2024年3月公開の映画「恋わずらいのエリー」を見る。
原作は藤もも。監督は三木康一郎。脚本はおかざきさとこ。配給は松竹。主演は映画初主演の宮世琉弥と原菜乃華。
学園一のモテ男近江くん(宮世琉弥)を遠くから眺めながら日々エックスアカウント「恋わずらいのエリ―」名義でひたすら妄想を垂れ流していた変態少女市村恵莉子(原菜乃華)は、近江が実は裏表のある嫌なヤツであることを知る。スマホを落としてしまい、生態認証ロックがかからない状態で見られてしまい、「これ俺のことでしょ」とバレてしまう。
ちょ、待て。そこは「違います。何のことかさっぱり」と白を切ればいいのに。会話を録音して本性を拡散して曝せばいいのに。だが、ヒロインは以後近江くんから脅される。
ラブコメスウィーツ映画でこれほど変態のヒロインを他に知らない。なにせ自身の変態妄想を隠していない。恥じていない。これはギャグマンガだったの?
男子ジャージの匂いを嗅ぐなと言いたい。男子の匂いを味わうように嗅ぐ女子は稀なのではないか?
そんな変態ヒロイン役を演じるハメになった原菜乃華。今作ではやたらと困り顔と変顔が多い。やたら多くて全体として原菜乃華にカワイイシーンは少なかったように感じた。
近江くんのジャージを盗み、ヒロインと変態性を理解共有する変態クラスメートを演じた女の子が美女すぎる。調べてみたら白宮みずほ(19)というCanCamモデルらしい。今作が女優として映画初出演。ちょっと離れたところから見ると乃木坂の菅原さんのような体型と質感。
出演してるクラスメート女子たちがやたらとみんなレベル高い美女だなと感じてたら、NiziUの面々も出演していたようだ。自分はまったく個人の識別はできないが。
文化祭で担当者が全員食中毒になって代理に選ばれ…というくだりは唐突過ぎる展開でつっこんだ。しかも、臨時で代理になったのに、次々と予期しない関与しないハプニングを報告され「使えない」「段取り悪い」とか聴こえるように文句言ってくるやつら何なの?何を求めてるの?スターリンなら「暗幕を破いたものを見つけ出し処刑せよ」「最初にパイプ椅子が足りないと気づいたものを処刑せよ」と命じるだけだろう。原菜乃華の演技は見ていて感心した。面白かった。だがモテ男役の俳優は若い女子がキャーキャー黄色い声を出すほどか?と感じた。
主題歌はNiziU「SWEET NONFICTION」(エピックレコードジャパン)
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