2012年2月5日日曜日

草花丘陵から羽村堰まで

東京の西のはずれに草花丘陵という自然探索できる場所があるので先週、T君と11時近くになっていってみた。
毎日寒くて出歩かずカラダがなまってしまう。福生駅からあきるの市がわへ20分ほど歩き。酒屋の角を曲がると草花神社が見えてくる。
きつい石段をのぼると社殿がある。周辺の集落の神社を集めて明治期にこの場所へ建てられたもの。それほどの歴史はないが、石段からの眺めはすばらしい。
神社からほんの2~3分で大澄山の山頂だ。なんの苦労もない。山というよりは住宅の裏の丘。
それにしても寒い。風も吹いているので、軽くランチをして退散。
羽村市方面が見渡せる。
このハイキングコースは途中に激しく犬に吠えられる。ひっそり荒れ果てた民家の脇を通り抜け、道に迷いつつ朝日妙見堂にたどり着く。どう見ても民家だ。軽く参拝して足早に次へ移動。
友人T君が持参したハイキングガイドが我々とは逆の羽村からスタートする記述だったので、それに気がつかずにずいぶんと迷ってしまった。道標もあまりなくて迷いやすい。迷ったところですぐ脇に民家があるのだからどうってことないのだが。
まあ、いい大人がわざわざ歩きに来るほどのコースではないのは確かだ。
しかし、羽村市福生市青梅市への展望ができる。ながめのいい丘。
浅間岳山頂に東屋があったのでここでお湯をわかしてカップめんをいただいた。
周囲はゴルフ場だ。
草花丘陵とはいっても2月だと何も咲いていない。当たり前だが。
羽村神社から羽村市と青梅市の眺め。手前は多摩川。ここから先の道は雪が残っていて、道が泥泥で難所だった。靴を泥で汚した。
江戸の昔から河川を管理した産業遺産
カモ達と戯れる。人になれているので逃げたりしない。えさをもらえないとわかるとさっさと行ってしまう。
歩行者用の橋を渡る。
玉川兄弟の銅像。江戸時代にここから江戸まで玉川上水が掘られた。大工事だ。
羽村堰。江戸時代にここから四谷まで水路を掘るって大変だったと思う。
堰を守るために陣屋が置かれた。その場所がそのまま東京都水道局。東京の水道を守ってくれる神社。
羽村駅までの途中に、「大菩薩峠」で知られる中里介山の墓があったのでお参りに立ち寄った。読んだことないけど。中里介山は羽村の出身
寺坂を登り、青梅線羽村駅。この駅からこちら側はまだ昭和な感じ。我々は江戸時代からようやく現代に戻ってきた。
五ノ神まいまいず井戸。まいまいずとはかたつむりのこと。くぼ地の下に井戸があって、そこまでらせん状に降りて行く。
西暦800年ごろからあって、昭和35年ぐらいまで使われていたという。羽村には鎌倉時代から集落があった。わりと古い歴史がある。

まだ4時ぐらいだったけど、JAでネギをお土産に買い帰ることにした。そんなプチ旅行。

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