2024年6月5日水曜日

星新一訳「竹取物語」(1987)

星新一訳「竹取物語」(昭和62年 角川文庫)が目に留まったので手に取った。自分が手に取ったものは平成14年の第14刷。表紙が市川崑監督の「竹取物語」(1987)からの写真を利用してる。110円だったのでレジへ。

自分、あんまり星新一(1926-1997)を読んでいない。たぶん中学生以来。そしてページイラストが和田誠(1936-2019)。

日本人なら誰もが知ってる話をなぞる内容。途中に星新一の解説と解釈と感想。
5人いる求婚者のうち1人が亡くなってるとか知らなかった。人の命をなんだと思ってるんだこの冷血美女は!

日本初のSF小説。月の世界から人がやってくるという発想が、当時の人々からすると驚愕の設定?!
巻末には原文を掲載。これは古文を学び始める中学1年せいぐらいにぴったりな内容。

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