2012年5月31日木曜日

佐々木希「天使の恋」(2009)

この人が容姿において日本人第1位かもしれない(極私的見解)。奇跡の秋田美人佐々木 希だ。
初の主演映画「天使の恋」を今まで何度も手に取ったものの、「おそらく絶対につまらない」と棚に戻す動作を何度も何度も繰り返してきた。ケータイ小説がいい大人の鑑賞の対象に耐えないのは目に見えている。

しかし、もう見たいと思う日本映画というものがほとんどない。消去法でついにこれを借りて見てしまった。心の準備はできている。心にトラウマを抱えた少女が本当の恋に出会ってやがて…、というマンガ的展開なの予想がつく。

予想適中。ラブサイケデリコの音楽にのせて、援助交際をスタイリッシュに描いて、それでどうする?!さすがケータイ小説は盛ってくる。
援助交際、イジメ、レズビアン、自殺‥なんでもありだな。原作があるからなのか盛り込みすぎで長く感じた。谷原教授との恋愛1本に絞って短くコンパクトにまとめてほしかった。

女優としての佐々木希を初めて見た。実際にお人形のように可愛い佐々木にさらにキャピキャピJKを演じさせているのが見ていて恥ずかしくなってくる。地下鉄ホームや図書館のシーンとか日本史のテストをオマケで100点にしてもらうシーンとか。
Sasaki_2
この人のスタイルのよさと美しさにはまったくスキがない。なによりも制服の着こなしが史上最高だった。
シャツの大きさ、スカートの丈、緩めたネクタイ、ヘアスタイル、5ミリのズレも許されない絶妙の完璧なスタイリングだ。
どのカットをとってもカンペキに美しい。こんなJKは実際には存在しないだろう。これを見るだけでこの映画につきあう価値はある。
Sasaki_9
ツッこんでやる気まんまんで見始めたのだが、肩透かし。悪魔の手口でクラスメートを援助交際に誘い入れる佐々木が非道。

心にトラウマがあってかわいけりゃ何をやっても許されるのか?宗教の勧誘みたいで怖い!と思っていたら案の定。援助交際で得た真の友情!こんなにスタイリッシュで輝いてる私たち!えぇ…。大人はどうしてこういうJK映画を作るのだろう?
Sasaki_15
谷原章介はさすがだ。ただ、ハンサムすぎて生々しいと思っていた。もうちょっと枯れた感じの俳優でいいかと感じたけど、この俳優ならではのコミカルな演技は見ていて楽しい。やはりこの佐々木と谷原の線でまとめたほうがいいと感じた。

加賀美演じる佐々木の女友達(恋人)が戦国武将Tシャツにテンションあがるところが可笑しい。うぉーー!って(笑)。
Sasaki_19
佐々木希鑑賞用動画のレベルを超えていた。声質と台詞回しが美しければもっとよい。素材がすばらしいので、もっと負荷のかからないしっくり似合った役を用意してあげてほしい。この人を女優として大成させられないと日本の大きな損失になってしまう。絶対つまらないはずだというスタンスで見たけど、意外に面白かった。

PS. 佐々木と友人たちが援交へ出撃する前線基地のカフェが一目で自分がよく知っているカフェとわかってびっくりした。

2012年5月30日水曜日

金田一耕助

シンガーソングライターの安藤裕子は横溝正史が大好き。自分も中学生ぐらいのとき推理小説ばっかり読んでいて、中でも金田一耕助シリーズが大好き。

ただ、その反動でその後まったく推理小説を読まなくなったし、その手のドラマとか一切見なくなった。金田一少年とか言語道断くだらない。唯一の例外が市川崑監督の石坂浩二金田一シリーズだ。これは時々見たくなる。

何がすごいかって、市川崑のほうが原作を上回ってしまっている。高校生ぐらいのときからそのことに気がついた。どうも原作を読んでも納得できないことも映画のほうがきちんと整理して、人間の行動として納得できることが多い。

金田一シリーズが何度見てもぜんぜん理解できなかった。凄惨な連続猟奇殺人が本当に恐かった。他の探偵や刑事がトリックやアリバイを暴くことに才能を発揮するのに対して、金田一耕助はただ方々に話を聞きに行くことで判明した事件の背景を提示する。これはショックだった。そんな探偵ってあり?理解するのに時間がかかった。

そして、人間的な魅力において他の探偵たちを凌駕している。他の探偵たちはどこか「俺、頭いいだろ」的な態度が見えるが、石坂金田一は人懐っこさと照れとはにかみがあって人間くさい。世界のどの国にも民族衣装姿の探偵なんていないのではないか。

そんな石坂金田一シリーズの中でも、最もよくわからない話だったのが「女王蜂」(1978 東宝)だ。今回、18ぐらいのとき以来の鑑賞。自分は人の話をよく聞かないので、ぜんぜん意味がわからなかったのだが、今回ようやく話がわかった。はっきり言おう。名作だ。

市川崑は同じようなキャストでこのシリーズを作り続けた。こんなこともめずらしいと思う。また岸恵子?って思ったけど、40代後半の女優としての円熟期のすばらしい存在感だ。あと、毎回ワンパターンに登場するワンポイント脇役たち、三木のり平、坂口良子、草笛光子、大滝秀治、加藤武‥‥、どの俳優もすばらしい。適材適所ワンパターンでそこにいてくれるって、安心感がすごい。今回、特に印象深い怪キャラ九十九龍馬を演じた神山繁の髪フッサフサのロンゲ姿にびっくり。
そして後日、シリーズ第5作病院坂の首縊りの家」も見た。これを見るのは子供のとき以来だが、これが一番わけのわからない作品だと思っていた。大人になってから見たらわかるかもと思ったけど、やはりどうも納得行かないことが多い。

過去4作をはオープニングの配役の示し方も違っていて違和感。自分には人間ドラマがいきいきとは理解できない。悲しい兄妹の取る行動が納得いかないし、展開もちょっと疑問。シリーズ全5作で5番目という自分の評価は今回も変えられなかった。それにしても、明治大正期の肉食男の強欲さってはんぱない。

キャストは当時のアイドル桜田淳子の演技がキレッキレで強いインパクト。白塗りの目がとろ~んとした花嫁姿が綺麗だ。そして若い草刈正雄がスーパーハンサム!自分は日本の映画史上この人がダントツ1番のハンサムだと思う。軽~いとぼけた若者を演じている。ちなみに草刈正雄の娘はセブンティーン誌のモデルをしている。映画とはまったく関係ないが。

PS. 最近になってセルフリメーク版「犬神家の一族」を見たけど‥‥失望した。まあ、そうなるだろうと予想していたから今まで放置していたのだが。細かいところだけど、深田恭子の眉毛が昭和22年じゃない!どうみても現代人が紛れ込んでいる。佐智が珠世を迎えにいくボートが一目で「こんなボートは昭和22年には存在しない!」と叫びそうになったわ。

オリジナル金田一の生首菊人形も滑稽だったが、現代の技術をもってしても今回のはさらに滑稽になってしまった。脚本もカット割もほとんど同じ箇所が多くて、そこにこだわってるように感じてたら、金田一が那須を去る場面は大胆に変わっていた。加藤武の登場はそれはそれで嬉しいけど、80近くになって警部として捜査の最前線にいるってありえない!

そして、石坂浩二だが‥、青年金田一が一気に初老になっている寂しさを感じた。市川崑は晩年にどうしてこんなものを作ってしまったんだろうか。でもまあ、今の若者たちにこんな名作があったという事に気づかせてくれたことは大きい。

市川崑は日本家屋を徹底的にきったな~く暗ぁ~く撮った点で偉大だ。日本人は高度経済成長までかまどで料理をつくっていた。家は暗く煤けて汚かった。そういうリアリティにノスタルジーを感じるのだが、CGでレトロ感だけ作りこんだりする映画が多いのはいただけない。誰かこのシリーズを本気で作ってくれる人がいてほしい。

2012年5月29日火曜日

仲里依紗「時をかける少女」(2010)

過去に、その時代のアイドルによって何度も映像化されてきた時をかける少女の中から、2010年の仲里依紗主演による映画を観てみた。

びっくりした。てっきり最新リメイク版だと思って見ていたら、完全オリジナルのスピンオフに呆然。なんだこりゃー!?って思った。筒井康隆はこれを容認しているのか?まあ、してるんだろうな。過去のどの映像作品も原作からかなり踏み出している。

まずヒロインが、オリジナル版ヒロインの娘になっているという設定にびっくり。2010年から1974年の「土曜日の実験室」にタイムスリップする。あのラベンダーから作られる薬によって。

70年代の描写がみごとだ。タイムリープのCG映像は90点は取れてないかもしれないが、鳥を追いかけるところとか新機軸を打ち出していて80点は与えていいと思う。脚本も演出もアイデアもすべてが視聴者を上回った。降参だ。

そして、アイドル映画としてカンペキ。この主演女優のファンにとっては宝物のような映画になっただろう。ヒロイン仲里依紗が魅力的だ。いろいろな表情、いろいろな見せ場がある。アイドルを魅力的に見せる仕掛けが満ち溢れている。新たな「時かけ」ヒロイン像を打ち出していた。

そして、あの未来人ケン・ソゴルとしてミュージカル界の大スター石丸幹二が突然現れてびっくり!なんと映画初出演!たまげた。ハンサムで浮世離れしていて、この人より未来人役がぴったりな人は他にいないだろう。立ち姿とか、バスを追いかけるヒロインを引き止めるシーンとかなにもかもビシッときまっている。

そして少女時代の芳山和子役の石橋杏奈のあまりの可愛さに参った。まるで10代の吉永さゆりのようだ。清楚で可憐だ。
本来ならこの子で1本撮ってもよかったはずだ。唯一の不満は、何で母親が原田知世じゃないんだ?だ。安田成美ではかなりキャラが変わってしまったように感じた。

原作が古典的名作で、どう撮っても味わい深い作品になるが、これも例外じゃなかった。不思議な物語だ。映画としてはストーリーがそれほど完成度が高いと思えないが、80点は与えていいと思う。
期待してなかったけど、見てよかったといえる。原田知世版も見ているほうが望ましいが、見ていなくても楽しめると思う。

どんなに思い出そうとしても思い出せない記憶にない物の正体が、この映画を見てわかった気がする。きっと未来人が俺の記憶を消しているに違いない。
PS. 1週間後にはアニメ版「時をかける少女」(2006)を見た。またしても「時をかける少女」とは名ばかりの完全オリジナル作品になっていて口あんぐり‥。そしてヒロインの声を担当したのが上の映画で主演を務めた仲里依紗だが、さらにさらに質の高い脚本になっていて、映画として表現の限界を超えていた。
この映画はかつてYUIも「いい映画」と褒めていた。自分が長編アニメ映画を見たのはジブリ以外だと子供の頃以来だ。
参った。完全に見る側を製作側が上回っていた。タイムリープするときの音楽がバッハの「ゴルトベルク変奏曲」だったのが新鮮だった。

開始早々「スカートが短すぎるだろ!」とツッこんでしまい、「お父さんか!」と一緒に見ていた友人にツッこまれてしまった。

あまりに脚本がすばらしくて、これを自分の理想のキャストで実写化できたらなぁって思った。そしたらもっと神だったのになぁって思った。

2012年5月28日月曜日

CUTiE 2008年5月号のYUI

Yui_cutie0805

これはCUTiE 2008年5月号
「I LOVED YESTERDAY」のインタビューだが、やはり内容が薄いので、一通りインタビューが終わったあとの「ちなみにYUIさんの昨日は?」という質問への解答のみ引用したい
「自分用の透明なイヤーモニターを作って、ツアー用のギターをいっぱい触らせてもらって。昨日も充実した一日でした(笑)」

今日はどんな一日ですか?
「アルバムのプロモーションで、ずっと撮影やインタビューをしてますね。普段はあまり着ない色みの洋服も多いんですけど、水色や明るい色の服を着ると心がワクワクするし、すごく楽しめてますね」

今作のジャケットも含め、デニムにTシャツのイメージがありますけど、ワンピースを着ることは?
「挑戦したいんですけど、ちょっと不思議な気持ちになるんですよ(笑)。スカートをはくと、女の子らしくなっちゃうじゃないですか。着慣れてないから緊張して、借りてきた猫みたいになっちゃいますね(笑)」

PS. YUIのテレビ「fight」をみた。YUIが合唱練習中の教室を突然訪ねる→教室歓喜! の様子が微笑ましい。以前、大宮の高校生オーケストラを訪問したときの映像がデジャヴ。まあ、どこへ行ってもそうなっちゃうわな。

テンションあがりまくる女子中学生とか見てると、自分が失ってしまったものについて考えてしまった。生徒たちを見ているYUIの「綺麗なおねえさん」オーラがはんぱない。YUIを見つめる生徒たちの目にもそう映っていたに違いない。ナレーションは朴訥としていて10代のころのYUIとそれほど変わっていないようだ。

2012年5月27日日曜日

Perfume JPN Tour 広島公演をWOWOWで鑑賞終了~

Perfume_wow2

昨日の沖縄公演をもってJPNツアー追加公演が終了し、早くも翌日(5月27日)には4月1日の広島グリーン・アリーナ公演(自分はもちろん行けてない)を見ることができる慶び!自分でパスタを茹でてワインを用意して友人とテレビ前待機。わくわく。彼女たちのホーム広島公演が選ばれたのは感慨深い。うん。

まあ、完全ノーカットでとは期待していない。客いじりは完全カット。MCも大幅カット。だがしかし!三角スクリーン映像「JPNスペシャル」を見られるとは思ってなかった!ただし、会場で聴いたのとは音楽の印象がまったく違っていてびっくりした。会場はベースとフットドラムが相当でかいんだなあ。メドレーはカット。P.T.Aのコーナーはあり。ただし「上の歯」「ウルトラソウル」などはさくっと編集でカット。まあそりゃそうだな。あ~ちゃんが振り付け指導をひとつ忘れたシーンもあった。チームわけは「ぱ・ふゅー・む!」 FAKE ITの初公式映像キターー!!MY COLORも何と楽しい映像だろう。そして広島ならではのあ~ちゃん涙の感動MC。1時間46分大満足の内容だった。

今回WOWOWで放送されたプログラムは以下の通り。追加公演武道館セミファイナルあたりのフルDVD化を期待して待とう。

01. The Opening
02. レーザービーム
03. VOICE
04. エレクトロ・ワールド
05. ワンルーム・ディスコ
MC 「待ってたか広島ぁー!」
06. Have a Stroll
07. 時の針
08. 微かなカオリ
09. スパイス
10. JPNスペシャル
11. GLITTER
MC
12. ポリリズム
P.T.A.のコーナー
13. FAKE IT
14. ねぇ
15. ジェニーはご機嫌ななめ
16. チョコレイト・ディスコ
17. MY COLOR
アンコール
01. 心のスポーツ

2012年5月26日土曜日

Superfly 「孤独のハイエナ」

Superfly_songs2007
月刊Songs 2007年5月号にSuperflyデビューのインタビューを見つけたので105円で買ってきた。

多保孝一は早々に製作側に身を退いてしまったので、2人そろってのインタビューは数が限られている。松山という地方都市で音楽趣味の合う仲間を見つけるのが難しいと感じていたのは越智だけではなく多保も同じだった。
■バンドのメンバーを探すのって、大変じゃなかった?60~70年代の音楽に興味のある人って、それほどいないと思うし‥。 
多保「はい、全くと言っていいほどいませんでしたね。ゼロ(笑)。高校の時は完全にいなかったし、大学の音楽サークルにもほとんどいなくて。でも、最初はどうしてもバンドという形にこだわっていたから、無理矢理やってましたけどね。メタルが好きなドラム、ベースの人はパンクという感じで。」「2人でやる前からSuperflyという名前はあったんですけど(笑)、ここまで来るには、かなり試行錯誤がありました。さっきも言ったように、なかなか趣味が合う人がいなくて、思うようなバンドが組めなかったんですよ。で、だんだんと1人で作るようになってしまったんです。(作曲の)ソフト買って」   ~途中省略~ 

■越智さんも最初はバンド志向だったんですか? 
志帆「憧れはありました。私はまず、“ステージに立ちたい”っていう気持ちが先にあったんです。自分の事を話したり、自己主張がすごく苦手なんですけど、たまたまステージに立った時に“ここが自分の居場所”っていう直感があって。とにかく気持ち良かったし、普段とは違う自分がいたんですよね。しかも、自分の歌を聴いてくれた人から“元気が出た”とか“刺激をもらった”っていう言葉がもらえる。ここだったら、私にも何かできるかもしれない‥‥そんなふうに思って」

バンドを組むって大変なんだな。みんながやりたいことが一致するって難しい。高校時代から60,70年代の音楽を聴いていた多保って‥すごい!そして、デビューシングルCW「孤独のハイエナ」についてのインタビューを得た。自分は2009年のSuperfly初武道館のとき、この曲が唯一の知らない曲だった。

多保「これは4年ぐらい前に作った曲なんですけど、最初から“ハイエナ”っていうキーワードがあって」  
志帆「そこから自分の思っていることを交えつつ歌詞を書いたんです。テーマとしては、初めて渋谷の街を見た時の事が大きいですね。若者が地べたに座ってたり、ポイ捨てしたり、ムダにうろうろしたり‥そういう光景が、ある意味ショックだったんです。多分、地方から夢を持って出てきた人も多いと思うんですけど、こんなふうに時間を過ごしていいのか?っていう思いも込めて」

なるほど、そうだったのか。自分はたまにしか渋谷に行かなくなった。人ごみが嫌いだから。確かにあの光景は初めて見るとショックを受けるかもしれない。最近もいるのかどうか知らないが。最後に、このころの多保孝一のヘアスタイルについて本人の解説

「フェイセズ時代のロッド・スチュワート」
だそうだ。

そして最近ちょっと前の「装苑」を読んでいたら、「これ、志帆じゃね?」という広告を見つけた。
Superfly_cosmicmarket
なかなか素敵な志帆だが、どこを探してもSuperflyの文字はない。

ところが、志帆の着ている服に関心の高い人には常識だった。おそらくFCに入っている人にも常識。自分は他人の常識を知らない事が多々ある。

志帆が着ているような服が欲しかったらCOSMIC MARKET

ここ数ヶ月の懸案だったSuperflyのFC限定ライブのZepp TOKYO公演も無事当選しお金も払い込んだ。後は何事もなく当日そこへ行けることを祈るしかない。新曲しかしないそうなので乗れるか不安。今年のライブの予定はいまのところこれしかない。

2012年5月25日金曜日

my bloody valentine / Isn't Anything

Mybloodyvalentine_ia
ブックオフではマイ・ブラッディ・ヴァレンタインのCDをほとんど見かけたことないけど、わ~い(^_^)/ 「Isn't Anything」(1988)を250円棚からゲット。これ、ほしくて探してたんだな。

家でよくみると、どうやらこのCDは1996年再発のCREATION RECORDS (made in Austria) 盤のようだ。最近またリマスター盤が出たりしてるから、熱心なファンはそっちへ行ってしまってるのかな?まあ、自分は盤の違いに関心ない。新しいほうが音がいいのかもしれないけど。誰かが手放したCDで自分には充分だ。

で、初めてマイブラのアルバムを手に入れたのだが、いくつかの曲は遠い昔聴いたことがある。なんだか懐かしい。シューゲイザーという言葉を初めて知ったのはこのアイルランド出身のバンドによる。シューゲイザーと云う言葉の意味はいまだによくわからないし他に知らないが、人にはこのバンドのような音楽と説明している。

まあ、ノイジーなギターの音がかっこいい。甘~い脱力ボーカルがへろへろと幻聴のように聞こえてくる。けだる~い夏の陽炎ゆれるアスファルトの道路を彷徨い歩いている感覚。不安な感じ。暗いっちゃ暗いが、何せかっこいいので、今でもこのCDは人気がある。これから大事に聴いていく。

そして‥‥注文しておいたリマスター「Loveless」「ep's」が昨日届いた。

2012年5月24日木曜日

CDでーた 2005年7月号 Tomorrow's way リリース

Yui_data200507

遠征先で立ち寄ったブックオフでCDでーた2005年7月号を105円で手に入れた。この年の6月22日のTomorrow's way リリースに先駆けた1ページのみのインタビューだが、もう書き留めておきたい新しい事実も面白いエピソードも特にない。以前書いたような内容だ。意外にTomorrow's wayのインタビューは数多く存在するんだなと思った。

さて、「タイヨウのうた」で雨音薫の父を演じた岸谷五朗はYUIを初めて見たとき、「捨て犬のようだった」と対談番組で言っていたが、メガネ親友美咲を演じた通山愛里は初対面のときにYUIを「ハーフ?」と思ったそうだ。このポートレートのYUIは18歳のときのものだが、そういうこともあるかもしれないと思った。こんな眼差しで何かを訴えるように見つめられたら、どう話を切り出したらいいのかわからなくなる。この美少女が「なんもタレついてこんめ~」などの謎の言語を話すとはイメージできなかった‥‥。

ここではTomorrow's wayにこめたテーマと、Last TrainについてYUIが語っている箇所だけ引用したい
「私も泣きたくなったり、逃げ出したくなったりするけど、自分の道を切り開くのは自分しかいないって思ってるんです。いつも自分自身と戦って生きていかなきゃいけないと思う。だから、この曲を聴いてくれた人が、苦しいときもあるけど、自分で道を切り開いていくことの大切さに気づいてくれたらなって思いますね」

「音楽で行き詰った時は、音楽の力で、真っすぐさを呼び覚ましたいっていう気持ちがあって。このLast Trainは、行き詰って体に力が入らなくなった時に、こんな曲がラジオから流れてきたらいいなって思いながらつくったんです。私の中で、最終電車はウキウキした楽しいイメージ。田舎から都会の天神までライブに行った帰りで、そのライブに触発されて、家に帰ったら私もギターを弾くぞって思ってる時、ですね。だから、この曲は自分で歌ってても、楽しくなってきて、どこか癒されるんですよね」
そんなウキウキソングLast Trainはもう長いこと演奏されていない。Tomorrow's wayも3rdツアー以来ごぶさただ。そろそろ夏フェスが気になり始める時期だが、ステージでまだ見ぬ過去の曲をやってくれたら‥‥「とろけて~♪ 消えてもいいよ~セブンスヘブン~♪」(©Perfume / SEVENTH HEAVEN) だ。

そして、YUIファンなら忘れられない美咲ちゃんこと通山愛里はどうやら2009年を最後に芸能活動をしていないようだ。今年で23歳になるはずだが、どこかで元気にしているんだろうか。

2012年5月23日水曜日

横川駅から碓氷峠まで

Img_0549 土日は天気がよかったので友人と関越道を北上し、横川駅前の「おぎのや」で釜飯を食べてきた。久しぶりだと思ったら、昨年清里で食べてたわ。今度は車なので釜も持ち帰った。一度これで米を炊いてみたい。

ここが「峠の釜めし」で有名なおぎのやの本店らしい。

Img_0550 横川駅って世間の鉄オタたちの血が騒ぐ名前らしい。平成9年に廃線になってしまった信越本線横川ー軽井沢の間は現在整備されてハイキングコースになっている。

Img_0551 まあ、ハイキングコースっていっても廃線跡が舗装されてこんな道になっている。歩いていてそれほど楽しいものでもない。日差しから逃げ場がない。風が通らなくて暑い!自分たち以外にも歩いている人が多かった。

Img_0552 30分ほど歩くと旧丸山変電所が見えてきた。


鉄道遺産だ。


かつては朽ち果てていたが、保存していくことになった。

Img_0554 こういうトンネルをいくつも通り抜けていく。


トンネルの内部はとても涼しい!


ヒンヤリしていて気持ちいい。

Img_0555 歩き始めて1時間


ようやくこの場所へ到達


かつて信越本線が走っていたレンガ製の橋


めがね橋


上を歩いて反対側へ行くと、下の道路に降りられる

Img_0559 明治の中頃に作られたもの


今となっては遺跡だな


多くの人がここで写真を撮ったりしていた。


暑くて思ってた以上にキツイのでここで引き返すことにした。

Img_0585 北軽井沢のキャンプ場で男2人キャンプ


酒飲んで、魚焼いて、カレー食べて‥


夜はすることないので寝る


標高が1000メートルほどなので、夜はやっぱりダウン着て寝た。


翌朝も浅間山が雄大に広がっていた。



Img_0588 日曜日は人生で初めて草津温泉へ行った。街の中心から硫黄をふくんだ熱湯がごぼごぼ湧き出している。すごい!


草津の湯は温度が高すぎるのでお湯を冷ます必要があるのでこういう設備がある。


西の河原の大露天風呂に入ってきた。いい湯だった。


草津は空気が爽やかでよかった~

2012年5月22日火曜日

あ~ちゃんでもメアド交換は緊張する

Perfume_whatsin0912

WHAT'sIN?ワッツイン 2008年12月号を105円で拾ってきた。新曲Dream Fighterリリースのインタビュー記事。この3人のトークは、いい大人が聞いても多幸感をもたらすほどの感動と楽しさだが、それは紙面であろうとも伝わってくるのだ。Dream Fighterの〈このままでいれたらって思う瞬間まで〉という歌詞があるが、その“瞬間”は訪れていませんか?との問いに
かしゆか 「ゆかはまだないです。今年はいろんな道を広げさせてもらえる機会が多くて。このままでも十分幸せなんですけど、もっと刺激的なことをしたいという気持ちが強いです。満足するのが怖いのかな。」

あ~ちゃん 「あ~ちゃんはこのままでいいです。忙しくもあり、学校も楽しいので。これ以上忙しくなって学校に行けなくなるのは悲しい。だから、今がいい。今を大事に生きていられてると思います。」

のっち 「のっちも、今がすごく幸せで、3人でいるのも楽しくて、このままがいいと思ってました。でも、この曲に『オマエ、このままじゃダメだろう』とズバッと言われた気がして、上に進まなきゃと思い始めたところです。」

あ~ちゃん 「私は最近まで『Dream Fighter』だったと思う。希望がたくさんあって、めちゃめちゃファイターだった。でも今はなんとなく夢がわからなくなってきてて。次に見たい夢ってなんだろう?『紅白』ってことなのかな。CDがもっと売れること?わかんない。歌にしてもそう。感情はいらないって望まれてやってるけど、だったら私がやる意味ってなんだろうって思ったり。うん、でも、武道館が終わったら、見えてくるのかもしれない。」

2012年になって、ついにあ~ちゃんの口から「世界」という言葉がとびだした。別に向こうのチャートで何位とか何枚売れたじゃないんだよ。世界のどこかで冴えない毎日を送っている人も、この3人を知るべきだと思うんだよ。手軽に音楽に触れる機会があればいいんだよ。

そして、C/W「願い」について
のっち 「勇気がなくて平行線になってることは山ほどあります。だから歌詞にすごく共感できますね。」

■なかなかそうはできないから「願い」になるんですもんね。

あ~ちゃん 「そうですね~。学校で先生に話しかけるとか質問するとかはできるんですけど、女の子同士、メール・アドレスの交換をするのに、すごい勇気がいる。緊張しちゃうんです。

■アドレス交換は、友達として一歩近づいたという証拠?

あ~ちゃん 「そうですね。ひとりいるんですよ。必修の英語クラスが同じなのに、今さらアドレス聞けないって子が。いつもキリッとしてるきれいな子。あ、だからなのかな(笑)。うーん、信じてないのかな、人を。」


あ~ちゃんはとても頭がよくて優しくて思いやりがあって、明るくて面白い、とてもコミュニケーション力が強い女の子だと思っていたけど、それでもそういうことがあるんだな、と新たな一面を発見したインタビューだった。最後に、これをやってみたいという夢はある?という質問へのそれぞれの回答を引用したい
かしゆか 「車の免許を取りたい!お金もかかるし、通わないといけないし、時間もかかるしというリスクは大きいんですけど、休日に『どっか行きたいな~』って思ったら、レンタカーとか借りて、ひとりで行けるから☆たまに乗るときに必要みたいな。電車に乗らなくていいですしね。電車と違って圧迫感もないし。車ってステキですよね~。」

あ~ちゃん ミルクレープをワンホール、カットして皮を1枚ずつはがして、『はい。はい』ってみんなに配って、パーティーしたい!絶対楽しいって~!中学生のときから3人ともこれが好きで、その頃からミルクレープって言葉を聞いただけでテンション上っちゃって、なんかうれしくなっちゃって‥‥(笑)。やってみたいですね。」

のっち 「空港のところにある、ベルトコンベア(手荷物受け取り場)に乗ってみたいです!ずっと乗りたいって思ってたんですよ。荷物置き場のところ。乗っかって、一周回って、裏がどうなってるかを確かめたいんです。誰かが乗っかって一周するのを映像でもいいから見てみたい。とにかくどうなっているのか知れればいい!小学生のときから気になっていたんです。」

のっちの答えが異常だ。この子、大丈夫か? そしてもう1冊、同時期にでたCDでーた2008年12月号も105円で拾ってきた。 こちらは1ページのみでなにも紹介したい内容がない。

Perfume_cd0812

2012年5月21日月曜日

ZAZEN BOYS / HIMITSU GIRL'S TOP SECRET

Zazenhimitsu
ZAZEN BOYSのHIMITSU GIRL'S TOP SECRET を105円で拾ってきた。iTunesでとりこんで何回も聴いている。2005年の夏に出たCDだからもう7年前か‥。

でも、自分的にようやくZAZENが体に消化して取り込めるようになってきた。以前はぽか~んとなるだけだったが。もう最近はナンバーガールのことが話題になることもないしな。かといってZAZEN聴いているって人にも出会わないしな。

椎名林檎もYUIもZAZENが好きっていってた。数年の時差で自分のツボにヒット!鋭角に切り込む変態ギター!誰もマネできない狂気の音楽。それにしてもジャケットがキモい。HENTAI TERMINATED →HARD LIQUOR の流れを初めて聴いて、笑わずにいられる人はいないと思う。何がしたいんだよ!?って。

これがBGMでかかっていたら気になって何も集中できない。とにかくヘンテコだが‥鳴っている音はヤバい。キレまくり。テンションあがる。HENTAI TERMINATEDをグーグルで翻訳したら「変態終了」だった‥。

PS.  YUI Diary 5月5日にYUIと向井秀徳と星野源のスリーショットがあって驚かされた。面識があったのか‥‥。

2012年5月20日日曜日

CRAZYという言葉が大好き

Yui_mina1112

mina ミーナ 2011年12月号を150円でゲット。欲しいのはたった1ページ。おしゃれさんやねぇ。「HOW CRAZY YOUR LOVE」の雑誌プロモーションが多すぎて、追い求める者にとっても過酷だ。このファッション誌にYUIが過去に登場した記憶がない。ではまた、YUIの何もかもが気になるという人のために、一部引用
タイトルにある「CRAZY」って、昔から大好きな言葉なんです。ロックな雰囲気があるし、悪い意味にも、いい意味にも、いろんなふうにとらえることができる‥‥。今回のアルバムは、恋愛だけじゃない、広い意味でのLOVEがテーマなので、いろんなふうに愛っていうものを受け止めてもらいたくて、このタイトルにしました。

「Cooking」は、好きな人のために苦手な料理を頑張って作るけなげな女のコの歌。実は、私自身も料理は苦手。得意料理は‥‥水炊き?材料を切って入れるだけなんですけど、愛情はちゃんと込めますよ(笑)。

料理は苦手だけどアウトドアはけっこう得意!しかも思い立ったら即行動派ですね。休日は友達とドライブに出かけたり、キャンプしたり、旅に出たりして、アクティブに過ごします。自然の中にいると、心がスカッと晴れてシンプルになれるんですよね。「no Reason」は、そんなふうに、大好きな人と過ごす〝心の充電日〟を歌った曲。秋のドライブにぴったりです!

同年代のminaの読者のみなさんがこのアルバムをどんなふうに聴いてくれるのか楽しみ。どの曲も私の等身大の気持ちなので、きっと共感してもらえると思います。まずは試聴だけでもしていただいて‥‥気に入ったら、ぜひ、おうちに連れ帰ってあげてください(笑)!

YUIはきっと営業の仕事もできるね。まだ買ってない人はぜひ買っていただきたい。アウトドアでは新宮の自然の中で育ったYUIの本領発揮。きっと新緑の5月は山へ行っていることだろう。YUIとキャンプかぁ‥。いいなぁ。
Img_9844

PS. 先日、下北沢に20年以上店を構えるカレーの名店に初めて入ってみた。下北沢のメインストリートから右へ折れた場所にある。

この店は某音楽プロデューサーのブログ(2011年6月17日)でYUIをスタッフご一行様が食事をしていたことが判明。ようやく行く機会がやってきた。

YUIが食べたものを同じように食べる。それがYUIオタ道。

Img_9845

残念ながら先客がいたためにYUIと同じ席では食べられなかったし、同じアングルの写真も撮れなかった。

しかし、野菜カレーを食べることができた。

わりと人気店で、昼飯どきを外して来たのにテーブル席はいっぱいになっていた。

2012年5月19日土曜日

小南泰葉

Kominamiyasuha 自分はまったくこの人を知らなかったのだが、GWにわざわざ新潟まで出かけた際に、GOLDEN PIGSでこの人のライブを見た直後、物販でこのCDを買った。本人が物販に出てきて自分と目が合った。ごめん。すぐ目を逸らしてしまった。

大阪や東京ではもうすでに固定ファンをつかんでいるらしい。このミニアルバム「勧毒懲悪」(2012 秘密結社Y人Yレーベル:タワレコ限定発売)1,500円は本人初の全国流通アルバムらしい。

まあ、タイトルが「世界同時多発ラブ仮病捏造バラード不法投棄」とか、「極刑」とか、「藁人形売りの少女」とかだから、その手の音楽だ。メジャーデビューするそうだが、それほど受け入れられる性質の音楽ではない。その音楽性の魅力をファンに訊ねたときに、きまって「世界観」と答える音楽はほとんどすべて苦手だ。この人の紹介を読むとたいていその言葉が見える。ただ‥‥、この人は支えないといけないと思った。パンクの道を進んで欲しい。

物販で藁人形が売られていたのには笑った。その人形を「カワイイ~!」と即買いしていた女の子ファンたちにも笑った。TシャツがSとMしかなく、Mも自分には小さく、しかもうすピンク‥。まあ、着ないわな。買ってしまったので部屋で着よう。

PS. 日経エンタテインメント!誌の連載でマーティがこの人に「衝撃を受けた」的なコメントを書いている。確かにボーカルがカッコイイ。

2012年5月18日金曜日

POLYSICS 15th P

Polysics_15thp POLYSICSが15周年をむかえた。通算1000本目のライブも盛大に祝った。だが、‥自分はこの祝祭のライブへ行けなかった。直前に買おうとしたらSOLDOUT orz  ここ1年ポリのワンマンへいけていない。おそらく30回以上はPOLYを見ているので約3%はライブに行ったと言える。自分はあのカヨ卒業の武道館で燃え尽きた感があって、最近は以前のようにスーパーヘビロテというわけにはいかなくなっていた。

以前はシングルに至るまで新譜が出ると必ず初回を予約して買っていたのだが、このNewアルバムは見送っていた。ようやく聴いたのだが、‥これはとてもいい!ハヤシの楽しいアイデアにあふれた、多くのPOLY友の愛にあふれたすばらしい1枚だ。


Mix Juiceでのチャット橋本絵莉子の歌唱がかわいい!


ムチとホース聴いて、「ハヤシに競馬の趣味あったか?」って思った。


お前ら全員酔ってるだろ!と思った友達ケチャに抱腹絶倒!


POLYファンのチュートリアル徳井が参加した明るい生活もユニーク。


MECHA-MANIA BOYではついにDEVOとコラボ。小島麻由美,ユウの昭和テイスト歌謡な 1.2.ダー! そして、783640 featuring 三柴理の異様な楽しさ!結果、すべてヘビロテ!参った!


カヨが卒業して人気が下降線をたどるんじゃないか?という心配は杞憂だったようだ。どんどん新しいファンも開拓しているようだ。最近のPVがそれほど好きじゃなかったので初回盤を見送ったけど、そのうち出合ったら買うと思う。


2012年5月17日木曜日

oricon style 2008 3/3 YUI BOOK in BOOK

オリコンスタイル誌にはYUIは何度も登場していて、一体どのぐらい登場したのか自分も把握できていない。
2008年のNamidairoリリース期にBOOK in BOOKでグラビア&インタビューというファンだったらみんな買っていただろう1冊。

YUIが出ているからって特にプレミアがついたりすることはないので、音楽雑誌を扱っている古本屋とか、オークションサイトとかAmazonマーケットプレイスとかで入手できると思う。
神宮外苑で撮影されたYUIがかっこいいじゃないか!インタビューで引用したい箇所をあげるとすれば、

「涙色」とはどんな色なのか?という疑問について書きとめておきたい。インタビュアーの「涙色のときって青い空も悲しく見える」という答えに対して、
YUI「そうですね。かけ離れているというか、遠い感じがしますね。そういう涙色のときに街を歩いたりすると、普段は目に入らないものが見えたり聴こえたりするじゃないですか。たとえば水溜りとか。振り返って見上げる窓の灯りって、普段『じゃあね』と帰ってるときと、涙色で振り返ってみたときと違いますよね。」
YUIちゃんは気が強い女の子だと思われていると思うんですけど‥‥。
YUI「そうなんですか?(笑)いや、弱いですよ。すぐに〝もう無理!〟って思っちゃいますね。」
弱音を吐いたりすることもある?
YUI「場合によるかな。その弱音を、あとでちゃんと解決できるなら吐いてもいいと思うんですけど、どうにもできない弱音を口にすると、自分も沈んでいっちゃう気がして怖いですけどね。だから、あまり言いたくないです。」
そのセルフコントロール、心のバランスを取ってる感じがしますね。
YUI「そうかもしれない。自分ではゼンゼン意識してなくても、無意識でそうしてるところもあると思うんです。」
YUIが思う、大切な人との理想の関係とは?
YUI「やっぱり、無理しないでいれるのが1番ですよね。あとはお互いに影響し合える関係っていいと思うんですよ。自分が持って無いモノを持っている人には刺激されるし、たとえぶつかり合っても、それで答えが出るならそうしたほうがいい‥‥気がします。」

この雑誌でもファンからの20の質問にYUIが答えるというページがあるので、おもしろいものだけ取り上げておきたい

Q2.  よく口ずさんだりする曲は何ですか? → 最近は、ニーヨの「Because of you」とか。いつもこの曲っていうのはないけど、新しい曲はすぐに覚えて歌ってたりするんですよ。刷り込みは早いので、1回聴いたらすぐに覚えて、しばらくそればかり歌ってたりします。

Q3. 最近買ったCDは何ですか? → クラフトワークです。

Q7. 最近観に行ったライヴで特に心に残ったのは誰のライヴですか? → 山崎まさよしさん。1人で大合唱してました(笑)。

Q10. 博多弁で好きな方言はありますか? → これ好いとうよ~。(これ好きだよ)

Q12. 絶対にこれだけは無理っていう嫌いな食べ物は何ですか? → らっきょとイクラ。らっきょは、キュイキュイって鳴るんですよ。あの音がダメ。イクラは味とプチっていうのがキライ。

Q14. 楽器以外で、最近買ったいちばん高価なものは何ですか? → CDのオトナ買い(笑)。

Q20. YUIさんが日課でしていることなどあったら教えてください。 → 毎朝、起きたらカーテンを開けて手を伸ばします。日に当たると目が覚めるって言いますよね?で、1回お布団に戻って暖まってから出ます。

このインタビューを読んだとき、「クラフトワーク」に驚いた。なぜ?!って。

そして、YUIがらっきょとイクラが嫌いな理由もおもしろい。音が嫌いってさすがミュージシャンだ。

あと、YUIはこの年の春、RIQUESTAGE6(大阪城ホール)で山崎まさよしと同じステージに立っている。舞台裏や楽屋でちょっとは話をしたかもしれない。

2012年5月16日水曜日

新緑の高尾山へ


もう何度目だかわからないが、日曜日にまたしても高尾山へ行ってしまった。この日は1年に数日しかないと思われるほどの空気の爽やかな好天だった。だが、ごらんの有様だ。山頂には居場所がないほどの人だらけ。もともと高尾山は都心からアクセスしやすい紅葉の名所で大賑わいの場所だったが、近年フランスのガイドブックにもイチオシとして取り上げられてさらにドカ混み。さらに日曜日のさわやかな好天という条件が重なった。

前の職場の3人で稲荷山コースを登った。やはり人が多いが歩きにくいほどの大渋滞ということもない。以前、T君とこのコースを冬に登ったときは休息もとらずにイッキの40分で登ってしまった。今回はゆっくりゆっくり2回の休息を挟んで1時間30分ほどかけて登った。

ちなみに、自分は過去一度もこの場所から富士山が見えたことはない。この日もなぜか富士山の方角にだけ雲が‥。

最近、「都市伝説の女」にも登場した高尾山。パワースポットとしても大人気。

飯縄大権現のからす天狗

自分は日本中の寺社仏閣を参拝してるなあ。なのにそれほど幸せにはなれていないなあ。

新宿からたったの370円でいける山

これは貴重だ。行く場所が思いつかないといつも高尾山へ行ってしまう。

でもまあ、こうして薬王院に参拝できるのだから何度来てもいい。

新緑を眺めながら歩いてお互いの近況などを話した。

天狗焼きたべた。

人が多すぎなことが唯一の欠点

そんなこんなな日曜日

プライスレス

2012年5月15日火曜日

宮古から花巻へ

釜石の仮設店舗のカフェで食べたカレーがあまりに不味くてびっくり (-_-;) というハプニングもありつつ、宮古へ入った。震災の被災地も記録的大雨の爪あと


市内のビジネスホテルにチェックインして、雨があがった街を散策してみる


駅でワインなどを買う


被害が出た場所とまったくない場所のコントラストを感じた。

ほんの小さな違いですべてを失う人とそうでない人の差がある

いろんなことを考えてしまい、暗い気分になる


翌朝は浄土が浜という場所へ行ってみた


なるほど、これは浄土だ


観光ボートに乗る


なんとか観光も回復することを願って


大槌町とか、被災地を通る

津波の被害がひどい地域

東北の太平洋沿いは壊滅したようなイメージでいたけど、海沿いでもちょっと高い場所はなにも被害を感じない場所も少なくない。

街がすべてなくなってしまった場所もあるのだが‥。人間って?自然って?運命って?


花巻の宮沢賢治記念館へ移動

駐車場からここまで坂道をひーひーいいながら登る

この施設のおかげで宮沢賢治の多くを学んだ

この人は地質学者でもあったんだな

びっくりするほど何にでも関心を持っていたんだな


宮沢賢治って、もし今の時代を生きていたら、ぜったいバンドをやってるか弾き語りをやってると思う。

チェロを習ったり、作詞作曲したり、法華経にのめりこんだり、地質を調べたり、凶作の予想をしたり、エスペラント語を習ったり、数学を独学したり、浮世絵を収集したり‥‥、すごく多芸で多趣味。びっくりした。


賢治がイギリス海岸と呼んだ場所だが

大雨の影響で濁流になっていた


宮沢賢治 享年37

この家で亡くなった


宮沢賢治と心で語らう

賢治先生 さようなら


さようならイーハトーブ

GWに遠くへ旅に出かけるなんていつ以来だろう?これが有名なGWの大渋滞か!という経験をした。

NHK-FMでYUIのラジオを聴きながら

ずっと車を運転してくれた友人に感謝だ。お互い眠らないように自分は助手席でYUIエンドレスカラオケだ。

1週間かけて回った東北は巨大だった。天候には恵まれなかった。