洋館の山形

雪の湯殿山から山形市へ移動。たまたま立派な歴史的な建物がそこにあったので訪ねると旧県庁と議会。現在は郷土歴史の展示をしているので１時間ほど見て回った。

山形は明治の歴史的建造物が多いと感じたのだが、それは初代県令三島通庸という人による。廃藩置県当時人口が２万ほどで、鶴岡、米沢よりも人口が少なかった山形を、雪が少ないという理由で県庁所在地として強引に都市開発。薩摩から、天から降ってきた役人なので土木県令、鬼県令と地元の人々から嫌われた。

うーん、ぜひ映画やドラマで使ってほしい建物だ。山形が洋館の街だったなんてぜんぜん知らなかった。

議事堂、ここでコンサートとかライブとかしたらいいのに。って思ってたら、本当にここでコンサートが開かれているらしい。
この場所の隣に行けなかった湯殿山神社の里宮があったので参拝した。

山形の戦国武将は山形城主最上義光（もがみよしあき）。ごめん、自分その人知らなかったわ。
出羽の関が原合戦「長谷堂合戦」で上杉景勝重臣直江兼続が徳川方の最上を攻めた。
ごめん、それも知らなかったわ。
今は霞城公園として整備中で、櫓も再建

旧山形県立病院「済生館」がこの場所に移築。郷土資料館だが、明治の医療に関する展示がある。明治時代、山形各地から集まってきた皮膚病患者のスケッチが怖かった。
ドーナツのような円形の建物で正面に塔がある。

２階へ上がれる。面白い建物だ

だが、３階より上へは上がれない。かつて日本にこんな変な病院があったのだ

前日までの雨と風でお堀の一角に桜の花が吹き溜まっていた。
山形城址はものすごい勢いで復元整備中。

蔵王温泉に１泊。そして翌朝、新木場へライブを見に一路東京へ

という山形を発見したGWだった。