2017年6月24日土曜日

相沢沙呼「午前零時のサンドリヨン」(2009)

相沢沙呼「午前零時のサンドリヨン」(2009)という本を読んだ。2012年の創元推理文庫版。

高校1年生の主人公が、同じクラスのミステリアスなマジシャン女子に恋しつつ、学園内の日常の謎を解く…という本。

GW東北旅行の終盤、仙台付近で宿を見つけられず車中泊することになり、友人と暇つぶしに入ったブックオフで友人がジャケ買いした本。108円。
自分のほうが先に読んでしまった。

相沢沙呼という作家をまったく知らなかった。ツイッターとかで調べてみたらこの本は意外に若者たちの間で読まれているようだ。
だが、評価は割れている。

創元推理文庫なので青春小説でありながら多少は推理要素もあるんだろうなと読み始めたのだが、そんな要素は微々たるものだった。
この本で書かれていることの大部分は自分には居心地の悪い、暑苦しくて痛い、どうでもいいことに過ぎない。

世間的にはそれなりに評価されている本かもしれないけど、最後まで読んでみても自分には面白いと感じられなかった。不要だった。

2 件のコメント:

  1. 私もずっと相沢沙呼に関心はもてなかったです。
    でも近頃、角川文庫から出ている「マツリカ・マジョルカ」と「マツリカ・マハリタ」が予想を裏切って面白かったので、コメントしようとWikiを確認して相沢沙呼が男性だと知りました。
    勝手に女性作家だと思っていたから作品内容を好意的に感じたことは否めません。印象だけで本を読んでしまうほうが悪いのですが・・・。(有川浩も読むまでは男性だと思っていたっけ)
    ついでに、気になっていた藤真千歳を調べてみたら、こちらも男性だったのでショックでした!(でも「スワロウテイル」シリーズはいいですよ!)

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  2. ええぇ…、それはショックw 自分も勝手に女だと思ってた。

    マツリカ・マジョルカもスワロウテイルも表紙イラストに惹かれて読む人が多いみたい。それは本として魅力的。今後探してみよう。

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