2019年11月公開のホラー映画「恐怖人形」を見る。サイコサスペンス映画と銘打ってある。これは小坂菜緒(日向坂46)初主演映画として話題を呼んだのだがもう6年も経つのか。コロナ前だったのか。
原案・監督・編集は宮岡太郎。脚本は奥山雄太と青山悠希。音楽は兼松衆。
制作はMMJで配給はイオンエンターテイメント。製作総指揮として今野義雄の名前もある。
正体不明の何者からか招待状が届いたカメラ好き美少女小坂菜緒。え、アパートで1人暮らししてるの?もしかして女子大生役なの?調べてみたら映画公開時17歳なのに。今の小坂さんよりも顔が濃い。
やはり招待状の届いた萩原利久が「行く」というので少女も一緒に行くことに。
家を出発する時点で不気味な日本人形がドアの前に置かれるなど不審な事件。
山間の田舎駅に到着するとそこには若い男女と中年男性萩原聖人。いかにもキャンプ場で次々と殺されそうな若者として正しい面々。パリピだったり、たばこスパスパ吸うはすっぱな女だったり、暗そうな女がいたり、ナンパ男だったり。
迎えに来たキャンプコテージの管理人黒沢あすかが無表情で淡々と説明し仕事する。クマが出没するから罠が仕掛けてあるとか言う。すごく不気味。
そして夜。キャンプ場で参加者が次々と惨殺されるというアメリカンな展開。美少女小坂菜緒が逃げ惑う。「13日の金曜日」的ですごくベタで古典的。だが、襲ってくる怪物が無機質な日本人形という和テイスト。
もしかして、参加者はみんな幼少時代にこのキャンプ村に来たことがある?!そういえばあの時もうひとり女の子がいたはずだ。逆恨みの呪いによる連続殺人?!この恐ろしい呪いの原因となった出来事を思い出していく小坂菜緒。
日本人形がだんだんデカくなりチェーンソーで襲ってくるというありえない展開と、マッドサイエンティスト老人の登場、突然のレズシーンで笑ってしまうのだが、後半の怒濤の展開で息が付けない。楳図かずを要素も感じた。
人形の正体と真犯人も衝撃だが、ラストに登場する意外な逞しいあの人にも驚く。これはまだ見ていない人にネタバレしてはいけない。それほど期待してなかったのにとても面白かった!これは見てよかった。たぶんおひさま(日向坂のファン)はもうほとんど全員見てるに違いない。
ロケ地はほぼ全編でアメリカキャンプ村。あの坂道(富士見坂)も行ったことがある。
主題歌はThinking Dogs「SPIRAL」
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