2024年2月13日火曜日

ペンギン・ハイウェイ(2018)

森見登美彦の小説(2010 角川書店)をアニメ映画化した「ペンギン・ハイウェイ」を今になってやっと見る。2018年の夏休み映画。
監督は石田祐康。脚本はヨーロッパ企画の上田誠。キャラクターデザインは新井陽次郎。音楽は阿部海太郎。制作はスタジオコロリド。製作はフジテレビ、KADOKAWA、他。配給は東宝。

主人公小学生アオヤマ君(北香那)は将来京大に入りそうな優等生。自分を偉いと思っていて何事も勉強熱心で計画的。
ひたすら低層住宅がならぶニュータウン住宅地を登校中に原っぱでペンギンに遭遇。なんで?

教室にはウチダくんや乱暴なスズキ君、チェスが強くてもしかするとアオヤマくんよりも偉いかもしれないハマモトさんがいる。教室はペンギンで話題騒然。
アオヤマくんは歯科医院に通ってる。待合室にウチダくん。最悪な歯の病気を解説してビビらせる。歯科助手の巨乳お姉さん(蒼井優)にたしなめられる。

少年は町を騒がすペンギンについて調査開始。南極にいるペンギンがどうやってこの町に?!

夜の喫茶店で歯科医院のお姉さんとチェスをしてるアオヤマくんは、お姉さんの「おっぱい」にも関心が強い。
アオヤマ父(西島秀俊)が迎えに来る。ペンギン研究もいいけど歯を磨くように言われる。

ペンギン出現の謎に科学的に挑む賢い小学生とその周辺の人々、そして日常の変化。あれは本当にペンギンなのか?お姉さんとペンギンの関係は?
あの水の球体は「惑星ソラリス」的なやつか?「メッセージ」的なやつか?それとも「AKIRA」か?

もしかして「ミスト」みたいなディザスター展開が?!と身構えていたのだが、わりと退屈な謎SFに終始。
これは小学生が見ても何も面白くないアニメ映画ではなかろうか。「ペンギンさん、かわいい♥」というアニメだと思って観た人はひたすら困惑したであろうと推測。

主題歌は宇多田ヒカル「Good Night」(EPICレコードジャパン)

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