2025年9月16日火曜日

久保史緒里「誰よりもつよく抱きしめて」(2025)

今年2月に公開の映画「誰よりもつよく抱きしめて」を見る。これもアマプラで見れるようになっている。
原作は新堂冬樹、監督は内田英治、脚本はイ・ナウォン。制作と配給はアークエンタテインメント。

主演は三山凌輝久保史緒里(乃木坂46)だと思う。三山という人をまったく知らないのだがたぶんエグザイル系の人らしい。何の予備知識もなく見始めて、最初は佐藤健かと思ってた。
あと、韓国人が韓国人役で出てる。この人はファン・チャンソンという人で2PMというアイドルグループの人らしい。この人のことも自分は何も知らない。
絵本作家良城は「空を知らないモジャ」という作品を書き、児童書専門店で働く月菜(久保史緒里)と同棲してる。だが良城は強迫性障害で極度の潔癖症を発症し、恋人同士での接触がレス。
男は悩むが女は理解しクリニックに通院することをすすめる。

月菜の店に韓国人がやってきてケータイを忘れていく。ケータイを翌日持ち主に返して終わりのはずが、その韓国人がわりと強引。月ちゃんを気に入ってしまったらしいのだが、何度も食事に誘う。まるで韓国ドラマのように甘い言葉をささやく。やだこわい。もしかしてジゴロ?これって何かの罠か?
その一方で良城はクリニックで出会った千春と、同じ症状ということで話が合う。だが、この女性を家に入れたところに月ちゃんが帰宅。仲良く楽しそうに話してる男を見た月ちゃんは激怒。

さらに、月ちゃんにつきまとう韓国男は、良城が見ているというのに、近所の踏切で月ちゃんを抱きしめる。あーあ、これでこのカップルは終わり。別れを切り出される。
女友達ももう別れるしかないとアドバイス。韓国男はシェフとしてフランスに行くことに。月ちゃんに「一緒に行かないか?」と誘う。そんな男女三角関係メロドラマ。あの三期生久保ちゃんもこんな大人の女性の役をやるようになったとかエモ。

原作では男女は夫婦関係にあるらしい。アイドル主演ではあまり性的なことは描きたくないからなのか恋人関係にしてる?
しかし、全体としては退屈なドラマで長く感じた。強いて良かった点を挙げると、久保史緒里の男に対する嫉妬とイライラの表情と台詞。それは「めぞん一刻」の音無響子さんのよう。
あと、良城と出会ったころの月ちゃんを演じた竹下優名(15)がかわいい。

鎌倉が舞台なのに行きたいと思うようなロケ地がまったくなかった。

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