2024年5月14日火曜日

本田翼「6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の2番目の憂鬱」(2024)

「6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱」がまた帰ってきた。キャストは変わらずそのまま「望月星太郎の2番目の憂鬱」として。
ということは、このドラマはヒット作だったんだ。あんまり話題になってないような気がしたけど、人気俳優高橋一生と人気女優本田翼が出てるんだから話題にならないはずがない。
愛すべき偏屈花火師・望月星太郎(高橋一生)は雑誌取材を受けたのを契機に、またしても仕事へのやる気を失い、ほぼ家から出ずにフテ寝。
こんな主人の家内工業で、若くて美人で有能な水森ひかり(本田翼)が文句を言いながらも、経理事務に花火製造で店を回してくれる。こんなこと、人手不足の田舎ではありえそうでない。
アラフォー独身男と二十代独身女が同じ家で暮らして同じ職場。一緒に食事。田舎で出かけるところもないし、おしゃれをする必要もない。
第1シーズンからこの男女がまったく恋の予感すら漂わせない。ひたすら会話劇。田舎は田舎の人々の噂話をする以外に話題がない。
第2シーズンから野口ふみか(宮本茉由)という謎の女性が事務所に突然やってくる。猫を連れて。「弟子にしてほしい」「結婚してほしい」
ここ、見ていてぞっとしたw 見ず知らずの女性が「結婚して」となると、何を買わされるんだ?って思う。宗教かもしれない。

この宮本茉由というモデル女優、どこかで見たことあんのかな?って思って調べてみたけど、見たことあるドラマ映画への出演歴はなかった。つまり初見女優。
ふらっと立ち寄った先で、履歴書もなく「ここで雇って!」って憧れる。以前、ワーキングホリデーって憧れたけど、実際のところどうやっていいのかわからなかったw
このドラマ、高橋一生、本田翼、橋爪功(幽霊)の3人の会話劇がほとんど。まるで舞台劇。
こういった芝居の台本を覚えられる俳優って尊敬しかない。撮影のために台本を覚えるとか、自分なら強度のプレッシャー。
世間一般では本田翼の演技力が評価されることはあまりないのだが、自分が見たところ、この「6秒間の奇跡」の本田はいい感じに役にハマっている。ほぼ桃井かおりのような存在感。
SNS上で本田の演技が下手だと言う人は、何をどうやれば上手く見えるのか?について建設的な提言を丁寧な言葉遣いでコメントしてほしい。舞台演劇、映画演出などでどのような受賞歴とキャリアがあるのかも書き添えてほしい。

自分としてはこのドラマにかかわっているすべての人に感謝したいという面白いドラマ。最終回まで見ていく。

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