池田エライザ「舟を編む」（2024）

2月から日曜夜10時にNHKBSドラマ「舟を編む 〜私、辞書つくります〜」が放送開始。脚本は蛭田直美。

三浦しをん「舟を編む」（2011）の実写連続ドラマ化。映画にもアニメにもドラマにもって、それは作家としては理想的なヒット作。

主演は池田エライザと野田洋次郎。そこは意外だった。宮崎あおい＆松田龍平の映画版はもう見たのが昔過ぎてよく覚えていない。近々また見たい。

女性ファッション誌編集部から辞書編纂室に移動。20代ヒロインにとっては戸惑う。辞書のことなど考えたこともなく何もわからない。辞書をつくる作業がファッション誌編集部と時間の流れがまるで違う。

ドラマ第1話冒頭で池田エライザが、言葉による泣き方の違いを演じてみせたことは驚き。若手女優にとってはかなりの挑戦。

「右」という言葉を説明できずに困惑したヒロイン。会社に遅刻して、

「朝日を見ながら泣いた時、あったかい風に吹かれて、先に涙が乾く側のほっぺた。」

「それが、右です。」（ドヤッ）

いや、その説明に普遍性はないんですけど。しかし、主人公の辞書編集部員馬締は褒める。きっとそういうユニークな感性を持った人がこの仕事に向いている。

第1話のクオリティが高いなと感じたので第2話を見ようと思っていたのだが見逃したｗ　予約ができてなかった。BSも見逃し配信やってほしい。