2024年10月18日金曜日

のぎたび「乃木坂世界旅 今野さんほっといてよ!」ガイドブック(2020)

乃木坂メンバーが2人ずつ3組になって世界を旅して対談したAbemaの番組を一冊のガイドブックとしてまとめた「のぎたび」(2020年5月 幻冬舎 1400円)がBOで350円で売られていたので連れ帰った。この本の存在をまったく知らなかった。というよりも、そんな番組があったことを今日までまったく忘れていた。

Abemaで配信放送されたものなので、当時もそれほど多くの人に見られたとは思えない。実際自分は動画サイトなどで誰かがUPしたものを断片的に見た記憶しかない。(これ、今は見る手段ないんだろうか)

そしてこのガイドブックも2020年5月という、コロナ緊急事態下での発売だったので、よほどの乃木オタしか買わなかったと思われる。白石&松村、飛鳥&星野、堀&北野、推ししか買わなかったと思われる。
なんらかの手段で番組放送を録画した人には、この本は必要ないと思われる。

今回この本を買い求めた理由は齋藤飛鳥(当時21歳)。ほぼ飛鳥と星野みなみがスペインのマドリッドトレドメノルカ島を2泊3日で旅したページしか見ていない。
いちおうJTBパブリッシング編集部が協力した「絶対行きたいスポットをご紹介!」という本なので、独別にクオリティが高い写真グラビアがあったりするわけでもない。

たった5年前だというのに、飛鳥がすごく子どもに見える。女子というものは25歳を境に急に女性へと変貌する。1期生2期生がみんないなくなってから飛鳥の雰囲気はかなり変わった。ハマスカ放送部での飛鳥はほぼジャンル的に「加賀まりこ」だと思ってる。

この本で最大の注目は齋藤飛鳥と星野みなみの対談である。飛鳥に喋ることはかなりの確率で面白いし驚きと発見がある。
今回、この2人で初めての海外二人旅だった件について
星野:8年もいたけど初めて知ったこともあるし、初めて一緒にしたこともあるし、意外と知らないこともいっぱいだなって思った。
齋藤:いっぱいあるね。変わっていくしね、みんなね。
星野:ファンの人もたぶん嬉しいと思う。気になってたよ、たぶん。
齋藤:不仲説流した人にはざまあみろだね。
星野:ほんとだ、ざまあみろだ。こんな3日4日も一緒にいられないからね。
飛鳥の「ざまあみろだね」という発言はアイドルとしてはかなり挑戦的で笑った。
齋藤:もしね、もし、自分に子どもができて、アイドルになりたいって言われたら、やらせる?
星野:やらせない。
齋藤:私も絶対にやらせないって思った。
星野:だよね。
齋藤:べつにアイドルが嫌とかそういうことじゃなくて、やらせないなって思う。
星野:やらせない。
齋藤:若い時からやるのは勧めないな。
星野:うん、学校でのびのび部活して、塾とか行かせて、バイトとかして。
齋藤:そういうの経験してなかったもんね、私たち。
という箇所にも注目した。飛鳥は13歳から24歳までの青春の全てを乃木坂に注ぎ込んだ。乃木坂以外の想い出がないという。
でもそれはそれで他には得難い貴重な体験だったかもしれない。飛鳥は2024年の夏現在まだ26歳。同世代女子に比べればはるかにお金を持っている。これからいくらでも好きなことができる。
(子どもが自分の子どものこと話題にすんなとも思ったw)
今、飛鳥と星野のマドリッドでセグウェイに乗ってる動画とか見ると、あんなロングスカートのドレスのようなワンピースを着て歩いてる観光客が、このふたりしかいなくて驚く。

この本はオタたちに「さあ、世界に行ってください!」というものだったのに、コロナという世界規模のインフェルノで台無しになった。しかし、この番組をはっきり記憶してる若さと情熱のあるファンは今になって現地を訪れてるんだろうと思う。

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