2024年8月26日月曜日

ブルーバックス「ウソを見破る統計学」(2011)

ブルーバックス「ウソを見破る統計学 退屈させない統計入門」神永正博(2011)という本をもらったので早めに読む。これ、十数年前にわりと話題になった気がする。

統計学って高校の終りの方で習うはずなのだが、日々SNSを見てると、多くの人がなんとなく程度の理解度しかない気がする。ちなみに、自分は大学でわりと統計学を真剣に学んだのだが、今となってはもうほとんど覚えていることはない。エクセルの数学的理解はどこかへ置き忘れてしまった。

この本はブルーバックスらしく対話茶番形式に進んでいく。驚いたことに、統計学を教えてくれるはずの本なのに、まったく数式が登場しない。それ、予想外。

結論から言って、自分にはとても抽象的でわかりにくかった。統計(とくに検定)に慣れてない人に、こういう世界と概念があると初歩を教えてくれる内容。

今日までまったく忘れていた「カイ2乗検定」とか思い出させてくれた点で有用ではあったが、もっともとお具体的事例と実戦がほしい。たぶん今の自分には教科書教材みたいなものが理解に向いていると思う。

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