2023年7月30日日曜日

「1999年の夏休み」ロケ地・碓氷湖

十数年ぶりに忘れていた映画「1999年の夏休み」(1988)を見て、このシーンのロケ地に行きたくなって、ネットで調べて、友人にこの映画を見せて、一緒に出かけてきた。この夏のいちばん蒸し暑い7月のとある日曜日。
事前の調査で、碓氷湖のここだろうと確信していた。ダムや堰堤など35年の間に変わってしまっていたのだが、そこにある山と植生はそれほど変化がない。
この映画がシーンごとに細かくロケ地を変えている。今回は碓氷湖しか行ってないので、ごく一部のシーンのみの取材。
予想できていなかったことがある。湖のほとりの駐車場に車を止めて歩き出そうとしたら、そこにある四阿に注意書き。ここはヤマビルが出るらしい。
それを知ってテンション下がったw 自分は十数年前に夏の丹沢で複数のヤマビルがズボンを尺取虫のように登ってくるのを見て以来、ヒルのいる夏の山には行かないと決めていた。
無風でとにかく蒸し暑かったのに、帽子と上着、首にタオルを巻いて完全防御。靴と靴下(残念なことにアンクルソックス)、ズボンのすそに虫よけスプレーを念入りに吹きかけて、なるべく叢を避け、押さえるべきポイントを押さえてから駐車場に戻る。

友人とお互いに念入りにチェックし合うと、やはり靴下に5mmほどのヤマビルが一匹くっついてうごめいていた。
本来ならライターや食卓塩みたいなものを携帯していればよかったのだが準備してなかった。なのでそこに落ちてた木の枝で取り除いた。とにかく焦ったしビビった。
薫くんと則夫くんが蝶を採取していた河原はたぶんここ。今ではメガネ橋(平成初期)が掛けられているので橋の上から採る。
するとどこからかヒラヒラと大きな瑠璃色の蝶が現れた。水たまりで水を飲んでいた。都会ではこんな蝶は見られない。映画がデジャブって感動した。

その後、横川の釜めし「おぎのや」へ移動し、その後に碓氷峠鉄道文化むらへと移動した。

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