これ、またしても企画原案脚本が畑中翔太というテレ東飯テロ深夜ドラマ。監督は枝優花。
原菜乃華という旬の若手女優の主演ドラマ。今年「丸亀製麺」CM、大河ドラマ出演などでブレークの兆し。(え、今年の夏にもう20歳になってたの?!びっくり。)
映画女優として「罪の声」「ミステリと言う勿れ」、声優として「すずめの戸締まり」などで重要な役をしてるのですでに大物の活躍ぶりと雰囲気。
この全2回ドラマは「小麦粉グルメ立国 群馬」をフィーチャーした飯テロドラマ。
「群馬」とは言っても「高崎」のみ。(高崎は江戸の昔から中山道の宿場町で交通の要所。稲作に向いた土地が少なかった上州は昔から小麦粉の生産地。)
ヒロイン橘こむぎ(原菜乃華)は地方から上京し東京・青山の大学に通う女子大生。友人と話題の店へ出かけてインスタグラムにUPするような女子会に勤しむ。
で、実はこのヒロインの裏の顔が小麦料理LOVERというのがドラマの設定。
この原菜乃華ちゃんが日向坂とかにいそうな顔。上村ひなのと区別つかなかったりする。
いつものようにラーメンをすすって満足という帰り、友人からもらったラスク菓子がフランス製?と思いきや、じつは群馬製だと知る。
そして高崎へ遠征。まずは「焼きまんじゅう」。
焼きまんじゅうは長年、群馬県民しか知らない謎フードだった。こいつを食べようと思うと苦労する。観光地の片隅に茶屋などがあれば提供してる率が高いのだが、いざ見つけようとしても見つからなかったりする。SAとかでも扱ってなかったりする。自分は過去何度も群馬に行ってるのだが、沼田に行ったとき食べたのが一度だけ。
このドラマ、他のテレ東飯テロドラマ同様、ほぼ小麦フードを食いながら心の声ナレーション。焼きまんじゅう(店主が池谷のぶえ)を一口食べるとヴェルディの歌劇「ナブッコ」から合唱曲「行け、わが想いよ、黄金の翼に乗って」が流れる。群馬は日本のイタリアというわけだ。
高崎観音に参拝しこんにゃくアイスなどを食べた後に、いよいよパスタの街高崎を代表する老舗「デルムンド」へ。謎のパスタ料理ハンブルジョアを食す。
ハンブルジョアって何?店主(銀粉蝶)「ハンバーグが乗ったパスタでブルジョアの気分になってほしい」
ここでまた心の声食レポ。またしても「行け、わが想いよ、黄金の翼に乗って」が流れる。
大満足のこむぎちゃんは高崎に1泊することに。そしてDAY2。
ローカルを知るには地元個人商店を見ろ!と意気込んで平井精肉店で謎名物「オランダコロッケ」などを食してまたしても感動。「ああ、見える!聴こえる!感じる!小麦たちのときめきのハーモニーが!」
そこにふらっとやってきた客が富岡賢治高崎市長?!
次に普通の住宅街を散策。するとそこに小さなパン屋さん「江木食品」。「え、バンズパンって何?!」
店主(渋川清彦)によれば「バンズパンは高崎で食べられてるご当地パン」とのこと。
買ったパンを保渡田古墳群へ持って行き古墳を見ながら食するこむぎちゃん。そして孤独な食レポ。「焼きまんじゅうの味噌ダレの味だ!」「ああ、見える!聴こえる!感じる!小麦たちのときめきのハーモニーが!」
そして旅の最後「やっぱりパスタでしょ」ということでリストランテ・シャンゴさんへ。
他の客が注文してる「ベスビオって何?」それはシャンゴ発祥の群馬でしか食べられない魚介トマトソースパスタ。
「ん?こ、これは!?」「海のない群馬に海が見えるーー!」ほぼミスター味っ子のようなリアクション。
今回は群馬高崎編2回のみだった。今後、「孤独のグルメ」美少女JD版として本格的に連ドラとしての放送を期待したい。
0 件のコメント:
コメントを投稿