2012年2月29日水曜日

越智志帆と「Hail Holy Queen」そして上京まで

Superfly_talkingtock
最近手に入れたTalking Rock! 2008年7月号に、1stアルバム「Superfly」がオリコン1位、つづくツアーの発表と注目度が高まっていたSuperflyがインタビューに登場した記事を発見。昨年12月にアリーナツアーで突如披露され話題となったゴスペルソング「Hail Holy Queen」について、越智志帆が語っている箇所を見つけた。そして自分がまだ知らなかったSuperfly創世記について、とても詳しく語られているインタビューだ。インタビュアーは主幹吉川尚宏 以下一部引用
■もともと志帆さんが最初に音楽をやり始めたきっかけは、なんだったの?

志帆 最初は、中学のときに‥‥田舎の中学だから1学年に2クラスしかなかったんですけど、その学校が、なぜか音楽教育をすごく大事にするところで、よく全校合唱があったんですね。で、私はその合唱の時間が大好きで、だから音楽を聴くというよりは、歌うことの楽しさから入っていった感じでしたね。その合唱の時間が、ホントにすごく幸せで。

■ちなみに、その時はどんな曲を歌っていたの?

志帆 いわゆる合唱の定番曲ですね。「大地讃頌」とか「翼をください」とか。それをブラスバンドの生演奏に合わせてうたったりしていたんですよ。

■へー、そうなんだ。ピアノの伴奏とかではなくて?

志帆 そう。もちろんピアノだけのときもあるんですけど、ブラスバンドと一緒に盛大に行う発表会みたいなものが、やたらめったら多かったんですよね。で、ある時、先生の企画で、友達5人でアカペラをやることになって。映画「天使にラブソングを」のサントラに「ヘイル・ホーリー・クィーン」というゴスペルソングがあるんですけど、それをやってごらんと言われて、友達5人だけでステージに立って、初めて全校生徒の前で歌ったんですよ。

■なるほどね。みんなと一緒に歌うのではなくて、みんなの前で歌ったわけだ。

志帆 そう!もう、ドッキドキで(笑)。でも歌い終えたときに、ものすごく大きな拍手がもらえたんですね。で、そんな大きな拍手をもらう経験なんて、もちろんなかったから、メチャメチャ感動して、人前で歌うのってなんて気持ちがいいんだろう!と思って。そこから漠然と〝シンガーになりたい!〟と思ったんですよ。

■そうなんだ。じゃあ、憧れのアーティストがいたり、誰かの音楽に影響を受けたりとか、そういうのではなくて、大勢の人の前で歌って、その気持ちよさを体験して、そういう想いになったんだ。

志帆 そうなんです。で、高校生になると‥‥ちょうどその頃、ウルフルズとか、スピッツとか、ミスター・チルドレンにジュディ・アンド・マリーとか、バンドがすごく人気で。そういうバンドをテレビ番組で見ているうちに、今度はバンドのフロントマンという存在にすごく憧れ出して。

■トータス松本がいて、マサムネ君がいて、桜井君がいて、YUKIちゃんがいてと(笑)。

志帆 そうそう!真ん中でバンドを引っ張って歌っている姿にすごく憧れて、バンドのフロントマンになりたい!と思うようになって、そこからはもう、毎日が妄想の日々ですよ(笑)。

■妄想の日々!(笑) しかも今治で(笑)。

そう、今治で(笑)。授業中も先生の話を聞かずに、私がステージで歌っているところばかりを頭に描いて、ニヤニヤニヤニヤしてましたね(笑)。で、とりあえずバンドがしたい!と思って、学校に軽音楽部があれば入ったんですけど、田舎の学校だから、そういうのもなく、クラスの男の子でギターやベースが弾ける子はいたんですけど、その友達の間ではMONGOL800とか、ハイスタンダードとか青春パンクがもてはやされていて、私はあまり興味がなかったから、なんか違うなあと思って。で、とりあえず、今治にひとつだけライブハウスがあったので、メンバー募集をしようと思って(笑)、〝歌が歌いたいから、誘ってください〟みたいなことを書いて(笑)、紙も貼りに行ったんですよ。すると、一年後ぐらいに連絡があって。

■一年後?(笑) なんかものすごい遠い国に貼りに行ったみたいな感じやね(笑)。

志帆 ハハハ(笑)、そうですね。

■しかも、一年間も貼ってくれていたんだ(笑)。

志帆 そうなんですよ(笑)。そこのライブハウスのおじさんがすごくいい人で。で、松山市のバンドから連絡があって、そのバンドもボーカルを探しに、わざわざ今治まで来ていたみたいで。普通のポップス系でオリジナルをやるバンドだったんですけど、その人たちと一緒にやることになって。それが高校2年の終わり頃ですね。そして初めてライブハウスにも出て、やっぱライブは楽しいぞ!とか思いつつ。他にも、ちょっとしたしょぼい感じの野外イベントとかにも出て(笑)。

■ハハハ(笑)。町おこし的な感じの?(笑)

志帆 そうそう(笑)。一度、町のなんとかフェスティバルみたいなものに出たことがあるんですけど、広いグラウンドの中で、片方で私たちが演奏してて、もう片方で餅投げみたいなのがあったんですよ(笑)。

■ハハハ(笑)。

志帆 で、こっちのステージにまで、餅が飛んできたことがあって(笑)。あれはちょっとショックやったんですけど(笑)。

■ハハハ(笑)。

志帆 うるせーぞー!みたいな感じで(笑)。私も負けずに歌った感じですけど(笑)。で、高校を卒業して松山の短大に入って、そのままバンドを続けて。で、当時のベーシストが大学の4年生で、彼の大学にすごく有名な音楽サークルがあって、彼はそこにも所属していたんですね。で、そこに所属するとイベントに出やすくなるから一緒に入ろうよと言われて、部外者だったんですけど私もそこのサークルに入って。

■え?入れたの?(笑)

志帆 入れたんですよ!(笑)、ハハハ(笑)。

■スゴイね!(笑)、おそるべし愛媛県(笑)。

志帆 なんか、ゆるいんでね(笑)。で、そこで元メンバーの多保君と出会うんですよ。

■あ、なるほどね!ここで田保君が出てくるわけだ(笑)。

志帆 そうなんです(笑)。で、そのサークルで春に新入生歓迎イベントがあって、イベントでは先輩と一緒にバンドを組まなければいけないという決まりがあって。多保君は2つ上の先輩なんですけど、面識もないまま、無理矢理に組まされて(笑)。その時にフィンガー5とかローリングストーンズとか、遊びでいろいろカバーしたんですね。すると、なんかそれがすごく好感触で。多保君のギタープレイと自分の歌との相性がすごくいいんじゃないかなあと感じて。あと、私はローリングストーンスとか、それまで全然聴いたことがなくて、そこで初めていわゆるブルースを消化したロックの曲を歌ったんですけど、ホントに興奮して。その時に、〝カッコいい〟というニュアンスを、そこで初めて知ったんですね。

■なるほどね。それまでは歌っていて、どちらかというと、〝気持ちいい〟というニュアンスが強かったわけだ。

志帆 そう!まさに〝気持ちがいい〟とか〝感動する~!〟とか、〝泣けてくるー〟みたいな感覚で、〝カッコいい〟というワードは自分の中からは出てこなかったんですよね。だからすごい衝撃的で、なんてこの時代の音楽はカッコいいんやろう!と思って。そして、もしかしたら私、この音楽がすごく好きなのかも知れない!とも思って。で、そこから、多保先生が実は60'Sや70'Sの音楽マニアで。

■おっと、いつのまにか多保君が多保先生になってるがな(笑)。

志帆 ハハハ(笑)。でもホントに、ある意味で先生と言うか、それをきっかけに多保君がMDにその時代の音楽をいっぱい詰め込んで、シリーズ化して、私にくれたんですよ。

■あ、そう。シリーズ化して!(笑) 監修=多保先生、みたいな感じじゃね(笑)。

志帆 そう!(笑) マジで十数シリーズあったんですけど(笑)。で、そのMDをもらっては教科書のように聴いて、気に入った曲があればそのCDを買いに行って。

■へー、なるほどね。それはブルースや、ソウルや、サザンロックや、フォークロックに、ファクロックなどなど、といった感じ?

志帆 そうですそうです。最初にわりとメロディがキャッチーな曲を集めてくれて、わかりやすいものからくれるんですけど、そこからどんどんマニアックになっていって(笑)。だから多保君がきっかけで60'Sや70'Sの音楽をどんどん聴くようになりましたね。

■なるほど。まさに多保先生やね(笑)。

志帆 そうなんです(笑)。しかも、随分昔の音楽のはずなのに、ものすごく新しい!と思えたんですよね。私自身が今まで聴いたことのない音楽だったし。それも含めてすごく新鮮で。

■で、そこから多保先生と一緒にバンドをやっていくことになるわけだ?

志帆 そうなんです。私がやっていたオリジナルバンドは60'Sや70'Sの音楽とは違ってJ-POPに近いものをやっていたから、次第に違和感を感じ始めて。結局そのバンドは解散することになって。最後のライブの打ち上げの席で多保君がSuperflyをやらないか?と誘ってくれて。Superflyは、もともと多保君がボーカルでやっていたバンドなんですよ。

■あ、そうなんだ。

志帆 で、自分がSuperflyでボーカルをやるのに限界があると思ったらしく(笑)、それもあって私を誘ってくれて、前のバンドの解散ライブのその日に入りました(笑)。それが20歳の頃ですね。

■Superflyという名前は、カーティス・メイフィールドの曲にあるよね。

志帆 そうです。多保君がバンドを作った時に、たまたまカーティスの、この曲を聴いていたらしく、シンプルなバンド名にしたかったので、それに決めたという感じで。

■じゃあ、多保君と一緒にやるようになって、そこから結果的にデビューへと繋がっていくわけだ。

志帆 そうなんです。ただ、最初は私と多保君と、もう一人ギターがいて、ドラム、ベースの5人編成で、その当時から今とやっている音楽は、ほとんど変わってないんですけど、やっぱこういう音楽性って、なかなか一緒にやりにくいというか、愛媛が田舎というのもあると思うんですけど(笑)、あまりわかってくれる人がいなかったんですよね。ストーンズすら好きな人がいなかったし。だから、メンバーの入れ替わりも激しくて、そういう中で、04年の春くらいに「マニフェスト」(07年8月の2ndシングル)を自主制作で作ったりもしつつ、知り合いの紹介で東京の下北沢で一度ライブをやる機会があって、その時はメンバーがギリギリいたので(笑)、車で東京まで行ってライブをしたんですけど、その時に、なんかここで勝負したい!と強く思ったんですよね。で、私と多保君と、ホントはベースの3人で行く予定だったんやけど、上京直前にそのベースの人がやめることになって、結局は多保君とふたりで東京に出てきたんです。

■それが資料によると06年の春。

志帆 そうですね。で、上京したのはいいんですけど、東京に行けば私たちと音楽の好みが通じ合うプレイヤーが、いっぱいいるだろうと思っていたんですよ。そしたら全然いなくて(笑)。愛媛よりもいなくて(笑)。 ~一部省略~

■じゃあ、勝負しようと思って東京に出てきても、すぐにバンドのメンバーは見つからず?

志帆 そうなんです。知り合いも全然いなくて、することがないから、とにかく曲をいっぱい作ろうということになって、多保君は打ち込みが出来るんで、そこから80曲ぐらいデモを作って。で、それをレコード会社やプロダクションに送ったり配ったりしているうちに、だんだん業界の方と知り合うことが出来て、それでデビューに至ったという感じなんですよ。

■そうなんだ。ライブをガンガンやっていたわけではないんだ。

志帆 そうなんです。ライブ自体はもちろん大好きなんですけどね。

■僕はなんとなくライブをたくさんやってきて、そこで声をかけられたのかなとイメージしていたんだけどね。

志帆 それが違うんですよね。だから、上京してデビューするまでずっとライブが出来なかったのが、ものすごいストレスで。

いや~、まだ知らなかったことがあったんだな。Superflyはデビューしてあっという間にブレイクしたイメージがあったけど、こういう苦労があったんだな。餅が飛ぶ話は自分にも衝撃(笑)。そして、最後にもう少しだけ

もしかしたら私たちがやろうとしている音楽は、受け入れられないかもという気持ちはなかったのか?という質問に対して
志帆 それはね、正直、ありました。でも、逆に少ないぶん、私が感じたのと同じように、新しいと思ってもらえるんじゃないかなという気もしていたんですね。こんなに気持ちよくてカッコいい音楽なんだから、きっと受け入れてくれる人がいるはずだと。でも実際にデビューしてみると、自分が思っていたほどのリアクションがなくて(苦笑)、やはり受け入れられにくい音楽なのかなあとは思いましたね。新しいことをやるには時間がかかるのかなあと‥‥。でも徐々にですけど、シングルを出すたびに一歩一歩前に進めている感覚はなんとなくあるので、だから焦らずに、いいものを作って頑張っていこうという気持ちですね。
このインタビューはまだまだ続く。アルバムのこと、多保が製作に回ったときのこと、自身の性格‥。ロッキングオンJAPAN誌のもの以上に多くの知識を得たインタビューだった。ぜひ入手をオススメする。

2012年2月28日火曜日

NICOLA PIZZA と どんぐりんこ

Img_7022 先々週、長年そこにあるのに入ったことのないお店2箇所別の日に出かけた。まず、16号の横田基地の向かいにある「NICOLA PIZZA」に初めて友人と2人で行ってみた。ここは有名な店だ。ちょっと自分には敷居の高い高級な店かもしれない。ピザとパスタが食べられる。ファミレスと比較すると2~3倍はかかるかもしれない。グランドピアノとかヴァイオリンとか置いてある。BGMはモーツァルトのソナタだったりする。



Img_7021 店名のついたピッツァを頂いた。初めて食べるタイプのピッツァだ。ふだんファミレスで食べているものとはだいぶ違う。


あと、なすとトマトのグラタンをたのんだ。あまりにおいしいので後日、家で作ってみたりしたが、自分のものは水っぽくなってしまった。チーズが焦げてしまって、これ以上水分を飛ばせなかった。プロの作るようにはできない。


そして、自分の好物のひとつ、かぼちゃのプリンをいただく。自分はこれが一番おいしかった。

Img_7064 そして後日、友人と奥多摩町にある有名店「どんぐりんこ」へも初めて行ってみた。14時ごろ。ところが、お目当てのパンにカレーが入った定番メニューは売り切れ。行列の出来る有名店だ。まあ、ちょっと失望したものの、他のカレーをいただいた。

Img_7063 どんなカレーだったか忘れた。キーマカレーだったかもしれない。ハンバーグと生卵が乗ったヘビーな男メシ。自転車でツーリングして来たようなたくましい男のためのカレー。エビのスープとサラダがついている。自分は小食なので食べきるのにちょっと苦しかった。


しかし、この店は窓からの風景がいい店だ。

Img_7066 店の外を腹ごなしにちょっと散歩。


水鳥が遊ぶ多摩川のせせらぎ


あまり水量はなかった。

Img_7067男2人、ちょっとだけ川辺を歩いて、そして帰った。そんな休日の午後


何も起こらない、何もしない。

2012年2月27日月曜日

音楽と人 2009 1月号 BUDOUKaaaaaaaaaaN!!!!!

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「音楽と人」2009年1月号を105円で見つけたので拾ってきた。家で読んでみると、一部ページが切り取られていた。でもまあ、必要な部分には特に問題はない。これを買い求めた理由は2008年11月6日と7日のPerfume 初の武道館ワンマン公演「BUDOUKaaaaaaaaaaN!!!!!」両日に出かけた金光裕史氏のレポを読むためだ。「圧倒的な勝利、だった。」と書き始めている。

自分はいけなかったライブは気にしないし追いかけないので、この存在を知らなかった。まあ、DVDでこのライブは見ることが出来るし。ただ、「edge」は「横アリ」よりも「武道館」を強く気に入っている。「plastic smile」はこれしか映像がない。やはり武道館は特別だったなあ。

このときの武道館のチケットにかすることもできなかったことが、後にP.T.A.に加入する大きな動機になった。以後、節目のライブには全て行くことができている。

「中田さんに見捨てられなかったから、ここまでこれたんだよね。これって偶然だけど、必然と思いたいよね」(あ~ちゃん)

これ、今回初めて読んだ気がする。前後がないのでよくはわからないが。

現在進行中のアリーナツアーの追加公演の武道館4DAYSはどうしようか検討中。まあ必ず一つは行くだろうけど。

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2012年2月26日日曜日

スネオヘアー / 共犯者

スネオヘアーの16枚目のシングル「共犯者」2008 Epic Records をようやく買った。古本屋で200円で見つけて。01. 共犯者 02. トークバック 収録。

そういえば自分は2008年のバースデーツアー渋谷AX以来、ライブに出かけていない。「共犯者」のアウトロを聴いて素晴らしさとかっこよさに打ちのめされた。

ああ、またライブへいけるようになりたい。そういえばスネオは昨年ともさかりえと再婚したんだった。今年はなんとか都合をつけてライブで行きたいものだ。

スネオの作る曲はどれもポップでさわやかで尖っててかっこいい。もっとチャートの上位に来ないと日本の音楽シーンはますますおかしくなっていく‥。

2012年2月25日土曜日

MARQUEE Vol.55 彼女について私達が知っている30の事柄

Yui_marquee55

これも最近手に入れたので記事にしてしまおうと思う。このペースだといつネタが切れるかわからないが。いつもの自分の山師のカンで鉱脈を探すかのごとくブックオフの雑誌コーナーを左から右へスクロール。わ!? 400円だったけど即レジへ。

MARQUEE Vol.55(2006年6月発行)にただ1回、YUIがグラビアに登場したときのもの。First Tour 7 street SHIBUYA-AXのライブreportと、「彼女について私達が知っている30の事柄」という質問表とその解答、そして映画「タイヨウのうた」について少し。あれ?思っていたよりも内容が薄い。そして、このグラビアのYUIを見たとき、「ま、丸い!」って思った。最新ライブDVDのジャケットと見比べると、今のYUIは顔がシュッとなったんだなあって思う。このグラビアのときも幼くてカワイイが。

さて、一番重要なのは質問にYUIがどう解答したかだ。どうでもいい質問がほとんどだが、YUIを知る上で重要な発言のみ取り上げていきたい。「右目の視力は0.1くらい」「(自分の性格は)マイペース」「(好きな言葉は)リラックス」「(猫と話ができたら)テリトリーのことについて聞く」などの解答に混じって

Q10.今までで一番回数を聴いたと思う曲は誰の何? → A.「U2のStuck In A Moment You Can't Get Out Of 」

Q11.では最近、気に入ったディスクを3枚教えてください。 → A. ジェイムス・ブラント 「ユア・ビューティフル」 The Corrs 「Borrowed Heaven」 カーディガンズ 「ライフ」 ※昔のCDを掘り下げて聞いています。

Q12.特に好きな映画は? → A. ジブリ!!

Q13.ケイタイの着メロは? → A. カーディガンズのカーニバル

Q14.自分の曲で特にお気に入りの5曲をあげてください。 → A. 全部。

という、2006年春ごろのYUIを知る貴重な手がかりを得た。

そして、質問表とは別に「タイヨウのうた」についてわずか数行ふれているが、映画の中で特に好きなシーンとして

「最初に出会うシーン、横浜でのデートシーン。全部ですけどね。昼間の浜辺でのシーンは、薫が生きていてよかった!と実感していて輝いているので好き」 だそうだ。

最後に、質問表Q16.の解答を引用したい。YUIが他ではほとんど答えようとしない「好きな男性のタイプ」についてだ。その解答はこれ↓

Yui_q16

あらゆる点でちゃんとしてない俺、‥‥orz

2012年2月24日金曜日

YUIは26~27歳で結婚するらしい(占いによると)

Yui_tesou

涙に隠れた真実を
解き明かそうとするより
根拠もない占いのほうがマシ
(It's all too much)

きっと来年の今頃のことを話してみても
Ah~占いみたいに気休めにもならないってさ
(Winding road)

YUIは「占い」というものをどのように考えているのだろうか?上で引用した歌詞にそのヒントはありそうだ。自分は長年この歌詞は、てっきり「占い」というものをディスってる歌詞だと思っていた。

YUIの口から「占い」の話題が出たことはあまりないように思う。だが、BPASS 2006年4月号「YUIの赤いテレキャス Vol.8」では、YUI自身の希望で「占いの館」へ出向いて、過去から未来までいろいろと鑑定してもらっている様子が誌上に再現されている。女の子ってたいてい占いが好きだな。

自分はまったく占いというものを気にしたことがないけど。YUI自身が選んだ占いの先生という人がとてもしゃべって語る人で、占いの先生とYUIの字数が10対1ぐらいになっている。
「人の心を鷲掴みにできる星を持っている」「気性の激しい人」「相手をしっかり説得できる政治力の星も持っている」などを一方的に語っているのを聴かされているYUI 、
まあ、占い師って人生相談アドバイザー的なことが仕事かな。

で、自分が唯一聞き捨てならないと思ったのが、

「結婚線は…いい線が出ている。26~27歳かな。とてもいい結婚になると思う。」「子供は2人」に対してYUI「あっ、それはいいな(喜)」 のところだ。

そ、それは、ファンとしてはちょっと早いと思う。まあ、あくまで「占い」だ。これを本人はそれほど気に留めているとは思えないが…。

あと、「23才33才43才で歌の幅が広がる」「音楽以外に趣味を持つほうがいい」とアドバイスされている。23才というとHOLIDAYS IN THE SUNのときか?この占いは当たっているのか?ハズれてほしい。

また、「人を見る目で言えば、あなたは普通の人の何十倍もの視力を持っている」に対して、
「実際の視力は0.1とかですけどね(笑)。」
と答えている。おぉ、YUIの視力がどれぐらいのものか実際にYUIの口から発言があったことをこの記事によって知った…。
YUIは自宅では眼鏡姿だということを自分が知ったのは2007年の終わりの頃になってからだった。YUIは眼鏡姿を公表したことがないので、目が悪いことを知らない人が意外に多いようだ。

2012年2月23日木曜日

YUI メジャーデビュー7周年

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YUIが姿を現して今日でまるまる7年たった。自分はYUIがデビューしたときのことをなんとなくしか覚えていない。CX系ドラマ「不機嫌なジーン」を見ていたので、その個性的な歌声は自分の耳に届いていた。でも、どんな顔で、何歳ぐらいで、どんな人物なのかを知るようになるのはまだまだ先のことだった。坂道を転げ落ちるようにハマり込んでいくのは1年半以上先のことだ。上の写真はデビューのときのワッツインの見開き広告。「ギターを抱え、一筋の光を紡ぐようにうたう 凛々しき17歳」 YUIはデビュー時(前)からメディア露出には恵まれていた。

いつの間にかYUIは、このドラマのときの竹内結子と同じ年齢になっていた。竹内はYUIにとって光り輝いていたあこがれのおねーさんだっただろう。ちなみに竹内はこの年の5月には歌舞伎役者と結婚している。25歳で結婚したが1年ちょっとで破局を迎えた。ここはマネしてほしくない。ミュージシャンと無名な一般人が結婚すると、最近ではBase Ball Bearの関根史織やPOLYSICSのカヨのように「結婚してました」的な、事前になんら報道がないままのステルス婚になるんじゃないかと恐れている。(この2人の結婚を最近になって知ったときは本当にビックリした。)

そして、「Cruising ~HOW CRAZY YOUR LOVE~」のライブDVDが発売されることが決定した。そしてBlu-rayも出る。自分はBlu-rayレコーダーは持ってるけど、Blu-rayのソフトは1枚も持っていない。YUIが初となるのか?!ただ、自分のノートパソコンだと観れないのがなぁ‥。小回りが効かないのがなぁ。まあ、Blu-rayだろうなぁ。

2012年2月22日水曜日

山ガールまさみ

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これはどうやら昨年春に出た山ガール向けのファッション誌らしい。昨年12月ごろブックオフで300円で見つけてきた。長澤まさみかわいい!

しかし、後日別の店で105円で見つけてちょっとブルー。世間の雑誌の読者は付録のバッグを手に入れたらさっさと雑誌は古本屋に売ってしまうものなのか。別の場所でも105円で見つけた。

どうして長澤まさみが山ガールなのかというと、それは山岳救助隊を演じた「岳」による。自身相当なトレーニングを積んだ模様。いやぁ、すごい。頭が下がる。

女優というものは山という過酷な場所で演技に集中しないといけないし、かつキレイでないといけない。気圧が低い中、疲労と顔のむくみとも戦っていたというまさみ。それでもあんなに美しいまさみ。「ロープ1本に自分の命を託すってことがどうしても怖くて」「山の道具について知っていくうちにだんだんと信用できるようになってきました」 すごい!

自分もいつか南アルプスとか行ってみたい。でも、自分は重たいリュックは背負えない(笑)。
Masami_falo
そして、昨年3月に出たBarfout!の山ガールファッションページにも長澤まさみ登場。Columbiaとのコラボ。これは渋谷のブックオフで2ヶ月ぐらい前に250円でゲット。

自分は山へ行くときも普段着のフリースだ。スーパーで450円で買って7年は着ている。寝るときも着ている。

ちなみに、まさみが立っているこの滝は、水の流れの形状、岩肌の感じから、おそらく東京都檜原村の「払沢の滝」で間違いないんじゃないかと思う。水量が少ないので12月ごろかも。
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2012年2月21日火曜日

天狗滝と綾滝 またしても檜原村へ

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払沢の滝入り口から滝へ向かう途中に、木工クラフトのみやげ物などを扱う店がある。かつての村の郵便局風の建物だ。
そこからはるか遠くに一筋の光るものが見える。天狗滝だ。
これは備え付けてあった望遠鏡にiPhoneを押し付けて撮ったもの。

今日、この滝へ行ってきた。なんと1日間を置いてふたたびの檜原村。今度は一昨日とは別の友人T君に「払沢の滝へ行かないか?」と誘われて。自分は日曜に行っているのだが、滝は何度行ってもいい、と提案にのっかった。滝は行く度に姿を変えるものだ。

さすがに一昨日行ったばかりの場所へ行くのはテンション下がるでしょ、ということだったので、まだ行ったことのない天狗滝を提案した。T君は春から新しい職場へ行くことが決まっている。よし、行こう!11時に拝島駅で待ち合わせて、11時25分に武蔵五日市駅で下車。藤倉行きの11時50分のバスで460円、千足というバス停で降りた。
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しばらく舗装された車道を歩く。この登り道は南に面した斜面なのでずっと日差しがある。歩いていて早々に暑くなる。夏はこの道を歩くのは無理だな。ダウンを脱いでフリースになる。ゆっくりゆっくり歩いて、20分ほどで山道に入る。沢の水が目を楽しませてくれるいい道。日陰には雪が残る。沢の岩を縫うように進む。

この日は誰一人とも出会わなかった。滝を見に行くって、山へ行くよりも一段低く見ている人もいるかもしれないが、滝は秘境にあるのだ。その場所へ行くにはほぼ登山と同じか、もしくはそれ以上に辛い試練が待っている。遠くから見ると急な斜面に張り付いて滝が見える。やはりその場所へ行くには大変だった。
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山道を歩き始めて15分ほどで、この日最初の滝

小天狗滝だ。

以前は名前がなかったらしいのだが、これが天狗滝と勘違いして帰ってしまう人が多かったらしく、新たに名前がついたらしい。

水量もあってなかなかいい滝だ。男2人嬉々として写真を撮りまくる。
「滝マニア」なふたり。滝と出会うとしばらくその場所で過ごすのが我々の習わし。

この滝の左手にさらにこの上へ向かう道がある。
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急な岩を登り、眼下に見えてきた。ここから急な下り。岩肌を慎重に降りる。
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山へいくと、時として神を目の当たりにすることがあるが、これも間違いなく神の姿だ。

天狗滝 

落差は大きいものの、滑らかで緩やかな岩肌を流れ落ちるために、瀑布と呼ぶにはいささか不釣合いな静けさのなかの滝だ。

この場所は遠くからも眺められるように、ここだけは木立もなく、日差しが明るい。ここは暖かい。むしろ暑かった。30分ほどこの場所で過ごした。他に誰も来ない。我々で独占し放題。

ここでランチをいただいた。お湯を沸かしておにぎりとカップめん。なんと優雅な趣味だ。冬は虫もいなくていい。

この滝の右手にすごい急な岩を登る道がある。ひーひー行って次の滝を目指す。ここからまた10分先にもう一つ滝があるのだ。
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沢の道って歩いていて楽しい。この日は雪も残っていてさらに風情の感じられる道だ。
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見えてきた。「わお!」
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この滝も想像を超えた滝だった。

綾滝、すばらしい!その名の通りのいくつもの筋が滑らかに流れ落ちる滝だ。
祠もあるので参拝した。しあわせになれますように。この場所は寒かった。

見たこともないような巨大な岩に囲まれた場所だ。男2人大満足してまた来た道を下った。
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こんな道を歩いていく。慎重にルートを見極めて。ちょっと怖い。
そんな冒険の日々。俺たちゃ街には住めないからに~。
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そしてふたたび小天狗滝へ戻ってきた。いい滝なのでコーヒーを入れることにした。
滝のそばでお菓子をつまんでコーヒーを飲む。我々だけしかわからない大人の男の趣味だ。
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自分は2日前に来たばかりの払沢の滝へ歩いてたどり着いた。それほど遠くなかった。やはり寒さが緩んで、2日前よりは氷の張りが薄くなっていた

ここはすっごく寒かった。この日もちらほら観光客がいたけど、寒いのでみんな早々に退散していた。
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氷柱の具合も2日前とは違うような気がした。
寒いのでガスに火をつけて、暖を取りながらコーヒー。それでも限界に寒いので20分ほどで退散
帰りのバスの時間を見計らって滝入り口バス停へ戻った。何もかもうまくいったハイキングであった。

PS. この日は誰とも出会わなかったのだが、小天狗滝で謎の白装束で滝に打たれにやって来た一団がいた。見ちゃいけないものが来たと思ったのだが、これがどうやらオリラジのあっちゃんとテレビの撮影スタッフたちらしい。ものすごく顔が青白くテンション低かった。これが本当にあっちゃんだったのか?今後、テレビをチェックして裏を確認してみないことにはなんともいえない。

2012年2月20日月曜日

払沢の滝へ 日産LEAFを三井のカーシェアで

Img_7401 日曜日に友人と檜原村にある払沢の滝へ行ってみた。事前に特に調べなかったけど、ここ最近の寒さから推測して、凍っているんじゃないか?と。

昼ごろ出かけたけど、駐車場の空きがないぐらいに人が来ていた。みんな考えることは同じだ。

ここへ来るのは数年ぶり2回目だけど、あれ?こんなに歩くんだっけ? 人が多くて歩きにくい。

山道の左側の沢や淵が見えるが、特に凍っているところはない。う~ん、これほど寒くても凍ることはないのかな‥、と思っていたのだが、

「わお!」

流れている滝自体は凍ってないけど、滝つぼの水面は凍っている。

これほどまでに凍っている滝を見るのは初めてだ。


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周囲に人が多かったけど、iPhoneで、それなりに雰囲気のある写真が撮れた。

Img_7408 まあ、もっと雪が多い年もあるけど、今回は雪がないからここまで普通に軽装で来れた。手ぶらで。道がぬかるんでいることもなかった。

その後、駐車場へ向かう途中のドーム屋根の食事どころでうどん。

バス停の向かいにある「ちとせ屋」で豆腐とドーナツを買い帰路についた。













Img_7410 友人がとつぜん電気自動車に乗りたいといいだした。カーシェアというやつに申し込んで出かけた。すべてネットで手続きが済む。誰とも会わない。なんと、クルマの鍵もケータイで操作。世の中はすごいことになっていた。

さて、出発しようと乗り込んで電源ボタンを押す。まるでパソコンだ。あたりまえだが、なにも音がしない。静かだ。

だがしかし、ずっとピーピーと警告音が鳴るので、なんだろう?とずっと考えてしまい出発が遅れた。トリセツを読んでもわからない。ああ、コーンがじゃまでぶつかるよ、という警告音だった‥。

Img_7399 日産LEAF

名前は聞いたことがある。

エンジン部分を開けてみた。

こうなっている。

Img_7409 檜原村役場に充電スタンドがある。

おそらく公用車はエコ対応で電気自動車なのかもしれない。

びっくりするのが、その加速の感覚だ。

コンピューター制御のなめらかなインバーター加速。

まるで新幹線のような加速。慣れなくて戸惑う。いや、本当は気持ちいい加速なのだがガソリンエンジンのそれとはまるで違う!それに、静かすぎ!エンジン音がまったくないのだから。

Img_7398 右側が通常の充電用

左側が急速充電用(さしこみ口が大きい)

いやぁ、びっくりすることだらけだった。

世の中こんなことになっていたのか!って。

2012年2月19日日曜日

Go!Go!Guitar 2011年12月号 YUI巻頭インタビュー

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これも200円でゲット。とはいってもすでに出た直後に買って持ってるんだけど、まだAmazonから届いた袋を開封すらしていなかった。必要な部分だけコピーしたらさっさと二束三文でブックオフに売ってしまう人がいるんだなぁ。まあ、これに収録されている「Green a.live」のギター譜は重宝している。もう1冊は友人にあげてしまおう。

で、肝心のインタビューも読み応えがある。「HOW CRAZY YOUR LOVE」について本人の楽曲解説が読める。しかしここではギター学習者向け雑誌ということで、ギターについての質問への答えが重要だ。以下引用

YUIさんは普段、ギターの練習はどんな感じでやるのですか?
洋楽が多いんですけど、コピーしたりしています。いつも弾いているのはアラニス・モリセットさんの「ハンズ・クリーン」。3つのコードが変わっていくだけなんですけど、弾きやすいし、声出しの時には必ず弾いてます。あと、ビートルズの「ブラック・バード」。デビューする前にあの曲を覚えたときはうれしくてずっと弾いてたんですけど、今でもたまに弾いています。結構、いろんな曲を覚えて、耳コピーして延々弾いたり。
ギターの練習になるのと同時に、曲の構成など、曲作りの勉強になるところもあるのではないですか?
あると思います。ただのFでも、ちょっと違う音が足されてたりすると、こんな素晴らしい音になるんだ、指1本抜いただけでこんな音になるんだって、発見がたくさんありますね。ハナレグミさんの「家族の風景」のコードも大好きです。何で自分が先に思いつかなかったんだろうっていうくらい(笑)。
YUIがアラニスとビートルズが好きなことはデビューしたころから有名だ。具体的にどの曲で練習しているかの発言は貴重だ。

自分はアラニス・モリセットの歌い方がどちらかというと苦手だ。後のアーティストに多大な影響を与えた偉大なアーティストではあるが。
一方、ビートルズの「Blackbird」は大好きだ。Bonnie Pinkもカバーしている。きっとYUIの声にあっていると思う。是非いつの日か弾き語りで聴きたいものだ。

ハナレグミの「家族の風景」は一度だけ生で聴いたことがあるけど、心底からすごいミュージシャンだと思ったよ。いつかYUIが一緒に共演できたらいいなと思う。そして、「HOW CRAZY YOUR LOVE」でオリジナルアルバムとして5作目になることについて
あっという間ですよね。聴いてくれる人も含めて、たくさんの出会いがあって、たくさんの人々に支えられているからこそ、ここまでやってこられたんだと思います。

音楽が好きだし、音楽を聴くのも大好きなんですよ。自分の中に取り入れたいものに刺激を受けて、曲が生まれたりするので、これからもたくさん音楽を聴いて、おもしろいこと、楽しいことを常に試していきたいですね。
音楽を作っていく上で、デビューしたころから何か変わったことはありますか?
多分、デビューする前からほとんど変わっていないですね。録音する機材がMDからデジタルに変わったぐらいかな。昔はMDを持ち歩いていたので、鞄が重かったですけど。今は軽くなりました。でもリュックとギターをしょってMDレコーダーを持っていたころから気持ちは変わっていないと思います。
ここで語られる「デジタル(?)」が具体的にどういうものをいうのか不明だ。ちなみに、MDは世界でも80年代生まれのごく一部の日本人しか経験しなかったメディアだ。
YUIのTOKYOのPVにはMDウォークマン的なものが映っているが、世界のYUIファンは「何だこれ?」かもしれない。

しかし、いずれにせよMDを使った世代は「YUIと共通体験をすることができた!」と胸を張っていい。
ちなみに自分はラジカセ(ずっと使ってた)→パソコンでCD-R(ごく短期間)&ポータブルCDプレーヤー→iTunes&iPod(HDD取り込み)という音楽ライフを送ったため、いっさいMDを経験しなかった‥。
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これ、美人過ぎる。

PS. 自分も「Blackbird」の練習を始めた。3弦はずっと開放、2弦と5弦をスライドさせる。わりとカンタンかもしれないが、なかなか覚えられない。このギターに歌を乗せるのは、自分には難しい。

2012年2月18日土曜日

LOVE PSYCHEDELICO / It’s You

ラブサイケデリコが昨年の夏にシングルを出していたとは、これを見るまで知らなかった。ドラマタイアップでシングル発売。なんと5年ぶり。デリコのアルバムは今でもよく聴くけど、シングルを買ったのはこれが初めてだ。

これを買うかどうか迷った。たった200円だったのに。お金がギリしかなかったので他のものをあきらめて、カンでこれを選んだ。自分のカンは当たっていた。なんとカッコイイ‥。

音楽と言葉とボーカルとギターリフの融合の仕方がカンペキ!サイコー!前向きで感動的な歌詞だ。自分はまだ一度たりともデリコをライブで見たことがない。今年こそと思っている。

そしてさらに驚いたことに、Track2はクラプトンのカバー。英語歌詞をデリコ自身の芸術に昇華している。驚くべきレベル。

ともに4分に満たない2Trackのみの収録。割り切り方がいい。実は、同じ店でインストトラックとDVDが付いた初回盤も400円で売っていた。でも自分はこれだけでいいやと言い聞かせてこちらを選んだ。これでよかったと思っている。

2012年2月17日金曜日

PATiPATi 2008年9月号 大阪ファイナル

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そしてPATiPATi 2008年9月号を手に入れた。たまたま立ち寄った古本屋で105円で。

大前多恵による2008年のYUIの3rd Tour “oui”~I LOVED YESTERDAY~ の大阪ファイナル&ツアー総括レポートが載っている。 自分はこのツアーの大阪2DAYSとも行ってしまったので、書いてあることはすべて既知だが、紙面を読んで思い出したことが多々ある。

このツアーファイナルのポイントというと、1. カジさんへのモノマネ要求むちゃ振りが、観客の求めによって自身にハネ返り、慌てるYUI 2. ♪ポ~ニョポ~ニョポニョ 3. ホークスを裏切りタイガースのキャップをかぶってコール&レスポンス 4. バンドメンバーからの替え歌「Happy 3rd Tour お疲れ~♪」 だ。

左側の写真でYUIが着ているツアーTは今でもときどき着ている人を見る。この間の武道館でも着ている人を何人か見た。3種類のうち、この色が人気が高かったようだ。

こういう面白名場面は日本各地であったわけだが、それをもう一度見る方法がないのが悔やまれる。
ちなみに、YUIはこのツアーでまりもっこりを集めていたこともMCで明かした。

そしてYUIはこのツアー後、夏フェス出演をもって休養に入った。このときのセトリは以下の通り。あと、最近手に入れたロッキングオンJAPAN 2008年7月号からPIXの1ページ。上の写真とは異なる、3rdツアーのもうひとつの衣装。
2008.7.19 @大阪国際会議場 セットリスト
01. Laugh away
02. My Generation
03. Free Bird
04. CHE.R.RY
05. Find me
06. I will love you
07. SUMMER SONG
08. Understand
09. Namidairo
10. My friend
11. TOKYO
12. How crazy
13. Rolling star
14. No way
15. Daydreamer
16. Love is all
17. Highway chance
18. Am I wrong?
EN1. Tomorrow's way
EN2. HELP
EN3. OH YEAH
EN4. LIFE
EN5. Good-bye days

2012年2月16日木曜日

YUI と 大阪人

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Talking Rock! JULY 2008 に、YUIが2008年4月にfm osaka の深夜番組「トーキングロックレディオ!」に出演したときのトークの様子が誌上に掲載されている。吉川尚宏氏による編集とDJ。

話は楽しくはずんでいる様子だが、目新しい発言もないし、特に紹介したい箇所もそれほどない。今回、YUIは相手の話に対してのあいずちが、かなりの確率で「へー、すごい!」であることに気がついた(笑)。
まあ、それは置いといて、ツアーについて話がおよぶと、DJの「逆にお客さんからもエネルギーをもらうことがたくさんあった?」とのフリに
YUI「そう!ホントにその通りですね!ツアーは楽しくて、刺激に満ちていたし、お客さんからもいっぱいエネルギーをもたえたし。例えば、大阪だったら、ライブ中に、お客さんがたくさん話しかけてくるんですよ。」 
DJ「はいはい(笑)。まあ、関西はそうなんだよね(笑)。」

YUI「いきなり〝どないー?〟みたいな(笑)。〝たこ焼き、食べたん?〟とか(笑)。そのツッコミの多さに最初はものすごくビックリして(笑)。」「でも、1stツアーの時は、まだMCもよく噛んだりしていたので(笑)。逆にそういうツッコミに助けられたりもしましたね(笑)。」

DJ「あ、なるほどね(笑)。まあでも、確かに大阪のファンはどんどん遠慮なく突っ込んでくるからね。」

YUI「そうなんですよね。あれって、沈黙とかに耐えられない感じなんですかね?(笑)。」

DJ「いやいや(笑)、というかね、そういう体質なんだよね(笑)。」

YUI「あ、体質なんだー(笑)。へー。」

というように、関西特有のお客のノリにYUI自身も疑問を持っていたことがわかる。「沈黙とかに耐えられない感じなんですかね?」ワロタ。ただ、MCの合間に、水を打ったようにシーンとなる会場もどうかと思う。そして、地元福岡の場合だと

YUI「みんなが〝おかえりー!〟って言ってくれるので。やっぱ地元だし、うれしいなー、ありがたいなーって気持ちになりますね。でも、どこの街に行っても、私の中では〝ただいま!〟って気持ちになるんですよ(笑)。」

DJ「2度目のツアーの時に、それを強く感じたんじゃない?」

YUI「まさにそうです!どの街に行っても、〝ただいまー〟って言うと〝おかえりー〟って言ってくれるんで。それはすごくうれしいですね。うん。」
という楽しいひととき。今はインターネットラジオという便利なものがあるが、こうやって以前の地方局でのトーク内容を知ることができたのは貴重だ。しかし、この雑誌にYUIが登場したのはこれ1回きりになった。

2012年2月15日水曜日

ゴルトベルク変奏曲 GOLDBERG VRIATIONS

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昨年の11月ごろに、たてつづけにバッハのゴルトベルク変奏曲のCDを買ってしまった。この曲は大変人気の高い曲で多くのCDが存在し、いろいろと収集してしまう人も多い曲。

自分はこの曲のCDをチェンバロ2種とグールド3種手に入った時点で満足していて、新しい録音には特に注目してなかたけれど、ついぷらぷらと立ち寄ったブックオフで500円で見つけてしまったとなると、こいつを連れて帰らないと気が済まなくなる。

まず、現在もっとも人気のある英国のバッハ弾きピアニスト Angela Hewitt アンジェラ・ヒューイットがhyperionレーベルに残した1枚。ぱっと聴いてみて、それほど刺激を感じさせない演奏だと思ったけど、5,6回聴いているととてもいい演奏に聴こえてきた。

ああ、いま世界でこういうふうに弾くとバッハ演奏家として評価されるんだな、と感じた。なんだかバタバタと統一感を感じない箇所もあるけど、全体的に自然体。それほどメリハリとエッジを効かせない。
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そしてこれも1ヵ月後ぐらいに500円で出会ってしまい連れ帰った。アンドラーシュ・シフがECMレーベルにライブ録音した20年ぶりのゴルトベルクのCD。

何がいいって、このジャケットがおしゃれ。インテリアにもいい(笑)。

András Schiff アンドラーシュ・シフもバッハ弾きとしてとても人気が高いピアニスト。パルティータ全曲集があまりに自分にストライクなすばらしい出来でこれにも期待したけど、それほどには感じなかった。

これも「自由だな~」って感じさせる即興的リズムを感じたけど、いろいろ聴いてきた中でそれほどの刺激を感じない。長い曲だしライブでずっとテンション高い状態は難しい。でも、充分に楽しいバッハだ。何よりも音がいいし。

2012年2月14日火曜日

歌手新垣結衣のインタビュー記事

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年末、友人の家に入り浸った。自分が快適に滞在するためには自分も掃除に参加しないといけない。ゴミ屋敷部屋の奥底からこれを見つけ出した。月刊ソングス 2009年4月号 新垣結衣3枚目のシングル「piece」リリース時期のインタビュー

昨年、2011年は歌手としての活動がまったくなく終わった。ワーナーのサイトもなにも更新がない。これは悲しい。自分は歌手新垣結衣が大好きだ。人によっては考えが違うことを理解しているが、自分は新垣結衣が世界一かわいいと思う(笑)。まず雰囲気が素敵だ。柔らかい優しい感じ。ふわふわ何も力が入っていない。自然体だ。声が好きだ。こういう言い方は誤解されるかもしれないが、体型が好きだ(笑)。細い!横からみたら驚愕!ステージに映えると思うんだが。歌手新垣結衣への注目度が低いのはなんとかしたい気がする。今回、これを読んで歌手になったいきさつを知った。

「この曲(MONGOL800カバーあなたに)は、実は歌手デビューするかしないかを決める時、レコード会社のスタッフの前で歌った想い出の曲なんですよ。でもそのとき歌ったのは、MONGOL800の『あなたに』ではなくて。大山百合香さんがカバーした『あなたに』だったんです。当時、そのカバー曲が好きでよく聴いていたので」

ええっ?!これは初耳だった。「レコード会社の人の前で歌う」ってすごいプレッシャーだ。そこまでして歌手デビューしたのに、2007年に武道館デビューイベントをしたのに今の状況は寂しい。「piece」のような〝一途な女の子の思い〟への共感があるか?という質問に対して
「そういう気持ちは理解できます。でも、自分がそういうタイプかと聞かれると、その答えはNoなんですよ(笑)。恋をすれば、もちろんドキドキしたり、ソワソワしたり、寂しくなったり、切なくなったり‥‥感情は豊かになるんですけど、誰かを好きになったとしても、あまり取り乱さないという‥」
(意外と冷静?)
「そうなんです(笑)。でもそれは、自分でブレーキを踏んでいる部分も大きいのかな、もともと、すごく慎重というかビビリなので(笑)。感情が大きく動いて、それに振り回されるのがちょっと怖いんだと思う。だから、こういう情熱的な女の子を〝いいな〟と思う自分もいるんですよ。そこまで夢中になれたら、きっと違う景色が見えるんだろうなって」
なるほど、新垣結衣は感情の起伏がフラットなのか。女の子としてそれはいいね。あと、今後の目標に、車を買うことと犬を飼うことを揚げている。
「1つは〝車を買う〟ですね。去年、免許を取って車を買って運転するって言っていたのにまったく運転できていないので。もう1つは〝写真を撮る〟。20歳の誕生日に素敵なカメラをいただいたんですよ。デジカメじゃなくてフィルムなので、まだコツをつかめていなくて。そのコツをマスターしていろんな写真を撮ってみたいなって思っているんです。そして、最後が〝犬を飼う〟
「しーちゃん(ヒョウモントカゲモドキ)もとても大事な家族なんですけど‥‥やっぱり、愛情表現に限りがあるので。もっとこう抱きしめたりできる家族がほしいなって(笑)。それにね、犬は上京して寮に住んでいた頃からずっと飼いたいと思っていたんですよ。その頃から7~8年かけて考えに考えて決めたことなので‥‥決して衝動飼いなんかじゃありませんよ!! 飼う犬種もカニンヘン・ダックスフンドにするってもう決めていて。今は運命の出会いを待つだけなんです」
どうやらガッキーはその後犬を手に入れたようだ。ただ、車は買ったのかどうかは不明。

そして、これも掘り起こした

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恋空レンタル開始を告知するTSUTAYAのフリーペーパーだ。美しすぎるだろ、これ。それにひきかえ、映画が2回以上みるに耐えないクオリティなのが惜しい。

2012年2月13日月曜日

ギターウルフ / カミナリ ワン

Kaminarione 昨年のことになるが、渋谷に出かけてこれを手に入れてきた。Guitar Wolf / Kaminari One (Ki/oon 1998) だ。このバンドのシングルCDってあまり見たことがなかったので即レジへ。105円でゲットして、何度も再生して楽しむ。お金をかけないのが自分の休日スタイル。



ジャケットもイカしてるが、ぶっ飛んだ音楽もイカしてる。ベイベー ロケンロー だ。歌詞に何も内容がない(笑)。勢いのみ。もう感動する素晴らしさだ。アルバムとは別物のテイクだ。1. キャプテンギター 2. カミナリ ワン 3. モーターサイクルBABY 4. SLOW DOWN  の4曲爆音ハイテンションロケンロー!



いろんな音楽が存在する日本ってすごいと思う。



2012年2月12日日曜日

PATiPATi 2006.11 YUI的時間

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このPATiPATiも150円で手に入れた。最近のYUIを見ると、YUIがもう24歳であることを思い知らされる。ちょっと前まで自分にはYUIが中学生ぐらいに見えるときがあった。昔、オレンジレンジの人がMCで、「YUI ? あの子は8歳ぐらいだろ?」って言ってたことがあった。最近のインタビューなど読むと、震災以降は子供たちを守っていかないといけない的な発言もあるし、すっかり大人だ。

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YUIって一時期ほっぺがふっくらしている印象だったけど、こうして見てみるとやっぱり華奢なんだなって思った。

そんなYUIの2006年の時間に関するインタビューから一部引用。

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心安らぐ時間は?前はフトンの中でごろごろしてるときって言ってましたが。

「それは今もかわってないですね。ただ単にゴロゴロ、ダラダラしてるだけなんですけど(笑)。でもなんか、ソファの上でもフローリングの上でもなく、フトンの上がいいんですよね。全身の力が抜けていくっていうか、ラクになれる。」

ちなみに寝起きはいいほう?

「いいときとよくないときがあって。よくないときは結構くすぶりますね。起きた瞬間、機嫌がよくないときもあったりするので。」

機嫌をよくする方法はあります?

「いや、もう時間だけが頼み(笑)。」

逆に夜はどうやって過ごす時間が好きですか?

「音楽を聴いたり・・・。あとは散歩をするのが好きですね。知らない道とかを歩くのが好きなんで。といっても、そんなによく散歩はできないんですけど。でも夜はほとんど音楽漬けかも(笑)。ライブを観に行くか、仕事をしてるか、家で音楽を聴いてるか、だから。」

YUIは夜散歩してるのか。東京の治安は世界一だ。夜は写真とか撮られない。