2016年7月19日火曜日

黒島結菜 「時をかける少女」ロケ地めぐり~下田編~

いよいよ黒島結菜初主演連続ドラマ「時をかける少女」が始まった。
これまで2話が放送されたのだが、なにせ全5話のドラマにするためにかなり盛ってサイドストーリーを膨らませてる。

ドラマの脚本が自分のセンスとまったく合っていなくて見ていてつらい。
黒島が見れるという以外に自分にとって思いいれのあるドラマになってくれないだろうと予想。よって、第2話を見た段階でロケ地に行ってみることにした。
ドラマロケ地は広範囲に渡ってたくさんありすぎるので、ここへ行ってみたい!と思えるような場所を絞り込んで調査してから出かけた。

いつものようにロケ地ツーリズムを理解する友人と、連休最後の日、夜中の3時半に車で出発。
沼津→伊豆縦貫道→天城越えというルートで、下田に到着。
下田で最初に行った場所はここ。下田の代表的観光地・龍宮窟。これは誰でも見た瞬間に場所はわかる。
朝6時台だというのに相当に蒸し暑い。急な石段を下るとそこは閉ざされた砂浜。すでに外人の観光客が来ていた。

下田の海岸に面した道路に駐車できるスペースがまったくない。しかも海水浴シーズン(海の日!)なので駐車場は1日1500円。高っ!
だが、区営らしく駐車場の係員らしき人がまだ出勤していないようだ。係りの人が来たらお金を払おうと車を置いて、ささっと写真を撮って5分ほどで立ち去ったw
次に立ち寄った場所がここ。黒島といっしょにこんな青春がしたかった…というようなシーンだな。
ここも車をとめる場所がまったくない。なので、友人は車に残し、自分だけ降りてササッと写真を1枚だけ撮って退散。
朝の6時ちょっと過ぎだというのに、ただなんとなく海辺にいる人がやたら多い。
次に、時間移動できることを幼なじみに示す海岸。
ここが事前の調査で判明しなかったので、車でうろうろしながら探した。この場所も道が狭く、車をとめれる場所がまったくなく、自分だけ降りてササッと1枚撮っただけ。
砂浜への降り方がわからず、道路の上から姿勢を低くして撮影。なので画角も合ってないので上のキャプ画とあんまり一致していない。
このロケ地へ行く場合、海水浴シーズンを避けることが望ましい。あと、公共交通だけでロケ地をめぐるには相当に困難が予想される。
ようやく朝7時になったころ、下田の中心部をうろうろする。すでに猛烈に蒸し暑い1日を予感させる強い日差し。
ここだ!かなり昔の面影を残す地区だ。
この場所で我々と同じように写真を撮っている親子連れがいた。「時をかける少女」を見てやってきた人だったのかもしれない。
すごく日本的な風景。
すごく雰囲気の良い場所。周囲にはオサレなカフェなんかが並んでいる。
出発してから何も食べていなかったので、途中コンビニで買ったお茶とおにぎりをベンチで食べる。朝の7時20分ごろ。
いちおうこのロケ現場の近くにある了仙寺にも行ってみた。
嘉永7年、ペリーと幕府全権・林大学頭との間で、下田条約(日米和親条約の附則13条)の交渉が行われた場所。
この奥の左の墓地のさらに奥に駐車場があるが、知ってる人でないととてもこの先を車で進入していこうとは思えない。
幕末の画だと右手に鐘楼が見えるが、安政の津波で消失したらしい。そんな日本史の一場面にも出会えるのが下田。
下田編の最後は下田駅。第2話ゲスト出演の高月彩良が、数学教師への秘めた恋エピソードで登場。
ぶっちゃけ行くまでもなかったのだが、
後方から様子を伺う黒島のこのシーン
はい。黒島が触ってるバス乗り場の屋根を支える鉄骨はこれ。サビの形状からピンポイントで特定。
これが黒島が手をかけた場所。自分もそこに手を当ててしばらくそっと瞳を閉じる。
これこそがロケ地めぐり。自分が結菜をいちばん愛してる…。

このへんできりあげてまた沼津へと戻る。道の駅「天城越え」で木陰の駐車場に車をとめ1時間ほど昼寝。とは言ってもまだ9時ごろだが。
それにしても夏の連休の行楽客の多さをナメていた。朝の段階でとんでもなく人がいる。
ここの名物「わさびソフトクリーム」をいただいた。なんとその場でわさびを擦りはじめてバニラソフトにトッピング。びっくり。寝起きのわさびは頭がスッキリする。

次回、沼津編につづく…

2 件のコメント:

  1. 1話目は黒島可愛いという感想でしたが、第2話でこれはツラいなと思ってしまいました..。

    時かけは原田知世版とアニメ版と昔ドラマで内田有紀が主演していたものを観ていて、それぞれ印象深いです。

    ああいうストーリーなので、見せ方が大事になるんだなと思います。大林宣彦とか細田守ってやっぱスゲエんだなって思ってしまいました。

    今回のドラマは色々工夫しようとはしているけど、今ひとついいアイデアが出てこなかった、という感じがします。
    映像もキレイだけど、原田知世版の尾道のような心に残る風景ではないですね。


    この枠で黒島主演というのは大抜擢という感じだと思うので、ちょっと残念です。こういうキラキラした役より、リアルなストーリーの方が黒島には合っているのかなとも思いました。

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  2. 自分も第2話がキツかった…。全5話しかないのに、心臓移植エピソードなんて盛ってる場合か!って。
    ただ普通にやりさえすれば切なく哀しく感動できる原作の力があるのに。
    ツイッターでも酷評だらけなのは、細田版見た世代のハードルが上がってるからかも。
    黒島の元気バカキャラは新鮮でいいと思う。

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