2020年1月期に放送された浜辺美波主演のドラマ「アリバイ崩し承ります」がなぜか2024年4月6日になって突然新作が放送。なんと4年ものインターバルで一夜限りの復活。
このドラマ、本放送中にロケ地巡礼もしたのでよく覚えている。このドラマ放送中に世間はコロナパンデミックだった。もうすでに懐かしいドラマ。
なぜこれほど長い間お蔵入りしていたのか?テレ朝側から詳しい説明はないのだが、自分が今スペシャル版を見たところ、続編にあたる「シーズン2」をドラマ第2話まで制作した段階で力尽きたからではないか?
コロナで凍結されていた企画が続々と再開され、ドラマ制作スケジュールに人気俳優たちを押さえることが出来なくなったためではないか?
第3話以降、浜辺と安田の秘密をつかんだ何者かがシリーズを通して黒幕として暗躍していた…というストーリーになっていた気がする。
時計修理の傍ら、1回5000円で事件に関わるアリバイ崩しを引き受ける時計店の若き店主・美谷時乃(浜辺美波)という設定。コメディエンヌ浜辺が活きるヒロイン。
このヒロイン、今どき時計修理だけでやっていけるのか?田舎警察署に修理で出入りしてるけど、そんなにおよびがかかるか?警察幹部たちに高級時計とか売りつけないでいいのか?
せめてあのプライドだけ高い虚栄心の権化警察からは成功報酬を取れ。着手金が5000円で、世間の注目度に応じて50万は取れ!
今回の2時間SPは実質90分ぐらいだった。真ん中付近でもう犯人がわかってしまい、え、2本立て?って思った。
そしたらほどなく意外な急展開。そしてさらなる真犯人が!という展開。なので45分の2本立て。
矢本悠馬、雛形あきこ、山本涼介、高梨臨がSPのゲスト俳優。ヒロインと高校が同じだった葉山奨之はもしかするとシリーズを通して出演するはずだったキャラかもしれない。まあ、2時間ミステリードラマらしいクオリティ。ときにふざける。そしてアリバイトリックが流して見るにしては複雑。
正直、なんでそんな回りくどい面倒なトリックをわざわざ?と思わないでもない。ヒロイン大ピンチ?!90年代以降よく見るあの手法は視聴者を最低限驚かすやつ。でも、そこをがんばってどうする?
事件現場が90度回転してる設定も、こういったミステリーでよく見る手法ではある。とってつけたようなやつ。
結局、浜辺美波演じるヒロインを鑑賞して萌えるドラマ。ベレー帽とか、下手な歌を口ずさむとか、バスタブにつかりながら食事とか、そういうところが見どころ。時計修理でこんなにもテイクバックとる?
だが、おそらくもうこのシリーズはこれで打ち止めな気がする。
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