2024年4月17日水曜日

新海誠「すずめの戸締まり」(2023)

新海誠監督の「すずめの戸締まり」をやっと見る。すでに金ローでも放送されている。音楽はRADWIMPS。配給は東宝で 2022年11月の公開。

日本各地に存在する「災いの出口」を閉じていく17歳の女子高校生・岩戸鈴芽の解放と成長を描くロードムービー…という内容らしい。だからタイトルはすずめの戸締り。

宮崎県で叔母と暮らす17歳の女子高校生・岩戸鈴芽(原菜乃華)は巨大災害で廃墟となった町で泣きながら母を探し歩く悪夢を見る。背後から女性が近づいてくる…というとき目を覚ます。

夏の田舎町が暑そう。坂道を自転車で下る。長髪の宗像草太(松村北斗)とすれ違うその時、「廃墟ない?」と尋ねられる。
やっぱり気になって引き返す。え、この田舎町には廃墟があるの?なんだか鬼怒川温泉みたい。
水たまりの中になぜかドア。開けるとそこは幻想世界。ヒロインはパニック。
土偶のようなものを拾う。そんなものを拾ってはいけない。何かの封印?

高校へ遅れて登校。窓から山の中腹から煙が出てる。見えてるのは自分だけ?
そして緊急地震警報アラーム。なんだかすごく怖いホラー展開。ヒロインはさらに焦燥パニック。
さっきのドアへ駆けていくと、そこにあのロン毛男。「これはマズイ」あきらかに邪悪な何かが放出されている。まるでシン・ゴジラのしっぽ。ここから離れろ!と言われても。
このアニメは悪霊ホラーSFなの?
要石で封印していたミミズ?香取神宮のナマズでなく?

怪我したロン毛男草太を自宅で手当してると不気味なネコがやってくる。ネコの呪いで草太は3本脚の椅子に姿を変えられる。
ネコと椅子、そしてヒロイン鈴芽のチェイスが始まる。なりゆきでフェリーに乗り込んでしまうけど、乗車券とかいらないの?

どうやらあのネコが封印だった。捕まえて元に戻さないと…というストーリーらしい。
ヒロインと椅子は宮崎から四国の愛媛へ。ツイッターにUPされるネコ情報を追いかけて廃墟をめぐるロードムービー?!

民宿で働く千果17歳と出会う。再び煙のようなミミズを目撃。また必死で追いかける。
イス草太があんまり有能でないし頼もしくない。なんだかよくわからないけどふたりで協力して対処したらしい。
千果の民宿に一泊。叔母(深津絵里)がヒステリックにスズメを追及。スマホで。

テレビの情報により神戸をめざす。ヒッチハイクしようにも上手くいかない。
どしゃ降りの雨。バス停にいると神戸へ向かうルミ(伊藤沙莉)と出会い本四連絡橋を渡る。ルミの子どもたちが騒々しい。
すずめは成り行きでルミの店(スナック?)を手伝っているとルミを目撃。そして今度は廃墟遊園地の観覧車にミミズ出現。
またしても追いかけっこアクション。廃墟遊園地なのに観覧車が動くとかある?すずめはなぜか母の幻影。

なんだかわからないけど草太が祝詞のようなものをつぶやくと戸締り完了?「また逃げられた」いや、本気で捕まえる気あるのか。
そして東京へ。田舎女子高生なのに新幹線に乗れるのか。スマホでお金払えるのか。

怪獣アニメ映画。なんかすごいことが次々起こってるのだが、展開に飽きてきた。AKIRAみたいになってた。
草太が見掛け倒しで無能でイライラした。と思ってたら、芹沢(神木隆之介)という草太の友人が補って余りある存在感。
早くその可愛くないネコを土中に埋めろ!

中高生はこういうのでいいのかもしれないが、自分はひたすら長く感じた。あまり感心することもなかった。暑苦しいわりに内容が薄い。

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