2024年11月12日火曜日

波瑠「小さな故意の物語」(2012)

2012年夏に放送されていた「東野圭吾ミステリーズ」がこの秋地上波再放送されたので録画しておいた未視聴回をチェック。今回は三浦春馬くん主演の第8話「小さな故意の物語」
原作は「犯人のいない殺人の夜」に収録。脚本は川崎いづみ。演出は並木道子。

高校3年生の夏、仲良し三人組の1人が校舎屋上から転落死。「自殺なんて考えられない…」という主人公三浦春馬くんが真相を探す…という青春ミステリー。
登場人物たちが全員制服姿の高校生だとたちまち赤川次郎の雰囲気。

不審なロッカー荒らし、白昼堂々コンデジで盗撮する先生、なにやらヒステリックな美術部の女子生徒…、怪しい人々でミスリード。
だが、その真相は……。正直これは人に語りたくなるほどの内容はなかった。事故は本当に不幸な偶発的出来事。

このドラマをわざわざチェックした理由は波瑠さん(当時21歳)の夏服白ワイシャツ姿が見れるからw 
今回のドラマは話が暗い。表情も常に暗い。それでいてラストでは泣きながらの真相独白でドラマとして説得力を持たせないといけない。それは俳優としての技量が試される。難しくてあまり得をしない役どころ。あまり魅力を感じない。ストーリーにも感じない。
調べてみたら波瑠さんは現在33歳になっているのか。今もドラマに活躍中。
今回見てみて驚いたのが、美術部女子生徒役で三吉彩花(当時16歳)が出ていたこと。
見た瞬間「そうかな」と思ったが、なかなかハッキリと顔がわからなかった。だが、終盤はしっかり目立ってた。事件のキーパーソン。

たぶん当時は「さくら学院」を卒業した直後。正直このドラマではそれほどかわいく見えなかった。この女優は今年もネトフリドラマなどで活躍。自分の見たところまだはまり役というものがない。個人的に「ダンスウィズミー」と「犬鳴村」がキャリアの頂点な気がする。

三浦春馬は当時22歳。このころは後の悲劇をまったく予想することなんてできなかった。今も「なんでなんだ?」と思うし納得なんてできていない。そっちの方がミステリー。

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