2025年9月28日日曜日

加藤小夏「踊ってミタ」(2020)

加藤小夏さまの出演作リストに2020年3月公開の「踊ってミタ」という映画があるので見る。
監督・脚本は飯塚俊光。地方ローカル映画?

主演は岡山天音。東京から出戻った映像編集クリエイターで名産品が何もなく衰退する小さな町の役場に勤めるのだが、やる気も無ければアイデアもスキルもたいしてないように見えるダメ人間。
この俳優の出演作がやたら多い印象。自分はこの俳優をフランケンシュタインと呼んでいる。

結論から言って、この映画はどう見たらいいのかわからず、ずっと困惑のまま見続ける結果となった。劇場公開の商業作品とは思えない。
登場人物たちがみんな嫌。聴こえのいいフレーズだけを唱える新旧の町長も嫌だし、職場も嫌。嘘の自慢をして他人をディスる人が多い。女たちも口が悪い。
この映画は2番目に名前が記載されるのが加藤小夏。明らかに田舎にいたら浮くほどの美貌とあか抜け質感。
もうすこしでバズるはずが親の言うことを聴いて田舎に出戻った元アイドル。過去にも現在にも不満と不平で不機嫌でふてくされている。こんなにやさぐれて怖い顔した小夏さまを見るのは初めて。
イキイキとダンスを踊るシーンも良いのだが、仲の悪いクラスメートとのビンタシーンには萌えた。学校に居場所がなく白いヘッドフォンをしてる容姿が美しい。

映画キャストとして3番手が武田玲奈。自分はずっと武田玲奈を美しい容姿を持った稀有なアイドル女優だと思っていたのだが、その武田ですらこの映画ではかわいくない。性格は可愛いく善良だが、それでもメガネと髪型が似合ってない。
みんなで踊ればそれで寂れた町が活性化するなど何も考えていないに等しい。ストーリーとしても脚本としても、とくにプランのないまま書き始めて、結局とっちらかったまま終わったように思えた。
見終わっても特に爽快感もない。面白くもないしとても残念。なぜにあんなボカロダンス曲にあんな振り付け?

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