キャラクターデザインは佐々木睦美。制作は芳文社、Furyu。アニメーション制作はC-Station。配給は松竹。
声の出演は花守ゆみり、東山奈央、原紗友里、豊崎愛生、高橋李依、ほか。
自分は「ゆるキャン△」に実写ドラマ版から入った。自分もこのマンガの登場人物たちのように、キャンプを晩秋から初冬にかけてやる派だった。どれどれ、と思いながら見てた。
実写ドラマ版とほぼ同時期にやっていたアニメ版も2シーズン全話をリアルタイムで見ていた。
高校生だった登場人物たちが大学(短大、専門)をすっとばして社会人になってる!というところから映画は始まってる。
口数少ないヒロイン志摩リンは故郷山梨を離れ、名古屋の小さな出版社に就職。一人暮らし。スクーター少女がいつの間にかバイクで高速を行く。
とある週末、バイクでどこに行こうかと考えてると、高校時代の友人・大垣千明からリンにメッセージが届く。「今、名古屋にいるんだが」と飲み屋で再会。
イベント会社を退職し山梨の観光推進機構に勤める千明は、数年前に閉鎖された廃墟施設の再開発計画を担当していた。
「東京生活は満喫したな」という千明は、自分たちの手でキャンプ場をつくってみるという計画を打ち明ける。
各務原なでしこは東京昭島のアウトドア店で働く。自転車通勤。クルマも持ってる。
地元で小学校教師となった犬山あおい、横浜のトリミングサロンで働く斉藤恵那。かつてのキャンプ仲間がふたたび集結。
自分たちでキャンプ場をつくろう!という開発計画が始動する。それ、最初に話を聴いた時、想像の斜め上展開だと思った。
作戦本部の部屋が本栖高校の野クル部室と同じ激狭!という場面はちょっと泣いた。
なでしこがショベルカーを使える!?というシーンはびっくり。
実写ドラマを見てからアニメ版を見たとき、情報量が薄いなと感じた。もともとまったりしたドラマだったけど、アニメで見るとさらにゆっくりまったりしたテンポに感じた。映画もそれは同じ。ヒロインが無口で落ち着きまくってるせいかもしれない。
その点、計画の発端となりすべてを取り仕切ってたのが大垣だったのは適切だったかもしれない。
週末だけの楽しい計画が、ある日突然、予定地から土器が出現。遺跡調査のために予定通り進行しないという展開は意外だったし、あるあるでもあった。
目の付け所が良いが、やっぱりゆっくりまったり展開。
なにか特別に面白いことが起こるというのでなく、まあそんなものだよなと感じる映画。結果、それほどの興奮もなければ楽しさもない。笑えることもない。まったりしみじみするための映画。
かと思ったけど、自分たちの趣味の延長線上にある夢をみんなで協力実現することが最も偉大。それだけで感動。
20代前半の女が5人いて誰一人として男のにおいがしないのはちょっと異常。犬山あおいがひとりだけ異常に巨乳。
リンの職場の先輩男性社員がなんでアフロなん?
高校教師がいつもぐでんぐでんに酒に酔ってるのって、海外の人々が見たらどう思うのか不安。
BGMが他にない感じがして良い。
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