2023年6月16日金曜日

キングダム2 遥かなる大地へ(2022)

「キングダム2 遥かなる大地へ」を見る。そして配給はソニーピクチャーズ、東宝。
主演は山﨑賢人。監督は前作から引き続き佐藤信介。脚本は黒岩勉と原泰久。音楽はやまだ豊。

主要キャストも前作から変わらず引続き登場。ちなみに自分が第1作キングダムを見たのは長澤まさみ楊端和が目当てだったのだが、この第2作には楊端和は登場しない。
この映画もコロナ厳戒下で製作され、2022年7月15日に公開へとこぎつけた映画。

咸陽を奪還した秦王・嬴政(吉沢亮)がこちらを振り返る場面からイケメン。何者かが王宮に侵入襲撃。王が王宮内で襲われるとかどんな警備体制だ。昌文君(髙嶋政宏)は謝って済む問題か。こいつはよく喋る。
そこになぜか肆氏(加藤雅也)もいる。なんで?そこは本人の口から説明。

信(山﨑賢人)が現れる。「待たせたな」こいつは古代中国なのに口調がべらんめえ。王と一兵卒がため口。
で、ばばっと剣術アクションと河了貂(橋本環奈)の活躍の末に刺客は撃退。哀しい暗殺工作員の運命。
そして前作をナレーションで振り返り解説。音楽がすごく雄大。

一兵卒の尾平(岡山天音)尾到(三浦貴大)が登場する。いつも見慣れた人たち。ぜんぜん古代中国の人らしくない。
強そうなやつら同士で5人で仲間を組む。そこに羌瘣(清野菜名)。明らかに他の兵と見た目も雰囲気も違う。
さらに澤圭(濱津隆之)も加わる。こいつがまるで日本の中年サラリーマン。
千人将の壁(満島真之介)ら騎馬隊が合流。信はなれなれしく話しかける。あ、バカ。だが信はこいつと知り合い。
隊長たちが不和。縛虎申(渋川清彦)みたいな帝国陸軍イカレ将校みたいなやつもいる。

大将軍麃公(豊川悦司)率いる秦軍が出陣。顔が不気味すぎる。気持ち悪すぎる。こいつは「待ち」が唯一の戦略。何も動かない。
魏の呉慶(小澤征悦)の大軍と会戦。こいつも顔が不気味すぎる。

一兵卒の軍備が軽装すぎる。刀か槍一本で盾すらない。まるで農民兵。
なのに信は一人で敵陣に大ジャンプ。槍を持った一団に囲まれるのに桁違いの大活躍。

しかし秦軍は劣勢。魏の宮元(高橋努)は「なんじゃこりゃ」という装甲戦車隊を戦場に送り込んでくる。そのへんをイチイチ濱津さんが解説。やっぱりサラリーマンにしか見えない。
最前線の兵士が個別に判断して戦法を生み出して戦うの?

秦軍は歩兵が信たち以外壊滅。そして夜には魏軍により残党狩り。尾平が斬られるというとき羌瘣がすごく強いことが判明。1人で一小隊と戦える「そんなばかな?」という化け物戦士。仲間を護るために残って敵と斬り合う。そして「こいつ女だぞ」とバレる。

そしてふたりは谷底へ。なのになぜ生きている?
口数少ない羌瘣から信へ打ち明け話。まるで「あずみ」のような酷い話。姉の仇をうつため。「そんなこととは何だ。ぶち殺すぞ」に萌えた。

翌朝、信と羌瘣は生き残った数少ない仲間と合流。あんな衣服でよく崖を登れる。
そして宮元隊のいる丘へ奇襲突撃。バカかと。しかしこれを知った麃公は何かを感じとる。しかし何という希望的観測。
信ら第4軍の残存兵力の元へ騎馬隊・縛虎申、信達らを送り込む。さらに絶望的戦い。一兵卒がそんなにシャカリキに戦ってどうする?

結果、信と騎馬隊は丘を登りきり、縛虎申は宮元と捨て身の相討ち。これが中ボスと中ボスの勝負の決着。
敵が迫る中、山の裏から逃げよう…と思ったら、呉慶の大軍。
しかし、そこになぜか王騎(大沢たかお)登場w 将たる者について問答。知略か本能か?なんなんだこの人。

そして麃公将軍自ら呉慶本陣に突撃。ここから王騎の解説で会戦の見物。
まるでマッドマックス怒りのデスロード。
麃公は呉慶と騎馬将軍同士の一騎打ち。結果、呉慶を討ち魏軍を退ける。この映画、お馬さんもがんばった。

王騎は微笑みながらどこへとなく去る。そして、羌瘣は信と再会の約束を交わし魏へ旅立つ。
さらに身内の敵呂不韋(佐藤浩市)、昌平君(玉木宏)、蒙武(平山祐介)が現れたところで余韻を持たせて次回へ。
いや、今回も見ごたえ十分だった。
今回の吉沢亮と橋本環奈はお留守番役でこれといった活躍はなし。

主題歌はMr.Children「生きろ」(トイズファクトリー)

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