初めて読む作家なのだが、1960年三重県伊賀生れ早大一文卒で1987年にデビューしてる作家。
とある半島の近海に浮かぶ小島に建てられた白亜の洋館「波上館」は接近も困難。館に住む波丘家の人々の許可がなければ上陸もできない。
波上館の当主が瞑想室で窒息死?!そして娘姉妹の姉が何者かによって刺殺。
世界を旅してる妹がチリから帰国。この娘が名探偵役か?と最初は思った。
そして姉と付き合いのあった男たちが相次いで殺害。当主の妻と再婚した元執事も磯で死んでいる。死因はやはり窒息死?
さらに、当主に拾われ館に執事として住んでいた若い波頭も絞殺。
これ、読んでいてぜんぜん状況が頭に入ってこない。幻想というか、ほぼポエムを読まされているよう。
何か最低限のどんでん返し的な驚きがあるのでは?と読み進めた。だが、最後まで読んでも何も驚きがなかった。
たまたまそこにあったので気まぐれで読み始めたのだが、こいつは読まないでもよかった。
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