碓氷湖、横川、妙義神社と巡った今年の夏旅のしめくくりに上信電鉄の終着駅・下仁田駅へ立ち寄った。
残念なことに自分はまだ上信電鉄に乗ったことがない。今回、車で立ち寄る。
この駅舎が異常に味わい深い。いつ建て替えられてもおかしくない昭和な駅舎。駅の窓口も待合も味わい深い。
下仁田というと、ねぎとコンニャクの町としてしか知らない。東京では下仁田の葱はブランド葱だが、一緒に旅した東海地方出身の友人は下仁田という地名をまったく聞いたこともなかったという。
この町はかつては葱、こんにゃく、鉄鉱石、生糸などを運び出していたらしい。なので駅周辺には倉庫があったり、豪邸があったり、歓楽街があったりと栄えてたらしい。
だが、我々が歩いた日は日曜日の昼下がり。とても暑かったので街に人通りがなかった。
結局、そこにあったAコープで地域産のこんにゃくと味噌、トマトとナス、帰りの車での飲み物などを買い求めた。少しはこの町にお金を落としてきた。
何かのロケに使えそうな風景がある町だった。人生初の下仁田訪問記録としてここに記す。
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