人公と下北沢の路上で待ち合わせて初めて飲むシーンは、本当に酒を飲みながら撮影されたことは有名だ。

あの酔ってテンション高く笑っているシーンは近年の日本映画の名シーンのひとつといっていい。長澤まさみの可愛さを世間が再発見した瞬間だった。

今年の正月に放送された鶴瓶がタクシー運転手に扮してゲストとトークする番組で、長澤まさみが「日本酒が好きです。いけるときで5,6合飲めます」と発言したときは衝撃だった。

自分には「5,6合」がいったいどれぐらいの量なのかも見当がつかない。自分は日本酒が甘いのも辛いのも苦手で、１年間にたぶんコップ１杯も消費していない。自分はいつも氷結１缶で満足だ。あれほどまでに可憐で天使のように可愛かったまさみがなぜ…。

ワインとかカクテルとかにしてほしい。長澤家は家族でよく居酒屋へ出かけていて、「居酒屋メニューが好物だった」というから、長澤の「酒飲み」の下地は子供の頃からすでにあったわけだが。

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美人百花 2012年3月号「幸福美女図鑑Vol.46 進化型の“NEOナチュラル”女優」というインタビュー記事で長澤まさみが「お酒」について注目の発言をしている。

24歳の今（当時）、プライベートで自分を解放する方法のひとつは、親しい人たちと「楽しいお酒を飲みに行くこと」だという。以下引用する

飲んで、カラオケに行こうと言い出すのはだいたい私（笑）。舞台で仲良くなったリリー・フランキーさん、本谷有希子さんとはたまにお会いして、おいしい和食を食べながら飲んだりしますが、本谷さんも歌が好きだから、ふたりでAKBとか歌いますよ。十八番は中島みゆきさんの「糸」。昔の曲は、歌の中にドラマがあるから好きなんです

一番好きなのは日本酒。日本酒って、お米でつくられているだけあって、やっぱり和食に合うじゃないですか。特に好きな銘柄は、青森県の田酒。まろやかな口当たりなんですが、すっきりしていておいしいの♥　女性も飲みやすいお酒だと思います。飲んだらどうなるか？終始笑ってますね、もううるさいぐらい。声もどんどん大きくなって、最後は自分でもびっくりするぐらいになります（笑）

自分はまったく日本酒のことはわからないのだが、さすがトップ女優は飲んでるものは違うなと思った。
その「田酒」とやらを飲んでみたい！とスーパーの酒売り場の棚などチェックしてみるのだが見かけない。それなりの居酒屋へ行くか、通販じゃないと出会えない銘柄なのかもしれない。自分の口にあう酒であることを祈りたい。（ちなみにこの記事ではまさみの結婚観なども語られている。世間的にはそっちのほうが一大事だと思うが、それはまた次回に）

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最近になってまたしても長澤まさみの「お酒」に関して衝撃的なインタビューが出現した。フリーペーパーのHOT PEPPER 2012年9月号だ。
これは都心では配布されていないので友人に確保してもらった。長澤まさみは「焼酎や日本酒、ビールなど和食に合うものが好み」だと言う。以下引用する

麦焼酎を緑茶割りにすることが多いです。基本的に寝酒はしないけど、一時期、地方ロケでは二階堂を買って、ホテルで飲むのが好きでした

地方のホテルの一室で「二階堂」の瓶を片手に、湯飲みで喰らうように焼酎を飲む長澤まさみの姿が思い浮かんできてショックを受けた‥。なぜこうなった？まさみはおとなしくて清楚で可憐な天使のような女の子だったはずなのに……。

自分も二階堂買ってきて伊右衛門で割って飲んでみたが‥、自分っていまだに酒の味がわからない。焼酎は芋も麦もそばもどれも違いがわからず苦手。あ″－－(>_<)ってなる。自分にとって酒とは、酔いたいときに無理して喉に流し込んでるだけの液体……。

the world love Perfume!

近所の古本屋にROCKIN'ON JAPAN 2008 9月号が105円で置いてあったので確保してきた。PerfumeがJAPAN誌に初登場した号。この年の夏のRIJF2008 LAKE STAGEのことから過去未来について3人個別に小松香里がインタビューしたもの。今読み返してもヤバい。

「Perfumeは自分の命」だと言うかしゆかはのっちをこう見ている

「やっぱりあ～ちゃんは考えてると思いますね。いつも考えてないようでちゃんと全部考えてるんで。意外と冷静で周りも見てるし。のっちはどうなんですかね。未だに謎ですね。なんでライブになったらあんなになるのかっていう、その豹変ぶり」

■（笑）すごいですよね。

「すごいですよね、人が違うっていうのが。だって学校じゃあ、いるかいないかわかんないくらいで、話しかけることさえ‥‥みたいな感じなんですけど」

■（笑）かしゆかさんでも？

「そうなんですよ！学校でめったに会わないんですよ。だからあの豹変ぶりにはびっくりします。でもそれは素質なんじゃないんですかね。無理してやってるわけじゃないからすごいと思います」

あ～ちゃんの考える自身の役割とのっち観

「そうですね、なんか、普通のことしゃべってても面白くないので、わざと変なことをしゃべろうとしている、かもしれないです。『うわ、こいつら変だな』っていう言葉がすごく私は嬉しいんです。『うわ、この人たち嫌い』とか、そう思われるのが逆に嬉しくて。『嫌い！』って、逆に言うとすごく気になるってことだと思うんですよ。『嫌い』ってある種の褒め言葉だと思うし」

「私はのっちはすごく力のある人だと思ってて。こういう（インタビューの）場面ではあまり話さないんだけど、ライヴに立つと変わるんですよね。ライヴは楽しむんだっていう思いを最初に見つけてくれたのはのっちなんですよ。昔は、やり遂げるっていう思いばっかりだったんですけど、楽しむっていうことを教えてくれたのはのっちなんですね。そういう楽観的なというか、何も考えてないのが逆によくて」

では最後にのっちの言葉

■この状況を続けていきたいって思うがゆえに意識していることとかありますか？

「喧嘩しないですね。喧嘩とか、言い争うのとか嫌いなんですよ。だから絶対しないように、っていうか‥‥しないです。中学ん時とか、上京する前とかは、ちょこちょこ言い争うっていうんじゃなくて、喧嘩っていうか話し合いがあって。今はそういう大きなことになる前に言い合えてたりするんで、ないです。それにずっと一緒にいるし、言える場も自然とできてたりもするし」

■3人でいるときののっちさんの役割みたいなのって自分では何かあったりしますか？

「役割かあ。なんだろう、聞いて笑ってる感じですか（笑）。それでちゃちゃ入れたり。『もういいよ』みたいな感じで言われたりすることはたまにありますね。楽しくなったらたまにうざい時があると思います（笑）」

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自分はながらくのっちの血液型をO型だと思い込んでいた。実は3人ともA型だ。性格が似た感じだとグループ内でうまくやっていけるんだろう。自分ものっちのような性格だ。喧嘩とか嫌い。喧嘩腰の人も嫌い。テキトーでいいかげん。駅で喧嘩とか見たら最悪な気分になる。できるかぎり街へいきたくない。のっちは男女からモテモテだが、女の子はただ笑って話を聞いていることが一番のモテる秘訣だと思う。かしゆかの証言だとのっちは大学にあまり馴染めていなかったと思われる。その点でも自分とのっちは似ている。

松本清張「昭和史発掘」１～４巻まで

ゆっくりゆっくりと、途中で体調を崩しながらも、ひと夏かけてようやく第4巻まで読み進んだ。この夏、数年前から読もうと思っていた文庫版を全巻入手した「昭和史発掘」シリーズ（文春文庫の新装版）。

松本清張が精緻な調査と切り口で、自分がまったく疎かった大正から昭和、暗黒のファシストの時代について教えてくれた。この本読んでやっぱ戦前は「真っ暗」だなって思った。二・二六事件について語り始める第5巻以降に入る前に、第4巻までの内容と感想をまとめたい。

清張は二・二六事件について書くために、田中義一内閣誕生前夜から語り始める。

第1巻

• 陸軍機密費問題　政治の世界に転進した田中義一の政治資金の出所のスキャンダルについて
• 石田検事の怪死　その事件を追った検事が死体で発見された事件。後の下山事件のモデルになったんじゃないかと清張は語る。
• 朴烈大逆事件　冤罪事件に連座した金子文子の身の上のあまりの悲惨さに絶句。
• 芥川龍之介の死　芥川は王子から飛鳥山をはさんで反対の田端村に住んでいたので親近感があった文豪だが、清張は執拗に芥川の「下半身事情」に迫っている。残された記録を洗いざらい調べ上げて、「もうヤメテ！」ってぐらいに暴露。辛辣で容赦ない。芥川のカッコよかったイメージが台無し。大正時代の文壇はみんなこうだったらしい。
• 北原二等卒の直訴　そんなことが！？という事件。軍隊内部の部落差別問題を告発。清張は入隊した経験があるそうだが、そうとうシゴかれるらしい。軍隊に入らなくていい時代に生まれてよかったと思う。

第2巻

• 三・一五共産党検挙　思想が取締りの対象だった時代、共産党が非合法だった時代、ばったばったと党員は逮捕されていった……。
• 「満州某重大事件」　陸軍がどうにもならなくなっていく時代。田中総理は昭和天皇に上奏した後に総辞職を決意。「ちょっと言いすぎたかな」と昭和天皇は以後、発言に慎重になってゆく。
• 佐分利公使の怪死　次世代ホープ外交官の支那公使が箱根のホテルで死体で発見された。自殺か他殺か？！どちらも決め手に欠く。
• 潤一郎と春夫　当時の新聞紙面を賑わせた谷崎潤一郎と佐藤春夫の「妻譲渡スキャンダル」を清張は「なぜそんなに？」というぐらい熱心に執拗に追いかける。かなりの大作。
• 天理研究会事件　思想が取り締まられた時代、宗教も同じだった。教科書に載ってないことを清張から教わった。

第3巻

• 「桜会」の野望　ここに書いてあることが東京裁判に証拠として提出されていたら、清張の言うように橋本欣五郎も命がなかっただろう。
• 五・一五事件　首謀者たちの刑の軽さに驚く。ファシストの時代がやって来た。
• スパイ〝Ｍ〟の謀略　共産党非合法時代に暗躍した当局の謎のスパイの実像に迫った大作。20代前半の党員たちが命がけの活動に人生を捧げてしまった。

第4巻

• 小林多喜二の死　びっくり！小林多喜二は銀行の仕事をしてるフリしながら原稿を書いていた！「酌婦」の少女への恋文がまるでＡ〇Ｂへのファンレター！（笑）「僕が〇〇ちゃんを救うんだ！」って、若いな‥。最期は特高警察にボッコボコにされて惨殺。享年30歳。帝大（東大）、慶大、慈恵医大は警察の圧力で司法解剖を拒んだ。手を下した特高の刑事たちは戦後も誰一人罪に問われることなく出世したりしてるって今回調べてみて初めて知った。警察の暴力の遺伝子は戦後も多くの冤罪事件を作り続ける‥。
• 京都大学の墓碑銘　京大ＶＳ．文部省　学問の世界にも政治が介入し始める！
• 天皇機関説　以前から自分にはまったくよくわからなかった歴史のヒトコマ。いま読んでもその憲法学はわからないが、右翼と軍部、法学者の議論のかみ合ってなさがひどい。清張は皮肉を込めて両者を比較提示している。清張によると、「この問題を契機にファッショ勢力は全面的な攻勢に移り、日本は急速に戦争へと傾斜してゆく」という。
• 陸軍士官学校事件　陸軍というエリート組織の人事が複雑すぎて、登場人物が多すぎて、一読しただけでは話が飲み込めない(>_<) 相沢事件への前哨戦。

と、改めて松本清張という人の巨大さを感じた大作だった。これを書き上げるのに一体どれほどの調査が必要なんだろうか？第5巻より、いよいよ本題の「二・二六事件」へとつづく。

6年目の「I remember you」ロケ地めぐり～七里ガ浜 編～

なぜ山に登るのか？「そこに山があるから」 ジョージ・マロリー
なぜロケ地に行くのか？「そこにYUIがいたから」 俺

というわけで、七里ガ浜は過去3回来ているのだが、なぜかこの江ノ電線路に沿って歩くYUIのシーンの場所へは来たことがなかった。「あの踏切」から近いというのに。この場所はあの踏切のあるセブンイレブンから134号線を鎌倉方面へ歩いて、左手に鎌倉プリンスホテルが見えるあたりにある。2012年9月16日の風景がこれだ

線路脇の民家の屋根の色が赤じゃなくなってる！そして、YUIが歩いていたコンクリートの道が意外に高い。怖くなかったのか？さすが自然で育ったYUIだ。

（この民家の前の日陰で1眼レフ構えた人がずーっとケータイいじりながら立っていた。その人が自分の背後あたりまでなんとなくふらふら歩いてきた瞬間を待ってこの写真を撮った。この2時間後ぐらいにまたこの場所を通ったらその人、まだいた！撮り鉄の執念が怖い。）

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湘南地方は午後から雲ひとつない太陽ギラギラの夏に戻ってしまい、繰り出してきた車で134号線が大渋滞。葉山から七里ガ浜まで1時間ぐらいかかった。

由比ガ浜も七里ガ浜もものすごい人出だ。こんなにもサーファーがいるのか！ってぐらい海に人が浮かんでいる。ビーチにも人がいる。そして、何もしないで海を眺めている人が異常に多い。この石段のYUIが座っているあたりにもずーっと何もしてないじいさんがいたので、七里ガ浜駐車場代を安くするためにファーストキッチンでデザートつついて涼む。1時間後戻ってここの写真を撮った。

変わってないねえ。この日は大潮で階段下ぎりぎりまで水が来ていた。

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今回、この風景も押さえた。今はこうなってる。ガードレールの外側の手すりが新しくなっていた。ぼろぼろになってる手すり部分をカットして青いものを接続したようだ。

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七里ガ浜に来たらここを訪問しないわけにはいかない。我々にとってこの石段は特別だ。なんだかこの石段が「御神体」のように思えてきた。何度来てもいい。

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公開からまる6年たっているというのに、今でもここまで全力で追いかけてるって何だこれ？

最後に2012年9月16日夕刻の七里ガ浜。さよなら、夏の日～♪

以上、6年目の「I remember you」ロケ地めぐり、完結。ちなみに、9月20日は「I remember you」リリース6周年。

6年目の「I remember you」ロケ地めぐり～葉山 編～

風はもう～冷たいけれ～ど～♪　って、ぜんぜん涼しくならない！暑い！日本の南に台風があって、まるで7月下旬のような蒸し暑さだ。
急に思い立った「I remember you」未踏地巡礼。自分にとってこれが最初で最後になるだろう。
自分にとって未踏地だったのが「七里ガ浜バス停」のシーンだ。

このバス停は多くのファンの印象に残っているらしく必須のスポットになっているのだが、なぜかまだ来たことがなかった。すぐ近くの森戸神社へは数年前に別の友人と来たことがあったというのに。

このバス停はPVで「七里ガ浜」となっているが実は鎌倉の七里ガ浜からだいぶ遠く離れた、葉山の「真名瀬」というバス停だ。

ここだ！

あぁ、この場所は姿を変えずにそのまま残ってくれている。（2012年9月16日現在）

この海岸沿いの道は狭いのに夏の休日の交通量がとても多い。車がすれ違うのも大変だし、さらに歩行者もいる。

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人も車も多くてなかなか駐車できる場所が見つけられなく、御用邸警備の警察官の前をぐるぐる何度も通りながらようやくコインパーキングの場所を見つけて上のバス停まで歩いたのだが、その前にこの場所があった。

このシーンも強い印象を残している場所だ。バス停とデニーズの間を、海の方向を見ながら歩けば容易に見つけられると思う。

PV公開からまる6年。この場所の2012年9月16日現在の様子。左側のブロック塀が変わってしまっているが、まだ面影は残っている。

これだ！

なんと6年たっても同じ場所にバイクがとまっているミラクル。

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それにしても暑い。日差しから逃げ場がない。砂浜と磯を右手に見てさらに横須賀方面に歩いて右手に折れるとこの場所へ行くことができる。YUIが立っていた護岸

ここだ！

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さらに、この場所もさらに進んだ場所にある。

ギターケースとサーフボード。ペンキの剥げ落ち方がほぼそのまま残っている。

ここだ！

さて、もう駐車場に戻ろう。暑くてたまらん。途中、海パンにシュノーケル姿でモリを持った地元の男子中学生らしき5人グループとすれ違った。みんな全身真っ黒。楽しそうだなあ。葉山に住んでもいいなあ。YUIも故郷に似ているってちょっとは思ったんじゃないかな。

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海辺を歩いて森戸神社へ数年ぶりにやって来た。源頼朝が景観を褒めた場所。前回は冬だったので閑散としてたけど、夏は多くの人で賑わう。それにしてもいい天気すぎて暑い。参拝へ向かう。自分とYUIにいいことがありますように。

その後、最後の予定地、七里ガ浜を目指す。つづく。

6年目の「I remember you」ロケ地めぐり～長者ヶ崎 編～

3連休の真ん中日曜日、朝4時30分に目が覚めてしまったので、いつものYUI友と連絡を取り、急遽、お互いに未踏地の「I remember you」PVロケ地コンプリートの小旅行へ出かけることになった。自分は過去何度も逗子、葉山、鎌倉へは出かけているのだが、「いつでも行けるし」と放置していた場所を目指した。

「I remember you」PVロケ地巡りは、PV公開から現在に至るまで根強い人気があって、東京からアクセスしやすいので、ここを訪れたファンはとても多いことだろうと思う。ありがたいことに、多くのYUI熱にかかってしまったオタたちが詳細をネットにアップしてくれている。自力で一からすべて調査していたらとんでもない時間がかかっていただろう。

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さっと調査を済ませ、友人の車と運転で東京を出発して約2時間半、渋滞に巻き込まれながら目指した場所はここ。「I remember you」初回盤ジャケットの写真が撮影された葉山の長者ヶ崎海岸。

葉山は「御用邸」があるので鋭い目を光らせる警官が数名道を張っている。午前中はどんより曇っていたので駐車場は空いていた。さっと写真を撮る。ジャケット撮影からまる6年たっているが、同じ風景がそのままそこにある。

ここだ！

この写真を撮った瞬間にポツポツと雨が降り出してやがてどしゃぶりに！慌ててパニックルーム（車）へ逃げ込み、40分ほどぼーっと過ごして時間を無駄にする。

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雨があがるのを見計らってこんどは通常盤ジャケットの撮影場所へ。長者ヶ崎海岸の海水浴場駐車場から横須賀方面へ300メートルほど歩いて左手の坂を上っていく。雨上がりで異常に蒸し暑い。

えぇっ！？

さすがに6年という歳月を感じた。この場所は大きく姿を変えてしまっていた！坂道は舗装され、左側の植生がなくなってしまった。この場所の2012年9月の姿が

これだ！

「……。」　まあ、しょうがない。信じられない人のためにもう1枚。通常盤の歌詞カード裏の写真がこれ。2006年当時の夏。

この場所がこうなってしまっている！（2012年9月16日現在）

時代の波には逆らえない。

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そして駐車場へ戻り、海岸に面した通りを葉山の中心方面へもどる。この日はどこも満車状態でなかなか駐車場を見つけられない。人も車も多すぎる。葉山マリーナの駐車場をようやく確保し、昼ごはん。葉山港湾食堂でランチ。日替わり899円。しらす丼とアジフライ。これはそうとうおいしい！

ついでにもうひとつ巡礼地をやっつける。映画「タイヨウのうた」で、雨音薫の遺作「Good-bye days」を初めてOn AirしたミラクルFM局が葉山マリーナの一角にある。これだ！

次回「葉山編」につづく

SPACE COWBOY / Digital Rock Star (2009)

近年、この人を紹介するときは頭に「レディー・ガガの」とつくことが多い。たぶんこの人を知っているとしたらレディー・ガガ経由でという人が多いかもしれない。以前はファットボーイスリム経由で知ってる人のほうが多かった。

Across the Sky からポップで踊れるエレクトロ代表としてチェックしていた自分にも、このアルバムは突然ひっそりと現れた感じだった。再デビュー的な名刺代わりな、従来の作品の再構成的な、それほどの新鮮さがない1枚‥かも。

最近この人の名前を聞くことがあまりない。

ぱみゅぱみゅレボリューション

完全に侮ってた。きゃりーぱみゅぱみゅ「ぱみゅぱみゅレボリューション」（2012 WARNER MUSIC JAPAN）をようやく聴いた。友人にも聴かせたが、「中田ヤスタカ、天才すぎじゃね？」「だな。」という感想だった。

2012年になって聴いた全アルバムで一番衝撃を受けてる。打ちのめされた。何、コレ！？手を抜いてるようでいて高い音楽性を持っているのかもしれない。1曲目からエレクトリカルパレードが始まる。

聴いていてとにかく笑ってしまう。うぇいうぇいぽんうぇいぽんうぇいうぇい。

「きゃりーANAN」にはヤスタカのピチカートファイブ愛を感じた。