宮崎駿監督の長編アニメ映画「ハウルの動く城」(2004 スタジオジブリ)を見る。まだ一度も見たことがなかった。今年1月に金ローで放送されたので録画しておいた。最近の映画だと思ってたら2004年の映画だと知ってびっくり。久石譲によるこのテーマ曲は当時よく耳にした。
開始数分を見る限り、宮崎駿によくある石炭と蒸気機関が未来をつくるという19世紀のドイツかフランスかという異世界が舞台っぽい。ストラスブールっぽいと感じていた。調べてみたらコルマールという街らしい。
キムタク声の金髪青年ハウルが初登場シーンからまるで結婚詐欺師か何かに見える。
本作のヒロイン・ソフィーは倍賞千恵子さん。
なんと魔女美輪明宏からいきなり老婆になる呪い。なにそれ酷い。しばらくお婆さんひとり旅が続く。
自分、昔から宮崎アニメの老婆の醜怪さが酷いと思ってた。たぶん宮崎駿が子どものころに見ていた明治生まれの年よりはこんな感じだったろうと思う。
ハウルの動く城って何なん?公開当時からこの異様なデザインが受け付けなかった。なぜこんなものが山道をさ迷い歩いてる?
ソフィー婆さんはなぜかこの魔法使いの城の内部にしれっと潜入。
神木隆之介くんの声がほぼ子ども。
キムタクの声が俳優キムタクらしくない。普段からこの声で演技をすればいいのに。
この国は戦争中。ハウルも国家に協力しないといけないとか19世紀的。
海辺の街に満身創痍の軍艦が曳航されてくるシーンを見て黒海艦隊モスクワを連想。
ハウルが意外に面倒な人。なんか岸辺露伴ぽい。家政婦に棚を掃除され激しく落ち込む。
王宮に「翔んで埼玉」の百美みたいな人がいる。
なんで自分に呪いをかけた魔女の介護みたいなことしてる?
魔法と魔法の戦いは何が何だかというストーリーで困惑する。正直自分はポニョ以上に意味のわからない映画だった。
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