2024年5月21日火曜日

四畳半タイムマシンブルース(2022)

アニメ「四畳半タイムマシンブルース」を見る。これはテレビアニメ版放送後に配信されたものをさらに劇場公開版に編集したもの。
原作は 森見登美彦。キャラクター原案は中村佑介。脚本は上田誠。監督は夏目真悟。音楽は大島ミチル。
製作と配給はKADOKAWA、アスミック・エース。

灼熱の京都の夏、とある大学の三回生である「私」(浅沼晋太郎)はまだ有意義な夏を過ごしていない。ボロアパート「下鴨幽水荘」209号室はクーラーつき四畳半。だがクーラーのリモコンに小津(こいつは半魚人か何かか)がコーラをぶちまけて機能を失う。
え、この話知ってる。「サマータイムマシンブルース」という映画と同じ元ネタだ。

なんか、理屈っぽい文学っぽい大学生の朗読ナレーション紙芝居が延々と続く。登場人物の中に妖怪のような風貌の人がたまにいる。
「私」は映画サークルに所属する1年後輩の明石さん(坂本真綾)が好き。

これが京都か。だが、はんなり京都弁のやつがまったくいない。
京都の学生は古本市に行くしか他にすることがないのか。

もっさり田村くん(本多力)が登場。
学生たちで銭湯。なんとなくサマータイムマシンブルースを思い出してきた。明石さんは映画では上野樹里で写真部だったはず。ショートパンツの女は真木よう子だったキャラか。

ドタバタを見ることは愉快ではあるが、タイムトラベルのパラドックスのややこしさに途中でついていけなくなったw そのへんにはあまりこだわらないで流れに身を任せて見るべき。
瑛太、上野樹里の本広監督「善通寺判」を見た人がこのアニメ「京都版」をわざわざ見る必要はあるのか?このイラストと声優が好きな人が見るべきかもしれない。
京都で学生時代を過ごすというのにちょっとあこがれる。

主題歌はASIAN KUNG-FU GENERATION「出町柳パラレルユニバース」。もうアジカンって10年ぐらいまったく聴いてなかった。この感じが懐かしい。

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