最近、突然興味を持ったのが新田次郎の火山に関する短編小説。いい大人が月に一冊ぐらいは本を読まねばということで読み始めた。
「昭和新山」戦時中壮瞥郵便局長として働きながら畑に突如出現した火山の観察を続けた男の物語
「火の島」絶海の孤島(鳥島)で気象観測を続ける男たちのギリギリの脱出をめぐる心理戦
「火山群」戦争中の悲惨なラバウルでの火山研究所の顛末
「桜島」大正3年大噴火で研究者の叔父を亡くした主人公と避難を指示しなかったことで非難された測候所長の次男の桜島をめぐる話。
「火の島」は無能な所長と、とにかくイライラしまくる所員が印象的。他人の言葉尻ひとつで不愉快な想いをしてめんどくさい。
まあ、新田次郎の作品は厳密にはノンフィクションではないので、あくまで実在の事件をモデルに書き下ろした小説。
ことしも富士登山は無理そうだ。9月に北海道へ出かけそうなので、ついでに昭和新山へ行ってみたくなった。もしくはカムイシリ、カムイヌプリ、恵庭岳、雌阿寒岳など候補を考えている。
北海道で9月の単独登山は不安だ。それに北海道は公共交通が期待できないので無理かも。
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