これは無償で配布されていた図書館廃棄リサイクル本。読みたいから読むのでなく、そこにあるから読む。自分はいつもこんな調子。
これは2009年公開の映画「ハルフウェイ」(監督脚本・北川悦吏子、プロデュース・岩井俊二、小林武史、主演・北乃きい、岡田将生)のノベライズ本。
てっきり脚本家北川悦吏子が書いた本かのように思っていたのだが、小泉すみれという人がノベライズしたもの。
ページをめくってみてびっくりした。1ページの活字の量が少ない。小学校の国語の教科書みたい。読書習慣のない中高生にはこれぐらいでないと読んでもらえないのかもしれない。
映画もDVDが出た当時に見た。もうあんまり内容を覚えていない。たぶん、高校三年生カップルの秋。それぞれ別の進路を進むという別れの季節。
少女はこの恋を永遠だと思う。少年は東京の大学を目指すのだが、未来のことはわからない。
何か酷いことがあってもそれは物語の途中。これからまだ展開する。いい方に。少女はそう思いたい。
高校生たちの日常。話し言葉台本。こういうの、高校生俳優のエチュードを見せられているよう。
正直、自分はこういうのはもういいかな?と思う。たぶん映画を見る方が楽しい。
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