2013年5月19日日曜日

Cocco / ブーゲンビリア(1997)

Cocco_bougainvillea
このアルバムもめちゃめちゃインパクトが強い。1997年のアルバムだから15年も前になる。「首。」という曲で始まるが、
抱きよせて 絡まって
引き裂いて 壊したい
悩ましく 誘って
蹴落として 潰したい
あなたと見た海に
その首を 沈めたい
わお!いきなりこれ?「ずっと舐め合って濡れながら悶えたい」とか、1997年のJ-POP全盛時代にこれ?そりゃ、SPEEDとか聴いていて、いきなりこんなアルバムを買った少女たちにはショックだっただろう。
今の自分はYUIの曲を日々考えてるけど、この時代は多くの人がCoccoの曲のインパクトにやられていた。

2曲目は「カウントダウン」という曲だが、これが完全に浮気がバレた修羅場
さぁ 立ちなさい
撃ち殺されたいの?

その鼻をへし折って
倒して蹴り上げるわよ
言い訳が見物だわ
今さら何を言っても
遺言だけど
跪き手をついて
わたしに謝りなさい
力なくしなだれて
わたしを愛していると
つぶやきなさい。
す、すげえ…。たしかガッキーはCoccoの大ファンでカラオケでもCoccoを歌うそうだが、この曲を見つめながら歌われたい。

YUIにも浮気をテーマにした「Why?」という曲があるが、「悲しいな…」程度。Coccoの場合だと拳銃突きつけられて「跪いて謝りなさい」って…、そこまで違うのか…。

「ベビーベッド」という曲も詞と楽曲がヘビー。1997年の日本はとんでもない曲が流れていたんだな。

5 件のコメント:

  1. とあるバスケ部2013年5月19日 19:06

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    a roomもそうじゃないですかね?
    今度Rain/a roomの時の記事あれば、書いてほしいです!
    Rainの頃の雑誌まったく持ってなくて、YUI図鑑でも、Rainはアルバムのところに少しありますが、シングルの時は、ライターの言葉だけで、YUIさんの言葉がなくて…
    why?も穏やかな中に想いがこもってますよね…
    あなたを自分の気持ち・本心ととらえれば、
    「さっきから笑ってばっかりだね」は偽りの自分や作り笑い。
    深くて、とてもいい曲ですね_(._.)_

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  2. 川崎鶴見(有)2013年5月19日 20:16

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    昨日、コメントの返信でブロガーさんは「YUIはやっぱりマリア様イメージ?」と書かれてましたね。そう、画面の向こうの、戦火で傷ついた幼児たちに向って歌う「IKnow」
    「泣かないでお願い 可愛い わたしだけの坊や」
    このころYUI様は17歳になっていたかどうか。
    Coccoはサロメでしょう。
    「引き裂いて」「蹴落として」「潰したい」「海にその首を沈めたい」
    恋する男を手に入れるなら首を切り落とすほどの愛。
    Coccoは生身の情感を歌い上げるだけでなく、「男をさらって逃げる」人。
    「眠れる森の王子様」というタイトルからして男女が逆転している。
    このアルバムで私が好きなのは一番最後の「星の生まれる日」。
    わたしの肋骨(はしご)から空に上りなさい・・・
    それまでの曲でずっと男を追い詰めてた彼女が、許してくれる切ない歌です。

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    シングルRain のときはツアー中でYUIは取材を受けてなかったんじゃないかと思う。PATiPATiも宣材写真と大前のテキストのみだった。なので、a room も謎のままだなぁ。ラジオでも話してないと思う。
    I know はYUI全曲のなかでも特異なテーマを唄ってると思う。10代の切実な葛藤と隔たりがある。SDオーディションを受けるのは突然決まったというけど、この曲を作るにあたって、オーディションをちょっと意識して構えたところがあったかもしれない。YUIの聴いていた洋楽アーティストたちの歌っているテーマに影響を受けたのかもしれない。こういう曲も必要だと感じてたかもしれない。ま、このへんはまだ調査不足なのでよくわからないけど。
    Coccoはサロメか…考えたことなかった。

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  4. とあるバスケ部2013年5月20日 0:28

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    なるほど。ないんですか…(泣)
    Rainはツアーでも、終盤から新曲やりますって言って歌ったんですもんね…
    どれもYUIさんらしい歌詞で、シングルのなかでは、Rain/a room/ How crazyが一番好きですけどね…
    I knowはオーディションの時、この曲までを聴いて私をみてほしいと思って歌った。
    でも、その時は、YUI語で、歌詞はなくて…
    そのあと、スタジオで、テーマにまつわる映像をたくさん持ってきて、映像から浮かぶ言葉を実際に歌いながら歌詞にのせていったんですよね。
    それから、 当時、 アブリルを少しだけ意識して音づくりしていましたって、言ってましたよね。
    小さなものから大きなものまでの争いってよく言ってましたけど、
    私の解釈的には
    戦場のような立場(大きく全体的)と
    母子家庭で育った自分の立場(小さく個人的)
    の中での争いを重ね合わせて
    それでもわかってるから、I know I knowって歌うんだなと…
    どんな状況でも、みんながとりひとつだけでも、希望を持てたらそれでいい
    って感じかな?と…
    色んな葛藤が感じられますね…

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    これだけ短期間の間に本当によく知ってる!

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