2009年8月5日水曜日

Special Thanks ミニアルバム"SEVEN SHOWERS"

Specialthanks_discunion 実は・・1月ほど前からSpecial Thanksというバンドにハマり始めています。 名古屋で活動しているパンクバンドです。 ボーカルの女の子が19歳でガッキー並にかわいいっていう反則!なバンドです。 歌唱が素晴らしいです。 曲もいいです。自分も10代のときにはこういうバンドがしたかった!と思わずにいられなくなります。 で ディスクユニオン限定Tシャツつきミニアルバム「SEVEN SHOWERS」を友人に頼んで入手してもらいました。 黄色いTシャツって普段着ないけど。 iPodに入れ終わったので これからガンガン聴いて東京でのライブを待とうと思います。



2009年8月3日月曜日

ROCK IN JAPAN 09 を振り返る DAY3

P1040782 ロッキン3日目 朝からみんな矢沢の話でもちきり。自分はPOLYがあるので迷ったが やはり人生でそう矢沢を見られる機会も少ないだろうということで10時にグラスを目指す。3日間で最高にグラスが混み合っていた。みんな矢沢のタオルが欲しくて大行列。

で 渋谷朝礼「自分が矢沢永吉の呼び込みをやるとは思わなかった」の後 白い衣装の矢沢登場。「自分から空いている枠ない?って渋谷さんに聞いたのよ」「矢沢の音楽人生で10時30分に歌うのは初めて」だそうだ。ホルモンのTシャツ着たキッズも大興奮。ああ初めて矢沢を見ることができた。レイクステージへ3曲目の途中で戻らなくてはならず残念。 タオル投げたかった。

POLYSICSへ。 ?「フラッシュダンス」のSEで機長とキャビンアテンダントのコスプレで4人登場に場内どよめく。な、なんというサプライズ! 時間ギリギリに行ったので前のほうへはいけなかったが いつものように全力で暴れてセットリストはよく覚えていない。最近のシングル曲をやった。「Each Life Each End」はうれしかった。

マキシマムザホルモンへ。半分しか聴けなかった。この3日間のグラスで最大の聴衆だったとおもう。ホルモンの音楽を聴いている人って一部のマニアックな少数派だと思っていたが考えを改めないといけない。一体この音楽を聴く若い女って普段どんなだろう?スタンディングゾーンの後方まで人で埋め尽くされ しかもみんな完璧に曲を知っている。ヘドバンしている。あきれた。驚いた。これほどまでに愛されるバンドなのか! 自分も大好きだ。

P1040779 食事の後 Seasideへ HALCALIをチェック。同じ日に出演するハヤシへ敬意を表して「サイボーグ俺たち」 まあみんなきょとーんでしたが。「Twinkle Star」も好きな曲。 2曲だけで満足したので Superflyに間にあるうようにグラスへ戻る。ああ、忙しい。

で Superfly この人 可愛らしいね。それでいて絶対ディーヴァ歌唱。多くの聴衆が集結。新曲も聴けたし大満足。雨が降りそうだったが持ちこたえた。感動につつまれた。

DJハヤシに間に合った。フミの相川七瀬、林檎殺人事件、尾崎きよひこと相変わらず。もはや夏のひたちなかの風物詩。よくやるわ~。集まる聴衆のテンションの高さもすごいわ。

フォレストへ移動。大混雑のPuffy 昨年のレイクがあまりによかったのにこの日のフォレストはひどかった。 人が多すぎて見えない。それにもう人が入る余地がないのにドカドカぶち当たりながら出たり入ったりする人たちにイライラ・・。落ち着いてその場で見ろ!といいたい。でPuffyの2人だが 自分はめったに否定的なコメントは書かないのだが この日のパフォーマンスはいただけなかった。歌詞はうろ覚え 音程も合ってない 譜面もよく知らない感じで歌っていたのではないかという出来。 うーん・・・・。 このステージを選んだことをちょっと後悔。

つしまみれ を久々チェック。まあこのバンドがむちゃくちゃなのはよく知っているが オーディエンスもよく付いて行く。すごい!こんな楽しいバンドもっとみんな見に来ればいいのに。さすがに今回は客のなかへダイブはできなかった・・。 アルバムを3枚持っているので久しぶりにかけてみたくなった。 テントからフォレスト方面へ向かう途中でスコット・マーフィーとすれ違った。周囲の人はみんなノーリアクションだったので人違いか?とも思ったがけっこう目撃談が多いので間違いない!

オレスカバンドへ。 決して聴衆は多いほうではなかったがコアなファンたちが集結。完璧にスカに乗る。 この娘たちをみるといつも羨ましくなる。若いってすばらしいね。

最後はやはりユニコーンしかない。このバンドが3日間のトリという意味がわかった。このバンドは偉大だ。この演奏はすごい! これが5万人なのか。シートもテントもみんなが同じ方向を見つめている。ものすごい後方の人たちまでもが完璧に曲を知っていて歌い腕を振る。自分はほとんどユニコーンを聴いてこなかったが 知っている曲だらけだった。 感動した。



P1040784 祭りのあとは寂しさが・・。なんだか自分にとってロッキンのひたちなかと幕張が1年で最も大切なイベントになりつつある。 ありがとうROCK IN JAPAN FES!!



2009年8月2日日曜日

ROCK IN JAPAN 09 を振り返る DAY1 DAY2

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さて まず7月31日と8月1日の2日間を振り返って見る。

寒くて風が強くてなかなかペースがつかめなかった2日間だった。まずテントの森にテントを設営し しばらく横になってゴロゴロしてGRASSへ直行。渋谷センセイ(あ~ちゃんのMCのファンだそうだ)の朝礼のあと呼び込みで登場Perfumeだ。開演時刻1時間前に行ったのだがやはり既にフロントエリアは超満員で入り込めない。1区画右側の中央寄りに陣をかまえる。

Perfumeファンはまあいつもテンションがバカ高いが さらに高い。ハードなメンツのそろった一画だった。女の子が逃げ惑うハードさだったが なぜか全員笑顔。 セーム・シュルトみてえな外人も加わり汗びしょびしょ。3人がよく見えるポジション取れたし 同志たちと盛り上がれたし大満足。ホールアリーナじゃあこうはいかない。 しかし 今年のロッキンは例年に比べてありえないぐらいに風が爽やかで涼しい。神に感謝。 
セットリスト M1.ワンルーム・ディスコ M2.NIGHT FLIGHT M3.Dream Fighter M4.マカロニ M4.I still love U M5.チョコレイト・ディスコ M6.ポリリズム M7.Puppy love

そして 様々な困難を潜り抜けてSOUND OF FORESTのYUIだ。これが史上最高の激混み圧縮地獄だったし このときだけ太陽カンカン照りで露出部分を日焼けでダメージ。でも 自分のYUIライブ史上最高のライブと言ってよい大満足の内容。忌野清志郎と川村カオリ追悼のためか「雨上がりの夜空に」「ZOO」をやってくれた。浴衣も可愛かった。「ワキ毛剃ってきた」発言など度肝を抜かれた。
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2ライブ終わっただけで既にもうぐったり&使命を果たした感があって しばらくご飯食べたりしてまったり。なにもしない。そしてグラスステージのKen Yokoyamaでライブへ復帰。
暴走気味のすべりMCはさみつつハイスピードパンクロックにキッズたち大喜び。あ、Kenさん忌野清志郎と川村カオリの死についてふれていた。

レイクステージへ奥田民生 アコギ弾語りなのだがとなりのフォレストの音がドスドス聞こえてきてストレスがたまった。ウルフルズみに次々と抜けていく人々をみてさらにテンションが下がる。くるりやウルフルズをカバーして熱い興奮に包まれた夕べだった。

WING TENTへTOTALFATを見に行く。 ああ ものすごく盛り上がっていた。キッズにはたまらないだろうねという音楽。MCがテンション上がりすぎてスケールでかすぎる内容になって支離滅裂。アンコールもあってよかった。

最後は夜ご飯食べながらRHYMESTER あいかわらずくだらねえヒップホップ。でも内容が知的でもあるんだよね。

2日目 朝からどんより曇っていて寒くて日焼け止めを旅館に忘れてしまい 天気予報外れまくりで快晴 さらに日焼け悪化させる。

テントから一番近いという理由だけでROCK'A'TRENCH 予想はしていたが大人気。オーディエンスをうまく盛り上げるうまいMC 演奏もよかった。

そして9mm Parabellum Bullet にグラス沸騰。 でも個人的それほど好きということもなく1曲聴いただけで友人の希望もあり榎本くるみへ移動。
あまり聴衆は多くはなかったが新設のPARK STAGE 一箇所小高い岡があって見やすい。「冒険彗星」で非常識なまでにひとりで盛り上がってやった。満足。

木村カエラみにグラスへ戻る。 既に人が多くてそれほど前へはいけなかったが周囲も十分カエラが大好きなヤツらどもで「マスタシュ」とかみんなで全力で踊り狂ってやった。「Circle」もちゃんとやってくれてタオル回して大満足。楽しかったなあ。カエラはスーパースターだ。

カエラが40分以上やったので泉谷のオヤジの時間に間に合わず断念。残念。その代わり新設Seaside Stageへ。なっちゃんこと星羅をチェック。
 げ?! なんちゅー可愛らしい衣装だ。夏フェスらしくないフリフリスカートでアコギ弾語り。実物はまるで女子高生モデルのようなカワイさだ。「ここは途中で立ち寄ってみる場所じゃないですよね」「離島?島流し?」とか笑いをとるうまいMC 音楽もいいし歌もいいしスターになりそうな感じもする。ただ、自分は男女の恋愛をテーマにした歌にあまり関心がない・・・・。

MO'SOME TONEBENDERへ直行。これは見たかった。自分にとって2回目。カッコイイよね。テンションMAXで大盛り上がり。大満足。

岡林信康 和楽器との共演でフォレストを日本の祭りに変えた。まあ 珍しいものを見れたというのもあるけど スタンダードな岡林信康が聴きたかったのでちょっと不満が残った。「客がすくねえなあ」とか「泉谷より年上なんだよ」とか笑った。
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レイクへBase Ball Bear 年を重ねるごとにどんどんオーディエンスが増えている。盛り上がっていたしいい映像が撮れたと思う。

友人の希望でOVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND うーん 素晴らしいとしかいいようがない。みんなよく分かってるね。多くの聴衆を得てた。

Northern19へ。ここ数年のこのバンドのライブの盛り上がりっぷりヤバイね。人間性も素晴らしいし。

最後はもちろんサカナクション フロントエリアで限界まで盛り上がり腕をあげジャンプして踊り狂い体が痛い。「三日月サンセット」が久しぶりに聴けてよかった。

2009年7月31日金曜日

YUI @Sound of Forest 7月31日ひたちなか

今年もROCK IN JAPAN FESTIVALがやってきた。東京を友人のFと5時に出発し、6時に友部SAで食事をしていたころから雨が降り出し、風が吹き出し、ロッキン史上空前に寒くてどうなることかと思った。

だが、YUIの出演のころはカンカンに晴れてしまい、日焼け止めを塗っていなかったので日焼けしてしまい、肌がヒリヒリ痛い。

予想はしていたが過去最高の圧縮地獄だった。なんとかポジション争いを勝ち上がり前の方でYUIを見ることができたが、この日のSOUND OF FORESTのオーディエンスは大きな驚きを目にすることになる。

サウンドチェックの時のバンド達がいつものYUIバンドのメンバーじゃない!しかも今村舞!ああ、この人初めて実物を見たけど 自分が想像していた10倍は美しい人だった。後方からたくましく優しくYUIを見守るまいまい。しかし、みんなおかしな格好をしている…。

YUI登場。 ああ、1年ぶりにYUIを見る事ができた。なにも変わっちゃいない。とおもったが…何?え?!コスプレ? 驚愕に包まれるフォレスト。 本人は「浴衣」と言っていたが 自分はつい鴨南蛮を注文しそうになった。蕎麦屋のアルバイトのようだった。友人は「よさこいダンサー」のようだといっていたが。 もっと可愛い浴衣のYUIが見たかった。エフェクターを踏むためにすそをたくし上げたスタイルになったそうだが 2年前Base Ball Bearが普通に浴衣でやってるじゃん!それにかなり奇抜なヘアースタイルだ。

セットリスト
  1. Laugh away      ライブでおなじみの曲 みんな「手を伸ばして」いた
  2. 雨上がりの夜空に  衝撃!忌野清志郎のカバー YUI入りを間違える
  3. Rolling star      ロッキンでもおなじみロックナンバー 
  4. I'll be         ライブで初!
  5. again        ライブで初!
  6. Love is all      昨年に続いて2回目の熱唱
  7. zoo         本人は何も言わずに演奏を始めたが、川村カオリ追悼と思われる。
  8. Sea         ライブで初!
ああ、個人的に今まで参戦したYUIのライブで最高の体験のひとつといっていい素晴らしいものだった。 なにもかもが言葉に出来ないほど感動的だった。1年ぶりだったからというのもあるが。

ロッキンではほとんどMCをしなかった印象だったが この日のYUIはわりとはっちゃけていて サービスしていたように思う。

最大の衝撃は「ちゃんとワキ毛剃ってきたし」発言だ。この発言は今後YUIファンの間で語り草になるだろう。

あと個人的に気になったのが YUIの前のアーティストの段階で最前に あまりライブ慣れしていない感じの(服装も)YUI目当てと思われる中高生を多く目撃した事だ。その後彼ら彼女達はどうなったのだろう? YUIのころには視界からいなくなった。 その後どんな運命をたどったのだろうか?心が痛む。

オールスタンディング形式のライブをまったく知らなかったカンジだ。桃野ブライトの段階でモッシュがひどすぎた。YUIとの入れ替えが地獄絵そのもの。 過酷な体験だったろうな。 圧縮が凄すぎた。 後ろの奴はずっと愚痴をいっていた。こんなはずではなかったろう。まあ、自分はいつもPOLYSICSとかのライブへ行っているし、朝イチでPerfumeを最前で体験してきたのでなんともなかったが。

2009年7月28日火曜日

BOOM BOOM SATELLITES @SHIBUYA O-EAST

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1ヶ月ほど前にe+先行で手に入れたBOOM BOOM SATELLITESの渋谷O-EASTでの1夜限りのライブへ行ってきた。 当初 O-EASTだし 久しぶりのライブだし 無理かな~と思っていたが 意外にそうでもなくすんなりゲット。 e+って手数料高くて5500円ぐらいかかったんじゃないかな。キッズには払えなかったか・・。 渋谷の路地裏ホテル街に全国からファン集結。

で 自分にとっては1年7ヶ月ぶりのブンブン。長すぎるわ。もう今の状態がいまひとつつかめていない。

開演が8時って 今日がたまたま休みで明日は仕事という自分にはあまりありがたくないが やはり大人のファンが多いという事情か。 自分のチケットはB140番台という微妙な番号だったが あれ?かなり前のほうが意外に空いていた。 今日のモッシュピットはあと15人ぐらいは詰め込めそうな感じ。 やはりみんな大人なので それぞれ見やすい位置から埋まってゆく。

で 自分はうっかり狂乱の渦の中へ。地獄だった。もうモッシュへは加わらないと誓ったハズだったのだが 性懲りもなく突入。汗びっしょり。そして 他人の汗って臭いんだよね・・。 帰りの地下鉄とか臭いが気になってしょうがなかった。 本当にもうこんなことは卒業しよう。とはいっても今日は序盤でこそモッシュが沸騰していたが その後はチルアウトといったカンジ? 新曲 まだよくつかめていないし。

で ブンブンの2人だが やはりストイックな感じがカッコイイね。すごく近くでみれたし 今日はそれほど体力を消耗しなかったし。 余裕があった。 結局 一番盛り上がるのは「INTERGALACTIC」や「KICK IT OUT」だったりする。 オーディエンスにも多少戸惑いが見られた。ドラムの女のひと YOSHIKIみたいでヤバフィス。

さあ これであとは自分にはROCK IN JAPAN しかない! 自分にとっての節分 だね。


2009年7月23日木曜日

BEAUTIFL TECHNO

Beautifltechno 2008年 Perfumeが日本の音楽界を席巻しているさなかの昨年7月にフォーライフから発売されたコンピレーションアルバム「BEAUTIFL TECHNO」 をTSUTAYAで500円で発見&購入。 Perfumeの成功は多くのフォロワーを生んだわけだが この打ち込み4つ打ちダンス・ハウスビートを愛する人々は昔からいたわけだし ファン人口も多い。 自分はほとんどこういったコンピアルバムを買わないのだが まあ安かったし あまり迷わなかった。ヤスタカRemixもあるし。 ちなみに「BEAUTIFL HOUSE」というアルバムも存在する。 ハウスとテクノの用語の厳格な定義はわからないのだが。

収録曲:
01.甘い贅沢 / MEG
02.チャイナ・ディスコティカ(Substance remix) / Aira Mitsuki
03.Local Train / immi
04.Stay Fine / Sound Around
05.Love Me After 12AM -RAM RIDER REMIX- / m-flo loves Alex (CLAZZIQUAI PROJECT)
06.サヨナラリヴァイバル /Saori@destiny
07.The Gooies ’r’ Good Enough / Sweet Vacation
08.My Treasure /www.lollipoptears.com
09.Meu Sonho(yasutaka nakata - capsule mix) / KALEIDO
10.you’ll be all right -re:construct- / Shigeru Iwaya
11.Magic Colors / 中塚 武
12.Sun Lights Stars (yasutaka nakata 8FM mix) / RAM RIDER
13.Just / Q;indivi
14.R.G.B. / Spangle call Lilli line
15.Dreaming rabbit / The Sakura Telephone

03  のimmiは要注意人物だ。今後もチェックしていこうと思う。 Aira Mitsukiは既にPerfumeファンにも広く認知された名前だが楽曲のクオリティがヤスタカレベルに達していないと思う。04 と06も自分は昨年から注目している人物。

ちなみにジャケットはnon-no読者にはおなじみ 驚異の9頭身モデル 岸本セシルである。

2009年7月22日水曜日

MUSIC MAGAZINE 8月号2009 「Perfume現象は続く」

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一体どうしてしまったというのだろうか? てっきり本当に音楽が好きな「いい大人」のための雑誌だと思っていたMUSIC MAGAZINEが2008年10月号での巻頭大特集「Perfume現象」から1年も経ずに再びの大特集「Perfume現象は続く」でまさかの2回目全曲解説を敢行! 度肝を抜かれた。 Perfumeはそこまで巨大なのか?! いい大人の音楽ライターたちまでもそこまで熱くさせるのか! 今回は3人のインタビューも掲載。 発売から3日目に街の大きい書店へ出かけたら残り2冊だった。

やはり うすうす予想はしていたが「⊿(トライアングル)」はやはりスルメだった! 聴けば聴くほど味が出てくる!やはりヤスタカは神!アルバムとして全曲を聴き通すことでそれは明らかになる。 まいったね。 問題の「I still love U」PVは3人が足ツボマッサージを受けながらの撮影という悪ふざけ企画であったことが後日判明。 こんなことも今のPerfumeだからこそできる企画。

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さて 今号で知ったことがある。毎回Perfumeの衣装には驚かされるが 特に「ワンルーム・ディスコ」でのPerfumeの衣装をデザインした人はすげえな とかねがね思っていたのだが あの衣装は代官山にもショップがある世界的なブラジル人デザイナー ヘルコビッチ・アレキサンドレによるものだったのだ! 「音楽と人 4月号 2009」の表紙でもそれは見ることができる。 Perfumeのスタッフたちはみんな優秀だね。 お金もかかってるね。

さて Perfumeの夏から始まる全国ツアーは結局 4公演に行けることが決定している。 ちょっと事前の心積もりよりは多くなってしまったが がぜん楽しみになってきた。 MUSIC MAGAZINEも言うとおり Perfumeはアルバムを聴いて ライブへ行って ダンスを見て初めてPerfumeが完成する。 その前にROCK IN JAPAN 2009でも見ることができるが なにせ4万人GRASS STAGE どうなることやら・・・。

2009年7月21日火曜日

望郷のマズルカ

「望郷のマズルカ」 激動の中国現代史を生きたピアニスト フー・ツォン 森岡葉 著(2007 ショパン)を読んだ。多くのことを知った。

この本が教えてくれたことは 
1.「ユンディ・リ ラン・ラン以前の中国にもすごいピアニストはたくさんいた。」 
2.文化大革命が芸術家に与えたダメージは本当にひどい 
3.フー・ツォンの父・フー・レイの息子にあてた手紙がすばらしい 
だ。 
あと メニューインの娘との結婚と離婚。バレンボイム、アルゲリッチらとの親交。父親も有名なフランス文学者。文革、そして両親の自殺…。

文豪ヘルマン・ヘッセはフー・ツォンのショパンをラジオで聴いて大絶賛のエッセイを書いているという事実も初めて知った。

やはり一番想うことは「中共はひどい」だ。毛沢東こそ人類史上最悪な独裁者だ。一体何人の罪のない人々が絶望の中死んでいったのか。

2009年7月18日土曜日

ステレオポニー A hydrangea blooms @渋谷CLUB QUATTRO

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1ヶ月ぶりにライブへ出かけた。なぜかステレオポニー。実をいうとこのバンドをあまりよく知らないのだが先行でチケットが手に入ったのでいつもの相方を誘って参戦が決定した。 まずまずの整理番号だったが相方は仕事が終わって直行だったのでギリギリまで入口で待って会場入りは開演2分前ぐらいだった。 この会場はちょっと遅れると本当にステージが見えない。柱を切り倒したくなる。 イライラ…。

実を言うとこのライブ、ステレオポニー自体に興味があったというより YUIの「I do it」が大好きだったから…。ゴメンね。 

この曲を聴くといつもYUIが歌っているように脳内変換してしまう。ひよっとしてYUIに会えるかもぐらいに考えていたがそんなこともなく…。

ギターボーカルの女の子が想像していた数倍以上可愛かった。この春高校を卒業して上京という若さ&かわいらしさ。 これは男がほうっておかない。オーディエンスの9割以上が男(高校生、大学生ぐらい?) ヤバすぎる! 歌唱も好きな感じ。楽曲はストレートでわかりやすいし これは休業中のYUIファンの数%は持っていかれるんじゃないか?と心配になってきた。チャットのファンも持っていくんじゃないか?今後チェックして行こうと思う。 CDもやっぱり買おう!

AIMIちゃんの姿が顔半分しか見えない。ドラマーはまったく見えない場所で参戦というか観覧していたのだがやはり楽しかった。生理的に素直に盛り上がれる曲が多くて。アコギも弾くんだね。 エレキのソロも聴いた感じだと自分は完全にこの娘に負けている。アンコール1曲目がカッコよかった。 

物販をチェックしたらTシャツはMサイズが売り切れでなかった。CDはポスターが付いたりしたけど 部屋に貼れないのでどうせなら初回盤を探してどこかで買おうと思う。 8月22日に赤坂BLITZで追加公演があるのだが、この先行発売チケットで自身に驚きのサプライズがあった。それはまた別の所で。

2009年7月16日木曜日

フー・ツォン(傅聰)のモーツァルト

FOU TS'ONG フー・ツォンという名前を知っている人は相当なクラシック通だ。なにせ80年代から90年代にかけて国内盤が数タイトル出ていたものの今では国内盤は皆無。入手しずらい状況が続いている知る人ぞ知る幻の巨匠。 

かのアシュケナージが2位でハラシェヴィチが1位で波紋を呼んだショパンコンクールで3位だったのがフー・ツォン。若い人でのこ巨匠を知っているひとは少ないんじゃないかな。 

で、1986年にポーランド室内管と録音した弾き振りによるモーツァルトのピアノ協奏曲 No.9&No.12(RCAビクター盤)を聴いてみた。 
人によっては個性的というが自分にはとてもしっくり心に染みる素晴らしいモーツァルトだ。感動。
そしてもう1枚、台湾LINFAIR盤。1991年録音のSINFONIA VARSOVIAとのモーツァルトピアノ協奏曲No.21&No.27だ。
東洋人的ひかえめの美学というか、誠実で忠実でいて個性を感じさせるやっぱり素晴らしい演奏。 

このひとの人生は激動の中国現代史と重なるので、波乱の人生が音に現れているようだ。 
一昨年に「望郷のマズルカ」という伝記が出版されたらしいのでいずれ読んでみたい。

ショパンで有名な人なのでマズルカとかのCDも今後探していきたい。ドビュッシーの前奏曲集もあるそうなのでそれも欲しい。

2009年7月14日火曜日

新田次郎 「火の島・火山群」

 最近、突然興味を持ったのが新田次郎の火山に関する短編小説。いい大人が月に一冊ぐらいは本を読まねばということで読み始めた。

「昭和新山」戦時中壮瞥郵便局長として働きながら畑に突如出現した火山の観察を続けた男の物語

「火の島」絶海の孤島(鳥島)で気象観測を続ける男たちのギリギリの脱出をめぐる心理戦

「火山群」戦争中の悲惨なラバウルでの火山研究所の顛末

「桜島」大正3年大噴火で研究者の叔父を亡くした主人公と避難を指示しなかったことで非難された測候所長の次男の桜島をめぐる話。

「火の島」は無能な所長と、とにかくイライラしまくる所員が印象的。他人の言葉尻ひとつで不愉快な想いをしてめんどくさい。
まあ、新田次郎の作品は厳密にはノンフィクションではないので、あくまで実在の事件をモデルに書き下ろした小説。

ことしも富士登山は無理そうだ。9月に北海道へ出かけそうなので、ついでに昭和新山へ行ってみたくなった。もしくはカムイシリ、カムイヌプリ、恵庭岳、雌阿寒岳など候補を考えている。
北海道で9月の単独登山は不安だ。それに北海道は公共交通が期待できないので無理かも。

2009年7月11日土曜日

Perfume 「⊿(トライアングル)」

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全世界待望のPerfumeの最新アルバムがようやく届いた。 一通り聴いてみた感想だが 前作の「GAME」があまりに素晴らしすぎたためか 方向性で疑問の残る内容。ボーカロイド加工が史上空前に強い。 

だが、聴けば聴くほど評価が変化していくのがPerfumeだ。 「NIGHT FLIGHT」はすでにカッコイイし 「I still love U」はどこか一昔も二昔も前の懐かしさを感じさせるアイドル歌謡ぎりぎりだが やはりサプライズのヤスタカ! 

MVが秀逸!見始めると「何だ?この顔を寄せ合う明星カットは」と思ったが どう見てもこれはコンセプト勝負の一発撮り。途中のブレイクポイントから3人が笑いをこらえ切れないギリの状態になっている。新しい!見ていて楽しいMVだ。本当にこの3人は黒髪と白い衣装が似合うな。 Perfume史上空前に美しい!

さて Perfume史上最大のホールアリーナツアーが8月以降やってくるのだが 友人のFの尽力すべてのおかげで大阪、名古屋、横浜を確保できた。 今後も抽選結果次第では金沢、新潟、横アリなども確保できる可能性があるが 現時点で十分な気になってきた。 このアルバムを聴く限り それほどテンションが上がらない。アガれない。踊れない。 2箇所でも十分な気さえする。 別なことにお金を使ったほうがいいかも。 なんだかけっこう辛らつに批判しているかも。あ~ちゃんには悪いが。 今思うとGAME→ラブワ→夏フェス→武道館→ドリフが頂点だったのかも知れない。
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