2010年7月31日土曜日

YUI@SETSTOCK 7月31日

Sp1050410 灼熱の広島から帰ってきた。YUIの2010夏フェス第2戦は広島県庄原市 国営備北丘陵公園でのSETSTOCK'10 だ。
朝4時30分に家を出発。その前の晩は大宮の花火大会に行っていてさらに過酷なスケジュール。飛行機で広島空港へ飛ぶと広島駅までリムジンバスで移動 さらに主催者が用意してくれたシャトルバスで2時間 ようやく11時すぎにたどり着くという よほど好きじゃないとありえない過酷な移動。
で、まず物販チェック。「・・・・。」やはりYUIグッズはすべて売り切れていた。じゃあサカナクションのTシャツを。初めてTシャツ買ったよ。今までは「これは着れない」というものばかりで買わないでいたのだが。タオルも買った。 そしてSETSTOCKのTシャツも購入。まあこれぐらいにしないとお金がいくらあってもたりなくなる。

さて、クロークに荷物を預けてメインステージのEAST STAGEへ。オープニングアクトのS.R.Sがちょうど始まった。まずは中ほどで観戦

サカナクションのライブにがっつり参戦するためにフロントエリアに移動。昨年末のCDJ0910以来の参戦となった。COASTもZEPPもチケットをハズしてからテンションが下がった状態だったので山口が登場するやいなや圧縮が始まりハードな激モッシュの戦場と化したのはラッキー!自分のテンションもMAX! いい年して高校生らと対等に戦ってきた。腕にモッシュあざとみみず腫れ。自分の知るところではサカナクションのライブでモッシュが起こるようになったのは昨年のロッキン。ちょっと以前とは考えられないぐらいにひどくなってきた。「ネイティブ」「セントレイ」「アルクアラウンド」でぐしゃぐしゃになり・・YUI待ちのヲタもたまらんとばかりに後退。ちょっと気の毒だったな。

そんなこんなで自分は3.5列目あたりまで前進。ただこの間、強烈な日差しがすでにボロボロになって立って待っている我々を襲う。飲料水の多くをすでに失ってしまいどうしようもない状態。1時間以上ひたすら忍耐。

YUIの開演時刻前になるとまいまいとアリサちゃんがサウンドチェックに現れたのでじっくり見ていた。まいまいは自身のブログ用にみんなを煽って写メでハイチーズ。 待っている間 となりのSTAGEから阿部真央のライブの様子が聞こえてくるのだが YUI待ちの人たちから「いいなあ・・」とのつぶやきが聞こえる。ああ、バカだなあ。こんな過酷な状況で待ち続けるよりも阿部真央のライブへ行けばいいのに。おそらくYUIファンとアベマファンはかぶる。

開演時刻になるとYUIバンドメンバーが登場。水鉄砲がうれしい。俺を撃ってくれーー! そしてHIGHERと同じ衣装のYUI登場に会場が地鳴りの歓声で答えた。HIGHERでは髪を後ろで縛っていたがこの日はストレートボブに戻った。

前回のようにアコギで1.GLORIA 2.CHE.R.RY 3.SUMMER SONG
ここで「ぶち暑かー あ、暑かーは博多弁と?」とYUI
メンバー紹介して後方に見える屋台がおいしそうだと感想を述べる
4.to Mother  ここで雲行きがあやしくなり「天気もつといいね!」
エレキに持ち替えて5.es.car 6.Rolling star 7.Tonight
そして最後にアコギに持ち替えて 8.Good-bye days で終了

あまりに過酷だった。サカナの1曲目が終わっただけで暑くて熱くて限界に達しその後はず~っと試練に耐えている状態だった。YUIが終わるとアクエリアスと爽健美茶をたて続けに2本飲み干す。そうしているとすぐにBASE BALL BEARが始まった!


Sp1050411 わりと初期の曲も交えてくれて 後方で限界に盛り上がって踊り狂ってやった。
食料を手に入れてユニコーンへ。さすが地元広島。すごくいい雰囲気ですごく盛り上がっていた。やはり夏フェスはこうでないと。HIGHERがブロック別チケットとかフロントエリアの状態がひどかったのと比べるとSETSTOCKは本当にすばらしいいいフェスだと心の底から思う。なにからなにまですばらしい!オーディエンスがすばらしい!

ナオト・インティライミを数曲チェック。ああ、この曲のひとなのか!あまり知らなかった。達川のモノマネですべってたのは痛手

神楽殿STAGEでyanokami。 ああ、矢野顕子だよ!見るの初めて!都会育ちすぎてセミや蛙の鳴き声のこともよくわからない!場の空気を変えていた。この時間帯がものすごく蒸し暑くて大変そうだった。レイハラカミが普通のおじさんだったのが衝撃!物販をさかんにおもしろいやりとりで宣伝していたのが印象的。この人がしゃべるの初めて聞いたよ。最大のヒット曲「ばらの花」の歌詞を矢野顕子がまったく思い出せなさすぎてワロタ。大人な音楽を堪能。

そして ふだんはあまり聴いていないTHE BACK HORN もほとんどすべて聴いていたよ。オーディエンスの盛り上がりっぷりがすさまじかった。

この日のトリは東京スカパラダイスオーケストラ。ものすごい盛り上がり!東京でもこれだけ盛り上がっているのはそうそうお目にかかれない。「すごいじゃねえか!」「どうして今まで出なかったんだ!」「来年も出たい!」「来年も呼んでくれ!」ってぐらいに後方から見ていて広島のオーディエンスはすさまじかった。SETSTOCK サイコー!

さて 我々はPride Of Lionsで絶頂の段階でシャトルバス乗り場を目指すことにした。帰りの大混乱を避けるために。真っ暗な道を歩きながらWhite Lightを聴いた。もったいない。

とにかく熱くて 暑くて・・ フェスに馴れているハズな自分にとっても過酷な1日だった。広島駅に戻るとちょうど野球が終わった時間らしくて駅がカープファンでごったがえしていた。ホテルにたどり着くまでに気を失いそうな瞬間がなんどもやってきた。広島の夜は蒸し暑い。ホテルに付くとすぐにシャワーを浴びてベッドに倒れた・・。

でも、SETSTOCK すごく雰囲気のいい夏フェスだった。いい夢見れた。これもほとんどすべて旅のコーディネートしてくれた友人のFの尽力のおかげ。感謝する。

2010年7月30日金曜日

Superfly@HIGHER GROUND 7月25日 福岡・海の中道

実はSuperflyだけを見るためにHIGHERの2日券を買ったのだ。そして本当にそうなってしまった。想像以上に暑すぎたというのもあるけど ちょっと嫌なことがあったのだ。まあ、なるべく早く忘れたいので思い出さないが・・・。 今年の夏フェスでSuperflyを見る機会は自分にとってはこれ1回のみ。

セットリストは以下の通り えぇ~たったの6曲ぅ~・・・

1. Alright!!
2. How Do I Survive?
3. Wildflower
4. Free Planet
5. タマシイレボリューション
6. Dancing On The Fire

ちなみに・・・ 自分は4曲目がイントロが終わってもなんという曲かわからなかったが おそらくNew singleの3曲目の曲に違いないと瞬時に推測した。自分にとって初めてFree Planetを聴いた瞬間だった。自分の周囲にいた人たちはほとんどSuperflyが初めてという人たちだったのに なぜかノっていたが そのほかの曲はノリが全然物足りなかった。How Do I Survive?の腕の動きはこうだって!と率先して示した。 だからぁ~ フロントエリアはそのアーティストのファンで固めないと・・・・ 見た目も盛り上がって見えなかったし・・・。Dancing On The Fireで踊り狂うイメージで遠くこのフェスまで来たというのに武道館やCDJにくらべたら全然なカンジだった。私はSuperflyのファンですよという姿をした人は完全にマイノリティーだった・・・。残念。

う~ん、でも越智志帆の可愛さといったらなかった。愛してる。毎回どの衣装も素敵だ。

2010年7月29日木曜日

YUI巡礼の旅 新宮 その2

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車で走ってすぐに印象的なカタチをした山が見えてくる。おそらくあれが御神体だろう。車を止める場所がわからずそのまま本殿までたどり着いてしまった。YUIみたいに石段登って来たかったのだが。念願の宮地嶽神社参拝。参道にはおみやげ物を売る店などがあり わりと有名な観光地のようだ。
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さあ、参拝。自分とYUIにいいことがありますように。
参拝がおわったら物販 物販~。社務所で「宮地嶽神社」手ぬぐいを買った。

ここで予想していなかったのだが、用紙を渡され住所氏名年齢と目的を記入?!祝詞?手ぬぐい代たったの300円で祝詞をあげてくれるらしい。
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巫女さんも 最近日本全国から若者がくるな~ って思ってるだろうね。海まで一直線の道。
いい風景だ。これ見るためだけに来てもいいね。
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残念ながら山門は修復中だった。YUIがPVで八ミリ回しながら歩いた場所。それだけで 大興奮じゃん?さあ、いよいよ海を目指してみよう。
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ここもすべてのYUI狂徒 あこがれの聖地 新宮海岸だ。海水浴シーズンだったので海水浴客が多かったです。
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暑かったけど海水浴場の駐車場からてくてく歩いてここへたどり着いた。YUIが「不完全な僕らに対する解答」で久しぶりの海にへんなテンションになるシーンの場所
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ちょっと変な走り方ではしゃぎまくるYUI。ww
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ここでYUIは曲の断片をつくったりした
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できたら冬にも来てみたい
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まあ ファンじゃなかったら ただの砂浜だけどね。YUIにとっても ファンにとっても大切な聖地。我々も守っていかなくては
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さあ、我々はついに聖地・西鉄新宮駅へ到達!頬を流れ落ちる熱いものが…。
券売機で入場券を探したけどそんなものはない。駅員さんに聞いてみると「写真をとるんなら入っていいよ」だ。親切にありがとう。
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誰のために 生きているの?インディーズ時代のデビューシングル It's happy line  のPVが撮影された場所。ただ、その後宮地嶽線が廃止されてしまったので風景は変わってしまっている
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このベンチですよ~。YUIが座って弾き語りしていたのは。感動~
右の電車がじゃまだけど、ここが終点なのでしばらくはどちらかに車両が止まっているのでしょうがない…
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YUI ってやっぱすごいよな~。よくこの町で音楽と出会ってここまでたどり着いたよね。奇跡だよね。
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ちょっとこのアングルでは写真がとれなかった
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YUIがもっとも幸せだった時期に通っていた新宮中学校。バドミントン部だったのは有名な話(注意、部活動は陸上部。バドミントンは学校とは別の安い会費でできるという活動であることが後に判明)
音楽を聴いて部屋でひざを抱えてノートに詩を書き始めたのもこのころ。
車でウロウロして中学校の写真とって…完全に不審車両だな。日曜日でよかったよ。
これを最後に福岡空港へ向かったのであった。またひとつ懸案をクリアしたのであった。

2010年7月28日水曜日

YUI巡礼の旅 新宮その1

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快適に1泊し9時過ぎに旅館をでた。さようなら! 

祇園駅から地下鉄と西鉄貝塚線を乗り継ぎ香椎駅へ。
ここって松本清張の「点と線」にでてくることでも自分にとってテンションアップポイント。 
この小説は中学1年のときに読んだ思い出の1冊。国鉄と西鉄の駅を商店街を通って歩く2人の刑事。今では風景がすっかり変わってしまっているが。
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ついに初めて「新宮」という地名が現れた。これだけで涙が出そうなほど感動。
YUIと出会わなければ新宮という地名を一生知らないまま過ごしていただろうな。
すべてのYUIファンが一生に一度は訪れたい聖地を目指す。その前にHIGHER2日目Superfly へ。 満員電車で向かいます。
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ライブが終わると香椎宮駅のレンタカーで車を借りてカーナビでWEST新宮店中華料理 へ。

国道を走って新宮町に入った時本当に感動した!この町でYUIは育ち生活していたのだ!YUIが見たのと同じ風景を見ている自分!そのあたりにYUIがいたんだと思うだけで感動! 
ああ、まるで懐かしい場所に帰ってきたかのような感情が込み上がってきた。
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レジ横にはYUIのサイン色紙が!全国から訪れるYUIファンたちへの配慮か。
It's all too much  と MY SHORT STORIES のころだからわりと最近も来ているのかな。
見覚えのある店内を奥へと案内される
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2品定食を注文 選ぶのはもちろんスーパイコ!
スーパイコって何かって?これもYUIファンの常識。酢豚をこの店ではこう呼ぶ。YUIの好物のひとつ。

ああ、YUIは16歳の時ここでアルバイトをしていたのだ。高校の授業料を払うために…。女性店員を眺めながらいろいろな思いが込み上がる…。泣きそうだ。
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「不完全な僕ら」でロッカーの鍵を返すために久しぶりにここを訪れてスーパイコを食べるYUIのシーンを見ながらスーパイコ。YUIとひとつになれた…。いい大人がなにやってんだか…。
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フェスと暑さに参っていたのでとてもおいしかったです。いつかまた2回目があるといいな。
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外装がちょっと変わってしまった。ファンじゃないひとにはまったく理解されない行動…。
さあ、次にわれわれはMufflerのPVに登場した宮地嶽神社を目指す。つづく。

2010年7月27日火曜日

YUI 巡礼の旅 博多

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長年の念願をかなえてきた。HIGHERついでに 博多&新宮町のYUIにまつわる聖跡をめぐってきたのだ。自分ひとりの力では無理なのでYUI友のFの尽力によるところが大きい。感謝する。

朝5時に家を出発。Fの車で羽田へ。7時30分発福岡空港行きに乗り込む。人生初の九州上陸。

YUI狂徒のイェルサレム永遠の都・福岡博多へ直行。ロッカーに荷物を預けてフェスへ。
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YUIのライブが終わるとそのまま博多の予約してあった旅館へ。祇園駅から徒歩2分 ビルの谷間の相当古そうな木造旅館 「山本旅館」へ。なんと1泊2人で4000円 呼び鈴押しても誰も出てこない…。その代わり犬が…。

Fが電話するとようやく年配の主人が現れた。ジャージ姿の女子高生が数人外へ出て行った。どうやら剣道部の女子高生が試合にきているようだ。この旅館はまさに立体ダンジョン。増築を重ねた建物。まずはフェスの汗を流そうと風呂へ。

ここの風呂は男女別れていない。2つあるほうの空いているほうを使う。湯面に女子高生の長い髪の毛が浮いていた・・。
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さあ、まず出かけた場所がここだ。事前にそれほど調査して出かけたわけではなかったので印象に残っている天神駅周辺のYUIのストリートライブの場所を探したのだが・・・・
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今ではまったく雰囲気の変わった場所になってしまっていた。地上へのびていく階段はいつも暗くて不安でなければならないのに…。天神駅の第7番出口 伝説の地
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うそだろっ!?ということでいろいろ探したんだけど、やっぱり他にはないよなあ…
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ずいぶんと明るくキレイな場所になってしまった。 ここの前の通りはずいぶんと人通りが多い。
こんな場所で弾き語りをやっていたYUIの勇気に感動…。ここを見れてうれしかったなあ。
他にもポイントはあるらしいけど詳しく調査してこなかったし、それほど思い入れがない場所はみることもなかろう…。
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これもファンにはおなじみSHIN SHIN
上のストリートからわりと近くにあるけどちょっとわかりにくいかな。友人のスマートフォンでばっちり到着。なんと上の階はバレエ教室だ。
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「不完全な僕らに対する解答」に出てきたラーメン屋。ここも伝説の場所
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過酷な猛暑のフェスの後だったので すっごくおいしかったです。
一口しただけで稲妻が走った。感動した。このラーメンを食べれただけで博多に来てよかった~
涙が流れ落ちそうだった。
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YUIが指差す先には…
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これがある!YUIのサイン色紙が3枚も!破格の待遇。
この色紙を見ながら食べれる席はHIGHERの帰りと思われるヲタに占拠されていた…。
すっかり博多の夜を満喫(これだけで?!)したので地下鉄で旅館へ戻ることにした
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そして YUIヲタにはすっかりおなじみ九州の味「ブラックモンブラン」 初めて見たぁ~
感動。普通にコンビニで売っていた。旅館の部屋に冷蔵庫がないので、一緒にロックアイスを買っていきゴミ箱を簡易冷蔵庫に改造。シャワーを浴びてからおいしく食べた。

2010年7月26日月曜日

本当は恐いHIGHER GROUND

Sp1050368 福岡の海の中道で行われている夏フェス HIGHER GROUNDに7月24日25日と2日間友人のFと参戦してきた。コーディネートをほぼやってくれたのはFだった。感謝する。

さて、2日間というのは正しくない。聴いたアーティストはたったの4組だったから。10-FEET と チャットモンチーとYUIとSuperfly とくに2日目なんかSuperfly聴いたらそのままさっさと帰った。こんなのありえないわ~と思っていたのだが 自分たち以外にも帰っていく人たちがいた! すごい割り切り方だ。

なんでこんなことになったかというと・・・ すべては伝えられないが フェスとして ロックのライブとしてつまらなかったから。いつもロッキンに行っている自分としてはこのフェスは完全アウェーなのだが、とにかくありえなかった。盛り上がって見えないのだ。

Sp1050369 大きな原因は 1.飾りにすぎないスタッフたち 2.フェスのコンセプト 3.東京と福岡の文化の大いなる相違  だ。 自分はてっきりロッキンや東京のライブハウスのようなイベントを期待していたのだが 有名な歌手とバンドを集めてみましたという歌イベントにすぎなかった。そして、特に3の埋めがたい溝が決定的だった。これを事前に知ってさえいれば・・・と後悔。

自分はがっつりライブに参戦するつもりで来たのだ。「勇壮な裸の男たちが1本の御神木を奪い合う汗の飛び散る肉弾戦」的なイメージだったのだ。モッシュとかダイブは危険だから禁止というのはわかるが 圧縮すら起こらないのはどういうわけだろう?そもそもスタンディングエリアは本当にそのアーティストが好きなハードコアなメンツが終結するエリアのイメージだったのに いる人たちは大きな荷物を持ち込んで場所取りし 我関せずとどっかり腰を下ろした人たちだらけ。長年ロッキンの「場所取り出番待ちは最低最悪」という教育を受けてきた自分にはものすごいカルチャーショック!

自分はいつものようにぐいぐいと前へ前へとぐいぐい前進侵攻していったのだが あれ? なんだかおかしい。「あれ?地方のフェスってこうなの?楽勝じゃん」って思った。 同行した友人は「空気の谷のナウシカ」というぐらいに空気を読むタイプなのだが 彼の説明によると どうやら福岡には福岡のルールがあるらしい。場所取り 出番待ち 荷物の持ち込み 入れ替え時もどっかり座って出る人を出させない などは普通なことらしい。 ライブは戦い!という自分にはまったく意外な展開! 周囲の視線がうさんくさい人をみるような目だったらしい。

その場所をとった人たちの権利は保障されるらしい。場所が空いているからとそこへもぐりこんだりはできないらしい。

そのことを聞いた時 「そんなの東京じゃあ やってけねえだろっ!」という反応をしてしまったのだが友人は「それぞれの土地の文化があるので尊重しなければ」という大人な答え。

そのことに気がつくのにまる1日プラス数時間かかったよ。どうしてだれも教えてくれないんだ?東京なら必ず誰か文句を言ってくるのに 福岡の若者たちは何をしているんだ??それにスタッフは何をしていたの? なぜ暗黙のルールを破っている自分を誰も注意しない?これも友人によると「注意したり文句言ったりして平和な雰囲気を壊したくなかったんだろう」という大人な答え・・。

それを友人に教えられてからテンションが一気にダダ下がり・・・・。ユニコーンもYAZAWAも見る気分をなくし 博多の宿泊先に行くことにした・・・。

もうこれ以上語る気になれない。プロデューサーのひとは何がよくなかったのか 多くの意見を汲んで考え直してほしい。誰が出るとしてももう2度と行かないだろうと思う。

10-FEETは今まで見たどのライブ映像より盛り上がってなく見えた。

Superflyは新曲を3曲もやってくれた。キレイで可愛かった。愛してる。終わったらくるっと向きを変えて帰ってしまった。もったいない。

チャットモンチーもよかったよ。

夏フェスはロッキンだけでいいように思えてきた。回を重ねるごとに検討改良されてきたこのフェスを尊敬するし いろいろ意見はあるけど 自由度が高いし オーディエンスがフェスというものを理解している。ロッキンはライブハウスの延長だが HIGHERは歌謡コンサートの地方回りに思えた。たぶん見に来ている人たちはあまりライブハウスには行かない人たちなんだろう。

2010年7月24日土曜日

YUI@HIGHER GROUND 7月24日 福岡・海の中道

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さて、YUIを追いかけて遠く九州までやってきた。
YUIの2010年夏フェス開幕戦のHIGHER GROUND

この日まで紆余曲折あったけど まずHIGHER GROUND YUIライブを思い出してみる。
スキマスイッチが終わってA-2エリア前のほうに行こうとしたけどYAZAWAタオル持った一団とKREVAタオル持った一団のせいでそれほど最前には行けなかった。泣き顔 

YUIが福岡出身ということすら知らない人たちだった。入れ替えのときに道をあけてくれないで平気でスタンディングエリアに座っているひとたち…常識ないなと思った。ブルーになったのでYUIが終わるとすぐ博多の旅館へ向かってしまった。もったいない。

16時30分の予定時刻をやや過ぎてSeaが流れて新生YUIバンド登場!ああ、アリサちゃんもいる!かわいい!ちょっと見とれた。

昨年のロッキンのような衣装。ただ、全員短パン!極端に脚の露出を嫌うYUIが?まさか…?! YUIは若者があまり着ないよな柄のプリントのロングのヒラヒラした衣装。髪を後ろで縛って丸顔が強調されたカンジ。う~ん、逆に驚いた。水鉄砲をオーディエンスめがけて打ちまくる。

まず、アコギをかまえてGLORIA 
そして 意外にもCHE.R.RY 「恋しちゃったんだ たぶん気づいてないちゃろ~」Ver.
おそらく、博多弁では「恋したったい」と歌うはずなので 途中でYUIが思いつきで変えてきたのではないか?この箇所でバッキーさんがニヤリ「やったな~」という顔をしたから。

このあと新グッズのフリスビーをオーディエンスめがけて投げるYUI
SUMMER SONG のあと「みんな元気しとっとね?」とYUI
クロちゃんギターで to Mother アコギVer.

ここでエレキに持ち替えてメンバー紹介。今村舞の両親が来ていることも紹介。
そして驚愕!の es.car → Rolling star → Tonight の意外な組み合わせ。 
また再びアコギに持ち替えての Good-bye days

YUI見るの初めて~っていうひとが多い感じだった。みんなYUIに魅了された様子だった。

YUIオタたちのマイノリティーっぷりが逆に衝撃だった。YUIファンは一目でYUIファンってわかる格好はしていない。

そして、やっぱりYUIは最強晴れ女!カンカン照り!いままでで一番日差しがキツかった。

セットリストは以下の通り

1. GLORIA
2. CHE.R.RY
3. SUMMER SONG
4. to Mother
5. es.car
6. Rolling star
7. Tonight
8. Good-bye days

2010年7月21日水曜日

わざわざ池袋まで・・・2日連続で・・

Yui_fpp_m 昨日猛暑の昼下がり池袋までこいつ(FLYING POSTMAN PRESS 8月号)を探しに出かけたのだがまだ7月号しかなく疲れてそのまま帰ってきた。

翌日職場の人がYUIファンの自分のためにとくにお願いしてもないのに1部もらってきてくれていた。感謝。その時初めて実物を見たよ・・。ただ・・表紙がちょっと汚れていて折れ跡も気になったので結局今日仕事が終わったあと自転車で池袋まで遠くひたすら遠く寄り道してもらってきた。蒸し暑かったし 夕刻の池袋の死ぬほどの混雑振りが悪夢。タワレコ池袋店 おお、YUIが来店していたのか!YUIコーナーにYUIのポラが!写真撮りたかったけど店内だし自重。

インタビューが充実。アルバムの解説と SEAの思い出(海で貝を採ってきて食べたこと) 近藤ひさし氏との衝突についての言及・・・ 是非読むべき。

2010年7月20日火曜日

小石川植物園そして池袋で買い物

Sp1050352 灼熱の日本列島 こんな日に買い物へ出かけたくなかったのだがどうしても必要なものがあって出かけた。某フリーペーパーが欲しくて池袋へ行ってみたけど 今日から出回るはずだったけど 歩き回ったけどどこにもまだ最新号がなくて徒労に終わった・・・。疲れた・・。

10年ぶりぐらいに小石川植物園へ出かけてみることになった。本駒込駅でT君と合流し開花間近といわれるショクダイオオコンニャク(スマトラオオコンニャク)を見に出かけたのだ。白山神社も10年ぶりぐらいに参拝した。

Sp1050354 孫文の座った石

暑い!今年一番暑い!11時ぐらいだけど35度はある

こんな日になにも出歩くことはないのだが

お互いに道が良くわからないけど

ところどころ休息しながら15分ほど歩く

Sp1050360 どかーん

何だ これ・・・・?

世界最大の花 「ショクダイオオコンニャク」

まだ咲いてないけど・・・

みんなこれ目当てにやって来てた

もういつ咲いてもおかしくないらしいが

Sp1050358 テレビカメラもスタンバイ

まあ花が咲いたらもっと人がくるし

今日しか来れる日ないし

まあ19年ぶりの開花直前が見れただけでもよし・・・

「死体の臭い」もかいでみようとしたが・・

花のにおいなのか見に来てる年寄りの臭いなのかよくわからん・・・・


Sp1050361 咲くとこうなるらしい・・・・

すごい臭いがするらしい・・・

まあこの日は炎天で園内を散策する気も起こらず アイスを食べたりお茶飲んだりしてすぐ帰ることになった。

茗荷谷駅へ歩いた

T君と分かれた後 池袋のABCでadidasのスニーカーを買った。5696円のやつと2848円の2足をまとめ買い。するとさらに10%オフ いままでの自分は 履きつぶす→買いに行く→その場で捨てる→履いて帰る というスタイルだったが これだと毎日同じ靴を履き続けることになっちゃうんだよね。洗ったりできないと靴の寿命も短くなるし・・。これからは2足で。


2010年7月18日日曜日

「YUI と ステレオポニーの出会い」オリスタ6/14

オリスタ6月14日号に「おっ!?」というYUIのインタビューがあった。

今まで自分が知っていた知識では、YUIとステレオポニーの初対面は「沖縄でレコーディング中のステレオポニーをプロデューサーつながりで知っていたYUIがふらっと突然訪問」というものだった。

これはステレオポニー側の証言
AIMI 「沖縄でレコーディングをしていたら、突然YUIさんがスタジオにいらっしゃいました…。最初は何が起こったのかわからずびっくりしました」
今回、YUI側の新証言を得た!初耳だった

なんと YUIは初対面の時 ゴーグルに浮き輪姿 だったというのだ!
YUI 「みんなの前に、一生懸命に浮き輪を膨らませてゴーグルに浮き輪姿で登場したら、シーンとなって。ちょっとびっくりしました(笑)。」
YUI 面白すぎ! 
YUIに関心のない人は知らないだろうが YUIって実はすごくおもしろい人なんだよね。

YUIには完全に「出オチ」イメージができていたのだが、YUIをガチリスペクトしている3人には笑いが通じなかったようだ。 
ものごとって双方向から見て初めて見えてくることがある。

2010年7月14日水曜日

YUI / HOLIDAYS IN THE SUN

Yui_holidays_3 さっそくこのCDを聴いている。実に2年3ヶ月ぶりとなったYUIのNew Album HOLIDAYS IN THE SUN だ。この2年間ずいぶんいろいろなことがあったなあ・・・しみじみ。これだけ長いブランクがあったのだから作風の変化があることは想像できたが やはり大きく変わったと感じる。

過去の3作「FROM ME TO YOU」「CAN'T BUY MY LOVE」「I LOVED YESTERDAY」は「10代からの絶大な支持」というYUIおなじみの接頭辞がぴったりな印象だが HOLIDAYS IN THE SUNは20代30代の大人のリスナーにも強くオススメできる1枚になっている。なんだろう?このJack Johnson的たたずまいは?


やはり まず恋愛テーマの曲から再生してみた。YUIらしくないタイトルの「Kiss me」が気になっていたのだが 歌詞を読みながら何度聴いてもよくイメージできない曲だ。謎が多い。今後の研究課題だ。


「Parade」と「es.car」はYUIの恋愛妄想少女的性格が出た曲だ。ロックスターYUIが近い将来に可能であろう渋谷や江ノ島でのデートをできる限り具体的に妄想した内容。たぶんこうなるというイメージができているんだろうね。きっと相手もイメージできているのだろう。


作風が変化したというが 「again」「GLORIA」「It's all too much」はあいかわらずYUIらしい聴いていて胸が苦しくなるLIFE SONGだ。こんな曲を書ける人も書く人もYUIしかいない。近年アコギを構えたYUIフォロワーが増えた気がするが今後数年このジャンルの第1人者でいられるだろう。中高生のハートをつかみ続けるだろう。


そして今回YUI初のセルフカバーとなった「I do it」だ。YUIが初めて他人(ステレオポニーAIMI)が作詞した曲を歌うことになった。 自分はこの曲が好きで前々から聴いていたのだが どういうわけだろう?5回ぐらい繰り返して再生してみたが 自分にはステレオポニー版のほうが数段よく感じる。YUIにしては歌唱にクセが感じられるし どこかぬるく思えてしまう。AIMIの歌唱のほうがストレートで力強く聞こえる。イントロの編曲も「これでいいのか?」と感じてしまった。近藤ひさし氏にとってステレオポニー版のほうがよくないとマズいのかもしれない。似たようなものになることを避けようとしたのかもしれない。今後も聴き続けていくのでイメージが変わるかもしれない。


「Driving Happy Life」も「Cinnamon」もライブで聴きたいいいカンジの曲。美しいしYUIらしい。


YUIのNew Albumを聴くと 自分は自分が暗い顔をしていることに気づく。毎回毎回YUIの才能に激しく嫉妬する。苦しくなる。 中高生のように「YUI サイコー!」とか脳天気なこといってられない。 YUIの個性と才能 音楽の深みと構成力 唯一無二の美しいメロディーと言葉のセンス そして歌唱 やはりすごいなと思う。


さて これから毎日iPod無限リピートで聴き続けて夏フェスに望むが 秋のツアーが今日のぴあ先行九州シリーズも 新潟に続いて連敗。 次は仙台があるが なんだか焦ってきた。