セルゲイ・パラジャーノフ監督の短編ドキュメンタリー映画「ピロスマニのアラベスク Арабески на тему Пиросмани」(1985)
これは昨年ジョージア映画として都内で上映されたことがあるらしいのだが自分は行けてない。自分はロシア語圏サイトから比較的画質の良いものを探して見た。
ピロスマニ(1862-1918)はグルジアの国民的画家。ちなみにパラジャーノフ監督はグルジア・トビリシ(チフリス)生まれのアルメニア人。
この短編映画は通常の劇場公開長編映画とは違うアート系作品。
ピロスマニの画家としての人生を描いたものではない。画家の残した作品をクローズアップしたようなスライドショーのようなコラージュ映像に、画家が活躍した当時の人々のイメージ映像を加えて、20分ほどの作品に仕上げた…というような感じ。
BGMはロシアアコーディオン?バヤーン?で和音が鳴って次の画像…っていう感じ。あとは鳥獣の鳴声、ストリートオルガン、民族音楽みたいなものがヘロヘロと漂うように聴こえてくる。
パラジャーノフ監督って、馬をぐるぐる走らせるイメージ映像が好きらしい。
この映画に関する情報が驚くほど少ない。英語やロシア語のサイトなんかを見て回ったけど、スタッフについては名前しか記載がない。出演してる俳優たちに関する情報すらもない。
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