2024年8月17日土曜日

キングダム 運命の炎(2023)

「キングダム 運命の炎 KINGDOM : The Flame of Destiny」(2023)を見る。
2022年公開の映画「キングダム2 遥かなる大地へ」の続編となるシリーズ第3弾。2023年の夏休み映画。
監督は佐藤信介で脚本は黒岩勉と原作者の原泰久。音楽はやまだ豊。CREDEUSが制作。そして日テレ、集英社などなど。配給は東宝とソニー・ピクチャーズ エンタテインメント。

これもWOWOWで録画しておいて安心してたら、シリーズ4作目の公開に合わせて、7月12日に金ロー地上波で放送。やれやれ。毎日読書ばかりしていて映画を見るペースが追いつけない。

今作では「紫夏編」「馬陽の戦い」が描かれる。原作にまったく触れたことのない自分は何が何やら。

行方不明になっていた信(山﨑賢人)王騎将軍(大沢たかお)の元で修業し、無法地帯を平定するという試練で大きな成果…という説明を嬴政(吉沢亮)昌文君(髙嶋政宏)が会話とCGで説明してくれる。信は無双。

そして紀元前244年、次なる脅威。隣国・の大軍が秦国領へ侵攻。趙は数十万人規模の虐殺の件で秦をすごく恨んでる。
蒙毅(萩原利久)河了貂(橋本環奈)が会話で説明してくれる。
激キモキチガイ野郎万極(山田裕貴)が恨みのままに攻めてくる。こんな髪したやつ古代中国にぜったいいないだろ。
迎え撃つ秦国は呂不韋(佐藤浩市)がのさばる。側近たちで勢力争い。

兵力の差は将軍の力量で補うしかない。昌平君(玉木宏)はしばらく戦場から離れていた大将軍・王騎を呼び寄せ総大将に任命する。「ヌーフッフフフフー」

王騎は軍議でなく嬴政(吉沢亮)に中華統一についての覚悟を問う。嬴政は趙国での奴隷のような幼少期を語り出す。回想シーンへ。
趙国の闇商人・紫夏(杏)と出あう。(女優としての杏さんの仕事を久しぶりに見たな)
嬴政の趙国脱出計画。その手引きをするのが紫夏。

4つの関所は通過したのだが…、幻覚のせいで嬴政はパニック。まったく世話の焼ける…。
ぐずぐずしてた間に追手が。紫夏と仲間たちは激しい戦闘で犠牲に。
これが前半クライマックス。規模の小さな怒りのデスロード。
嬴政は息絶えようとしている紫夏に「誰よりも偉大な王になる」ことを約束。そんな悲しい話が。
その話を柱の陰で信はずっと聴いている。シリーズ第1作からこれまでの嬴政名場面を回想。

百人隊長となった信の元へ農民兵たちが集結。前シリーズで一緒に戦った面々が再び。羌瘣(清野菜名)も合流。濱津隆之がまたしても中年サラリーマンにしか見えない。

王騎は趙国に包囲された馬陽の救援に出陣。
蒙毅と河了貂は丘の上から会戦を見守る。戦術を解説する。今回はこんな役割での橋本環奈の使い方。
倒す相手は敵将馮忌(片岡愛之助)。いや、こいつら「鎌倉殿の十三人」やん。
王騎は信百人隊に「飛信隊」と名付けて特別任務を与える。どさくさに馮忌の首を取ってこい。
飛信隊は馮忌のいる本陣を目指し奇襲。しかしこれは無謀では?もっと細かい作戦を伝授しろよ。何を騰(要潤)と風流に戦いを鑑賞してんだよ。人の命を何だと思ってんだ。なんで余裕ぶっこいて笑ってんだよ。「ンフフフフ」
愛之助馮忌はまるで「麒麟がくる」の今川義元のような最期。

趙国軍は撤退開始。しかし王騎は趙軍趙荘(山本耕史)の動きに違和感。
見学中の蒙毅と河了貂の場所に李牧(小栗旬)カイネ(佐久間由衣)が現れなれなれしく話しかけてくる。鎌倉殿感が完成。こいつらも明らかに古代中国人じゃない。
飛信隊は31名の戦死者。戦いの壮絶さのわりに少ない。
飛信隊の野営地に大きな矛を持った龐煖(吉川晃司)が現れ襲いかかる。こいつこそが趙軍の真のラスボス?!明らかに化け物。
たった1人でゲームチェンジャー兵器のような存在。

龐煖って誰?昌文君が語り始める。龐煖は秦国六大将軍の一人で、9年前に王騎の妻になるはずであった摎を殺した男だった。龐煖は王騎によって討ち取られたはずだが…。

その頃、山の民の王・楊端和(長澤まさみ)は死屍累々の戦場へ。何やら余韻を残してシリーズ第4作へ。
主題歌は宇多田ヒカル「Gold 〜また逢う日まで〜」(ソニー・ミュージックレーベルズ)

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