自分はこの曲のCDをチェンバロ2種とグールド3種手に入った時点で満足していて、新しい録音には特に注目してなかたけれど、ついぷらぷらと立ち寄ったブックオフで500円で見つけてしまったとなると、こいつを連れて帰らないと気が済まなくなる。
まず、現在もっとも人気のある英国のバッハ弾きピアニスト Angela Hewitt アンジェラ・ヒューイットがhyperionレーベルに残した1枚。ぱっと聴いてみて、それほど刺激を感じさせない演奏だと思ったけど、5,6回聴いているととてもいい演奏に聴こえてきた。
ああ、いま世界でこういうふうに弾くとバッハ演奏家として評価されるんだな、と感じた。なんだかバタバタと統一感を感じない箇所もあるけど、全体的に自然体。それほどメリハリとエッジを効かせない。
何がいいって、このジャケットがおしゃれ。インテリアにもいい(笑)。
András Schiff アンドラーシュ・シフもバッハ弾きとしてとても人気が高いピアニスト。パルティータ全曲集があまりに自分にストライクなすばらしい出来でこれにも期待したけど、それほどには感じなかった。
これも「自由だな~」って感じさせる即興的リズムを感じたけど、いろいろ聴いてきた中でそれほどの刺激を感じない。長い曲だしライブでずっとテンション高い状態は難しい。でも、充分に楽しいバッハだ。何よりも音がいいし。
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