綾辻行人原作をhuluが実写ドラマ化した「十角館の殺人」全5話が年末年始深夜に地上波放送されたので録画して見た。
これ、TVerでも配信されたのだが、第3話以降が正月を大幅に過ぎても配信されていない。すべてはhuluの戦略だろうけど、見逃し配信を見るしかない人々にとっては焦らし過ぎ。
今現在、とくにZ世代にとってはスマホもケータイもなく、大学生たちがすぱすぱタバコを吸ってる様子も、ダイアル黒電話もプッシュホン電話も、何から何まで未体験で逆に新鮮かもしれない。
今回のキャスト、島田潔が青木崇高で、アガサが長濱ねるという以外は、ほぼ無名俳優たちかもしれない。エラリイの望月歩は「量産型リコ」を見ていた自分には馴染みのある若手俳優。声の特徴がある。
建築家中村青司が仲村トオルなのはよいのだが、その弟が角田晃広ってどうなん?自分、この人はいつもふざけてるイメージしかなかったので、見るとつい笑ってしまう。
このドラマ、自分は原作を読んでいるので、初回から犯人を知ってる状態で見た。ああ、そういう演出で来たかと。これを実写ドラマにするためには、出演者が無名俳優でないといけない。原作を読んでない友人がいつか気づくんじゃないかと心配しながら見てた。
アガサねるが気の強そうな不機嫌ヒステリックな感じがよい。しかし、薬学部学生ってあの場面であんなにも無力なのか?
タバコ吸ってるねるもよい。原作読者が驚くあの1行があるのは第4話終盤。ああ、そうきましたかと。しかし、ドラマをしっかり見て台詞をしっかり聴いてる人でないと、あの場面で驚けないかもしれない。二つの異なってると思われたものがピタッと一致する瞬間の驚きを味わえないかもしれない。
大学生って、女のことであんなギスギスできるの?そんな大学生見たことないし都市伝説でしかない。てかなんで関係を周囲に隠すんだよ。あんな逆恨みをする大学生が周囲に紛れてるとか怖い。
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